『その他(レーベルなし)、春日武彦、0~10冊(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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のっぺらぼうはなぜ怖いのか、食人鬼で真に恐ろしいのはなにか、滝はなぜ子供の首をもぎ取るのか、茶碗の中に浮かぶ顔はなにを意味しているのか―― 妻・小泉セツの語りを再話するかたちで書かれた『怪談』をはじめとするラフカディオ・ハーンの散文作品の魅力の根源にあるものとは? 恐怖のメカニズムに精通する精神科医が読み解く!
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「何かがおかしい…」
違和感のその先にあったのは!
理解不能な恐怖、異常、狂気――
11人の作家が綴る極上のサイコホラーオムニバス
【目次】
死の絵/死の画 鈴木呂亜
路上の女と泉下の女 岩井志麻子
地獄のドリンクバー 探偵小沢
隣は何をする人ぞ~ある怪談作家の隣人録~ 黒木あるじ
切符のようなもの 春日武彦
象さんとミライちゃん 雨宮淳司
二軍のムームーおばさん ヤキソバChang
タクシー怪談 市川夕太郎
ジャスト・ワン・モア・ラード ギンティ小林
〈対談〉日本一飄々とした冒険作家・高野秀行と日本一陽気なホラー作家・平山夢明 が「恐怖」を感じるとき
イヌヒロイ ネコセマイ 平山夢明 -
人はなぜ自滅するのか。
「死の欲動」が暗躍する闇世界に、なぜ引き摺り込まれ、沈みゆくのか──。
精神科医・春日武彦が描く、「自滅」をテーマにした13篇の文学案内。
海外編7作、日本編6作を取り上げ、破滅へ傾く人物たちの姿を描いていく。
紹介作品は、パトリシア・ハイスミス、ジョン・チーヴァー、デルフィーヌ・ド・ヴィガのほか、吉行淳之介、林芙美子、松本清張らの短篇も含まれ、名作もあれば、忘れられた小品もある。
これら作品の自滅者たちを紹介しつつ、著者自身の記憶や妄想が交錯する断章を織り交ぜて、読者をほの暗い精神の深淵に引きずり込む。
好評既刊『自殺帳』の姉妹編とも言うべき内容。
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“わたしは今までの人生で、自滅していく人たちを案外沢山目にしてきたような気がする。彼らは自暴自棄に陥っていたり、ふて腐れた挙げ句のセルフネグレクト的な生き方であったり、チープな「滅びの美学」に酔っていたり、緩慢な(あるいは生煮えの)自殺であったり、罪悪感の清算であったり、傲慢であったがための必然的な報いであったり、怠惰と自己欺瞞の結果そのものであったり、世間知らずゆえの悪因悪果であったり等々、さまざまな経緯から自滅へと到達していた。ではそのときに彼らはどのような心持ちであったのだろうか。”(「はじめに」より)
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【目次】
はじめに
01 淫景 松本清張『断崖』
02 満ち足りた生活 デルフィーヌ・ド・ヴィガン『子供が王様』
03 いじましい人 吉行淳之介『痴』
04 束の間の救い パトリシア・ハイスミス『手持ちの鳥』
05 トランジスターグラマー 林芙美子『牛肉』
06 死に際して思い返す景色 ウィリアム・トレヴァー『ピアノ調律師の妻たち』
07 なめるなよ 笠原淳『サイモンの塔』
08 異物 H・E・ベイツ『愛ならぬ愛』
09 不死の人 丹羽文雄『虚実』
10 はたらくこども アレクサンダー・マクラウド『ループ』
11 隻脚の画家 有馬頼義『小隊長、前へ』
12 蟹っぽい ジョン・チーヴァー『ライソン夫妻の秘密』
付録 犀を贈る トム・フランクリン『ダイノソア』
おわりに
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春日武彦(かすが・たけひこ)
1951(昭和26)年、京都府生まれ。日本医科大学卒業。医学博士。産婦人科医を経て精神科医に。都立中部総合精神保健福祉センター、都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院精神科部長などを経て現在は成仁病院名誉院長。甲殻類恐怖症。猫好き。著書に『臨床の詩学』『病んだ家族、散乱した室内』(医学書院)、『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』(中公新書)、『無意味なものと不気味なもの』(中公文庫)、『鬱屈精神科医、占いにすがる』『奇想版 精神医学事典』『屋根裏に誰かいるんですよ。 都市伝説の精神病理』(河出文庫)、『自殺帳』(晶文社)等多数。 -
人はなぜ自殺するのか? 人はなぜ自殺しないのか?
そのあわいをみつめつづけてきた精神科医、春日武彦による
不穏で不謹慎な自殺論考。
自殺は私たちに特別な感情をいだかせる。もちろん、近親者が死を選んだならば、なぜ止められなかったのかと、深い後悔に苛まれ、悲しむことだろう。だが一方、どこかで覗き見的な欲求があることも否定できない。「自殺はよろしくない」「でも自殺せざるを得なかった人の辛さに思い巡らせるのも大切」「あなたの命は決してあなただけのものではない」など、さまざまな意見を持つ人に読んでもらいたい、自殺についての深掘りエッセイ。自殺されたクライアントとの体験や、さまざまな文学作品、遺書、新聞報道記事などを下敷きにした、自らも自殺に近い位置にいる精神科医による、自殺をめぐる集大成。
「強引に言い切ってしまうなら、人間そのものに対する「分からなさ」が身も蓋もない突飛な形で現出しているのがすなわち自殺ということになろう。その突飛さを前にして、動揺した我々は、(情けないことに)つい「ゲスの勘ぐり」やら下品な好奇心至上主義を全開にせねばいられなくことが稀ではない。悼んだり悲しむと同時に、無意識のうちにそんな方向に走ってしまう。だから「その不可解さがもはや珍味と化している事案」と表現してみても、あながち的外れではあるまい。
そんな次第で自殺に関して思うこと、感じること、精神科医としての意見、文学的関心などをだらだらと書き連ねていきたい。もっとも、それが正鵠を射た内容であるのか否かは、自殺を遂げた当人ですらはっきりとはしないであろうけれど。」
(「はじめに」別バージョンより)
目次
はじめに
第1章 胃の粘膜
第2章 石鹸体験
第3章 登場人物を自殺させる
第4章 遺書のリアル
第5章 自殺の七つの型 ①美学・哲学に殉じた自殺。
第6章 自殺の七つの型 ②虚無感の果てに生ずる自殺。
第7章 自殺の七つの型 ③気の迷いや衝動としての自殺。
第8章 自殺の七つの型 ④懊悩の究極としての自殺。
第9章 自殺の七つの型 ⑤命と引き換えのメッセージとしての自殺。
第10章 自殺の七つの型 ⑥完璧な逃亡としての自殺。
第11章 自殺の七つの型 ⑦精神疾患ないしは異常な精神状態による自殺。
第12章 漆黒のコアラ
おわりに -
母の呪いを猫で解く!?
