『三田誠(ライトノベル、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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決着(ケリ)をつけよう、メルヴィン・ウェインズ
死徒ヴァン=フェムの船宴で起きた殺人事件。
その解決もままならぬまま、エルメロイII世たちは第二のゲームに挑むことになる。競う相手は盟友であったはずのメルヴィン。魔術師同士のギャンブルによる運の偏りを読み切り、II世たちは勝機を見出そうとするがーー。
一方、前回の船宴に勝利したという衛宮士郎は、謎の錬金術師と死闘を繰り広げる。「シロウ・エミヤ、絶対に、お前を許さない……」強烈に敵視されるその理由とは……!?
神代よりの謎と、死徒のギャンブルが複雑に絡み合う、『ロード・エルメロイII世の冒険』第七巻! -
「つまり、神明裁判(オーディール)の一種ということですか」 恐るべき死徒の豪華客船を舞台に、幾多の魔術師やマフィアたちの陰謀と欲望が交差する、『ロード・エルメロイII世の冒険』第六巻!
「つまり、神明裁判(オーディール)の一種ということですか」
海底のアレクサンドリア大図書館で、ついにエルゴの正体を知ったエルメロイII世たち。
しかし、その直後、自らの教室の最古参フラット・エスカルドスと、彷徨海の魔術師ジズが接触していることを知らされ、急遽モナコへと飛ぶことに。ついに対峙したジズが持ちかけてきたのは、死徒ヴァン=フェムが運営するギャンブルのイベント――フェムの船宴(カーサ)で勝負をつけよう、というものであった。
一方、モナコでとある捜索を続けていた遠坂凛とルヴィアは、思わぬ人物と遭遇することになるのだが――!
恐るべき死徒の豪華客船を舞台に、幾多の魔術師やマフィアたちの陰謀と欲望が交差する、『ロード・エルメロイII世の冒険』第六巻! -
「これより、私は、神を問う」魔術と伝説、幻想と神話が交錯する『ロード・エルメロイII世の冒険』、いざ開幕。
「これより、私は、神を問う」
時計塔支部での講義のため、夏のシンガポールを訪れたエルメロイII世とグレイ。
様々な文化が混淆するこの国で、ふたりはエルゴという名の若者と出逢うことになる。謎多き若者を追って現れる、アトラスの六源。かのアトラス院と彷徨海バルトアンデルス、そしてもうひとりの魔術師が行ったという太古の実験とは? そして、II世が問うことになる神の名とは?
魔術と伝説、幻想と神話が交錯する『ロード・エルメロイII世の冒険』、いざ開幕。 -
悠久の時の底に沈められた真実が、今こそ浮かび上がる――
「僕、この事件が分かってしまったかもしれません」
プトレマイオスを名乗る機械の鳥に導かれ、エルメロイII世を伴った時計塔とアトラス院の合同発掘調査団は、海底のアレクサンドリア大図書館へと潜入する。
一方その頃、エルゴと凛も、合同発掘調査団にアトラス院の反逆者がいるとシオンに話され、別ルートから海底遺跡を目指していた。
奇怪極まるファラオ殺人事件の真相は?
考古学科(メルアステア)の君主(ロード)、カルマグリフは何を狙うのか?
アレクサンドリア大図書館に記録されているというエルゴの正体とは?
悠久の時の底に沈められた真実が、今こそ浮かび上がる―― -
「ファラオの密室殺人事件、というわけか」海と砂漠、神代と現代とが交錯する『ロード・エルメロイII世の冒険』第四巻!
「ファラオの密室殺人事件、というわけか」
日本での事件の後、エジプトへと誘われたII世たち。
彼らを待っていたのは、遥か昔に失われたはずの、もうひとつのアレクサンドリア大図書館。そして、その大図書館を探索せんとする、時計塔とアトラス院の合同発掘調査団であった。
大図書館で起きた奇妙な事件を解き明かすべく、エルメロイII世とグレイは探索に加わることを決意するのだが――。一方、エルゴたちの前にもアトラス院の年若い錬金術師シオンが現れていた。
海と砂漠、神代と現代とが交錯する『ロード・エルメロイII世の冒険』第四巻! -
「変わりたい、っていう顔だ。面はそういう人間のためにある」両儀幹也から、夜劫アキラという少女の救助を依頼されたエルメロイII世。しかし、事件は彼らを弄ぶように展開する。密やかな罠を仕掛ける日本の魔術組織・夜劫。アキラを攫い、神を喰らったエルゴを親友と呼ぶ、彷徨海の弟子・白若瓏。彼らの対立の裏にあるものは、いかなる陰謀か。そして、極東の地を舞台に、エルメロイII世が解き明かす神の名は――?
