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『牧野雅彦、0~10冊(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~9件目/全9件

  • 暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しない――アレントがそう定義するのはなぜか。そして、アレントの言う「権力」を理解することによって、私たちは何を得ることができるのか。
    世界の行く末が見通せない現在、ますます重みを増すアレントの思想を解読する。

    目次より
    第1章 政治の文法
    第2章 評議会とはどのような組織か
    第3章 「連合」の原理と国際関係
    第4章 抵抗のための条件――黒人問題と暴力
    第5章 抵抗のための「権力」――ユダヤ人の「最終解決」をめぐって
    第6章 革命の条件
    第7章 「権威」の再建
    第8章 「社会」という領域と政治
    第9章 歴史――起こったことに向き合う
    第10章 真理の擁護――政治の境界を設定する
    補論 アレントと西洋政治思想
  • ハンナ・アレント(1906-75年)の『人間の条件』(英語版1958年)は、「人間」とは何か、とどまるところを知らない科学と技術の進歩は人間をどう変化させるのか、といった課題を考える際に不可欠の書として多くの人によって手にされてきた。待望の新訳(講談社学術文庫)刊行に際し、その訳者を務めた第一人者が決定版となる解説書を完成。定評ある『精読 アレント『全体主義の起源』』(講談社選書メチエ)の姉妹篇。『人間の条件』全6章のエッセンス、その背景や可能性を徹底解説!

    【本書の内容】
    序 章 マルクスと西洋政治思想の伝統
    1 古典的政治哲学の成立
    2 ソクラテス
    3 存在への問いとプラトン
    4 近代の転換
    5 自然と人間の物質代謝

    第I章 観照的生活と活動的生活
    1 アウグスティヌスと古代世界の没落
    2 不死と永遠

    第II章 公的なものと私的なもの
    1 アテナイにおける古典的ポリスの成立
    2 古代における公私の区分
    3 社会的なるものの勃興
    4 公的領域の光の喪失
    5 私有財産の意味
    6 公私の区分の意味

    第III章 労 働
    1 「労働」と「仕事」
    2 「世界」と労働、仕事の位置
    3 人間の生と労働の意味
    4 労働と生産力
    5 私有財産の源泉としての労働
    6 労働の労苦からの解放は何をもたらすか
    7 大衆消費社会という不幸

    第IV章 仕事と制作
    1 産業革命における「消費」の無限拡大
    2 制作過程の変容
    3 功利主義批判
    4 工作人と交換市場
    5 世界の永続性と芸術

    第V章 行 為
    1 第二の「出生」
    2 行為と人間事象の脆さ
    3 ギリシア人の解決としてのポリスと「権力」概念
    4 ヘーゲルからマルクスへ
    5 行為の代替としての制作
    6 人間関係を修復する「奇蹟」としての「許し」
    7 行為の「予測不能性」に対する救済としての「約束」
    8 自然過程への「行為」の介入

    第VI章 近代の開幕と活動力のヒエラルキーの転換
    1 近代の起点
    2 ガリレオによる望遠鏡の発明
    3 近代数学と経験からの解放
    4 デカルトの懐疑
    5 デカルト的内省と共通感覚の喪失
    6 観照と活動の伝統的なヒエラルキーの解体
    7 制作から過程へ
    8 「工作人」の敗北と功利主義の限界
    9 労働と生命の勝利
    10 展 望
  • ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    100ページで教養をイッキ読み!
    現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!

    1:それは、どんな思想なのか(概論)
    2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
    3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)

    テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
    「一気に読める教養新書」です!
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    ショーペンハウアー

    苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。
    欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。
    苦悩や葛藤から自由になる道を考え抜いた哲学者が導く「生きるヒント」とは。

    叱咤激励、小気味よいアイロニー。
    人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。


    【本書の内容】

    ●幼少期に目撃した人間社会の「生の悲惨さ」
    ●世界は「にせもの」なのかもしれない
    ●欲望から自由になるための「意志の否定」
    ●<悪>から私たちを解放する「共苦」と「芸術」
    ●日本の若者たちに刺さった「青春の哲学」
    ●人付き合いは「仮面をつけた化かし合い」である
    ●欠点は隠すよりも見せたほうがよい
    ●「生まれてこなければよかった」反出生主義に対する「救済の道」

    ……ほか
  • 稀代の法学者カール・シュミット(1888-1985年)。のちに「ナチスの御用学者」として非難される戦前の『政治的ロマン主義』や『独裁』といった著作から、戦後の『大地のノモス』や『パルチザンの理論』に至るまで、その全主要著作をシュミットの人生と具体的な史実との関連の中で読み解いていく。朝鮮半島有事の危険が叫ばれる今こそ、「非常事態」や「例外状態」の理論を提示した思想家を読まなければならない。
  • 社会学を代表する名著を、書かれた動機や時代背景、ウェーバーに影響を与えた思想家などの基礎知識を解説しながら、初心者でも理解できるように丁寧に導いてくれる一冊。

    社会学を代表する名著を、書かれた動機や時代背景、ウェーバーに影響を与えた思想家などの基礎知識を解説しながら、初心者でも理解できるように丁寧に導いてくれる一冊。
  • ハンナ・アレントの主著が『全体主義の起源』であることに異論はない。ところが、全三部から成るこの大著を愚直に読み、その構成や論の展開を跡づけた研究は今日に至るまで存在していない……。邦訳書が改訂を加えられたドイツ語版を底本とする中、本書は初版である英語版を順序どおりに精読する試みである。ナチズムとスターリニズムという20世紀がもたらした最大の謎にして災厄に取り組んだ大著の全容が、ついに明らかになる。(講談社選書メチエ)
  • 現代社会科学の基礎を築いたマックス・ウェーバー。その問いかけの根源性は、二十一世紀の今も私たちを刺激してやまない。歴史とは何か、学問の役割はどこにあるのか?「世界の魔術からの解放」は人間に何をもたらし、その果ての近代合理主義はどこまで普遍的なのか?同時代の思潮のなかに位置づけながら、いま改めて、ウェーバー思想の全体像をさぐる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 政治っていったいなに?どんな営み?文化って?ナショナリズムって?これまであまり正面から語られなかった、政治という営みの本質を、「共存のための技術」という視点からやさしく解き明かす。「小さな政治」からナショナリズムまで、父と子の対話による、よくわかる政治学原論。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 第一次世界大戦は、アメリカの参戦とドイツ帝国の崩壊を経て休戦が成立し、パリ講和会議が開かれる。だが、「十四箇条」に基づく「公正な講和」を求めるドイツ、「国際連盟」による世界秩序の再編を目指すアメリカ大統領ウィルソン、そして英仏の連合国首脳の思惑には大きな隔たりがあった。それまでの講和のルールになかった「戦争責任」をドイツに求めるべきなのか。人類初の世界戦争の終結をめぐる息詰まる駆引を描く。

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