『岳真也(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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淫蕩、凶暴、冷血――女は誰でも突然、変身する!! 古今東西の悪女ベスト20、4タイプの悪女を知れ!
あなたの近くに潜む悪女……そのタイプは、マリー・アントワネットか、則天武后か!?
本書では、紀元前の中国、古代ローマ時代から、中世、現代に至るまで、「悪女」として語り継がれた20人の女性の悪女ぶりを、4つのタイプに分けて紹介しています。すなわち、凶暴な本性を余すところなく歴史に刻んだ「凄惨きわまる悪女たち」、けた外れの淫女として快楽の限りを尽くした「淫乱に徹した悪女たち」、女の魅力を使い、あるいは手段を選ばず、権力欲を遠慮会釈なく発揮した「政争に明け暮れた悪女たち」、なぜかその一生が醜聞の連続になってしまう「スキャンダルまみれの悪女たち」です。あなたの近くにも必ずいる悪女。彼女たちの悪行三昧ぶりを思い出しながら、4つのうちのどのタイプに当てはまるか考えながら読んでください。今後のつき合い方に生かせるでしょう。
●性に寛容なローマ帝国でのタブー
●「鉄の処女」と呼ばれる拷問道具
●殺された娘の肉を喰らうよう強要
●自らの子を殺め奪った皇后の座
●売春を非難する人間を次々と処刑
●わずか11歳で肉欲の虜に
●エリザベス1世の愛欲の日々
●権力維持のための「嫁いびり」
●ヌード写真でつかんだ幸運
●ダイアナが皇太子につけた注文 -
2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」が深くわかる、楽しめる!
新しい視点で読み解く紫式部の人生と『源氏物語』
<目次>
第一章 紫式部の生い立ちと少女時代
第二章 越前へ
第三章 宣孝との恋愛と結婚
第四章 暗く寂しい寡婦暮らし
第五章 初出仕、女房となる
第六章 藤原道長は「ソウルメイト」
第七章 『源氏物語』を「私小説」として読む①
第八章 『源氏物語』を「私小説」として読む②
第九章 ライバルたち――清少納言と和泉式部
終章 「雲隠」を地で行った紫式部
【著者プロフィール】
岳 真也(がく・しんや)
1947年東京生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。
2012年歴史時代作家クラブ賞績功労賞、2021年『翔』(牧野出版)で第1回加賀乙彦文学賞を受賞。
代表作に、『水の旅立ち』(文藝春秋)、『福沢諭吉』(作品社)、『吉良の言い分』(小学館)。
最近作に、『行基』(KADOKAWA)、『織田有楽斎』(大法輪閣)、『家康と信康』(河出書房新社)など。
著作は170冊を超える。日本文藝家協会理事。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス -
その愛と知恵を、民衆は求めた。 その奇蹟を、朝廷は恐れた。
王の法より仏の道──。
天平13年(741年)3月、聖武天皇に招かれ、謁見する僧侶がいた。僧の名は、行基。民草を救うため、仏の教えを広めた僧は、その人心への影響力から、朝廷に恐れられ、弾圧すらされた。朝廷から大僧正の位を授けられ、文殊菩薩の化身とよばれた男はどのような生涯を送ったのか──。自然と愛するものに囲まれ、仏の道に目覚める幼年期から東大寺大仏建立、入寂までを丹念に描いた、長篇歴史小説。 -
歴史好きならだれでも知っている松の大廊下での刃傷沙汰は、浅野内匠頭の乱心によるものだった。
吉良上野介は、赤穂勢にうらまれる理由などなかったのである。じつはそこには柳沢吉保の陰謀があった。
構想から20年をかけて真相を解いた歴史小説の大作が、今よみがえる。歴史好きならだれでも知っている松の大廊下での刃傷沙汰は、浅野内匠頭の乱心によるものだった。
吉良上野介は、赤穂勢にうらまれる理由などなかったのである。じつはそこには柳沢吉保の陰謀があった。
そして、温厚で聡明な名君である吉良上野介は、赤穂浪士の手にかかって殺されたのではない。
そのような不名誉を嫌い、周到に準備された秘策によって、みずから生命を絶ったのである。
構想から20年をかけて真相を解いた歴史小説の大作が、今よみがえる。
【上巻目次】
第1章/若き日の懊悩
第2章/大江戸春欄漫
第3章/上杉家の存亡
第4章/吉良荘の赤馬
第5章/混迷する政局
第6章/名君吉良義央
第7章/元禄花乱れ舞
第8章/刃傷松の廊下 -
なぜ、逃げ抜いた果てに天下を盗れたか、語って進ぜよう――。「成長し続けた男」徳川家康の生涯を、独白体を駆使して描いた力作長編。
七十年にわたる複雑な事績が、史料を踏まえてこれだけの長さの小説に集約されたのはめずらしく、なみなみならぬ労作といえよう――寺田博(文芸評論家、解説より) 徳川家康は、言わずと知れた戦国時代の最終勝者。しかしその生涯は、実は負け通しであった。武田信玄の術中にはまって三方原で大敗、盟友・信長には息子・信康を弑するよう命じられて従い、秀吉には局地戦で勝ちながらも、卓越した外交手腕の前に膝を屈した。なぜ、かような男が天下人となりえたのか。そして、この男の本音とは――。独白体で家康の秘められた胸中に迫る歴史長編。『家康』を改題。(以下、本文より抜粋)周知のとおり、某(それがし)は数えきれないほどの戦さもした。そのほとんどすべてに勝ったように見えるかもしれぬがのう、じつは負け戦さのほうが多いんじゃ。(中略)負けて逃げて、負けて逃げて……そのくりかえしじゃよ。じゃがな、某は逃げるたびに大きゅうなった。ひとまわりも、ふたまわりものう。 -
幕末の乱世、最後の侍として果敢に白刃を振るった新選組の烈士たち。どんな想いを抱き何のために、己が命を散らせたのか? 近藤勇、土方歳三、沖田総司、芹沢鴨、島田魁、相馬主計、斎藤一の七人それぞれの熱き生きざまを描く武勇列伝。ファン必読の一冊!
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