「変わりたい、っていう顔だ。面はそういう人間のためにある」
両儀幹也から、夜劫アキラという少女の救助を依頼されたエルメロイII世。
しかし、事件は彼らを弄ぶように展開する。密やかな罠を仕掛ける日本の魔術組織・夜劫。夜劫アキラを攫い、神を喰らったエルゴを親友と呼ぶ、彷徨海の弟子・白若瓏(バイ・ルォロン)。
彼らの対立の裏にあるものは、いかなる陰謀か。
そして、極東の地を舞台に、エルメロイII世が解き明かす神の名は――?
過去最大級のボリュームで、神秘と謎が暴かれる『ロード・エルメロイII世の冒険』第三巻! -
「でもね。わたしたちは好きになったから、生きるべきなの」
神を喰らった男、エルゴ。
徐々に人格を失うと予測された彼を助けるため、エルメロイII世たちは日本の東京に旅立った。彼らを迎えた両儀幹也は、とある誘拐事件の解決を依頼してくるのだが……。
攫われたという夜劫アキラには何があったのか。そして、遠坂凛とエルゴの前に立ち塞がる彷徨海の魔術師の正体とは?
神の名を問う旅、『ロード・エルメロイII世の冒険』第二幕が開始する――! -
ファン必携の後日譚にして、シリーズ完結巻!
壮絶な結果をもたらした大魔術決闘から二年。いくらかの変容を余儀なくされた魔術界は、ようやく落ち着きを取り戻しつつあった。〈アストラル〉もまた、新たな魔法使いを仲間に迎え、忙しく日々を過ごしていた。そこに舞い込んだ呪波汚染洗浄の依頼。ごく小さな、難易度の低い依頼のはずが、予想外の波紋を呼び──!? 世界各地に散らばる登場人物たちのエピソードを交えて描かれる、ファン必携の後日譚にして、シリーズ完結巻! -
ついに決着、魔法使いたちの未来は──!?
〈協会〉と〈螺旋なる蛇〉(オピオン)の切り札がついに激突! さらに世界の認識を創り変えんとする惑星魔術の発動と、それを妨害せんとする、第三団(サード・オーダー)たちの強大な魔力がせめぎ合い、布留部市には呪力の嵐が激しく吹き荒れていた。大魔術決闘(グラン・フェーデ)が佳境に向かう中、いつきたち〈アストラル〉は最後の力を結集し、起死回生の勝負に挑むが!? それぞれが夢見て願った“魔法使いの未来”は、誰がつかむのか!? 大ヒットシリーズ、ついにクライマックス! -
最強の妹、再び登場!
英国での〈螺旋なる蛇〉との対決の後、これから始まる大魔術決闘を前に〈アストラル〉へぽっかりと訪れた休息。そんな時、突然嵐はやって来た! いつきの義妹、勇花が再び訪ねて来たのだ! 久しぶりの再会を喜ぶのも束の間「ひとつ、お願いしたいことがあって来たんです」という彼女の依頼とは!? 一方、〈協会〉の穂波と猫屋敷、そして〈旧アストラル〉のメンバーは、来る大魔術決闘に向けて動き出していた──!! -
ついに、すべての“始まり”が解き明かされる!!
ついに大魔術決闘が始まり、布留部市各地の戦闘は激化の一途を辿っていく。苦戦を強いられた穂波、アディリシアが、それぞれの決意を胸に切り札を切ろうとするなか、市内を巡る霊脈に異変が発生、戦闘中の魔術師たちの脳裏に、ある光景が映し出される。それは12年前──かつて、いつきが妖精眼と交わった記憶であり、それこそが、すべての“始まり”だったのだ! いつきを取り巻いてきた様々な因縁の謎が、いま明らかに!! -
罪と罰のアイロニック・アクション、緊迫の第5弾。
12月、聖誕祭を控えて御陵学院は大きな盛り上がりを見せる。玻璃率いる中等部生徒会はじめ、喫茶店をやることになったノウェム、さらにはラーフラまでもがサンタの格好をして準備に奔走。イザヤもその熱気の渦に巻き込まれていく。しかしまさに聖誕祭当日、街に異変が起こる。突如出現した大量の“獣”の群れ、新たな異端審問官の登場、そして壬生蒼馬の復活により事態は大きく動く。その中でイザヤが抱く決意とは!? 罪と罰のアイロニック・アクション、緊迫の第5弾。 -
断罪衣の資格者たち、それぞれの葛藤と戦いを描く中短編集。
