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『ルブラン、0~10冊(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • [作品について]小学生全集版『奇巌城』は、"L'aiguille Creuse"(by Maurice Leblanc) の内容を、見所となる部分を落とさずコンパクトにまとめた抄訳である。底本はおそらく英訳の "The Hollow Needle: further adventures of Arsene Lupin"(translated by Alexander Teixeira de Mattos) と見られ、先行の保篠龍緒訳を参考にしたことがうかがわれる訳文ではあるが、いくぶん固さの残る保篠訳よりも口語的でくだけた文章でつづられ、独自の裁量で文章・エピソードの効率的な刈り込みが行われている。本筋に直接関係しない場面や、説明・描写の冗長な部分、また金銭欲のからむ部分のカット、固有名詞と登場人物の整理がその主なものであり、当時の読者(小学生)への配慮が見てとれる。(京都大学電子テクスト研究会)[文字遣い種別]新字新仮名
  • 0(税込)
    著者:
    ルブラン
    翻訳者:
    新青年編輯局
    レーベル: 青空文庫
    出版社: 青空文庫

    [作品について]大正10年の「新青年」に一挙掲載された無署名の訳稿。完訳ではなく抄訳であり、冒頭部分こそ忠実に文章を追いかけているが、第五章以降ものすごい勢いで筋が省略されていく。前半部分が翌年刊行の完訳『死の連判状』(保篠龍緒訳、金剛社)と共通点が少なからぬため、保篠の下訳を元に編輯局の別人がこの訳稿をまとめあげたものと推定される。その号の編集後記には森下雨村の筆で「一方に於て、相当読み応えのする作品をも一篇位は載せたいと思うていろいろ探した結果、ルブランの「水晶の栓」を採ることにした。この作はルブランの作中、最も傑作と称せらるるもので、多少の省略は加えたが、それでも当初の予定を超過して原稿紙二百余枚、正に一冊の刊行書に匹敵する長篇である。尤もこの作は曾て邦訳されたことがあるが、それは総て日本名に当て嵌めたもので、真のアルセーヌ・ルパンの愛読者にとっては全然興味がないことを思うて、それに顧慮することなく掲載した次第である」と付記されている。(京都大学電子テクスト研究会)[初出]「新青年 (第二巻第九號)夏季増刊」1921(大正10)年8月[文字遣い種別]新字新仮名

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