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『木下元文(実用)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 西洋近代の価値観を乗り越えろ!

    西洋近代の価値観は、今の時代において日本の「常識」として染み付いている。しかし、それが借り物の「常識」であることに自覚的な日本人はごくわずかだろう。当時は漸進的に受け入れられたその価値観が、いまの時代に小さな「歪み」として様々な場所で現れはじめているように思われる。本書は、対米英開戦という時局のもと、感度の高い知識人たちが集い論じ合った「近代の超克」に触れ、その問題意識を引き継ごうとするものである。具体的には、民主主義・自由主義・資本主義の欠陥を指摘し、理論的に乗り越えていく。価値観の源泉が忘れ去られた現代日本においてこそ、本書は読まれるべきものである。

    【目次】
    まえがき
    序 章 「近代の超克」を受け継ぐ
    第1章 「近代の超克」を検討する
    第2章 近代を超克するということ
    第3章 民主主義を乗り越える
    第4章 自由主義を乗り越える
    第5章 資本主義を乗り越える
    最終章 西欧近代を乗り越えた後に
    あとがき
    参考文献
  • 「自由」とは何か。その意味を徹底解説!

     現代の日本では、自由は素晴らしいものだと考えられている。学校でも、そう習ったはずだ。しかし、自由に振る舞って人から嫌われたり、自由に振る舞う人を嫌いになったりしたことはないだろうか?
     実は、現在日本で使われている自由という言葉はひどく曖昧なものなのだ。日本語の自由という言葉は、元々は漢語からのもので、日本では古くから使われ続けてきた。だが、明治時代になって英語の「フリーダム」や「リバティ」が自由の訳語となり、混乱した言葉になってしまったのである。
     本書では日本語の自由を丁寧に解説していくので、それが西欧の自由とどう違うのかきちんとわかるようになる。もし、あなたが自由に生きたいと思っているなら、その動機がどうであれ、本書はきっと参考になるだろう。
     あなたは、どのような自由を持っている人なのでしょうか?
     本書を読めばその答えがわかります。

    【目次】
    まえがき
    目次 まえがき
    序章 自由という言葉
    第一章 奈良時代と平安時代
    第二章 鎌倉時代
    第三章 室町時代と安土桃山時代
    第四章 江戸時代
    第五章 日本の自由の構造
    第六章 西洋における自由
    第七章 穢された自由
    第八章 護られた自由
    最終章 言葉という自由
    あとがき
    参考文献
  • 日本思想の重要ワードから学ぶ心の哲学!



    地味な印象のある日本思想だが、日本人であるなら古来の思想を理解して、先人たちの知性を利用しないのはもったいない。論理演算や文法を学ぶことによって思考力を鍛えることができるが、それだけでは考え方の源泉となる思想の力は身につきはしない。



    では、日本思想や哲学を学ぶにはどうしたらいいのだろう。



    まずは日本思想の書物を参照してみることが手短でストレートな方法である。しかし、日本思想の文献は膨大にあり、時間のない一般人にとってハードルが高く、実行困難だといえるだろう。したがって、本書では日本の思想書から重要ワード(「和」「大和魂」「もののあはれ」「言霊」「幽玄」など)をピックアップし、図を活用して用語の意味を厳密に理論化することを目指している。そのため、読者は「何となくわかった気になっている」状態から、「用語を思想として理解でき、他者にきちんと説明でき、自身の人生に活用できる」ようになれるだろう。





    【目次】

    まえがき

    序 章「言の葉」

    第1章「和」

    第2章「大和魂」

    第3章「もののあはれ」

    第4章「言霊」

    第5章「幽玄」

    第6章「わび」と「さび」

    第7章「序破急」

    第8章「時処位」

    第9章「不易流行」

    第10章「遊び」

    第11章「恥」と「罪」

    第12章「心」

    第13章「もの」と「こと」

    第14章「優しさ」

    第15章「愛」

    あとがき
  • 440(税込)
    著:
    木下元文
    レーベル: ――
    出版社: 二見書房

    この世界が存在する価値があるのかを問う問題作!



    世界一有名と言ってもよい小説に、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』がある。哲学好きの方は、3兄弟の中でイワンに惹かれる人が多いかもしれない。イワンとアリョーシャの掛け合いは、作中で屈指の見所となっている。物語的には、イワンは破滅し、アリョーシャが宗教的な勝利をおさめたかに見える。しかし、言論における論理としてみると、アリョーシャはイワンを論破できていない。



    小説の知名度に比べ、この作品のイワンの問い(★)は、あまりにも哲学的に難解なため、ほとんど論じられてこなかったというのが実情である。『カラマーゾフの兄弟』には多くの解説書があるが、このイワンの問いに哲学的に肉薄している作品はおそらく皆無。哲学者ベルクソンですら、『道徳と宗教の二源泉』でこの問題に少し触れているにすぎない。W.S.モームは『世界の十大小説』で、この問題が未解決なことを指摘している。イワンの問いと類似した問題は、ウィリアム・ジェームズの『信ずる意志』や、アーシュラ・K・ル・グィンの『オメラスから歩み去る人々』に見ることができる。しかし、これらの作品でも、問題提起にとどまっており、満足な回答にはいたっていないといわざるをえない。



    本書はこの問題に正面から取り組み、論理的な構造を明らかにし、そこから結論を導きだした稀有な書である。



    ★イワンの問い

    いいかい、すべての人間が苦しまねばならないのは、苦痛をもって永久の調和を贖うためだとしても、なんのために子供がそこへ引き合いに出されるのだ、お願いだから聞かしてくれないか? なんのために子供までが苦しまなけりゃならないのか、どういうわけで子供までが苦痛をもって調和を贖わなけりゃならないのか、さっぱりわからないじゃないか





    【目次】

    第I部──謳われぬ詩

    はじめに──警告

    第1章 最強の真実

    第2章 世界の構造

    第3章 世界の終わる理由

    第4章 心の可能性の零点への収束

    第5章 永遠の沈黙



    第II部──詠われる歌

    第1章 真実との対峙

    第2章 世界の超越性

    第3章 世界の豊穣性

    第4章 ある国の真善美

    第5章 日本の道

    おわりに

    参考文献

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