セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

『寺田ちせ(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  • 誰かが薔薇の花束を贈ってくれたら、自分が特別な存在なんだと思える……。

    故郷での休暇中、エレナーはフルク・ファン・ヘンスムと再会した。彼と最後に会ったのは、もう15年も前のことだ。昔のフルクは、エレナーの髪を引っ張るような威張りん坊の少年だった。それが今や有名な内科医で、長身の立派な大人の男性になった姿に、エレナーは息をのんだ。でも、意地の悪さは以前と変わらない。エレナーの家族にはにこやかなのに、なぜか彼女にはそっけないのだ。不意にフルクから、結婚はしたのかと問われ、エレナーの脈拍が上がる。まだと答え、同じ質問を返すと、フルクは言った。「婚約はしている」エレナーはなぜだかわからないけれど、ばかばかしいほど動揺した。単なる嫌いな人のはずなのに……どうしてこんなにも心が乱れるの?

    ■「婚約者はきれいな人?」女心から思わずそう問いかけ、目をみはるような美人で服のセンスも抜群という答えに、エレナーは自分の着古した服を見て意気消沈。そんな彼女は、クリスマスに大切な人から大きな薔薇の花束を贈られるのが夢ですが、はたして……?
    *本書は、クリスマス・ストーリーから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 「結婚してくれ」「子供を産んでほしい」孤独な彼女は愛の言葉と信じたけれど。

    3年間片想いしてきた男性が、花嫁となった妹にキスをした。大好きなクリスマスなのに、ホリーはみじめでたまらなかった。両親の死後、私は夢をあきらめ、妹を必死に育ててきた。男性とつき合った経験もなく、子供を持つ夢もかなっていない。このまま私の人生は、他人に尽くして終わってしまうの……。ギリシア富豪スタヴロスには時間がなかった。富も名声も手に入れた。だが今、欲しいのは血を分けた我が子だ。不治の病に冒された僕に残された時間は、あと数カ月。無垢なホリーなら、子供の母親としてうってつけじゃないか?

    ■スター作家J・ルーカスがクリスマスをテーマにした今作は、ヒーローが余命わずかで妻と子を熱望し、ヒロインを熱烈に手に入れようとするという展開で冒頭から目が離せません! 凍える寒さも忘れるような、情熱的なクリスマス・ロマンスをお楽しみください。
  • 《珠玉の名作本棚》ハーレクイン文庫に毎月2点、仲間入り!英国が誇る二大ロマンス作家による、愛と夢のつまったクリスマス短篇集!

    継母と継妹に虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生会なのに悪趣味なドレスを着せられ、立ちつくしていた。招待客が美しい継妹にばかり興味を示すなか、医師のオリヴァーが平凡なバーサに声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」(B・ニールズ『悲しきシンデレラ』)庭師のアンバーは大富豪ロッコの恋人だったが、二人の関係をゴシップ紙に売ったと彼に誤解され、冷酷に捨てられた──彼の子を宿していたのに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう迫られたのだ!(L・グレアム『届かなかったプロポーズ』)
    *本書は、クリスマス・ロマンス・ベリーベストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 泣いたことなんてなかったのに……。涙は、彼のくれたハンカチににじんで消えた。

    子供の頃に両親を事故で亡くしたカトリーナは、伯母に引き取られて田舎のコテージでつましく暮らしてきた。女学校を卒業したものの、経済事情が許さずに大学進学を断念し、24歳の今になるまで外で働いたこともなく、家事手伝いをする毎日だ。そんなある日、最愛の伯母が白血病であることがわかり、ハンサムな専門医のグレンヴィル教授に診てもらうことになった。先日、カトリーナがバイクにはねられたときも教授に助けられた。でも彼が親切なのは、恵まれたエリート階級の施しでしかないわ。反発心を覚えていたカトリーナだったが、伯母の病が不治のものと思いやり深く丁寧に説明してくれた教授を信頼し、好意さえ感じ始め……。

    ■伯母が心配で思わず涙を落とすカトリーナに、見捨てられた幼い少女の面影を見たグレンヴィルは、ただ黙ってそっと彼女に寄り添ってやるのでした。美麗装丁でお届けしている《ベティ・ニールズ・コレクション》の中でも、特に名高い秀作をご堪能ください。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ぽっちゃりとして不器量な18歳のジョージアは、決して実らぬ恋だと知りつつも、母の再婚相手の息子――血のつながらない兄ジェイソンに想いを寄せていた。だがある日ひょんなことから、ひどい濡れ衣を着せられてしまう。彼女が義父を誘惑しようとしたというのだ!愛するジェイソンからも、実の母親からも信じてもらえず、蔑みの目を向けられたまま、失意のジョージアはNYへ……。それきり、ジェイソンとも顔を合わせることはなかった。7年後、義父が亡くなり、帰郷することになるまでは。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • キャシーは大手銀行頭取のトレイスの姿を見て、はっと息をのんだ。間違いなくぼうやのパパだわ。まさに姉の息子に瓜二つだ。産後、病床にあった姉は、病院の手違いで赤ちゃんが入れ替わったと言い続けていた。そしてとうとう、ぼうやの本当の親を見つけてやってほしいと言い残して逝ってしまったのだ。キャシーは必死で事情を説明したが、トレイスは聞く耳すら持たず、それどころか誘拐犯と決めつけた。「作り話はそれだけか」彼は冷たく片眉をあげて、警察を呼んだ。
  • 内戦の続くアフリカのある国の村の病院が反政府ゲリラに攻撃され、国際援助機関から派遣されていた看護婦のサマンサは負傷した。同じ病院に医師として勤務する夫ベンは即死……。爆破された病棟から危険を冒して彼女を助け出してくれたのはジャーナリストでベンの友人、ジョシュ・ハミルトンだった。サマンサと夫との間には深い溝があり、彼女の妊娠をきっかけに子供を望まないベンは離婚を切り出していた。そんなとき夫が亡くなり、二重のショックを受けたうえに妊娠しているサマンサはイギリスへの帰国を命じられた。だが帰国するには交通の便のとだえた村から飛行場のある町まで危険の多いサバンナを横断していかなければならない。一週間後、退院した彼女の前に再びジョシュ・ハミルトンが現れた。
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    寺田ちせ
    レーベル: ハーレクイン

