『白石良夫(新書、実用)』の電子書籍一覧
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「古文」って何? 「現代文」って何?
日本人の国語観を揺さぶる一冊!
日本語には「古語」と「現代語」があり、それらで書かれた「古文」と「現代文」との二つがある――我々はなぜそのような錯覚を抱いてしまっているのか。古代文学から近代短歌・小説に至るまでの言葉の変化を丹念に辿り、「古語」と「現代語」の間のミッシングリンクを探しつなげることで、我々の国語観を揺さぶり、豊饒な国文学の世界に誘う。 -
師と仰ぐ賀茂真淵との生涯一度きりの対面=「松坂の夜」以来、刻苦勉励を重ねること35年。寛政10年(1798)、畢生の大作『古事記伝』を仕上げた宣長は、古学の入門書『うひ山ぶみ』を一気に書き上げた。古学の扱う範囲、学ぶ者の心構え、学問のあるべき姿、契沖に始まる近世古学の歴史的意味、古学の目的とその研究方法など、国学の大人(うし)が初学者に授けた学びの要諦とは?(講談社学術文庫)
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古語とは何か。「明治維新以前の言葉」ではない。江戸時代には『源氏物語』の言葉が、平安時代には『万葉集』の言葉が古語であったように、今後も書き換えが続いていくのである。江戸中期、初めて「古典をその時代の言葉で読む」方法が確立する。賀茂真淵、本居宣長らによって夥しい古語が読まれ、解釈され、『万葉集』や『古事記』は庶民に近くなる。その過程で生まれた仮説や誤りの謎を解き、言葉の本質を考える。
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江戸留守居役とは、藩の江戸屋敷にあって、幕府や大名諸家との渉外や各種情報の収集などの任にあたる外交官である。明治の文人・依田学海は、幕末、佐倉藩最後の江戸留守居役をつとめ、その激動の日々を、膨大な日記『学海日録』中に詳細に記している。徳川幕府終焉を前に、情報の最前線で奔走する一人の江戸留守居役・学海の生々しい体験を通してたどる、もうひとつの維新史。
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