『灰谷健次郎(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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灰谷健次郎のライフワークを電子書籍化!
あの倫太郎が中学生になった。不登校、暴力・・・厳しい子供たちのいまをじっくりかつ朗らかに描き出す必読の小説。 -
灰谷健次郎が自身の体験をもとに、子ども、人間、命について語る感動の授業
わたしは毎日、海を見て暮らしていますが、海は一日として同じ日がありません。だから見飽きるということがない。子どもも同じです。一日として同じということがない。子どもは一日一日変わっていきます。成長していくといってもいいでしょう。それを見たり考えたりするのはとても楽しいことだし、なにより、そうすることによって自分自身が変わるという恩恵が受けられます。(「はじめに」より)教師時代の体験、子どもの詩、絵、独自の面白授業などをふんだんに盛り込んで、灰谷さんと子どもたちがつくりあげる不思議な授業がはじまります。 -
何気ない優しさを描いた表題作ほか、少年少女の心情に寄り添う灰谷童話9編
この春から幼稚園に通いはじめたゆきぼうの一番の友だちは、「つばめのチィチィちゃん」。つばめの雛の成長を楽しみにするゆきぼうと、それを見守るはなえばあちゃん、とくたろうじいちゃん、幼稚園のゆうこ先生・・・・・・。日常の中のさりげないやさしさを描いた表題作「とんぼがえりで日がくれて」の他、すぐにお母さんとけんかをして家出をしてしまうマサト君の物語「いえでぼうや」、できたての保育園「風の子保育園」の様子を描いた「ともだちが いっぱい」「みんなともだち」など、こころあたたまる九編の童話を収録。 -
現代を生きる子ども達の孤独と不安、傷つきやすい心を繊細に描き出す珠玉集
「わたしはどうせ死ぬんだから」――四度目の心臓手術を拒否し、いつもそう言っては母親を泣かせている少女・千佳。その千佳が、隣の病室の患者との触れ合いの中で、次第に心を開いていく様子を描いた「燕の駅」。四歳の男の子・タアくんの日常と、その瞳に映る様々な大人たち、そしてタアくんが心の中に秘めている痛いほどの孤独と不安を描き出す表題作「子どもの隣り」など、全四編を収録。現代に生きる子どもたちの傷つきやすい心を繊細に描き出した、珠玉の作品集。 -
亡き父はなぜ漁師をやめたのか。矛盾した社会に苦悩する少年を見つめた長編
瀬戸内海に浮かぶ島で暮らす少年・壮吉は、二か月前から登校を拒否し、亡き父の生前の仕事を調べはじめた。父は、どうして家業であった漁師をやめ、電力会社の仕事を始めたのか? 誰よりも島の自然を愛していたはずの父が、自然破壊をもたらす工事に加担したのは何故なのか? 東京から来た姉妹・秀世と陽子、トランペット吹きの史麻さん、同級生たち、担任の島尾先生など、様々な人たちとの関わりの中で、今、壮吉は大きく変わろうとしている――。自分自身の生きる道を厳しく見つめて成長する少年の姿を描く長編。 -
何かしなければ、何も変わらない。灰谷健次郎ライフワーク作品を電子書籍化!
倫太郎が通う中学校で4名の少年が検挙された。校舎の窓ガラスを割った疑いらしい。きちんとした対応をとれない学校に対し、教師への違和感は爆発する。そんな中、倫太郎たち、教師、あんちゃんらが一堂に会する。 -
命の共鳴を描く灰谷健次郎、ライフワーク第8弾!
おふみおばあさんが亡くなって、身の振り方を決めなくてはならなくなったシュウちゃん。倫太郎たちは、シュウちゃんが一緒に学んで生きていけるための「学校」を探すことにした。灰谷健次郎のライフワークシリーズ。 -
教師時代の詩の授業と子供たちの感性豊かな詩。灰谷文学の原点となった名著
「詩」に「まちがい」はありません。何でも感じたことを言葉にしてみよう! 先生に、お父さんやお母さんに、飼っている犬に、大きな声で話しかけてみよう。そこから「詩」がはじまるのです―ー。著者・灰谷健次郎の17年間の教師生活の結晶! 子どもたちのみずみずしい言葉が、大人の常識を確実に引っくり返してくれます。灰谷文学の原点となった伝説の名著、遂に電子化。 -
穴に落ちた子犬のろくべえを助けなきゃ!…子ども達の感性が光る童話全8編
犬のろくべえが穴におちてしまった。なんとかしてろくべえを助けなきゃ!一年生の子どもたちがみんなで考え出した「めいあん」とは?表題作「ろくべえ まってろよ」の他、天真爛漫な男の子・マコチンの生活を描いた「マコチン」、何でも同じになってしまうのが悩みのふたごの女の子の物語「ふたりはふたり」など、八編の童話を収録。子どもたちのみずみずしい感性がきらめく一冊。 -
灰谷健次郎のライフワーク作品、待望の電子書籍化!