御陵学院内の教会でシスターを務めるノウェムにはじめての友達ができる。しかし、その正体には秘密があり―「銀のノウェム」。廃ビルで発見された昏倒した人々と、一人だけ意識を保った男の子。その秘密を追うイザヤとノウェム、そして二人をマークする異端審問官ラーフラの駆け引きと過去を描く「黒のラーフラ」。“獣”に立ち向かう玻璃と、“獣”を喰らう裏の玻璃。その決意とイザヤのさらなる覚醒とは―「紅衣の娘」。断罪衣の資格者たち、それぞれの葛藤と戦いを描く中短編集。眷属を従える謎の“獣”との戦いの行方は―。 -
罪と罰のアイロニック・アクション、感動の完結編。
人類を破滅に導く、“反救世主”によって開かれた『門』。イザヤは身を呈してそれに対抗し、世界には平和が訪れた。しかし、そこではイザヤの存在は人々の記憶から失われていた。例外的に記憶を留めていたノウェムは、ある日世界から駆逐されたはずの“獣”と遭遇する。しかも、それはノウェムにあることを囁きかけ―。そして事態は再び動き始める。はたしてイザヤの戦いの真実とは、そして真の最終決戦とは!? 罪と罰のアイロニック・アクション、感動の完結編。 -
罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、いよいよクライマックスへ。
賑やかな聖誕祭から一転、御陵市は“獣”であふれ、あたかも古の“怒りの日”かのような様相を呈していた。イザヤたち断罪衣の使い手たちは街を守るべく懸命の戦いを繰り広げる。イザヤへの想いを自覚したノウェムも激戦へと身を投じていく。その前に立ちはだかるのは、かつての英雄にして“大罪衣”を纏う壬生蒼馬。そして黒ずんだ包帯に覆われた謎の少年。さらには“反救世主”と呼ばれる存在が姿を現す。秘匿されたイザヤの正体とは、そして強大な敵との戦いの行方は!? 罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、いよいよクライマックスへ。 -
罪と罰が織りなすアイロニック・アクション、第3弾。
生徒会一行と合宿場の下見で海を訪れたイザヤは、かつて九瀬諫也やカルロとともに聖戦を戦った壬生蒼馬の襲撃にあう。断罪衣を起動して攻撃してくる蒼馬は、しかし“獣”に取り込まれ、殉教したとされているはずだった。底の知れない玻璃のもうひとつの人格、異端審問官・ラーフラの監視など気を許せない状況の中、本当の『九瀬諫也』の記憶を留めている蒼馬にイザヤは苦戦を強いられる。はたして蒼馬の正体と目的とは、そしてイザヤがホンモノとニセモノの狭間に見出すものとは!? 罪と罰が織りなすアイロニック・アクション、第3弾。 -
では、冠位決議を始めよう
衝撃の真実と向き合う覚悟を決めて、エルメロイII世は仲間たちとともに霊墓アルビオンへと乗り込む。ロンドン地下に広がる大迷宮は、
神秘を操る魔術師ですら想像を絶する、もうひとつの世界であった。
同時に、ライネスもまた、II世の代わりに冠位決議(グランド・ロール)へ出席することとなる。
複雑に絡み合う、迷宮探索と陰謀劇。
そして、迷宮の最奥にて儀式を進めるハートレスの謎とは。
幾多の神秘に彩られた『ロード・エルメロイII世の事件簿』、その結末を今ここに。 -
大魔術決闘開始! その勝利の条件は──!!
魔術の世界を揺るがす『大魔術決闘』の幕がきっておとされた! 穂波や猫屋敷ら魔法使いを罰する魔法使いによって編成された〈協会〉。そして彼らに仇なして来た〈王冠〉の座タブラ・ラサ率いる〈螺旋なる蛇〉の血戦はもはや必然。しかしこの決闘を取り仕切る〈アストラル〉伊庭いつきにはどちらも勝たせるつもりはなかった。その秘策とは──!! いつきの『力』を信じる者たちも続々集結、波乱を含み魔術の時間は加速する! -
いつきが新たなる波紋を投じる!
魔術決闘の末〈銀の騎士団〉と友好関係を結ぶことができた〈アストラル〉。いつきたちはロンドンの地で次なる行動に出る。〈協会〉の副代表ダリウス・レヴィから、対策結社の権限を得ること。そして、かつて自分の右目で育まれていたあの「紅い種」を元に戻す儀式を行うことだった。しかし〈螺旋なる蛇〉の〈王冠〉の座を名乗る少女が現れ、〈協会〉と激突寸前に!! 様々な思惑が重なり合うこの事態にいつきは一石を投じる!! -
妹……それは最強の魔法使い!?
