『角川文庫、高木彬光、401円~500円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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雄大なスケールと構成で、ベスト1大本命の長編推理
これは関係者の間で「鈴木文書」または「S文書」と呼ばれている、元海軍少将・鈴木高徳の満6年間の悲劇の手記である。時々刻々、第二次大戦の危機が発火点に近づいていた昭和14年。鈴木高徳は、密命を帯びてドイツへ赴任した。スイス銀行の“天皇の秘密預金”をもとに、白金・タングステンなど兵器製造に重要な軍需資材の買付けのためであった。任地先のドイツで、彼の密命遂行を陰に陽に援(たす)けるロシア亡命貴族の血をひく混血日系人・山戸小太郎、密命工作中に知り合った美しいエッゲルト夫人との逢瀬、軍需資材の横取りを企るナチス将校のクライストなど、手記は、当時の緊迫した国際情勢を克明に伝えている。だが、日本の敗戦は、彼に拳銃自決を強いる結果となった。まさに、彼は一命を賭して使命を果たしたのだった……。著者の規模雄大な異色ロマン・ミステリー。
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海外に材をとった歴史伝奇と秘境冒険譚、6作を収録
妄想にとりつかれた狂人が権力を握った時、ボルジア家の血で血を洗う悲劇が幕をあげた(「ボルジア家の毒薬」)。第一次大戦で全ヨーロッパの人々を愕然とさせた美女スパイ、マタ・ハリの娘が20年後、第二次大戦で諜報活動を始めたが……(「マタ・ハリ嬢の復活」)。アマゾンの奥地で探検隊が見たのは1メートルもある甲虫や3メートルもある巨人だった。これは幻覚なのか?(「ビキニの白髪鬼」)。ほかに「コンデェ公の饗宴」「ダンチヒ公の奥方」「ラブルー山の女王」。史実をもとに人間の中に潜む狂気と悲哀を描いた短編集。 -
私立探偵・大前田英策の活躍を描く、傑作推理6編
大前田英策はその晩、自宅への道がわからなくなるほど酔っていた。迷いこんだ神社の境内で、女の他殺死体を発見する。女には別れた男がいた。男は麻雀をしていたとアリバイを主張。だが、現場の遺留品として1本の点棒が発見される。 また、朋斎と名乗る占い師が捜査中の大前田に変死の訃をたてた。朋斎は以前、被害者の女にも凶死の宣託を下しており、事件は混沌の渦に――。表題作ほか「殺しますわよ」「人を呪わば」「魔炎」「着衣の裸像」「七つの顔を持つ女」を収録。知恵と度胸の名探偵・大前田英策が不可能犯罪に挑む傑作推理。 -
五島勉『ノストラダムスの大予言』に反論、撃破する
“神かそれとも悪魔か”地球の最後、人類の滅亡を予言して99パーセントの的中率を示しているといわれるノストラダムスの予言は本当だろうか? たとえようもない恐怖感、絶望感や不安などを感じている人には、おそらくこの本は、一つの救いとなるだろう。『ノストラダムスの全予言』の問題の部分に詳しい註釈をつけながら、生々しい絶望感に挑戦した著者会心の書! -
ミステリーと著者の才能の多様性を堪能する9編
20年前に殺人が行なわれたこの土地は呪われている! 長い間、空地のままで放置されていたが、ごく最近、新進のさし絵画家とその美しい夫人が引っ越してきた。しかし、またしても殺人事件が起こった。画家の品のいい夫人が、夫のモデルをしていた愛人を裁縫箱の中の目打ちで刺殺。世間の同情はこの美しい被告人に集まった。女性評論家が新聞に同情的な論説を発表、弁護士も「寛大な処置」を力説した。判決は、5年の執行猶予だったが…。表題作ほか「無名の手紙」「家捜し」「レインコート」「女怪」「人妖」「死刑執行人」「ユダヤの商人」「ロンドン塔の判官」。すぐれたトリックをつかった本格ミステリー短編集。
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