『伊兼源太郎(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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2018年2月刊行され話題をよんでいる検察ミステリー『地検のS』より、第1話「置き土産」を全文無料公開。
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猟奇連続殺人事件を追い刑事と記者の使命が交錯する。警察×報道ミステリ!
千葉県下で猟奇連続殺人事件が発生。絞殺された被害者は、いずれも手指を切断されていた。入社2年目の訪日新聞記者・永尾哲平は、取材で訪問した近隣住民・魚住優に不審感を覚える。一方、捜査一課の津崎庸介も魚住が被害者と同級生だったと知り捜査を進めるが、魚住は失踪。手がかりを掴めない県警は、訪日新聞にある取引を持ち掛けるが……。警察と報道。交錯する2つの使命を、圧倒的なリアリティで描き出す社会派ミステリ。 -
私の罪を裁いて欲しかったーー。
警察でも、裁判所でもなく、あなたの手で。 「ある罪」によって繋がった仲間たちを描いた慟哭の長編ミステリー。
世の中のはみだし者の幼馴染み3人は、十五年後の再会を約束する。
かつてやり残した「宿題」を終わらせるために。
商社に勤める結城隼は、ロンドンへの勤務を命じられる。
東京での最後の出社日、送別会もなくまっすぐ家に帰ると玄関でひとりの少女が待っていた。
中学卒業以来一度も会っていない、幼馴染の娘だった。
彼女の頼みは、行方不明になった母親を探すこと。
タイムリミットは、ロンドンへ旅立つまでの五日間。
少女と共に、故郷である神戸に向かうがーー。 -
あの男は一体何者なんだ――?
湊川地検で起きるすべての事の裏には、必ずひとりの男の存在があった――湊川地検総務課長・伊勢。
検事でもない総務のトップがなぜ……。
「絶対悪」が見えにくい現代において、「検察の正義」とは何なのか。元新聞記者の新進作家が挑む、連作検察小説。 -
犯罪多発地域、V県神浜。県警配属早々に捜査一課管理官となった新人キャリア警察官の甲斐は、管内で連続する放火や凄惨な死体遺棄、捜査関係者の不審死を追ううち、県警、そして政財界を揺るがす巨悪を目の当たりにする……次代を担う警察小説作家の最高傑作
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わたしがあなたを総理にしてあげる!
国のため、社会のため、企業のため、個人が人知れず犠牲を強いられるなんて絶対に許せない!
永田町のドン、総裁選、司法取引――
私物化された権力の横暴を前に、新米女性政治家秘書が風穴を開ける!
一気読み必至!
元新聞記者がこの「どうしようもない」現実に全力で投げ込む、骨太政治エンターテインメント!
ベテラン衆議院議員・久富隆一の秘書を父に持つ藤木花織は、十年近く働いた一流商社を辞め、久富事務所に転職。慣れない業務に慌ただしい毎日を送る中、突然久富から呼び出され、父と一緒に財務秘書――<金庫番>になるよう打診される。
実は政治が好きでもなければ、興味もなかった花織。なぜ彼女がこの世界に飛び込んだのか。そこには誰にも明かせぬ「秘密」があった――。 -
弁護士事務所で働く諒佑のもとに、幼馴染みの誠の捜索依頼がもたらされた。少年時代の悲痛な経験から皆で集まると決めている日を目前に、誠はなぜ失踪したのか。諒佑は誠たちと過ごした日々を回想する。無戸籍者、ヤクザの親分の息子、不法滞在者……複雑な事情を抱える諒佑ら五人の子どもたち。学校には行かずとも、四季折々の美しさを見せる山里で、楽しく豊かに暮らしていた彼らの生活は、ある殺人事件を境に一変した。誠の失踪は、あの事件と関連しているのか――彼の足取りを追う諒佑が辿り着いた真相とは。警察・検察小説で活躍する著者、新境地たる書き下ろし長編。
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未解決の刑事殺人事件の真相は!?
