『本城雅人(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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日西新聞に転職して政治部に配属された国枝裕子に下された特命。それは、身内である上席編集委員・木澤行成をメディアから追放することだった。総裁選を操り、不祥事を揉み消し、30年以上にわたり裏から永田町を仕切ってきた木澤は、まさに「昭和のモンスター」。この時代にふさわしくない闇の権力者に、信念を持つ女性記者が挑む。前代未聞の下克上が幕を開ける。女性総理の誕生に沸く現代に、ペンの矜持はあるのか。痛快な政治エンターテインメント小説!
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元臨床医の氷見亜佐子は厚生労働省の医療監視員。彼女の仕事は、憲法25条、または医療法25条に基づいており、専門知識を活かして全国の病院や医療機関が滞りなく機能しているかどうかを立入検査してチェックすることにある。ある日、東京フロンティア医大の術中死のタレコミ電話を受け調査を進めると、過去にも不審な術中死と優秀な医者の辞職があったことが発覚し――。癖のある同僚や新聞記者、捜査一課刑事らと共に病院に巣食う悪を暴く。二係捜査シリーズの著者による医療Gメンシリーズがスタート!
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大学病院の旧館を「朝日のあたる病院」と呼ぶ小児外科教授・外木場は、毒舌と完璧主義で知られる現場主義者。厳しさの裏にあるのは、幼い命を救うための徹底した準備と祈りのような執念だ。専攻医の栗山、清田、大町は、彼の指導に翻弄されながらも、医師としての覚悟と責任を学んでいく。「朝日は、子供の未来を照らす」――小児医療の厳しさと希望を描く感動の医療長篇。
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引退した日本人メジャーリーガーに薬物疑惑が!? 感動の長篇小説。
著名なスポーツドクターが失踪した自宅から、一冊のノートが発見された。そこにはメジャーリーグの大スター・オブライエンの名前のほか、メジャーを引退した国民的英雄の津久見浩生の薬物使用が記されていた。日米のスター選手のスキャンダルは野球界を揺るがす事態に発展する。だが、記者たちの激しい追及にも、沈黙を貫く津久見の真意とは──。誇り高き者の真実が明らかになるとき、深い感動が押し寄せる。傑作長篇小説。 -
追うべきは、殺人事件か、企業スパイか――
事件記者と調査報道班の相克
吉川英治文学新人賞受賞作『ミッドナイト・ジャーナル』に続く、渾身の社会派ミステリー!
「社長は人として許されないことをした。だから告発しようと思った――」
中央新聞長野支局の事件記者関口豪太郎は、一人の青年の訃報に耳を疑った。
昼間知り合ったばかりの好青年が、深夜に溺死体となって発見されたというのだ。しかも青年は偽名を使っていた。疑念を抱いた豪太郎は取材に乗り出す。
一方、東京本社の調査報道班は、ある新興企業の不正疑惑を追っていた。やり手の社長が犯した“人として許されないこと”とは?
内部告発者が突然の失踪を遂げるに及び、調査報道班は社長のルーツを辿って長野へ向かう。
絡み合うそれぞれの事件の先に見えてくる真相とは――? -
その外科医は正義か、悪か――
肝移植手術の“やりたがり屋”
“現代の切り裂きジャック”と非難された孤高の外科医・鬼塚鋭示。
彼の目的は、名誉やエゴだったのか?
人間の尊厳を見つめる本格医療小説!