「兄がいつもお世話になっております!」〈アストラル〉の平穏を打ち破る来訪者。それはいつきの義妹・伊庭勇花だった。魔法使いの存在を悟られまいとあわてふためくいつきだったが、勇花の口から、魔法使いを貸して欲しいという依頼が──「魔法使いの告白」。巫女装束を着せられ怪しげな会社で働かされているというみかんを救おうとする教師の奮闘を描く「魔法使いと家庭訪問」など、〈螺旋なる蛇〉との異種魔法対決前夜編! -
運命を変える祭り――その名は<星祭り>。過去の記憶に、貸し出し魔法使いが挑む
魔法使いとは、かくも残酷な存在なのか!? <アストラル>の天才陰陽師・猫屋敷蓮は、かつて苦楽を共にした弟弟子の圭から魔術決闘(フェーデ)を叩きつけられる。陰陽道VS陰陽道――。しかし魔法使いの優劣は「血」であり「才能」であり、そこに「努力」が入る余地はない。霊獣くだきつねを操る圭に、“天才”猫屋敷は炎の符呪で迎え撃つ。血で血を洗う決闘を前に、いつきの瞳は二人の悲しい過去を映し出した。古今東西の魔法を集結、快調異種魔術格闘戦! -
ケルト魔術VSケルト魔術。気高きツメが彼らを引き裂く! 絶好調、異種魔法格闘戦第4弾!!
全てを視ることができるが故に、視たモノ全てを喚ぶ<妖精眼(グラム・サイト)>。強すぎるいつきのその力に<協会>は禁忌の力という疑いをかけ監視役フィンを派遣する。同門というだけあって穂波の過去を親しげに語るフィンにいつきは親しみと嫉妬の入り混じった奇妙な感情に包まれていた。しかしそんな日常を嘲笑うように地中深くに封印されていた最強の魔法生物が覚醒を始める。まるで<妖精眼>に呼び寄せられるように……。異種魔術格闘戦第4弾! -
三田誠が放つ、罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、開幕。
一年間だけ、死んだ兄のふりをしてほしい―。そう乞われ、九瀬イザヤが降り立った御陵市は、七つの大罪を具現する「獣」と戦うための都市であった。地脈の特異点より現れ、人を喰らい、街を蹂躙する「獣」。それに対抗しえるのは、神の奇蹟を模倣するという断罪衣と、少女の姿をした第九祭器・ノウェムだけ。「この街は、あなたを愛するでしょう」そう告げたノウェムとともに、イザヤは兄のニセモノとして、この都市で「獣」と戦うことになるが…。三田誠が放つ、罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、開幕。 -
罪と罰が織りなすアイロニック・アクション、第2弾。
七つの大罪を具現する〈獣〉。彼らの脅威に対抗するために作られた特別指定数区・御陵市。かつて英雄であった兄になりすまし、その街に降り立った九瀬イザヤは新たな危機に直面する。陰惨な路地裏に佇む玻璃の姿。真意の読めない枢機卿代行・カルロ。得体の知れぬ新たな修道士の着任。全てを裏返す新たな〈獣〉の脈動―。第九祭器・ノウェムと共に難局にあたるイザヤは、さまざまな思惑に翻弄される。戦いの果てにイザヤが抱く覚悟とは!? 罪と罰が織りなすアイロニック・アクション、第2弾。 -
「君の人生を、最も輝かしいものに捧げたまえ」
不気味に蠢動するハートレスの足跡を辿るべく、調査していたエルメロイII世とグレイのもとにもたらされたのは、『冠位決議』の知らせであった。
何人もの君主と代行たちが集まるという会議に、無論エルメロイII世も召集されることになる。しかし、このたび掲げられた問題は、貴族主義派、民主主義派の双方を揺さぶり、魔術協会全体を混乱に陥れる陰謀の渦だった。
時計塔の地下に広がる大迷宮と、その生還者。
謎の、連続失踪事件。
そして、いずれ劣らぬ時計塔の支配者たち。
『ロード・エルメロイII世の事件簿』、最後の舞台の幕がいま開く―― -
「ようこそ、皆様。魔眼蒐集列車が誇る万魔眼球庫へ」行く手を阻むは腑海林の仔、氷雪の森をグレイが往く!
魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)で起きた殺人事件は、誰も思いがけない方向へと展開した。新たな戦士の襲撃によってロード・エルメロイII世は倒れ、かの列車もまた大いなる脅威に遭遇する。この危地を脱するため、グレイは過去視の魔眼を持つ代行者カラボー、スパイを自称する少女イヴェットと協力することになるが……。暴かれる魔眼。謎の英霊と死徒の落とし子。天体科(アニムスフィア)の一族たるオルガマリーが気づいた秘密とは。複雑にもつれあった事件の中で、ついに魔眼オークションが開催される――! -
第四次聖杯戦争から十年後、少年は君主(ロード)となった―――。Fateシリーズに連なる魔術ミステリー、ここに開幕!!