あの倫太郎が中学生になった。不登校、暴力・・・、厳しい子供のいまをじっくりかつ朗らかに描き出す必読の小説。 -
教育現場の荒廃をどうするか。子供と大人の真の関係の在り方を探る感動小説
放送局のディレクターを辞した葛原順は、三五歳にして初めて臨時採用の中学の先生になった。受け持ったクラスは、一筋縄ではいかない生徒たちが談論風発。陳腐な価値観の押しつけ、型通りの授業などは即刻一刀両断に。周囲の教師は、「札付きですから厳しく締め付けないと…」と繰り返すばかり。あらかじめ生徒を偏見でみることだけはしないという信条を頼りに、葛原は素顔の生徒に向き合う。だが、丸刈りに反対して学校に通わない少年、一切口をきかない少女、そして神経症の闇に沈む妻透子の存在が、葛原に大きな問いを投げかけていく。子供から学ぶことの大きな可能性を伝える感動の小説。 -
父の仕事の真の意味を知り、大きく変わり成長する少年。熱い共感を呼ぶ大作
これからの自分の人生のために、どうしても亡き父のことを知らなくてはならない――。壮吉は、父と親しかった人たちを訪ね、次第に父の仕事の真の意味に迫っていく。そんなある日、秀世が置き手紙を残して家を出てしまう。秀世を追って東京に来た壮吉は、はじめて秀世のつらい過去を知るのだった。開発と環境破壊の現実、日本の農業や漁業の将来、そして学校教育についての問題提起――著者からの熱いメッセージが随所にちりばめられた、心揺さぶる大作。 -
学校の枠を超え、多くを学ぶ倫太郎と仲間達の成長を描く感動シリーズ第2巻
破天荒な行動力と自由闊達な心を持つ少年、倫太郎の成長を通して、学ぶこと、生きること、自由であることのすばらしさを描く、灰谷文学の集大成。生きることを問うライフワーク作品。 -
若くして罪を犯した女性の手紙を手がかりに、教育とは何かを問うエッセイ集
わたしはこのひとのように人生を真正面から受け止め、苦悩していただろうか。若くして罪を犯した女性からの手紙が筆者のもとに届いた。彼女の魂は、障害を持って生まれついたという事実のため、幼いころから防御の術なく無残に傷つけられてきた。だが、綴られていたのは、死んでしまおうと幾度も思いながら、それでもなお独力で立ち直ろうとする途切れる事なき意志の軌跡だった――。表題エッセイ他、食べることについて、死について、淡路島から沖縄・渡嘉敷島移住の顛末まで幅広く論じる清冽なエッセイ集。 -
「水の話」「手」「目」「声」、子ども達の命を見つめた心揺さぶる4作品集
「長いあいだ、ぼくは抵抗してきたよ。長い抵抗だった」――在日朝鮮人水泳選手のきびしい生きざまが、中学生たちの心を熱く揺さぶる「水の話」。沖縄を旅する少女の心情を細やかに綴った「手」。インドネシアで出会った子どもたちの澄みきった瞳が印象的な「目」。そして、障害を持つ子どもたちが内に秘めた豊かな世界を生き生きと描き出す「声」。さまざまな人生、さまざまないのちを真摯に見つめ、読む人の心に豊かな光をやどらせる、宝石のような四編の小品。 -
17年間の教師生活で出会った子ども達の詩の数々。灰谷文学の原点がここに
17年間の教師生活を通じて知った子どもたちのやさしさ、個性の豊かさ。児童雑誌「きりん」に掲載された、底抜けに明るくユニークな子どもの詩の数々。どんな時も、子どもたちが自分を支え、育んでくれた――。「兎の眼」「太陽の子」「天の瞳」の著者・灰谷健次郎が綴る、子どもの可能性の大きさ、そして人間への熱い思い。限りない感動に満ちた、灰谷文学の原点。 -
少女の手紙が胸に迫る表題作ほか、子どもの心を真摯に捉えた珠玉エッセイ集
わたしが受けた一つの衝撃から語りはじめたい。三年間中学校に行かなかった少女からの手紙がわたしに届いた。少女の文章には一個人の体験にとどまらず、「教育」というもの、さらには人類の行く末までに至る問題が含まれていたのだ。怒りを怒りとしてではなく、すべての怒りを海に注ぐ水のごとくに、未来を見据えて語ったその静けさが、私たちの胸を深く、そしてつよくたたく。表題作の他、子供の詩、島での暮らし、北朝鮮訪問、人生で巡り会った人たち、あれこれの本などを巡る灰谷健次郎のエッセイ集。子どもの心、いのちの行方を真摯に見つめ、深い示唆に満ちた一冊。 -