潮メディカルセンターに、肝臓・胆道・膵臓のエキスパート鬼塚鋭示医師が招聘された。これにより全国有数の脳死肝移植施設に認可された同院だったが、院内は真意の読めぬ鬼塚を巡ってぎくしゃくしていた。
そんな折、同院初の脳死肝移植が行われることに。鬼塚は直前に六十代患者への移植を中止させ、中学生に移植した。
成功を賞賛される一方、鬼塚にはある疑惑が――。 -
夢破れた男のセカンドキャリア
信じた道は、正しかったのか――
後輩ジョッキーはなぜ背信に及んだのか。
裏方に転じた彼が見た人間の業とは。
俺はコーチではない。暗路を行くジョッキーの灯火でありたい。
落馬事故が因でジョッキーを引退した河口八宏。失意のなか選んだセカンドキャリアは、現役ジョッキーに代わって騎乗馬を探すエージェントの仕事だった。
人馬の命が最優先、公正確保を信条に、最低限のアドバイスしか施さずとも、担当する松木と郡司がGIで一、二着を独占するほどの大躍進を遂げた。ところがその矢先、八宏は思いがけない事態に直面する――。 -
26年前、パ・リーグのペナントレースを制した阪和バーバリアンズ。6回2死まで0封された後、満塁ホームラン3本が飛び出して9点差をひっくり返すという史上稀に見る逆転試合をきっかけに、リーグ優勝、そして日本一へと駆け上った。その後の低迷期を経てこの夏、来季の新監督に抜擢されたのは、当時4番を務めた夏川誠だ。大阪毎朝放送がレジェンドと呼ばれたメンバーたちのインタビューと再現試合で構成する特別番組を企画。取材を進める中で、10人目のレジェンドともいえるマネージャーの存在が浮かび上がる。ところが、あの試合中に盗難事件があり、疑われたマネージャーは退団、そののち非業の死を遂げたという……。チーム思いのマネージャーがなぜ盗難を行ったのか? 主要メンバー9人の中に、嘘をついた人物がいるのではないか? そして仲間を裏切った愚か者は誰なのか――。吉川英治文学新人賞作家が贈る、企みに満ちた長編ミステリ。
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人気絶頂のさなかで逝った天才ギタリストの「伝説の死」。コカイン所持で逮捕された男の暴露によって、十九年ぶりに、その死の真相を二人の刑事が再捜査することとなった。事故死か殺人か――被疑者に浮上したのは、同じバンドの元メンバーで今はソロでブレイクしている木宮保だった。音、絆、女、薬……狂騒の旋律に搔き消された慟哭の真実とは?
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「おれにとってはおまえが正義だ」
13年前に球界を追放された先輩が不審死を遂げた。
なぜ今になってこの世を去らねばならなかったのか――
20年ぶりのリーグ優勝を目前にするプロ野球・横濱セイバーズ。
その快進撃の立役者である投手コーチ二見里志は、抑えの新田隆之介らの疲労管理に頭を悩ませ、リリーフ陣を酷使したがる辻原監督と衝突が絶えない。
そんな里志のもとに、突然の訃報が届く。里志の現役時代の恩人であり、ある“罪”の発覚以来、球界を追放されていた盟友・壇野晋が亡くなったという。
当初、自殺と思われていた事件は殺人と発表され……。
独自のコーチ哲学を貫くプロ野球の投手コーチ二見が
球界の闇、盟友の無念に迫るミステリー -
有名人の嘘(フエイク)を暴け!
一週間バズり続けろ!
動画スクープで一躍注目を浴びた
新進ウェブニュース「オールドタイムズ」。
新旧メディア業界の荒波を乗りこなせるのか?
痛快メディアエンターテインメント小説!
夕刊紙のエース記者だった不動優作はあえなくリストラ対象に。
新たにウェブニュースサイト「オールドタイムズ」の運営に加わるが、早々に行き詰まる。
自分より若い出資者兼IT社長から「一週間バズり続けるニュースを」と要求され、嘘(フエイク)を暴くネタを探るのだが。
痛快メディアエンターテインメント小説!
解説=温水ゆかり(ライター/書評家) -
不眠、減量苦、レース中の死亡事故、謎の転落死……
どん底に落ちた男が復活を遂げた時――事件は起こった。
ベテラン騎手の元春は、6年ぶりにGIレースで優勝する。
馬主との喧嘩別れや減量苦を経ての復活だった。
しかしネットで誹謗中傷され、それを書き込んだと思われる亡き後輩の妻を訪ねると、その夜、彼女はマンションから転落死する。
ほぼ同時刻、元春は自宅で車の盗難未遂にあい、さらに数日後には空き巣に入られた。
自分はいったい何に巻き込まれているのか?
