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『青空 9、中里介山(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • [作品について]江戸からはるばる島原の廓(くるわ)をたずねて来たのは、大菩薩峠でひとり残されたお松の面倒を見てくれた七兵衛だった。腕利きの盗賊七兵衛はお松の身受けをするため、新撰組詰所となっている南部屋敷へ金子を盗みに入る。しかし、新撰組の密偵に目をつけられた七兵衛はお松に近づくことが叶わぬまま島原を離れ姿を隠す。 新撰組宴会の晩、座敷の手伝いに借り出されたお松はひと気のない離れの間でひといきつくうち、隣室でかわされる近藤勇暗殺の計略を聞いてしまう。話の主は新撰組隊長芹沢鴨と机竜之助。事情を知ったお松は芹沢に捕われ竜之助とともに軟禁される。幽霊が出るとうわさされる御簾(みす)の間、お松の前で盃をかさねる竜之助は何かにおびえ、次第に異様な酔態をあらわにしていくのだった。 「大菩薩峠」[初出]「都新聞」1914(大正3)年9月4日~12月5日[文字遣い種別]新字新仮名
  • [作品について]大菩薩峠で竜之助に斬られた巡礼の孫娘お松は、奉公先の旗本神尾主膳(かみおしゅぜん)の放恣な生活にたまりかね、奉公人の与八と屋敷を逃げ出す。しかし、途上めぐりあった伯母の奸計にあい、人買いの手により京都の色里島原に売られてしまう。 一方、江戸で無聊をかこつ竜之助のもとに、文之丞の弟宇津木兵馬(うつきひょうま)から果し状が送りつけられる。かねてより情の薄い竜之助に愛想をつかしていたお浜は、その晩、床についた竜之助を斬りつける。「竜之助様、わたしを殺して、どうぞお前も殺されて下さい」竜之助に刃(やいば)をかわされ蹴倒されたお浜は外の闇へ。神明(しんめい)から浜松町へかけての通り、お浜の駈けて行く後ろ影。増上寺三門の松林の前、逆上した竜之助はついにお浜の胸を一突きにする。 「大菩薩峠」[初出]「都新聞」1913(大正2)年12月19日~翌年9月3日[文字遣い種別]新字新仮名
  • [作品について]御岳山(みたけさん)での奉納試合を数日後にひかえた机竜之助(つくえりゅうのすけ)は、大菩薩峠いただきで無辜の老巡礼を斬り殺す。奉納試合は宇津木文之丞(うつきぶんのじょう)の妻お浜をめぐる双方のわだかまりから、次第に殺気をおびたものとなり、竜之助は得意とする音無しの構えから立合いのすえ、一打のもと文之丞をうち殺す結果におわる。 お浜をつれ江戸に逃れた竜之助は、新徴組(新撰組の前身)芹沢鴨(せりざわかも)の世話になる一方、土方歳三(ひじかたとしぞう)らとともに新徴組幹部清川八郎の暗殺に加わるが、手はずのあやまりから、島田虎之助の襲撃を目撃することになる。 早朝、小雪ふる鶯谷(うぐいすだに)新坂下の原。直心陰(じきしんかげ)流の剣豪、虎之助のあざやかな立ちまわりと圧倒的なわざの前に次々と斬り斃される刺客たち。このできごとに衝撃を受けた竜之助は「我ついにこの人に及ばず」と知り、愕然とするのであった。 「大菩薩峠」[初出]「都新聞」1913(大正2)年9月12日~12月18日[文字遣い種別]新字新仮名
  • シリーズ42冊
    589791(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代の作家の評伝など約160作品を収録し、読みやすく編集した夏目漱石全集の決定版です。
    ■目次
    【小説】
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名)
    三四郎
    こころ
    それから
    それから(新字旧仮名)
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    門(旧字旧仮名)
    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
    【短編・小品・随筆】
    幻影の盾
    琴のそら音
    倫敦消息
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名)
    自転車日記
    倫敦塔
    カーライル博物館
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    長谷川君と余
    思い出す事など
    子規の画
    子規の畫(旧字旧仮名)
    変な音
    變な音(旧字旧仮名)
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    戦争からきた行き違い
    初秋の一日
    三山居士
    硝子戸の中
    一夜
    薤露行
    趣味の遺伝
    手紙
    【評論・その他】
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    三四郎(予告)
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    それから(予告)
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    学者と名誉
    家庭と文学
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    虚子君へ
    近作小説二三について
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    「自然を写す文章」
    写生文
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    「額の男」を讀む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介)
    漱石山房の冬(芥川龍之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川龍之介)
    葬儀記(芥川龍之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    夏目漱石論(森鴎外)
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)

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