『いぬいとみこ(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~7件目/全7件
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南極大陸をふき荒れる,その冬最後の雪嵐のなかでペンギンのたまごが2つかえりました.ルルとキキ兄弟は生まれたばかりだというのに元気いっぱい.両親のるすにこっそり家をぬけだして….楽天的で冒険好きな活力にあふれる主人公たちは,1957年の刊行以来,日本の幼年文学の代表として,幼い読者に受け入れられてきました.
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激しい戦争反対の意志と、鎮魂の思いをこめた受難の子どもへの励ましである佳品「川とノリオ」。身近の動物たちと子どもたちとの心の触れあいを優しく、かつ鋭い目で見つめた「ツグミ」「セキレイ」など、現代の問題を問いつづけている、いぬいとみこの作品の中から「休火山」「ベーゴマ」など名作13編を収録。
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ロロロゲーと、「東の森」の奥に、ハリモグラのハリーを捜しに行ったタンタンは、めずらしいコトドリを写しに来ていた人間につかまり、見知らぬ町へと連れて行かれる――広大なオーストラリアを背景に、自然の中で、平和に生きる動物と人間との愛情を、軽快なタッチで描く。名作「ながいながいペンギンの話」「北極のムーンカミーシカ」とならぶ、ふたごの動物物語。
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〈児童文学のこころ〉優しさと厳しさが胸を打つ物語
「美しい心」を求めて日本に渡ってきたミス・マクラクランが、夢破れてイギリスに帰る時、残していった小人たち――バルボー、ファーン、ロビンアイリス。森山家の人々との心暖まる交流を中心に、ハトの弥平やアマネジャキとの出会いを戦争という社会状況のもとに描いた児童文学の問題作。アンデルセン賞国内賞受賞。 -
〈児童文学のこころ〉野間児童文芸賞受賞の傑作
ウミネコの舞う青森県八戸の蕪島を舞台に共同制作された版画集「うみねこのうた」との感動的な出会いから生まれた珠玉のファンタジー。制作にうちこむ中学校の美術部の生徒たちの目がとらえたウミネコは、大胆な構図とやさしいこまやかな線を合わせもつ一つ一つの版画作品の中に刷りこまれ、受験勉強との板ばさみで困難な時期に、すばらしい友情を育てた仲間たちのうたとして、いっそう感動的だ。人間と野鳥のあやうい関わりや、日に日に汚れていく自然を前にして生命の尊さ、より良く生きることの意味を問う、野間児童文芸賞受賞の長編ファンタジー。 -
〈児童文学のこころ〉時代を反映し時間を超える物語
野育ちのかわりものの小人アマネジャキと知り合い、両親と離れて日本に住みつくことになったイギリスの小人ロビンとアイリスが、日本の小人たち――スミレ、フキノトウ、リンドウたち――といっしょに“いのちの水”を守るため“死の川”の主と戦い勝つまでの冒険を、なつかしい森山家の人々やハトの弥平一家との再会を織りこんで描くファンタジー。前作『木かげの家の小人たち』を発表以来、幅広い読者を得、その根強い人気と期待にこたえて長年を費やして書かれた長編力作! -
〈児童文学のこころ〉ふたごのくまの冒険。初期代表作
生まれたばかりのふたごの北極グマ、ムーシカとミーシカの無邪気な冒険とふたりを守る母グマの勇散な戦い。母グマが怖いもの知らずの子グマに伝える知恵は、時として残酷だが、的確だ。動物ずきの著者が、その生態をちみつに観察し、現実と空想のはざまで愛をこめて丹念に描いた代表的な動物ファンタジー。1964年、国際アンデルセン賞佳作賞を受賞。
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