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『中公文庫、天野純希、半年以内、雑誌を除く、分冊版を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~1件目/全1件

  • 1,485(税込)
    著:
    天野純希
    レーベル: 中公文庫

    彼が幕府を開いていたら、のちの「戦国の世」は訪れなかったかもしれない。

    源頼朝の好敵手かつ優れた軍略家として大河ドラマでも人気――悲運の義将・木曾義仲の鮮烈な31年を描いた、第11回野村胡堂文学賞受賞作。

    平安末期。12歳の少年・駒王丸は、信濃国木曽の武士・中原兼遠の養子として、自然の中でのびのびと育つ。彼は父と母の名も自分が何者なのかも、いまだ知らずにいた。
    ある日、駒王丸はささいなきっかけから、同じく信濃の武士の子・根井六郎と喧嘩になる。だが、同等の家格であるにもかかわらず、六郎と根井家当主が後日謝罪に訪れる。二人は畏れ多そうに深々と頭を下げて言う。
    「駒王丸殿はいずれ、信濃を束ねる御大将となられる御方」
    初めて知る実父の存在、自らの壮絶な生い立ち。駒王丸、のちの木曾義仲の波乱の生涯が始まろうとしていた。
    類い希なる軍略で平家を破り、男女貴賤分け隔てない登用で源頼朝・義経より早く時代を切り拓いた源氏の嫡流。「朝日将軍」義仲の波瀾万丈な生涯を描いた傑作歴史巨編。

    「彼の一生は失敗の一生也。彼の歴史は蹉跌の歴史也。彼の一代は薄幸の一代也。然れども彼の生涯は男らしき生涯也」――芥川龍之介(「木曾義仲論」より)


    【目次】
    序 章 法師
    第一章 駒王
    第二章 巴
    第三章 戦雲
    第四章 決起
    第五章 源氏
    第六章 前夜
    第七章 死戦
    第八章 魔都
    第九章 落日
    第十章 残照
    終 章 余光

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