『時計塔』。それは魔術世界の中心。貴い神秘を蔵する魔術協会の総本山。この『時計塔』において現代魔術科の君主(ロード)であるエルメロイII世は、とある事情から剥離城アドラでの遺産相続に巻き込まれる。城中に鏤められた数多の天使、そして招待者たちそれぞれに与えられた〈天使名〉の謎を解いた者だけが、剥離城アドラの『遺産』を引き継げるというのだ。だが、それはけして単なる謎解きではなく、『時計塔』に所属する高位の魔術師たちにとってすら、あまりにも幻想的で悲愴な事件のはじまりであった──。魔術と神秘、幻想と謎が交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、いざ開幕。 -
アストラル、会社存続の危機!?
修学旅行の最中、いつきは禁忌の対象として協会から追われる身に。しかし皮肉にもそこから救ってくれたのは〈螺旋なる蛇〉の一員フィンだった。連れ去られたいつきは自分の目で育まれていた『生命の実』について知ることに! それは〈螺旋なる蛇〉が欲して止まない術式であった──!! 一方、必死にいつきの行方を追う、穂波、アディリシア、そしてアストラルのメンバー。大切な場所を守るため、それぞれ厳しい決断を迫られる! -
新装〈アストラル〉始動!
京都でのあの出来事から季節は過ぎ、〈アストラル〉はいつもの賑やかさを取り戻しつつあった。しかし〈アストラル〉のメンバーは大きな変化を受け入れざるをえなかった。穂波や猫屋敷、そしてアディリシアまでも〈アストラル〉から離れていき……。いつきは彼らへ届けたい想いを胸に、右目の力は薄れ、トレードマークでもあった眼帯は無くなったが、自らの力だけで試練に挑んでいく! そして今宵、新たな魔術の夜が幕開く──!! -
旧き都「京都」に、魔法の嵐が吹き荒れる!
いつき、穂波、アディリシアら修学旅行生で賑わう新幹線。京都に向かうその車両には、なぜか猫屋敷ら〈アストラル〉面々の姿もあった──。発端は事務所に届いた一通の手紙。そこには猫屋敷が本来所属する結社〈八葉〉当主の危篤と、貸し出し魔法使いの依頼が書かれていたのだ。折しも〈八葉〉の所在地は京都。修学&社員旅行気分で向かった「旧き都」だったが、霊脈を造り直してほしいという難題が〈アストラル〉を待ち構えていた! -
魔法使いが闇に舞う。魔法使い派遣会社<アストラル>結成秘話! 異種魔法格闘戦、第3弾!
審神者(さにわ)を貸して欲しい。魔法使い派遣会社<アストラル>に舞い込んだ依頼はある神社から。その神社では十年前、審神者の儀式に失敗し術者は未だ意識不明だという。そこで今度は<アストラル>の巫女、葛城みかんの力を借りにきたのだ。失敗すれば命の保証はない上に境内は「鳥居」に守られた絶対結界。穂波のケルト魔術も黒羽の念動力(ポルターガイスト)も一切通じない。会社と巫女の意地をかけ、みかんは危険な儀式へ向かう。異種魔術格闘戦第3弾! -
魔法使い派遣会社〈アストラル〉誕生秘話
「魔法を使わない魔法使い」伊庭司は、錬金術師ユーダイクス、魔女ヘイゼルらと魔法使い派遣会社〈アストラル〉を創設する。そこへ布留部市という地域の調査依頼が舞い込む。だがその地で待ち受けていたのは禁忌の魔法使い達〈螺旋なる蛇(オピオン)〉だった。その強大な力で隻蓮、ユーダイクスが倒される。絶対絶命の中、司に反目していた猫屋敷は〈螺旋なる蛇(オピオン)〉に勧誘される。揺れる猫屋敷の出した結論とは!? 現代に続く〈アストラル〉の謎がここに! -
神の都が魔法使いたちを待つ――大人気異種魔法格闘戦シリーズ!
小学2年生にして<アストラル>神道課の巫女・葛城みかん。彼女が猫屋敷とともに里帰りしたまま消息を絶った。彼女の身を案じたいつきたちは葛城家に向かうが、そこで待ち受けていたのは無数に出現する「鬼」。葛城家はみかんを「人柱」にして鬼に纏わる恐るべき行為に手を染めようとしていた。そして黄昏――山間に陽が落ちるとき、恐るべき「鬼の祭り」が始まる。鬼VS魔法使い。みかんの運命は!? 大好評異種魔術格闘戦! -
不死の生物・吸血鬼に魔法使いたちは立ち向かえるのか!? 大人気・異種魔法格闘戦!
2年生になったいつきの前にひとりの少年が現れる。彼はルーン魔術を使い、いつきを追い込んでいく。時を同じくして〈アストラル〉を襲うのは不死の生物と謳われる『吸血鬼』。これは偶然か、仕組まれた罠なのか!? 周囲の命を吸い上げ、無敵になっていく吸血鬼に、いつきの拳は空を切る。残された死体と木々さえも、手先となっていつきを襲う。魔法使いたちは、禁忌の最高峰・吸血鬼に立ち向かえるのか!? 大人気、異種魔法格闘戦! -
〈アストラル〉が神隠しに挑む! 大好評、異種魔法格闘戦シリーズ!
