『ハーレクイン(コミック)、アビー・グリーン(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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あなたを憎めば、この想いは忘れられるはずだった…
ヴァレンティーナはシチリア名家の御曹司ジオ・コレッティのもとを訪れた。コレッティ一族とトラブルを起こした自分を救えるのは、彼しかいないんだもの。その一方で、ジオは彼女にとって一番頼ってはいけない相手でもあった。7年前、兄がジオの所有する馬から落ち不慮の死を遂げたのだ。ジオに恋心を抱いていたヴァレンティーナは、兄を失った悲しみとジオへの想いに引き裂かれ、ジオへの憎しみだけを募らせた。しかしジオとの再会でひた隠していた想いは溢れ…。 -
夢を捨てイタリアに嫁ぐことを運命づけられた花嫁は!?
キーリンは、傾きかけた家業のために政略結婚を受け入れるか勘当か…と、父親から厳しい選択を迫られた。家を救いたい、けれども、愛のない結婚はできないわ。彼女は、ある策を思いつく。結婚相手のジャンニが引くほどの派手な化粧と露出が多いドレスを着て、散財の限りを尽くす放蕩娘を演じれば破談されるはず!! 案の定、落胆する彼にキーリンはほくそ笑んだ。しかし、なぜかジャンニは結婚の意志を翻そうとせず、とうとう結婚式当日を迎えてしまい…!? -
私を囚われの身にした大富豪に恋してしまうなんて…
リュック・バルビエ…若くして競馬事業で成功を収めた伝説の調教師。競馬界の謎多き異端児と呼ばれる男。ネッサは兄が勤めていたリュックの牧場に、真夜中忍び込んだ。横領を疑われ行方知れずとなった兄を救う手がかりを探すために。しかしリュックに見つかり、非情な彼の人質となってしまう。逃げ出せば兄の無実の罪は晴らせない。ネッサはやるせなしにリュックの手に落ちた。その支配者の手が、純真無垢な彼女を情動へと導く、危険なものであるとは気づかずに――。 -
国王になるまでのレッスンのはずが…心を奪われて!?
シャーロットは次期国王サリムに外交術やエチケットを教えるため、砂漠の国タバトへとやってきた。期間は即位式までの3週間。しかし、欧米で絶世の美女ばかりを相手に放埓な生活を送っているという彼は、きっちりとスーツに身を包んだ彼女を厳めしい女校長のように扱って、まったく話を聞いてくれない。しかし、無節操なプレイボーイの仮面の下にあるサリムの暗い瞳がなぜかシャーロットの心をざわつかせる。パーティーからつれだされ、小部屋で熱く唇を奪われて…!? -
悲惨な初恋相手と再会し、純潔を踏みにじられて…
イーディは予期せぬ再会に息をのんだ。セバスティオ! 4年前、背伸びして訪れたナイトクラブ。ひと目で恋に落ち、邪険に扱われてあっけなくふられた。その彼がディスプレイデザイナーとして働く私にどうして突然仕事を依頼してきたの? 当時、ラグビーのスター選手だった彼は、今や銀行頭取として華やかに活躍している。私の存在など知るはずもないのに。彼の依頼なんて絶対にお断りよ! ところが周囲の圧力から、彼の屋敷に住み込んで仕事をするはめになり…!? -
私は彼にとって、ダイヤモンドと欲望のためだけの女
かつてスーパーモデルだったカットは、小さなレストランで働いている。そこへ元婚約者ザフィールが現れた。彼は今や砂漠の国の王となり、自国の観光と外交のため、国宝のダイヤモンドを身に着けて外交訪問に同行する仕事の依頼をしに来たのだった。断ろうとするカットに、ザフィールが高圧的に迫る。その魅力に抗えないカットだが、もうひとつ、どうしても依頼を受けられない事情があった。それを知れば、彼もカットと再会したことを後悔するに違いない事情が…。 -