    キャスリーンは事故で脚に大怪我をし、声楽家になる夢を諦めた。ところがある日、訪ねてきた音楽の師である修道院のシスターに強引に連れだされ、とあるオーディション会場へ向かうことに。後遺症のせいで長時間立つこともままならない私を、いったい誰が採用してくれるというの?ウエストエンドの劇場に着くなり、キャスリーンは驚いた。そこで待っていたのは、新進気鋭の人気作曲家モーガンだった。促されるままなんとか1曲歌い終えた彼女に、結果が告げられた。「僕といる限り、君には最高のレッスンを受けさせよう」翌日、キャスリーンは胸騒ぎを覚えつつ、彼の屋敷へ向かうが……。

    ■人気作家エマ・ダーシーによる、静かな感動を呼ぶ珠玉の初期作。
  • 三年前に悲しい事故で愛する家族を失ったルースにとって、小説を書くことだけが、心のささえだった。ある日、彼女はTVのトークショーにゲストとして招かれた。同席したのは世界的なベストセラー作家、パトリック・ヘーガン。噂にたがわず、危険なほどセクシーでゴージャスな男性だ。セックスと権力がテーマの彼の作品は何本も映画化されているが、ルースは批判的だった。そんな彼女に彼は強い関心を示した。「もう少しお話ししたい。夕食につきあっていただけませんか?」華々しい女性遍歴を飾るために犠牲になんかならないわ!ルースは自分に言い聞かせた―私が求めるのはもっと別のもの。けれど、強引な誘惑に、理性は反発しても感情がざわめいて…。
  • シルビーは、由緒ある不動産を買い取り修復する財団で働いている。かつて麻薬の売人とかかわるという過ちを犯した彼女は、それを許し、救い出してくれた義兄夫婦に恩返ししようと、必死にがんばってニューヨークでキャリアを積んでいたのだ。そんなある日、シルビーはイギリスで仕事をすることになった。ところが建物の所有者は―サー・ラナルフ・キャリングトン。今は爵位を受け継いだが、以前義兄の不動産管理人をしていた男だ。そしてシルビーが少女の頃から愛し慕っていた人でもある…。だがランは彼女を子供扱いし、相手にしなかった―あの夜までは。純情だったシルビーを傷つけ、打ちのめしたあの出来事以来、彼女はずっとランを憎み続けてきた。彼の仕打ちを忘れ、一緒に仕事などできるのだろうか。
  • ランチの約束で祖父のオフィスに向かったジャニンは30代前半の魅力的だが孤独な雰囲気の男性に出迎えられた。彼の名はザック・トーマス――祖父のビジネス・パートナーだ。ランチから帰ってきたあと、祖父はジャニンに爆弾発言をした。「わたしは彼をおまえの夫に選んだ」大恋愛の末の結婚を夢見るジャニンは猛反発したが、頑固な祖父はまったく耳をかさない。一方、ザックは結婚そのものを無駄だと決めつけていた。結婚を阻止すべくふたりは共謀して祖父に反抗を試みるが……。
  • いつかこの日が来ると思っていた――もう身も心も彼から離れられない。■シーリアにとって、アレック・シャープは特別な存在だった。初めて会ったその日に“情事”を持ちかけた男。脅威を感じさせるルックスに、無愛想な態度。だが、彼は誰よりも有能な私立探偵で、弱者には限りなく優しい。良家のお嬢様だったシーリアが同じ私立探偵の道を選んだとき、アレックが過保護になったのも無理はなかった。そして今回、シーリアが請け負った家出娘の捜索にも、彼は首を突っ込んできた。売春組織が絡んで、危険だと言うのだ。シーリアはプライドを捨てて、アレックに協力を頼んだ。すると、彼はとんでもない条件を持ち出した。「おれは君がほしい。この件が解決するまで君をおれのものにしたい」
  • ぽっちゃりとして不器量な18歳のジョージアは、決して実らぬ恋だと知りつつも、母の再婚相手の息子――血のつながらない兄ジェイソンに想いを寄せていた。だがある日ひょんなことから、ひどい濡れ衣を着せられてしまう。彼女が義父を誘惑しようとしたというのだ!愛するジェイソンからも、実の母親からも信じてもらえず、蔑みの目を向けられたまま、失意のジョージアはNYへ……それきり、ジェイソンとも顔を合わせることはなかった。7年後に義父が亡くなり、帰郷することになるまでは。
  • ■事故に遭った私を助けてくれた彼。でもそれは彼が医者だから……それだけよ。■カトリーナは田舎道を自転車で走っていてオートバイにはねられた。オートバイはそのまま逃げ、道に座り込んでいた彼女を助けたのはちょうど車で通りかかったハンサムな医師グレンヴィルだった。カトリーナは十二歳のときに両親を事故で亡くして以来、独身の伯母と田舎のコテージでつましく暮らしている。医師は親切にも彼女をコテージに送り届けてベッドに寝かせ、外出していた伯母に代わって面倒を見てくれた。彼の親切には感謝すべきだったが、医師としての義務感からそうしているとしか思えず、カトリーナは素直になれなかった――好きじゃないわ、あんな人。それでも彼女はしぶしぶ礼状を書いて送った。どうせ私のことなんて忘れているでしょうけれど。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。