水の都ヴェネツィア。情緒あふれるこの地を訪れたのは、もうひとりの〈妖精眼(グラム・サイト)〉を持つケルト魔術師・フィン。しかしゴンドラ乗りの少女とフィンの夢のようなひとときを1発の銃声が打ち破った。復讐に燃えるフィンは怨嗟の魔法で銃器を構える男達ごと街を火の海に変える。炎が水路を照らす時、フィンの前に立ちはだかったのは密教使いの隻蓮。遠い異国の地でケルト魔術のヤドリギの槍(ミストルティン)と密教の呪文が激突する。大人気異種魔法格闘戦! -
いつき、修行開始! 召喚魔法VS妖精眼<グラム・サイト>! 異種魔術格闘戦の最高峰!!
<ゲーティア>の首領であり、ソロモン王の末裔として72の魔神を召喚するアディリシア。しかし彼女の使い魔フォルネウスが突然コントロールを失い、こともあろうか彼女に襲いかかる。裏切り者の手によって、彼女は一切の魔法を封じられた上、魔神はすべて敵の手に渡ってしまったのだ! そして最強の魔神アスモダイがアディリシアに牙を剥く! いつきはアディリシアを救い出せるか!? 召喚魔法VS妖精眼(グラム・サイト)。異種魔術格闘戦第6弾! -
ルーン魔術師オルトヴィーンが〈アストラル〉を変える!
静かに燃えさかる炎の前、印を結び、呪文を紡ぐ男――その名は猫屋敷蓮。執り行う儀式は最悪の魔術“呪詛”。己の目的のために人を呪う禁忌に手を染めた猫屋敷の前に、〈協会〉の「魔法使いを罰する魔法使い」が現れる。ふたりの強大なる魔法使いが激突し、交錯する魔術の光が夜の闇を引き裂く! 猫屋敷が放つ符に込められたものは、信念か、それとも妄執なのか!? 猫屋敷と“あの男”との因縁がついに明かされる、絶好調異種魔法格闘戦! -
人の叡智(錬金術)か、神のチカラ(魔法)か!? 遺された遺産をめぐり、アストラルと幾何学の申し子が激突する!
魔法使い派遣会社<アストラル>。日々涙目で社長業の特訓を受けているいつきのところへ舞い込んできたのは、先代社長の遺産。ところがその相続に異を唱えたのは、錬金術師ユーダイクス。幾何学によって作り出した人工精霊を操り<アストラル>に魔術決闘(フェーデ)を挑んできた。穂波のケルト魔術は届かず、猫屋敷の陰陽道は星の槍に貫かれ、神道の絶対結界も突破された。果たしていつきたち(アストラル)の運命は!? 今宵――魔術の夜が血に染まる。 -
夕闇に周囲が沈むとき、祭りの太鼓が響き渡る……。魔法使いは「鬼の祭り」を止められるか!?
いつきの奮闘空しく、葛城みかんは姉とともに<人柱>にされた。鬼と同化を始める姉を前にみかんの絶叫が響き渡り、ついに葛城家の「鬼の祭り」が開始される。次々に襲いかかる鬼どもに、ソロモン王(アディリシア)の召喚魔神とケルト魔術(穂波)の決戦魔法が唸りを上げる。大地は割れ、雷があたりを照らす時、真の敵が姿を見せる。いつき達<アストラル>は「鬼の祭り」とその陰に潜む敵からみかんを救えるのか!? 古今東西の魔法が集合、異種魔法格闘戦! -
<協会>の総本部で、魔法使いが激突する――異国の地で<アストラル>がみたものは……!?
<アストラル>のメンバーは<協会>の審査を受けるため、英国・倫敦(ロンドン)にいた。巨漢の錬金術の手による魔法使い殺人を合図のように<螺旋なる蛇(オピオン)>が<協会>本部を襲撃、最強と呼ばれていた魔法使いたちが次々と倒されていく。みかんの絶対防御も異国の地では発動できず、いつきも穂波達とは散り散りに。果たして<アストラル>の命運は!? そしてついに発動する「魔法使いを罰する魔法使い」影崎の真の力とは!? 大人気異種魔法格闘戦! -
古今東西の魔法使い、あります! 電話一本でいつでも参上、空前絶後の異種魔術格闘戦スタート!!