私を悪女と信じて疑わないあなたと結婚するなんて…
「いくら出せば君は甥の後見人の立場を放棄するんだ?」義兄クルスの蔑みのまなざしに、トリニティは凍りついた。1年半前、大富豪クルスのメイドだったトリニティは、彼の異母弟リオから息子たちの世話を頼まれた。やがてある事情からリオと偽装結婚したのだが、名ばかりの夫は急死してしまい…。クルスは私のことを、リオの財産を食い潰した悪女だと思っている。結婚した本当の理由を話そうとしても、耳も貸してくれない。私が想いつづけているのはあなたなのに…。 -
身ごもっても、尽くしても…あの人の心は遥か遠く…。
生まれ育った館を銀行に没収されたら、私に居場所はない。亡き両親が遺した莫大な借金を前に、キアラは呆然としていた。そこへ館を買いたいと、イタリア屈指の富豪ニコが現れた。館から出たことのないキアラは、この先どうやって生きていけばいいのかわからなかった。そんな彼女にニコは、ここにいたければ僕と結婚するしかないと告げる。他に選択肢もなく、すがる思いで便宜結婚を承諾したキアラだったが、初夜にニコの誘惑の罠に落ち、純潔を捧げてしまい…!? -
令嬢は落札された――貪欲な建築業界の風雲児に。
チャリティの仮面舞踏会で、令嬢リアは代役としてキスをオークションにかけることになる。入札価格が5万ドルにはねあがった直後、つかのま訪れた静寂のなか、威厳に満ちた声が響いた。「100万ドル」落札者はベンジャミン・カーター。建設業界の風雲児と呼ばれる男性で、リアの父の会社を買収しようとつけ狙っている野蛮な大富豪だ。しかも彼はリアの唇だけでなく、週末を一緒に過ごすことを要求してきて…!? 心までとかされてはいけない…わかっているのに。 -
名も知らない彼と交わした一夜が、私を破滅させる!?
オーラは父が経営するホテルの買収相手に少しでも条件を有利にさせる作戦を練るため、敵情視察としてロンドン・チャッツフィールドホテルに滞在した。そしてひとり訪れたホテルのバーで、憂いを帯びたセクシーな男性に惹かれ互いの名も告げぬまま熱い一夜を過ごしてしまう。数時間後、オーラは買収交渉の席で思いがけず彼と再会する。アントニオ・チャッツフィールド? 私は“敵”に体を許したの!? 狼狽するオーラを見つめる彼の目にはまだ炎がくすぶっていた…! -
彼が必要なのは“妻”という役目だけ…私じゃないわ。
傲慢で魅力的、ゴシップ紙をにぎわすプレイボーイで実業家マックスの新しい秘書に自分が雇われた理由をダーシーは誰よりもよくわかっていた。髪型も容姿も平凡な私なら決してボスの気を散らさないから。ところがマックスは、そんな地味な秘書と結婚すると言いだした。一世一代の大口契約のため、家庭的な男を演じる必要に迫られたのだ。彼ほどのプレイボーイが私を妻に? 誰も信じるわけないわ。拒む彼女に、彼は「誰しも人には値段がついている。君はいくらだ?」 -
愛される資格はない。彼を騙したのだから――。
メイドのローズは不慣れなドレスに身を包み、仮面舞踏会を前に怯える自分を励ました。今夜、実業家ザック・ヴァレンティと偶然を装って出会うことになっている。彼女の雇い主でザックの母親である老婦人と、恐ろしい契約を交わしたのだ。老婦人の望みを叶えれば、重い病を抱える父親の治療費を出すと言われては断れるはずがなかった。けれど契約には続きがある。見透かすような蒼く美しい瞳をもつ美貌の男性。彼と一夜をともにし、子を宿さなければならない――。 -
傲慢な彼の香りに、私の思考は支配されてしまう…!