49歳でランニングを始め、遂にマラソン完走! 命の躍動を伝える名エッセイ
49歳にしてランニングを始めた著者。最初は「義理走り」だったが、その魅力に目覚めついにマラソン完走を成し遂げる。ランニングが苦しいものだと信じている人たちに読んでほしいユニークなエッセイ。
※本作品は1990年12月にランナーズより刊行された単行本『灰谷健次郎が走る 遅れてきたランナー』を文庫化したものが底本です。 -
未完となったシリーズ『天の瞳』最終話。著者の最後の作品。
未完となった『天の瞳』シリーズの最終話と、同じく未完の新聞連載『乾いた魚(さかな)と濡れた魚(うお)』を収録。著者の最後の作品を収録した文庫オリジナル。 -
灰谷健次郎ライフワーク第6弾。
本屋の経営が負担となりあんちゃんが倒れた。代わって倫太郎たちが営業を引き受ける。たびかさなる暴力事件にこれといった対応が取れないでいる学校側に不満が高まり、倫太郎たちは自分でできることを模索し始める。 -
わたしたちには何ができますか?感動のライフワーク第7弾
あなたが罪にならないために、わたしたちはなにができますか。中学校での暴力事件に対して一人の女生徒がこんな言葉を発した。生きることとは何かを問う灰谷健次郎のライフワーク作品。 -
少年・倫太郎の瞳を通し、教育や友情のあり方を問いかける名シリーズ第1巻
破天荒な行動力と自由闊達な心を持つ少年、倫太郎の成長を通して、学ぶこと、生きること、自由であることのすばらしさを描く、灰谷文学の集大成。生きることを問うライフワーク作品。 -
子供たちの心の成長を描いた表題作の他、生きる勇気を与えてくれる名作七編
島に生まれ、海辺で育った章太。小学四年生だが、泳ぎともぐりでは誰にも負けない少年だ。ある日、章太のクラスに佳与という少女が転校してきた。都会から来た佳与にとって、海辺の暮らしは珍しいことばかり。すぐに島になじんで明るく過ごす佳与だったが、その一方で、時に寂しげな表情を見せることに章太は気付いていく……。それぞれの悩みと悲しみを乗り越えて、大きく成長するふたりの姿を描いた表題作「海になみだはいらない」をはじめ、生きる勇気を与えてくれる名作児童文学七編を収録。 -
ワルの胸の内とは? 表題作ほか、子ども達の日常を鮮やかに切り取った全5編
デパートで万引きを繰り返し、学校では毎日乱暴ばかりで、「手に負えないワル」という烙印を押されているセイゾウたち六年生八人組。彼らの行動の裏に隠された本当の理由とは? 愛すべきワルたちの誇り高き日常を描き、爽やかな感動をよぶ名作『ワルのぽけっと』をはじめ、学校や家庭での子どもたちの姿をみずみずしく写し取った全五編を収録。 -
灰谷作品の源となった感動的なエピソードを多数収録したエッセイ集。
幼い頃の極貧の生活の中で自分を導いてくれた母の姿、小学校教師時代の忘れがたい子どもたち、そして現代日本の教育に対する危惧――。灰谷作品の根源に迫る自伝的エッセイ集。 -
落ちこぼれ? いいえ、タカラモノがいっぱいの子どもたちです!
新任の小谷先生が受け持った1年生のクラスには、学校ではまったくしゃべらない少年、鉄三がいた。さらに、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく子どもたちと先生の、感動の物語!【小学上級から ★★★】 -
新任教師小谷先生と心を開かない一年生鉄三、二人を中心に人々のふれあいを描く感動の名作
大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきこうとしない一年生・鉄三。決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気づいていくのだった……。すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
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