そして彼女の死は事故か、自殺か、あるいは殺人なのか――。
元スポーツ紙記者の著者にしか書けない圧巻の書き下ろしサスペンス。 -
見果てぬ夢、至高の頂へ。
キズナ、ワンアンドオンリー、コントレイル……
人馬一体で悠久の未来へと疾走する、感動のノンフィクションノベル!
挑戦者の孤独と憂鬱、そして怒り。
逆境を越えて、ビジネスでも競馬でも
勝つためのアイディアが詰まった一冊。
――サイバーエージェント代表取締役 藤田晋
正解も方程式もない、
競馬の真の面白さがここにある。
あのダービーの感動が克明に蘇りました。
――JRA騎手 武豊
「前田さんは運がいいですな。毎年のようにG1を勝たれるんですから」
「いえ、たまたまですよ」と幸治は謙遜するが、腹の中で思ったことは違う。
──なにが運がいいだ。俺はこれまで失敗と落胆を繰り返し、めげずにやってきた。この果てしないトライ&エラーの結果を、運の一言で片づけるな。
失敗から学び、辛い時こそチーム全員で手を取り合って前へ進む。諦めずに進化と変革を目指す者だけが、この世界を生き抜くことができるのだ。幸治には、体でそれがわかっていた。 -
男たちの絆、再び――
伝説のスクープ記者が警察に勾留された。
男は取調室から、かつての相棒に全てを託す……十年越しの因果が巡る、白熱の記者ミステリ!
取調室で沈黙を続ける男が告げたのは、たった一言「友を待つ」――。
数々のスクープをすっぱ抜いてきた週刊誌記者瓦間慎也が、不法侵入の疑いで警察の任意同行に応じた。連絡を受けた瓦間の古巣編集部に困惑が広がる。
友とは伝説的コンビの相棒石橋勲を指すのか。十年前、彼らが退職するに至った利益供与事件とは。
言葉を交わさずとも繋がる友情が、ある事件を浮かび上がらせる。 -
誰が言ったか「四十にして惑わず」、
大いに悩める会社員たちの人生賛歌
四十歳で課長に昇進した阿南智弘は、着任早々に前代未聞のトラブルを抱える。
阿南の同期で三年前から課長を務める石渡泰之は、無能な上司に怒りが収まらない。
中途入社組で阿南と同い年、新任課長の和田果穂には、誰にも言えない秘密があった。
同期では唯一総務畑に進み、社長秘書となった吉本検司は、近頃なぜか社長から冷遇される。
平松透は、創業社長の息子であることを一切笠に着ず頑張るものの、失敗続きで……。
同じ節目を迎えた仲間と悩み、ぶつかりながら、阿南たちは奮闘する。 -
夢は大きく、ダービー制覇!
一頭の馬が人の心を揺り動かし、夢舞台へと駆り立てる――
すべての人を元気にする、感動の競馬小説。
家族経営の零細牧場「あかり野牧場」で生まれた一頭の馬は、「北の大地に灯りがともれば」とキタノアカリと名付けられた。
中央競馬デビュー以来、圧倒的着差をつけて連勝し、いよいよG1に挑む。
広大な町の狭いコミュニティーは、アカリの話題で持ちきりだった。
大牧場が席捲するG1戦線で、世代7000頭超の頂点に立つことなどできるのか?
牧場を営む家族、馬産地の仲間たち、崖っぷちの騎手……
多くの想いを背に載せて、希望の灯りがターフを駆ける。 -
日本人特派員、土井垣が降り立ったソ連は“特ダネ禁止”の地だった。
謎に包まれた帝国で監視の目を潜り、取材を開始する土井垣。しかし、その周囲では次々に不可解な出来事が起こる──。
ソ連崩壊という世界的スクープを報じた斎藤勉をモデルに、魑魅魍魎が蠢くソ連崩壊前夜を圧倒的リアルで描き尽くす。
今、読むべき本物のインテリジェンス小説!
