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『文芸・小説、アリー・ブレイク』の電子書籍一覧

1 ~17件目/全17件

  • クリスマスの喜びを彼と一緒に……。ただそれだけが、シンデレラの願い。

    毎週水曜日、ペッパーは朝から落ち着かず期待に胸を高鳴らせる。彼女の小さなベーカリーに、サイモンというすてきな客が来店するから。出逢って5カ月近くがたったころ、彼が大企業のCEOと知って驚いた。ペッパーは8歳で母と死に別れ、その後、育ててくれた祖母も亡くなって天涯孤独となってからは店の2階を住まいに、つましく暮らしてきた。そんな自分には、サイモンは手の届かない遠い存在に思えたが、彼の会社のパーティを手伝った夜、二人の間の壁が崩れ、情熱が溢れた。だが、NYで最もセクシーで勢いのある実業家とされるサイモンとの恋は世間の注目を集め、ペッパーは彼に迷惑をかけまいと別れを告げる。ほどなく店と家を焼け出され、予期せぬ妊娠まで判明するとは……!

    ■おなかの子には、父親の顔を知らずに育った自分と同じ思いはさせたくないペッパー。ゆえあって生涯独り身を決め込むサイモンの決断は? クリスマスが嫌いなサイモンと、クリスマスが大好きなペッパーが粉雪舞う季節に繰り広げる、愛おしくて感動的なロマンス!
  • 愛に冷たいボスと、愛を求める秘書。やがて、恋やつれをするのは――?

    この6年半、ルシンダは上司アンガスの秘書として身を粉にして働き、苦楽を分かち合ううち、彼に密かな想いを寄せるようになっていた。でも、独身主義者を自称する仕事人間の彼との恋が実る望みはない。もう限界……。女手一つで育ててきた8歳になる息子は、お手本となる大人の男性を必要としているのだから。ルシンダは意を決し、息子の父親になってくれたらとデートしてもなかなか好きになれずにいる男性と、休暇に出かけることにする。それはすなわち、愛しのボスへの恋心に終止符を打つ旅。しかし、ルシンダからその話を聞いたアンガスは、彼女が訪れるリゾート地に、自らも会議のため出向くと言いだし……。

    ■それぞれに思いや考えがあってすれ違うボスと秘書――このもどかしくて切ないラブストーリーのキーワードは“金繕い”。HQイマージュらしく、読後に心が癒やされます。“大人のためのおとぎばなし”がキャッチフレーズのアリー・ブレイクの珠玉作です!
  • グレイシーはまだ見ぬ父をさがしにローマへ来たが、手がかり一つつかめなかった。絶望しかけたとき、トレビの泉で理想的な父娘に出会った。少女をいつくしむ魅力的な男性、ルカ。私もこんなふうに愛されたかった……。彼に問われるがまま、グレイシーは事情を打ち明けた。すると、住み込みで娘の家庭教師になってくれたら、きみの父親さがしを手伝おうと、ルカが申し出た。願ってもない話に、グレイシーは飛びつく。ルカの胸に秘められた深い苦悩にも気づかずに。
  • 男性には失望させられるだけだから、これからは彼らも愛も信じずに生きていこう。ことあるごとにケリーはそう主張していた。だが、そこへサイモンという男性から一通の手紙が届く。文面は、愛に対するケリーの不信感を強く批判している。嘘よ。これがあのサイモンのはずはない。なぜ今さら彼が現れ、私の新しい人生のじゃまをするの?ケリーが激しく動揺したのも当然だった。サイモンは、五年間消息不明だった彼女の夫なのだから。
  • イベント企画会社に勤めるホリーは、本気で結婚相手を探すことにした。仕事がらみで出会う男性は、いい加減な人間ばかりで、このままでは一生結婚できないと危機感を覚えたのだ。さっそく親しい友人にブラインドデートを計画してもらい、期待して待ち合わせ場所へ。しかし、そこで顔を合わせたのは、昨日通りを歩いていたとき、猛烈な勢いでぶつかってきた男だった。その男ジェイコブの外見は非の打ち所がないほど魅力的だが、態度はこのうえなく傲慢で冷たい。私って、よほど男運が悪いの?こんな人とは正反対のタイプの男性を夫にしようと決めたのに。ホリーはすげない態度をとるが、なぜか彼はひどく関心を示し……。
  • 「ぼくを結婚向きの男に改造してほしい」億万長者のセバスチャン・フォックスから途方もない仕事を依頼され、思わずロミーは我が耳を疑った。理想の妻まで見つけてくれれば、いっそうありがたいという。悪名高いプレイボーイの彼が真剣に生涯の伴侶をさがしているとは思えない。ロミーは即座に断ろうとしたものの、上司の命令で引き受けざるを得なくなった。そして、ある日、改造計画の一環として出かけた場所でロミーはセバスチャンの意外な素顔を知る。
  • シリーズ5冊
    660(税込)

