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『河合雅雄、0~10冊(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • サルの社会に分け入り、文化を見出し、人間性の起源に迫る――
    世界をリードした日本の霊長類学(サル学)の原点がここにある!

    今西錦司・伊谷純一郎らとともに日本の霊長類学のオリジネーターの一人として活躍した河合雅雄。意匠を凝らした筆致でもって生き生きと描かれる、サルの群れのリーダー交代劇、メスの巧みな繁殖戦略、イモ洗い行動の伝播などのありさまに、読者はきっと「息をのみ、眉をひそめ、思わず膝を打って微笑むことになる」(山極壽一氏解説より)でしょう。
    加えて強調すべきは、何より研究者本人たちが実に生き生きと、楽しそうに研究に没頭している様子が紙面からありありと伝わること。ゆえに本書は、日本の学問が一番元気だった時代の「生きられた記録」でもあるのです。

    解説:山極壽一

    [目次]
    ○ニホンザルの生態
    1 ニホンザル/2 ニホンザルの生活/3 ポピュレーションの動態
    ○社会構造
    1 社会構造/2 群れ社会の諸形態/3 社会構造の変容
    ○社会構造を支えるもの
    1 幸島の群れ/2 順位制/3 社会関係の調整機構/4 駆け落ちしたリーダー候補
    ○クラスとグループ
    1 リーダークラス/2 サブリーダー/3 ナミオス/4 ヒトリザル/5 メス/6 母と子/7 社会的成長
    ○性
    1 その生理/2 性行動
    ○ニホンザルの文化[カルチュア]
    1 一般に見られるカルチュア的現象/2 幸島の群れのカルチュア/3 知能とカルチュア
    ○コミュニケーション
    1 音声によるコミュニケーション/2 行動による伝達
    ○日本のサル学
    ○あとがき
    ○再版にあたって
    ○解説 ニホンザル研究の一里塚――河合さんのやり方 山極壽一
  • 霊長類は、食物が豊富な森林という楽園で、進化してきた。この生態的背景が、元来は植物食であった霊長類に、肉食獣的性質をも内包するという、二面性を持たせた。この傾向を強くおし進めたのが人類で、草食獣的性質が善の範疇に入る徳性を生み出し、肉食獣的性質が悪の範疇に入る行動を創造することになった。森林を舞台に進化した霊長類ゆえ、人間がサルから背負ってきた悪の原罪とは? 人間、この不思議な生物の進化の源流!
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    世界的霊長類学者である著者が、大学や研究所での生活、アフリカへの調査旅行、現在の里山暮らしなどの折々に綴ったエッセイ集。人間性回復のための処方箋ともいうべきものである。自伝の「私の履歴書」も収録。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    豊かな自然が人間を育てた。少年時代からふるさと篠山の野山で遊び、生き物たちに親しんだ世界的動物学者が綴る自然交遊記。自然の美しさ、いのちの不思議さなど、数々の思い出が感動とユーモアいっぱいの物語に。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • サル学の第一人者がヒトの社会をじっくり観察、さまざまな動物のエピソードを交えながら、教育・環境・国際問題など人類ひいては地球全体を悩ます諸問題に鋭く切り込む、快心のエッセイ集。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 増えすぎたシカ、クマ出没の奇妙な謎、サルVS農家……。世界的なサル学者や日本を代表する動物学者らが日本の動物の「今」に迫る。

    国の森林皆伐計画によって繁殖力が強化され、森林の土壌に大きな影響を与えるまでに増えたシカ。数年に一度大量出没するクマ。食物だと認識していなかった人間の農作物を、採食し始めたニホンザル。神戸市内でゴミをあさるイノシシ…。かつて人と動物の“入会地”であった日本の里山は、今や野生動物の領有地となっている。なぜこのような問題が起こっているのか? 人と動物と森の理想的なあり方とは? 兵庫県はこれらの問題を解決するために、2006年、兵庫県森林動物研究センターを設立した。本書は、同センターの名誉所長であり、世界的なサル学者である河合雅雄、同センターの所長で東京大学教授の林良博、そして同センターの研究員六名が、野生動物の現状に迫った一冊である。日ごろ野生動物と接する機会が少ない都会人にこそ、日本の環境の実態を知るために読んでもらいたい。

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