東に困った人いれば行って陰陽道の札を貼り、西に探し物する人あれば行ってダウジングをする我ら魔法使い派遣会社アストラル。2代目社長に就任した伊庭いつきは慣れない仕事に日々涙目。いつきのふがいなさを嘲笑う同業者(ゲーティア)は古代ソロモンの魔法<悪魔召喚>を使い、アストラルに挑戦状を叩きつけた。次次と倒される仲間を前に、いつきの真の力が目を覚ます。古代ケルト魔法、黒魔術、神道など世界中の魔法が集結。魔術の夜(マギ・ナイト)が始まる。 -
5,295円(税込) 2024/5/31(金)23:59までレーベル: 星海社 e-FICTIONS出版社: 講談社※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。
虚淵玄・奈須きのこ・紅玉いづき・しまどりる・成田良悟が共に紡ぎ出す奇跡の物語。ロールプレイング・フィクション、待望の文庫化。
※セットに購入済みの作品がある場合でも購入可能ですが、その分金額が安くなることはございません。
※購入後「購入した書籍の一覧」をご確認ください。セットに含まれる作品(すでに購入済み除く)が1冊ずつアプリに表示され、ダウンロードできます。なお、反映には最長で10分程度かかる場合があります。
※iOSアプリ内[ストア]では販売しておりません。iOSアプリをご利用の場合は、SafariなどのWebストアよりお買い求めいただきアプリにダウンロードしてください。
※セットの対象作品に特典が付いている場合は、本商品購入後に自動で付与されます。特典によって確認・取得方法が異なりますので、特典付き作品の詳細ページをご確認ください。
※特典の付与には最大24時間かかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 -
かたや、陸上部で将来を嘱望されたランナー。こなた、演劇部で大喝采を浴びた女生徒。そんな「天才」達を襲った突然の死に、僕と彼女は引き寄せられる。恋をするように事件に夢中になる。なぜ? だって、そこに「死」があるから。「彼女」はその悲劇の「味」を誰よりも何よりも好むから――。騙し騙され、恋し恋する。謎めく二人の高校生が織りなす、青春×ゴシックミステリー!
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春。満開の桜の樹の下で、僕は「彼女」に再会した。檻杖くのり。久城という街に住まう、美しくも謎に満ちた存在。「魔女」と称される彼女の周囲では常に事件が起こり……。記憶を失った少女。川で溺れた子ども。教会で起きた不審死。不可思議な謎の原因は「魔法」なのか。あるいはそれは「嘘」なのか。くのりと僕、二人の高校生の等身大の青春を描く魔法×ミステリー、ここに開幕。
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伝説はついに裏切りの夜を越えた……。<混成調査隊(チーム)>から劇的な離脱を果たした婁震戒の凶行によって一触即発となった事態の打開を図るため、各国はニル・カムイの首都・シュカにおける親善会議に先駆けて「夜会」を開く――が、その会場に突如として迫る<赤の竜>の影! 革命軍、黄爛軍、ドナティア軍が三つ巴となる激戦のさなか、忌ブキに次第に芽生えていく“王”としての意志は、この島を救うのか、それとも滅ぼすのか。激動と狂瀾の果てに英雄たちを待つ驚愕の賽子の目(運命)とは!? -
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虚淵玄・奈須きのこ・紅玉いづき・しまどりる・成田良悟が共に紡ぎ出す奇跡の物語。ロールプレイング・フィクション、待望の文庫化。 -
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長き旅路の果て、ニル・カムイの核心を成す伝説の魔城、「契りの城」に集った革命軍、黄爛軍、ドナティア軍、そして天凌府君軍。それぞれの思惑が激しく交錯する四つどもえの死闘のさなか、スアロー、婁、エィハ、忌ブキ、禍グラバら五人の英雄たちはそれぞれに秘められた“天命”へと導かれ、ついに〈赤の竜〉と対峙する―!!
至高の最終決戦ラストバトルが今始まる! -
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虚淵玄・奈須きのこ・紅玉いづき・しまどりる・成田良悟が共に紡ぎ出す奇跡の物語。ロールプレイング・フィクション、待望の文庫化。 -
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オガニ火山での悲しき戦いを終え、ニル・カムイの革命軍の王たらんことをついに決意した忌ブキと、絶対の忠誠を彼に誓うエィハ。次第に明かされていく不死商人・禍グラバの複雑な過去。<黒の竜>から褒美を授かるスアロー……。<混成調査隊(チーム)>のメンバーそれぞれが抱えた思惑の裏側で、しかし、婁震戒の愛剣・七殺天凌が妖しく光る――。予測不可能、驚天動地の“結末(決裂)”を読撃せよ!! -
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<死者の王>として復活を果たした婁震戒(ロー・チェンシー)こと天凌府君(てんりょうふくん)が呼び覚ます還り人の群れによって、蹂躙の限りを尽くされるニル・カムイの大地。そのさなか、<赤の竜>を殺す方法を唯一人知る巫女<喰らい姫>の託宣に従い、忌ブキたち革命軍、ドナティア軍、黄爛軍、そして天凌府君軍が一堂に集うとき、人と竜とが契(ちぎ)りを交わしつくられたという伝説の魔城<契りの城>が屹立する――! いよいよ迫り来る最終決戦!! -
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伝説の魔城「契りの城」の奥深くに辿り着いたスアロー、婁、エィハ、忌ブキ、禍グラバら五人の英雄たちの前についに現界した〈赤の竜〉! すべての運命を賭け合った至高の最終決戦を通じて描き出される人と竜、そしてこの世界そのものの“新しいかたち”とは――!?