パリで母が遺してくれた香水店を営む調香師レイラの前に、驚くべき客が訪れた。さる国の王で、稀代のプレイボーイとして有名なアリックスだ。愛人への香水を買いに来たという彼がレイラに向ける視線は、無視できないほど情熱的だった。決して母のように愛人にはならない――そう身を隠すように生きていたはずが彼の誘惑に負け、ついに身を委ねてしまう。そしてアリックスの愛の手ほどきに初めて歓びを知るが…彼は秘かに進めていた。残酷な計画を…。 -
彼に憎まれていると知っていても心偽れなくて――…
セリーナは幼い頃から父親に虐げられていたが、妹のおかげで心身回復して自立するためにチャリティの仕事に就く。しかし、ブラジルへ飛んだ彼女を待っていたのはかつての恋人ルカ! チャリティ財団のCEOだとセリーナに告げる彼の瞳は怒りに燃えていて…こんな形でふたたび出逢うなんて。7年前のあの日、パーティーで惹かれあうもルカは無実の罪にも関わらず麻薬所持で捕まった。そしてその罠を仕掛けたのは私だと今でも思っている。「今すぐ僕の目の前から消えろ」 -
なぜ胸がときめくの? 傷つけあって別れた彼に…。
父の遺志を継ぎ、家業を立て直す決意をしたマディーは、帰省してワイン醸造業者の集うパーティーに顔を出した。ぶどう園の売却を執拗に迫るニックに自らの決意を伝えるために。8年前、ふたりは恋に落ちるが、代々反目しあう両家の親に無理やり仲を引き裂かれてしまった。その後、両家にまつわる身の毛もよだつ秘密が明るみに出て、マディーとニックは互いを憎みながら生きる羽目に陥ったのだ。だが舞踏会での再会は、ふたりに実らずに終わった恋を思い出させた。 -
狂おしいまでの彼の愛は、嘘をついた私への罰で――。
ショーダンサーのシルヴィーは、パーティーで冷酷非情と名高い実業家アーキムにいきなり唇を奪われた。しかも彼は妹の婚約者だという。結婚を嫌がる妹を守るためシルヴィーは結婚式でアーキムと関係があると嘘をつく。後日、彼女のもとに砂漠の国での仕事が舞いこんできたが、それはアーキムが自分の城へとつれ去る罠だった。憎らしい彼…でもなぜか触れられると体が熱くなってしまうの。彼の狂おしいまでの情熱は私への罰なのに。 -
妊娠した私を捨てた罪を、彼が愛で償うことはない。
ラファエレの車の助手席に座っただけで、彼のものにされた気分になる――サマンサは体が熱くなった。4年前、激しく求めあったあげく妊娠した私は、そのことを打ち明ける前に、彼から遊びの関係だと釘を刺され、無惨に捨てられたのだ。もう2度と会うことはないと思っていたのに、再会してしまった。息子を見たら、彼は自分の子だと気づくだろう。そしてその存在を隠してきた私を、財力と権力のすべてを駆使し、思いつく限りの残酷さで際限なく責めるに違いないわ!! -
初恋が最後の恋。いつも何度でもあなたに恋をする。
チャリティオークションで世界的モデル、ケイトのキスが出品される。価格は競りあがっていき…なんと80万ドルで落札! 相手は金融業界の王者ティアナン・クイン。10年前、ケイトが想いのたけを打ち明けるが、冷たく拒絶した初恋の男性だった。相変わらず傲慢で威圧的で、女性を虜にする魅力にあふれている彼は、ケイトを南の島へのバカンスに誘ってくる。どういうつもりなの? 危険だとわかっていながら愚かな少女時代の恋心から卒業するため、誘惑にのり…!? -
5年前とはまったく立場が逆転した彼に組み敷かれ…!?
