『実石沙枝子、0~10冊(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~9件目/全9件
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二度の大戦を経て荒廃し、政府の情報統制によって文章表現が厳しく規制されるようになった【ユニオン】と呼ばれる社会で、機械でできた翼で空を飛び、違法郵便を配達する一人の少女がいた。文字も読めずに、生きるためにただ荷物を運んでいたその少女・スピカは、多くの思いをのせた手紙を運ぶうち、徐々に「書き記すこと」の持つ力を知ることになる。やがて、スピカは知る力を奪う政府に反抗する組織と関わることになり、時代の変革に大きく関わっていくのだが……。
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きみはあの事故で、わたしを忘れてしまった。
きみは描こうと決意する。事故で亡くした幼馴染――わたしの姿を。
第16回小説現代長編新人賞奨励賞受賞!
いま注目の著者の一番泣けるデビュー作!
芸術を通して死者と向き合うといった普遍的な取り組みに、
死者視点の二人称と、さらにはSF的な趣向を加えた技巧的な意欲作。――宮内悠介
記憶喪失、アップデートされる幻覚、さらに夢を用いながら大切だった人を思い出していくという、とても凝った造りの作品で強く惹きつけられた。――薬丸岳
完成間近の卒業制作を酷評された蒼介は、事故で亡くした幼馴染・明音をテーマに絵を描き直そうと決意する。だが蒼介は、彼女にまつわる記憶を完全に失っていた。明音の情報を集めるうち、蒼介のイメージを投影した幻覚・アカネが現れる。固く蓋をした過去にたどり着くまでの、苦しくも力強い再生の物語。 -
こんな顔、もううんざりなんだよ!
過剰に整ったルックスのせいで、
周囲の嫉妬と反感を一身に集める女子高生マッド。
いじめも炎上も停学も、美しすぎる代償――
なんてことが、あってたまるか!
十代の揺らぐ心と無意識のルッキズムを鮮烈に描き出す、会心作!
「これって全部、あたしが悪いの?」
県立第一高校に通う槙島朱里ダイアナは、名前の頭文字をとって「マッド(MAD)」と呼ばれている。圧倒的なその美貌は、周囲のあらゆる感情を刺激し、波乱を巻き起こしてきた。
敵視してくる女子グループ、媚びる男子勢、勝手に炎上するSNS、学園祭の入場制限……。
「これ、マッドのせいだよな」「調子乗ってんじゃねえよ!」心ない言葉を浴びせるクラスメイトたちだが、マッドが心のうちに抱え込む怒りと哀しみにふれたとき、自らの偏見とエゴに気づかされて――。
見た目から逃れられない若者たちの葛藤を描いた青春群像! -
最高で最強の、夏。
つらい過去も自分の弱さも、踊ればきっと、みんな輝く。
静岡の風物詩〈港かっぽれ〉に夏を捧げた高校生の、汗と涙はじける感動作。
地元出身作家が放つ、祭×青春小説!
ダサい――。熱血顧問の不格好なダンスに、望月夏希らはめまいを覚えた。
静岡の清水みなと祭りで港かっぽれを踊る部活に集まった、やる気なし、体力なし、連帯感なしの十人の高校生。練習を重ねサマにはなってきたものの、ひた隠す過去の傷や虚勢のせいで部員の気持ちはすれちがったまま。
汗と一緒に本音も弱音も大噴出して迎えた本番、彼らは最高のかっぽれを踊れるか!? -
地方都市・天島市で造船業を営んできた大家・扇谷家で2025年4月、予言者として一族を繁栄させてきたおばあさまの手帳が見つかった。手帳によると、おばあさまは100歳となる今年死亡するらしい。一族の皆が集まり、家じまいをすることになるのだが、本家の娘・立夏には気になることがあった。それは認知症になって以来、おばあさまが繰り返し「若い頃、桜の木の下に死体を埋めた」と言っていたことと、言葉なき者の声を聞く能力を持つ立夏は、それが本当だと知っていること――。
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元JK、一人ぼっちの出口(サリーダ)を目指す!
「はぐれものに居場所はない」
親友と自分のいじめを放置した先生はそう言ったけど、わたしは違う!
突然差し伸べられた赤の他人の手を取った彼女は、フラメンコに出会いーー。
今なら何でもない事に、傷つき、悩んだあの頃。
あなたの中の少女にやさしく語りかけたい。
「大丈夫。たとえまた暗い夜が来ても、わたしはそこから抜けだせる!」
小説現代長編新人賞作家、待望の最新作
〈あらすじ〉
新菜は高校をやめた。親友と自分のいじめを知りながら放置した学校に失望したからだ。孤独な日々を送る彼女は、ある日、プロのフラメンコダンサー玲子とカンタオール(歌い手)のジョージと出会う。二人の誘いでフラメンコを始めた新菜。玲子の優しさとジョージの歌に触れながら、止まっていた新菜の人生は再び時を刻みはじめる。 -
わたしがわたしであるために、
物語がつづきを書いてと叫んでいる。
少女から大人への――はてしない物語。
中学生の本村結芽は、急死した伯母の部屋で、愛読する児童書の原稿を見つけ舞い上がる。
『鍵開け師ユメ』シリーズは、孤独な小学校生活を過ごした結芽にとって、唯一の友達であり、心の拠り所だった。伯母は、その作者イズミ・リラだったのだ。
最新作を夢中で読むが、しかし遺稿は未完のまま。どうしても続きが読みたい結芽は、自分で物語の続きを書くことを決意する。
第一巻からページを繰り、主人公ユメの魔法の呪文を唱えると、物語の中へ飛び込めた結芽。ファンタジーの世界と現実を行き来できるようになり、自らの冒険を書き記していくが、何かが足りない。
物語に息吹を吹き込むには、伯母の、イズミ・リラの人生を知らなければ――。
現実を生きる自分、ユメとしての自分、伯母を探す自分。結芽の本当の冒険が、はじまった! -
実石沙枝子『きみが忘れた世界のおわり』刊行記念
小説現代2022年11月に寄稿された短編「花が咲くまで」を特別公開!
美大を目指して浪人中の三千花は、適応指導教室でボランティアをしている。
満足のいく絵が描けない三千花だったが、ある少女と出会うことで、自身を見つめ直していく。
受賞作『きみが忘れた世界のおわり』にも通ずる、スピンオフ短編。
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