諜報、盗聴、罠、駆け引き、裏切り……
“ソ連崩壊”を世界に先駆けて報じた
日本人記者が見た「真実」とは?
「どうやら、この国のことを少し甘く見ていたらしい──」
吉川英治文学新人賞を受賞した『ミッドナイト・ジャーナル』、直木賞候補となった『傍流の記者』。
気鋭の著者が放つ、極寒の氷をも溶かす熱き闘いの物語!
解説は、保守派に換金されたゴルバチョフの生存情報の第一報を伝えた、当時、在ソ連日本国大使館の三等書記官だった作家の佐藤優さんです。
※この電子書籍は2019年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
渋谷署の刑事・篠塚は、祖父が衆議院議員、父も参議院議員という名家の生まれだが、17年前、不正献金の疑いをかけられた父が謎の死を遂げた。その因縁は警察組織に身を置く篠塚に今も影を落としている。渋谷署管内で合成ドラッグ「グレイゴースト」を吸引した者たちが次々に死亡するという事件が起こる。篠塚は正体不明の売人を追うが……
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不祥事勃発――ヤツの出番だ!
球界のトラブルシューター、疑惑の真相解明に挑む!
プロ野球選手から代理人に転身した善場圭一。金にこだわる姿勢をメディアは揶揄するが、全打席・全投球を詳細に分析、有利な条件を勝ち取る交渉手腕に契約選手(クライアント)の信頼は厚い。
善場はトラブル解決にも辣腕をふるう。女性問題、暴行、違法な賭け事etc.……窮地に陥った選手をタフでクレバーな男はいかにして救うのか!? 実力派が放つ、異色スポーツ×ビジネスミステリー! -
退場からが、人生だ。
「普通の人はいつ会社をやめるんやろ」。二千本安打達成目前に迫ったものの、衰えを隠せないスラッガーの宇恵康彦。肩たたきを迫る球団とファンからのプレッシャーを背負い、いざ勝負の打席に臨んだが――。球界に集う愛すべき面々が見つけた、退場の後の8つの人生。書下ろし短編「笑えない男」を新たに収録。
本書は、『去り際のアーチ』(徳間文庫)に書下ろし短編を加えた増補改訂版です。
<目次より>
・「塀際の魔術師」 お荷物になった四番打者
・「スイートアンドビター」 リストラ寸前の老解説者
・「カラスのさえずり」 四十路のウグイス嬢
・「永遠のジュニア」 気弱な二代目オーナー
・「トモ、任せたぞ!」 中間管理職コーチ
・「旅立ちのフダ」 半人前のダフ屋
・「笑えない男」 人望のない学生キャプテン
・「人生退場劇場」 四角四面な堅物審判 -
新聞、本当になくなってもいいですか?
躍進著しいIT企業インアクティブによる、東洋新聞買収宣告。マスコミの寵児となった会長の驫木は、世論を味方に、役員会を切り崩しにかかる。“ウェブファースト“を掲げ、新聞の価値を根底から揺ぶる彼らが、本当に買おうとしているものは何か? 社会部デスク安芸と部下たちの、記者魂を賭けた死闘が始まる。
『傍流の記者』で直木賞候補となった著者だから描けた、メディアの裏側の熱き攻防!