若きホテル王アンドレアスは我が目を疑った。あの惨めなウエイトレス姿の女はまさかシエーナ!? 5年前、シエーナはうら若き令嬢、アンドレアスはホテルの従業員だった。パーティーで出会ったふたりは身分差を忘れ激しく求めあった――そこへ父親が現れ、「乱暴された」とシエーナが告発するまでは。権力者のシエーナの父により暴力を受け仕事を奪われたアンドレアスは必死の思いでホテル王にまで成り上がった。再会に怯えている彼女を今度こそ思いどおりにしてやる! -
18歳の誕生日、無垢な娘は大富豪にさしだされ…!?
18歳の誕生パーティーでイゾベルの唇を奪ったラファエル。彼は傲慢で血も涙もない実業家。そして、家に強要された許嫁だ。「君は実に都合のいい花嫁だ」彼の狙いは家名だけ。ひきかえに彼が支払う大金がないとイゾベルの家は破産してしまうが――愛のない結婚なんて! イゾベルは家を捨て社交界から逃げ出し、パリでタンゴを教えながらつましく暮らし始めた。けれど、約束の21歳の誕生日。突然、教室に現れたラファエルは彼女の手をとり、ダンスをリードして…!? -
2度目の誘惑は復讐。けれど逃げることは許されない。
ジプシーはウェイトレスとして働くレストランで、思いがけない人物に再会した。この2年間、夢に現れつづけてきた男性――リコ・クリストフィデス! かつてふたりは激しく惹かれ合い、濃密な時間を過ごした。なのに朝がくると彼は姿を消し、ジプシーはその理由をテレビで知った。リコの正体は世界的に有名な大物実業家で、亡き父の天敵だったのだ。この再会は宿命の罠! なんとしても逃れなければならない。あの夜、私の体に刻み込まれた秘密を守りとおすためにも! -
無人島で彼を監視する10日間は甘美な拷問…!?
冷徹な“機械”と噂される女経営者ジェシー。その心の奥には父への復讐が燃えていた。家政婦である母に手を出したあげく死に追いやり、幼い私を捨てた憎い父。なんとしても彼の不正行為を暴き、刑務所へ送ってみせる! その第1歩として会社の買収を試みていた彼女の計画を邪魔する男が現れる。リュック・サンチス。華麗な女性遍歴で知られる世界的な億万長者だ。やむをえずジェシーは彼を無人島に誘拐。しかし、彼は悠然とした態度で逆に彼女を誘惑してきて…!? -
あの頃と同じ情熱を秘めたまなざしをシークは私に向けた!
ジュリアはパーティー会場でブルクワット国のシーク・カデンと偶然再会し激しく動揺した。カデンと出会ったのはジュリアが20歳のとき。彼はまだ皇太子でふたりはたちまち恋に落ちた。しかしある日を境に彼はジュリアを遠ざけ、突然冷たく別れを告げてきた。まもなくして彼の結婚を知ったとき、ジュリアの心は完全に凍りついた。そう、あの時恋に落ちたと思っていたのは自分だけだったのだ――。苦い思い出に耐えられなくなったジュリアは会場を飛び出すが…!? -
魅惑のボス。お願い、私のなかに入ってこないで…。
秘書ルーシーのボスは世界的な貿易会社のCEOであるアリストテレス。女性との仲が長続きしないプレイボーイで、別れるときはいつも高額の贈り物をして冷たく切り捨てる。しかも、その手配さえルーシーの仕事だ。しかし、ある雨の日、彼に着替えを見られてしまい、ふたりの関係に変化が起きる。「地味な服装の下に、こんな魅力を隠していたとはな」甘く耳元で囁かれると机に押し倒され、熱いキスをされる。しかも翌日からふたりきりでアテネに出張することに…!? -
暗く輝く堕天使の瞳――誘惑は甘いほど残酷…!