    君も一族の人間なのだから、レストランの立て直しに力を貸してほしい。新たに事業の責任者となったマックスにそう頼まれ、ルイーズの心は揺れていた。PRコンサルタントとしては店の再建におおいに貢献できるだろう。だが、この仕事を引き受けることは、四六時中マックスのそばで過ごすことを意味する。二人はこれまで、できる限り接触を避けてきた。顔を合わせれば言い争いが始まり、最後には大喧嘩になるからだ。そして、ルイーズはだれよりもよく知っていた、その理由がお互いに対する激しい情熱と欲望であることを。★フィナーレを飾るのは、実力派作家リズ・フィールディング。バレンタインのこの時季にふさわしい一編をお届けします!★
  • 大胆なデザインのTシャツにスキニージーンズとロングブーツ、おまけにピンクの車に乗って面接に現れたヴェロニカの姿にギャラリーのオーナー、ミッチ・ハノーヴァーは思わず目を奪われた。重要なオークションを控えて早急に競売人を必要としている彼にヴェロニカは自分こそ適任者だと自信たっぷりに売りこみ、きらめく瞳と魅惑的な笑顔で六カ月の雇用契約を勝ち取った。華やかな外見と面倒見のよさが災いして、これまでの職場ではろくでもない上司に言い寄られては悩まされてきた。もうボスとはかかわるまいと決心していたけれど……ミッチはあまりにもハンサムで心惹かれずにはいられない。◆ヒロインは大胆で率直で華やか! 生き生きとした魅力でまわりの人々をとりこにします。ハーレクイン・ディザイアでも人気上昇中のアリー・ブレイクのイマージュ作品をお楽しみください。
  • チェルシーの経営するペット美容室の評判は上々で、近々店舗を拡大する予定になっていた。不遇な子供時代を過ごした彼女にとっては、夢のような成功だ。今日は、唯一の肉親である姉から久しぶりの会食に誘われた。地元メルボルンの人気レストランに出向いたチェルシーは、クロークで携帯電話を預けると、姉のテーブルへ急いだ。ところが慌てた彼女は、つまずいてバランスを崩し、見知らぬ男性の胸の中に飛びこんでしまった。秋を思わせる香りとたくましい感触――チェルシーは思わず、恍惚となった。その後に起こる“事件”のことなど気づかずに。★ハーレクイン・イマージュでも多くの読者から支持を得ている作家A・ブレイクの作品をお届けします。携帯電話の取り違いというハプニングから、真実の愛は生まれるのでしょうか?★
  • ケイレブは、親友ダミアンの結婚式の会場で意外な人物に出くわした――ダミアンの妹エヴァだ。地元でも天才少女の誉れが高かった彼女は九年半前、ハーバード大学への進学を決めるや、ケイレブの前からさっさと姿を消した。以来、まったくの音信不通だったのだ。ケイレブの胸に、忘れ去ったはずの痛みがよみがえってきた。九年半前のあの夜、二人はすばらしいひとときを分かち合った。それなのにその翌朝、平気で僕を置き去りにしていなくなるなんて。なぜ、今ごろになって戻ってきたんだ? その問いに答えるように、エヴァが神秘的な微笑を浮かべて、まっすぐケイレブに近づいてきた。◆本心を告げることなく、誤解し合ったままで別れたエヴァとケイレブ。10年近い歳月を経て、再会を果たすのですが……。本作品は4月5日刊D-1291『秘密のメロディ』の関連作品です。
  • 突然現れた男性を見たとき、ローラは自分の目を疑った。なんてすてきな人なのだろう。幸せになることは遠い昔にあきらめたはずなのに、青い瞳に見つめられると胸が熱くときめいた。だがそれも、彼の名前を聞くまでだった。彼は亡くなった恋人の兄ライアンだったのだ。ローラの脳裏に、霧雨に濡れそぼつ墓地の光景がよみがえった。十代の自分が味わった悲しみ、絶望、孤独感。あのとき、ライアンは葬儀に参列していなかった。非情な人――ローラは彼への態度をがらりと変えた。★さまざまな恋を書きわけるアリー・ブレイクが、神秘的とも言えるほどに美しい恋物語をお届けします。早世したヒーローの弟が、ローラとライアンを真実の愛へと導くストーリーです。★
