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『文芸・小説、江國滋』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 俳句は遊びだ! 人生の杖となる遊びだ!――俳人・夏井いつき推薦!!

    「ちょっと俳句をかじっただけの素人」と自称する著者が、愛好家の多くが陥る類型的発想という「わな」に気づき、それを誘発する「俳句そのものに内在する何か」に迫る。名作とされる先人の句に果敢に異を唱え、専門俳人たちの常識も容赦なく断罪。一方、作り手となった初心者に対しては、「俳句は遊びである。遊びだからこそ厳格なルールに従うべきである」と掲げ、世にはびこるセオリーを覆し、皮肉やユーモアを交えて江國流俳句の楽しみ方を実践的に説いてゆく。
     曰く――、
    『俳句は自然を詠むもの、俳句は写生だ』
     藤・牡丹・菖蒲・芍薬のどれが先に咲きますか? これ分からない植物音痴の人は多い。俳句は自然を詠むもの。写生こそ俳句とは言うが、自然が詠み難ければ人事句から始めると入り易い。例えば雛祭、白酒、受験、卒業……。
    『5・7・5がルール』
     字余り、字足らずの破調は原則として避けるべし。破調はホントにやむを得ない時に限る。破調にも限界がある。「分け入れば水音(山頭火)」「咳をしても一人(放哉)」こんなのは俳句じゃない。
    『ふりがなは、極力さける』
     ルビは必要最小限度にとどめるべきである。ルビなしでは正しく読んでもらえない字句で、漢字を用いない限り意味が汲み取れなかったり、誤解を招いたりする場合だけ、よんどころなくルビを付ける。娘(こ)、亡父(ちち)、女(ひと)などは、絶対に使わないこと。
    『自分なりの句風の確立』
     名句を、世間の評価にとらわれずに、好きな句、嫌いな句に分ける作業をする。そのうちに、自分の句風の確立に役立つ。

     昭和の俳句ブームを牽引した画期的な俳句指南の書、待望の復刊!
  • 1,034(税込)
    著:
    江國滋
    レーベル: 中公文庫

    内田百閒「阿房列車」にあやかって、西へ東へディスカバー・ジャパン――。
    行くなら冬、と思い立った網走番外地。旧正月ならぬ「旧の万博」、祭りのあとの大阪・千里。雲を見に、夕日を見に行く松江。心酔する百鬼園先生の古里、岡山・古京町……あの頃の日本が息づく大人の旅行記。雑誌連載中に急逝した内田百閒への追悼文「核心」を増補。〈解説〉宮脇俊三

    [目次より]
    精進落さず――伊勢
    手鍋さげたり――長崎
    白い墓地――網走
    ととらく紀行――能登
    留学事前――祇園
    はずかしい旅――蒲原
    うわの空旅――熊本
    大阪さがし――大阪
    とにかくハワイ――ホノルル・ラナイ島
    牛歩随行――宇和島
    おばこ、恙なきや――庄内
    眩しかりけり――神戸
    三景の末路――松島
    わたしの城下町――松江・出雲
    白い飛礫の――札幌
    滾るまで――秋田
    海内旅行――鹿児島航路
    ああ名山――富士を見に行く
    旅に病んで――高山
    美しや毒の島――徳之島
    百鬼園先生町内古地図――岡山
    裸体写真撮影行――奥日光
    北海わいん唄――池田町
    細胞入替え旅行――ヤング京都
     解説 宮脇俊三
     巻末エッセイ「核心」
  • 意外な東京を探してみると、見おとしてきた大東京の街並みとそこに彩る愉快な人間像が。軽妙な筆致で描くイラスト・エッセイ。「レトロ・トウキョー」の素顔を公開! ――変貌する街並み、消えゆく下町情緒、物価高の大東京をタイム・スリップして、70年代の路地裏に足を踏み入れると、意外や意外、人間喜劇のどよめきが聞こえてくる。いちばん小さい国の大使館、不満バンクの電話口、中国拳法の町道場、ラーメン学教室など、見おとしてきたパビリオンと、そこを彩る愉快な人間像を描く、イラスト・エッセイ。
  • 385(税込)
    著:
    江國滋
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    賢人会議、オバさんしてる、だってェ――。言葉遣いは好みの問題、目くじら立てるのは野暮だと知ってはいるけれど、野暮を承知で言わせてほしい。こんな日本語、勘弁してよ。新聞記事や広告コピー、役人の文章や若者の言葉……。意味不明な言語、大人になりきれない幼児化した物言い、思い上がった低劣卑俗な造語を次々に槍玉にあげ、乱れきった日本語を一刀両断する痛快エッセイ。
  • 知る人ぞ知るカードマジックの鬼才である著者のもとに、ある日、アメリカの「奇術の殿堂(マジック・キャッスル)」から招待状が届く。それは世界の名人が一堂に会す、夢の饗宴だ。ただちに著者は英語の特訓を開始。なぜか? 「奇術とは話術、手は休めても口を休めるな」という鉄の掟を、アメリカでも実行するためなのだ。……さて、特訓の成果はいかに? 現地で出会った名人たちのクレージイな魅力。片手にカード、空いた手にはウィスキィグラスの、異色のマジック紀行!
  • 660(税込)
    著者:
    江國滋
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    世界に稀有な「落語」という芸が、ひとつの頂点を極めていた昭和30年代中期。落語に淫した随筆の名手が、その楽しさを愛惜をこめて描く。客席から見た、昭和の名人たちとその芸。落語があざやかに人間を描く様。服飾や食べ物、特殊な言い方など、知っていればさらに落語鑑賞の愉しみが深くなる知識。現代の落語ファンも必読の一冊。

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