砂漠の王国メルカザードで働くジャミーラは、ヨーロッパでビジネスを成功させたシーク・サルマンが王の代理として王宮に帰ってくることを知る。彼は彼女の初恋の人。だが彼は6年前、パリに留学中の彼女を誘惑して純潔を奪ったうえ、残酷な別れを告げた。彼に砕かれた心はいまだに痛むのに仕えなくてはいけないなんて…。帰国早々、彼は宮殿で毎夜パーティーを開く奔放ぶり。だが、堕天使のような暗い瞳の奥底に心の傷がかいま見えて――彼の過去にどんな秘密が? -
事故で兄とその恋人アレグラを亡くしたカーラ。両親の死後、粗暴で金銭ずくの兄に虐げられてきたとは言え、唯一の家族を失って失意のどん底に。すべて忘れて故郷ダブリンに帰ろうと決意した夜、仕事先のバーで声をかけられる。黒髪に浅黒い肌をした優雅な男性。これまで恋人もいなかったけれどロンドン最後の思い出にと、彼と熱い一夜をともにする。ひとときの夢をみた翌朝、その男性ビチェンツォは冷酷に告げた。「僕はアレグラの兄。君を抱いたのは――復讐だ」
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君のすべてを奪いに来たんだ。家も、財産も、もちろんその貞操も――借金を残して亡くなった父の葬儀で、マギーは2度と会いたくない男性を目にして凍りついた。彼の名はケイレブ・カメロン。ありとあらゆる手で父を追い詰め、会社と一族を破滅に追いやった世界的実業家だ。一家の将来を弄ぶかのように、彼は唇に冷酷な笑みを浮かべゆっくりとこちらに近づいてくる。彼女にはケイレブが求めるものがわかっていた。彼は半年前のあの夜を、忘れてなどいなかったのだわ!
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幼い頃に父を亡くし、経済的に恵まれない家庭で育ったジェーンは、生まれて初めての休暇をコート・ダジュールで過ごすことに。見るからに奥手のジェーンを、まるで獲物を狙う猛獣のように見つめる男が現れた。彼の名はザビエル・サルガド=レジーユ。想像を絶する億万長者で、またの名を”プリンス・オブ・ダークネス”――気に入った女をものにしてはあっさり捨てるという。彼は甘い言葉でジェーンを誘い出し、堅く守られていた彼女の純潔を巧みに奪ったあげくに…!?
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イサルトが家族で細々と営んでいた牧場が経営難に陥り、アラブの小国を治めるシーク・ナディムに買い取られることになった。ところが、下見にやって来たナディムは1頭の馬を気に入り、その馬を調教したイサルトに彼の国に同行するよう命じる。牧場を奪い取っただけでなく、病気の父を置いてアイルランドを離れろですって!? 激しく反発を覚え抗議する彼女にナディムは黒い瞳を冷ややかに輝かせ、言い放った――ここが僕のものになった以上、君も僕のものだ。
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ギリシャの名門パルナッソス家の次期当主レオニダスをお披露目する壮麗なパーティー。給仕係のひとりであるエンジェルは自分の正体がバレないかとビクビクしていた。彼女はレオニダスによって没落させられた、対立する名家の令嬢。おとなしく働くつもりだったが彼に見つかり、あやうくキスされそうになる。一時は逃げ出したものの、父親の盗品を返すため邸宅に忍びこんだ彼女は彼につかまってしまう。罪を見逃す代わりに彼が出した条件は――「僕の愛人になれ」
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たった1度のキスがあんなことになるなんて! カリーは17歳のとき、婚約者がいるとも知らずに憧れていたアレクサンドロスにキスしてしまう。結果、婚約は破談になり、彼の運命を変えてしまった。7年後、カリーは冷淡な“世界の海運王”に変貌したアレクサンドロスと再会する。ずっと忘れられなかった彼を前に、彼女の胸は張り裂けそうだった。一方、彼の心には美しく成長したカリーへのある欲望がもたげていた。――思いきり楽しんでやる。復讐と彼女のすべてを。
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