情報化社会? 何を言ってやがんだ。本当の情報は
クリックすれば出てくるもんじゃないんだ。
本城の作品には、「情報」というものの深みを教えられる。
本作は「新聞社は生き残れるか」を人間ドラマに広げた秀作だ。
――佐高 信
「朝日新聞」「産経新聞」「日経ビジネスオンライン」「サンデー毎日」「週刊朝日」「アサヒ芸能」「J-novel」ほか新聞25紙で紹介された話題沸騰の話題作!! -
全世界の人々を熱狂させる欧州サッカー。その闇を抉り出す迫真のミステリー――。ユーロポール連絡員・村野隼介の任務はサッカーの八百長賭博の摘発。そして、ひとりの少年を救い出すこと。かつて袂を分かった恩師が殺された。八百長に加わり、逃亡した元アカデミー生を救出に行った末の惨劇だった。亡き師に報いるため、村野は捜査をはじめる。
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「親しき仲にもスキャンダル」を信条とし、取材対象者へ独特の感性で切り込み数々のスクープを抜きまくってきた伝説の週刊誌記者が、女性宅への不法侵入と窃盗の容疑で逮捕された。窃盗容疑は否認するなか、取り調べ中に語った「友を待つ」という一言の真意とはなんなのか? その言葉の意味と彼の行動の目的を調べ始めた後輩記者たちは、十年前のある官僚との因縁に原因があることに気づく――。吉川英治文学新人賞受賞の『ミッドナイト・ジャーナル』に続く、傑作記者ミステリ。
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「とりあえずニュースを出せ」
東西スポーツで、スクープを連発し異彩を放つ一匹狼の野球面デスク・鳥飼義伸。
異常ともいえるほどスクープに飢えたその姿勢、編集局長から新人まで関係なく叱り飛ばす尊大な態度……。
周囲の人たちは、彼の口癖にひっかけて軽蔑と畏敬の念を込めて「トリダシ」と呼ぶ――。
各球団の人事情報にまで口をだし「影のGM(ゼネラルマネージャー)」と呼ばれ、他紙から恐れられる存在のトリダシは、「なぜ、彼はそこまで〈スポーツ新聞〉、そして〈スクープ〉にこだわり続けるのか?
トリダシには、以前、上司に煙たがられ、一般紙の社会部に転属した過去があった。
上からは煙たがられ、下からは恐れられるトリダシとは、いったい何者なのか。
そして、トリダシは、なぜ選手や監督の信頼を勝ち取り、かつ安心して口を開かせて、スクープを取りつづけることができるのか。
女性部下、元野球選手の記者、ライバル紙のエース、球団関係者、一般紙時代の過去を知る同僚、デスクなどの視点から、トリダシの実像とともに、丁々発止の知られざるスポーツ記者の世界の裏を炙り出していく連作短編集。
『ノーバディノウズ』でサムライジャパン野球文学賞、『サイレントステップ』で馬事文化賞候補と、玄人筋から絶賛される本城雅人が、満を持して自らの職業だったスポーツ記者ものに挑んだ勝負作。
横山秀夫氏も絶賛!
「この作者は巧みな投手だ。球筋の読めない心理戦に翻弄された。」
解説・内田剛 -
幼い頃から共にボールを蹴ってきた修平、文雄、靖春の三人の人生は、高校三年のインターハイでのひとつのプレイをきっかけに一転する。――22年後、現役のプロサッカー選手として未だ戦い続ける修平の前に文雄が姿を現したことに、警察官となった靖春は警戒を強める。文雄はサッカー賭博をシノギにしており、中国の黒社会との付き合いも噂される捜査対象者だった。修平のキャリアを守るため、文雄を調べ始めた靖春は、やがて、22年前に端を発する殺人事件に辿り着く――。逃れられない過去に苦しみながらも、人生に立ち向かう男たちを描いた激情と慟哭のクライムノベル。
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児童誘拐殺害事件で大誤報を打ち、中央新聞社会部を追われ、支局に飛ばされた関口豪太郎。あれから7年。埼玉東部で、小学生の女児を狙った連れ去り未遂事件が発生。犯人は二人いたとの証言から、豪太郎の脳裏に“あのとき”の疑念がよぎる。終わったはずの事件が再び動き出す。<第38回吉川英治文学新人賞受賞作>
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独特の色気を湛えた商品で人気を博し、ロンドンに店を構える靴職人・斎藤良一。強引に事業拡大を進める彼の元に、不気味な修理依頼が舞い込む。それは幽霊の靴なのか? 十三年前の父の死に不審を抱く若き靴職人の知略が、斎藤のどす黒い野心の前に立ちはだかる。人間の深淵を描く異色ダークミステリー!