  • まさか……キャメロン・ケリー!ロージーは呆然とした。十五年ぶりの再会だ。ハイスクール一セクシーだった、御曹司のキャメロン。その彼が偶然、彼女の勤務するプラネタリウムにやってきたのだ。でも、キャメロンが私を覚えているはずもない。眼鏡をかけた冴えない私の存在すら、彼は知らなかっただろう。ロージーはひそかに彼に恋い焦がれていたけれど、想いを打ち明けることなく、ハイスクールを卒業した。「前にどこかで会ったことがあるかな?」会話が弾んで彼に食事に誘われたとき、ロージーはつい初対面のふりをした。■昔の憧れの男性との思いがけない再会。けれど時を経た今、なぜか彼は人を愛することに臆病で……。ハーレクイン・ディザイアでも注目のアリー・ブレイクの作品を、どうぞお楽しみください。
  • ブルックの人生は破滅寸前だった。数カ月前、オートバイレーサーだった夫カルを亡くし、彼の借金のせいで、家も財産も名声もすべて失ってしまった。今、ブルックのそばにいるのは夫の親友だったダニー・フィンチだけだ。頭が切れ、途方もなくハンサムで、決して人と深くかかわらないダニー。それでも彼は、浮気者で家族のことを省みないカルにかわり、いつでもブルックを気づかい、助けてくれた。その理由はただ一つ、ブルックが親友の妻だったからだ。だが、カルがいなくなった今、ブルックは封じてきた思いに気づき、動揺していた。
  • アビーは財政難のなか念願の雑誌社を立ち上げた。是が非でも成功させないと、大事な家を手放すはめになる。そこで影響力のある人物に広告塔になってもらうため、名家の出身で投資家のフリン・グレンジャーに白羽の矢を立てた。彼はめったに人を自分のオフィスに入れないと噂されていたが、なんとか面会の約束を取りつけた。与えられた時間は五分。この機を逃すとあとはない。アビーは緊張の面持ちで彼のオフィスに足を踏み入れた。すると、奥のほうにシーツの乱れたベッドのある部屋が見え、そこからフリンがシャワー浴びたてのような姿で現れた!
  • マギーは海辺の小さな町のはずれにある古びた屋敷に暮らしていた。一人暮らしに不満はないが、ある必要に迫られて、便利屋に仕事を依頼することにした。裏庭が荒れ放題で、ビーチに出たくても行けないのだ。マギーの家を訪れた便利屋のトムは、たちまち彼女に興味をそそられた。なかなかの美人だが、態度はとても冷ややかだ。その後インターネットを使って、マギーの素性を知り、トムは驚いた。彼女は有名な画家で、かつては都会で華やかな生活を送っていた――。なぜ、都会を捨てたのだろう?似たような過去を持つトムは、マギーに近づかずにはいられなかった。
  • 幼なじみのハリーが、一年ぶりに故郷に帰ってきた。彼と顔を合わせるなり、エマはいつもどおり、抱えあげられてくるくる振り回された――久々に会った小さな妹みたいに。いまや大富豪になったというのに、彼は昔とちっとも変わらない。少年のような瞳も、くしゃくしゃの髪も、私との接し方も。歓迎の笑みを浮かべながら、エマは決意を固めた。長いあいだ、彼への思いは胸に秘めてきたけれど、そろそろ私が大人の女性だってことをわからせなくちゃ。長すぎた初恋を実らせるときがきたのよ!★大都会メルボルンを舞台に、せつない初恋を描いた物語。ロマンチックな展開に胸がきゅんとします。★
  • ケンダルの住む町の外れに、長らく放置されて荒れ果てた屋敷があり、彼女はその敷地内のプールで泳ぐことを密かな日課にしていた。そこなら醜い脚の傷をだれにも見られずにゆったりと水に抱かれて心を癒すことができる。ところがある日突然、日に焼けた長身の男が現れた。彼はこの屋敷の持ち主ハドソン・ベニントン三世だという。水着姿で泳いでいるところを見つかった彼女は家に逃げ帰った。ハドソンの瞳に魅せられ、心がざわめいたのが怖かったのだ。もうだれかに恋をすることなんてありえないのに。あの事故以来。愛する人を失って以来……。

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