「融通無碍に出入りするかれらと、深部に居座って出て行かないあのひとと。大人の男の心の中は繊細で滋味豊か。いろいろしんどいものを抱えても、とりあえず長生きしようと思わせてくれました」中島京子(小説家)
いくら自分が歳を取っても、たとえ亡くなっていても、消えてなくならない存在をどうするのか。ともに猫好きなエッセイストと精神科医による切実真剣往復書簡。
幼い頃に母を亡くした者は、埋まらない心の空洞を抱えたまま生きなければならないのでしょうか。それもマザコンというのでしょうか。
――末井昭「母親の変形した投影」
確かに母はわたしが不細工だからとわたしを忌避したりはしませんでした。が、こちらが美しかったら、より本気で愛してくれたのは間違いない。そこが悔しいし悲しい。
――春日武彦「隣の女」
【目次】
まえがき 末井 昭
書くことがなくなってからが勝負
第1信 末井昭→春日武彦
猫と話す
第2信 春日武彦→末井昭
鼻ちょうちんや巻き舌のこと
第3信 末井昭→春日武彦
夫婦喧嘩は猫も食わないか?
第4信 春日武彦→末井昭
猫の舌
第5信 末井昭→春日武彦
母親の変形した投影
第6信 春日武彦→末井昭
猫嫌い
第7信 末井昭→春日武彦
キー坊の恋、母の恋
第8信 春日武彦→末井昭
隣の女
第9信 末井昭→春日武彦
結核のバリヤー
第10信 春日武彦→末井昭
罪悪感、その他
第11信 末井昭→春日武彦
壊れた母性本能と工場への失望
第12信 春日武彦→末井昭
漫画もどき
第13信 末井昭→春日武彦
野良たちに安泰はない
第14信 春日武彦→末井昭
一家団欒
第15信 末井昭→春日武彦
ラジオ体操と疥癬タヌキと老いた胎児
第16信 春日武彦→末井昭
覆面レスラーと大工の源さん
第17信 末井昭→春日武彦
ねじ曲がったマザコン
第18信 春日武彦→末井昭
母子像と父子像
第19信 末井昭→春日武彦
腹這いのキー坊と顔コンプレックス
第20信 春日武彦→末井昭
今日はいい日、楽しい日
あとがき 春日武彦
罪悪感といかがわしさと -
俺たちはどう死ぬのか? 数えきれぬ患者を診察した元・産婦人科医の精神科医と、数えきれぬ短歌を日々読み続ける歌人。万巻の書物を読んだ二人が、大きなモニターとソファのある精神科医の自宅で、猫を相手に語り尽くす、今考えられるもっとも考えなければならない死と生についてのすべてのこと。
【目次】
序 章 俺たちはどう死ぬのか?
第1章 俺たちは死をどのように経験するのか?
第2章 俺たちは「死に方」に何を見るのか?
第3章 俺たちは「自殺」に何を見るのか?
第4章 俺たちは死を前に後悔するのか?
第5章 俺たちは死にどう備えるのか?
第6章 俺たちは「晩節」を汚すのか?
第7章 俺たちは「変化」を恐れずに死ねるのか?
第8章 俺たちは死を前に「わだかまり」から逃げられるのか?
第9章 俺たちは「死後の世界」に何を見るのか?
第10章 俺たちにとって死は「救い」になるのか?
第11章 俺たちは「他人の死」に何を見るのか?
第12章 俺たちは「動物の死」に何を見るのか?
第13章 俺たちは一生の大半を費やすことになる「仕事」に何を見るか?
終 章 俺たちは、死にどんな「幸福」の形を見るか? -
心の医者にとって救済とは?
「わたし」を救ったという「透明な裁縫箱」が数十年をかけて結晶化し、本という姿になって今ここに現れた。
私小説にして哲学書、文学にいざなう力に満ちた、豊かな本だ。
小池昌代(詩人・作家)
精神科医は還暦を迎えて危機を迎えていた。無力感と苛立ちとよるべなさに打ちひしがれる。しかし、同業にかかるわけにもいかない。それならいっそ街の占い師にかかってみようと思い立つ。はたして占いは役に立つのか。幾人もの占い師にあたっていって、やがて見えてきたもの……。人間が“救済”されるとはいったいどういうことなのか。私小説的に綴られる精神科医の痛切なる心の叫び。
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早く病気に気づくために家族ができること、急性期・消耗期にどう対処したらよいか。特徴的な症状を29の実例から、診断や治療への疑問に答えます。
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●早期発見のために家族ができること
●薬物療法、日常生活のケアがよくわかる
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