英雄たちの長き旅の終わりにふさわしき、瞠目必至の決着と伝説の完成を読撃せよ。 -
『……魔術師とは、裏切るものです』最後の物語は、いよいよその深奥へ――。
ついに明らかにされた、ドクター・ハートレスの目的。
その内容に苦悩するエルメロイII世。一方、学術都市スラーがハートレスたちによって急襲される。しかし、迎撃に出たライネスたちが遭遇したものは、驚くべき人物と想像だにしない事実であった。
冠位決議を前に、連鎖して引き起こされる破局。
連続失踪事件に秘せられていた真実。時計塔の地下、霊墓アルビオンに仕掛けられた君主たちの陰謀もまた、傷ついたエルメロイII世に牙を剥く。 -
アストラル、現在社長は攫われ中!?
いつきの妖精眼が協会の禁忌!?新担当のフィン現る!ある日、協会から新しい監視員・フィンがやって来た。穂波の師匠で引き込まれるような笑顔のフィン。しかし、彼の笑顔の陰で穂波は硬い表情で…。なんといつきを誘拐してしまう!アストラル最大のピンチ!!一体どうなる!? -
でも、僕は僕になります!
「アストラルは譲らない!」の異議申し立てにどうする、いつき!?先代社長の伊庭司の遺産をかけて魔法決闘することになったいつきだが、相手はアストラル創立メンバーのユーダイクス・トロイデだった!!いつきはアストラルをどうするのか!?見逃せない完結巻!! -
こちら魔法使い派遣会社アストラル!
魔法使い派遣会社アストラルに新しい仲間が…!……え、なんで幽霊社員!?相変わらず社長就任を拒みまくる伊庭いつきのもとに、様々な人が集まり来る。病院で出逢った美少女・黒羽、お仕事依頼に訪れた美女ディアナ、穂波の様子を見に来た美少年フィン…そしてついには、アディリシアも…。相変わらずの様子に穂波の雷も落ちまくり…いつきしっかり~! -
父が残した遺産は…魔法使い派遣会社??
極度の怖がり・伊庭いつきは、行方不明だった父が残した遺産を相続した。その遺産とは、魔法使いを派遣する会社・アストラルだった! 社長就任を迫られるいつきの運命は、一体どうなる!? -
魔法使い、戦います! ついに発動! グラム・サイト!
僕が社長にならないと父の会社がつぶれちゃう!?……そんなぁぁ~!!魔法使いを派遣する会社・アストラルを相続した伊庭いつき。社長就任を頑なに拒むが、“お仕事”しなければ会社の存続が危ない!商売敵は、大手魔術集団「ゲーティア」!さらに今回の仕事は、どうも普通の仕事ではない様子…。いつき、どうする!? -
「かの王の墓碑にはこう刻まれている。すなわち、過去の王にして未来の王、と」謎が謎を呼ぶ、第零幕にして第四幕の結末や、いかに!?
決意とともに、故郷へ戻ってきたグレイと、ロード・エルメロイII世。しかし、彼らを待っていたのは、奇怪極まりない『二周目』であった。村の地下に広がる大空洞を舞台に、古き因縁と陰謀が渦を巻く。一方、II世を助けんとするフラットとスヴィンは、アトラス院の院長たるズェピアと対峙していた――。貌(かお)なき白銀の騎士。地底を統べる、仮面の女王。聖堂教会が恐れていた、ブラックモアの墓地の秘密とは。 -
「人がつくりだした、極小の死後の世界。それこそが墓である」舞台は始まりの地、ウェールズへ!! いま明かされるグレイの過去!?
ついに、物語は『彼女』の故郷に至る。半年前、ライネスとロード・エルメロイII世は、第五次聖杯戦争で勝利する手がかりを得るため、とある辺境の墓地を訪ねていた。だが、一見平凡な墓地と村には奇妙な掟(ルール)と謎が秘められており、そこで遭遇した事件と人々が、後々までふたりを縛り付けることとなったのだ。黒い聖母。ブラックモアの名を継ぐ一族。灰色のフードで顔を隠した、寡黙な墓守の少女。そして、時計塔と並び称される魔術協会のひとつ――アトラス院の院長が姿を現したとき、事件は真に変転する。
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