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惨敗したW杯から三年。苦戦する日本代表を立て直すため、新たな監督探しを託された望月は、かつてマスコミのリークで契約に失敗した過去を持つ。サッカー協会、記者、代理人、選手――複雑な思惑が渦巻くなか、タフな交渉を続ける望月だが、妨害の裏には驚くべき黒幕がいた。迫真のスポーツサスペンス! 「W杯の勝敗の裏に、これだけの熾烈な闘いがある。そのドラマにすっかり魅せられた」――セルジオ越後<サッカー解説者>
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毎年、ドラフトで隠し球を指名するのが『堂神マジック』だ。その怪物スカウトに見習いとしてついた純哉は、次々出される不可解な指示に翻弄される。競合球団を出し抜き、幻手を寝返らせるための想像を絶する手練手管。奪い合いと騙し合い、壮絶な駆け引きに満ちた世界を描いた白熱のエンターテインメント!
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球界のスター・浪岡龍一の八百長疑惑を追う刑事の半澤は、かつて甲子園の決勝で目にした投球への違和感を、今も燻らせていた。一方、執拗な取材を続ける記者・四之宮は、遂に浪岡を追い詰めるのだが。貧しい漁村からのし上がった不世出の投手は、黒か白か? 衝撃のラストに息をのむ、圧巻のミステリー!
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プロ野球ドラフト会議。人間の、チームの運命が決定する勝負の一日に、すべてを懸けて戦う男たちがいる。あらゆる手段で選手を獲得する“怪物スカウト”堂神恭介をはじめとするプロ野球スカウト達の頭脳戦を描いた怒濤の連作短編集。
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メジャーを代表する東洋系スラッガー、“ジャスティン・キング”。大都市球団へのトレードを拒み続ける彼の正体を探る者たちが姿を消す。最後に日本の新聞記者が辿り着いた驚愕の真実とは。パワフルかつ緊迫の展開でラストへと一気に導く新時代野球ミステリの傑作。第1回「サムライジャパン野球文学賞」大賞受賞作。
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今シーズンオフのFAの目玉となったプロ野球投手・結城憲吾の代理人としてマスコミをにぎわす男、善場圭一。「選手の評価は年俸で決まる」と言い切るその姿勢は球界関係者から嫌われているが、悪役に徹して盾となることで、選手からは絶大の信頼を寄せられている。結城のFA交渉が大詰めを迎えたとき、善場はスポーツマネジメントの大手、グリーンパークのやり手女社長に呼び出され、ある依頼を受ける。それは、東都ジェッツの元4番打者、瀬司の行方を探してほしいというものだった――。『ノーバディノウズ』『球界消滅』で話題となった本城雅人が、ストーブリーグにおける陰の主役の知られざる実態をあぶりだしつつ、その裏に描かれる駆け引きを、プロ野球選手たちの身に降りかかった事件を通して描くスポーツミステリー!【本書は、2011年に文藝春秋より刊行された『オールマイティ』を改題したものです。】
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一九八一年、横浜中華街。日本に生まれ中国文化の中で育ち、屈折を抱えながら獅子舞の練習に没頭する三人の少年。日中の軋轢は崩れず、中華街でも中国系と台湾系が争い、外事警察は大物華僑を狙っていた。そして三人はある日失踪する。三一年後、横浜。失踪した少年の一人が刺殺体で発見される。犯人は誰か。あとの二人は。県警捜査一課の若き刑事は、所轄のベテランとコンビを組む。捜査線上に浮かんだのはあの大物華僑だった。
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留学先のニューヨークで目的意識もないまま過ごしていた恭平と篤郎のもとを、意外な人物が訪ねてきた。メッツの日本人ピッチャー、進藤だ。チームメイトにかけられた窃盗の疑いを晴らすために、クラブハウスボーイのアルバイトとして潜入しろという。さっそくメッツのホームスタジアムで働きはじめた二人は、選手の世話で大忙し。大量のユニホームの洗濯と食事の準備に追われている間に、またもや盗難事件が――。海外で奮闘しながら成長していく若者の姿を、活き活きと描いた青春連作ミステリ。文庫化に際して書き下ろしを1編加えた決定版。解説=吉井理人
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。