最大の戦いが始まり、すべての謎が明かされる――
警視庁職員四万人の不正を取り締まる部署、人事一課監察係に所属する佐良。
庁内に存在するという「互助会」の全容を掴むため、
同僚の皆口菜子、毛利とともに、本格的な監察を始めていた。
「互助会」の連中は法律では罰せられない悪党たちへの私刑を加えているという。
その矢先、監察トップの警務部長が狙われた。
――これは警察内部の犯行か、犯罪組織による警察への報復なのか。
また、佐良と皆口の心に大きな傷を与えた、
同僚刑事・斎藤殺害事件に関連する大きな手がかりが……
「警視庁監察ファイル」シリーズ、最大の戦いと謎の結末は!?
【目次】
一章 因縁
二章 襲撃
三章 待ち伏せ
四章 駒
五章 青空
エピローグ -
かつての仲間も容赦しない。それが俺の仕事だ――。警察職員の不正を取り締まる部署、警視庁人事一課監察係に所属する佐良は、捜査一課所属時の元同僚で、現在は運転免許場に勤務する皆口菜子の監察を命じられた。彼女が免許証データを売っているとの、内部からの密告があったのだ。佐良は、上司とともに皆口の尾行を始めるが、やがて未解決事件との接点が……実力派の俊英が放つ警察ミステリー!池上冬樹氏(文芸評論家)、激推し!! 裏切り者がこの中にいる――緊迫の人間ドラマ!「いやあ面白い。…三つの事件が出たり入ったりして葛藤劇を形作っていく。緊迫の度合いを高め、いったいどうなるのかと先の展開を期待させて、一気に結末へと読者を引っぱっていく。しかも人物と読者の感情をかきたてながら」――池上冬樹氏(文芸評論家)
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消えた復興予算、2兆円。
震災を食い物にする奴らがいる――。
《日本最強の捜査機関》東京地検特捜部に配属された検事・中澤源吾は追い詰められていた。
大手運送会社社長の億単位の脱税疑惑を追うも、立証できたのはごく一部。
だが、元同級生の事務官・城島毅らと捜査を進めるうち、
不可解な金の動きは東日本大震災の復興補助金に繋がり――。
元記者の著者が、取材不可能な組織の深部に迫る、骨太の社会派ミステリー!
【推薦コメント続々!】
これほどまでに真に迫る形で、「東京地検特捜部」を扱った入魂の小説があっただろうか。
『巨悪』を読めば、わかるだろう。
伊兼源太郎が、いま猛烈な勢いで巨星・横山秀夫の域に近づきつつある要注目の俊英だと!
――宇田川拓也(ときわ書房本店)
やられてしまった。善とは悪とは。考え続けている。
巨悪に立ち向かう中澤、城島。
その悪の正体が現れた時、怒りが爆発し、悲しみにうち震えた。
重いテーマ、エンタメ度満点の傑作ミステリー。
誰かに思いを話したい。
――山中真理(ジュンク堂書店滋賀草津店)
理不尽な社会の拳となるのは絶望から生まれた怒りの感情。
「巨悪」とはこの世を覆い尽くす闇でもあれば身近に潜む棘でもある。
本物の正義が伝わる揺るぎなき物語!
目を背けてはならない現実がここにある……。
――内田剛(元書店員、ブックジャーナリスト)
「東京新聞」の特集も大反響!! -
第33回横溝ミステリ大賞受賞! 現代ネット社会に警鐘を鳴らす快作
「あなたはSNSについてどう思いますか?」街頭インタビューで異論を呈した今光。お盆休みで混雑した駅のホームから、何者かに押されて落ちかけた。その後も次々に迫る危険、事件の意外な黒幕とは――!? -
復讐だけを願って生きてきた二人の男にタイムリミットが迫る!
門脇と南部は法学部の学生。門脇の行きつけの居酒屋で起きた客同士のトラブルで、バイトの女性がいたぶられ殺され、その様子が映像に収められてばらまくと門脇たちは脅される。いつか復讐をと願った彼らだが――。
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