『井口泰(実用、新書)』の電子書籍一覧
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本格的な少子・高齢化の時代を迎え、外国人労働者・移民受入れをめぐる議論がいま、注目を集めている。人口問題を移民受入れで解決することは可能なのか?外国人労働者とその家族に、定住への道は開かれるのか?スキャンダルにゆれる外国人研修・技能実習制度を、真に意味のあるものにしていくことはできるのか?欧米諸国の経験もふまえて論点を整理しつつ、アジア諸国と連動した人材開発という新たな視点から、人材国際化への道筋を示す。
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リーマン・ショック後、日米欧の果敢な金融緩和や財政出動によって、世界経済は壊滅的な状況になるのを回避しました。しかし今後、金融緩和の縮小段階に入っていくなかで、各国の経済や市場に大きな影響を及ぼすことが予想されます。ただし、何が起きるのか、それがどれぐらいのマグニチュードで起きるのかは、誰にも正確な予測はできません。
同様に、中国の台頭で世界の覇権構造はどう変わるのか、動力革命・インターネット革命に続くイノベーションは何か----といったことは、誰もが最も知りたいところでありますが、予測も困難です。ただし、現在の世界は、過去の歴史の積み重ねでつくられています。世界経済のさまざまな歴史を知ることは、今の時代を読み解くカギになるでしょう。
本書は、「中国は経済発展を持続できるか」とか「シェール革命で何が変わる」など、現代人がいま気になっていることを、過去の類似の事象などと比較して考えてみました。社会制度や科学技術も異なる時代の事象との安易な比較は慎むべきとしても、思わぬ示唆が得られるはずです。
本書の主な内容は以下のとおりです。
Part1 歴史で今を読み解く
疑問1 米国の金融政策はなぜ市場を乱す?
疑問2 中国の「影の銀行」は破綻する?
疑問3 アルゼンチン危機はなぜ頻発?
…他
Part2 これが世界史を変えた
砂糖と紅茶
気候変動
麻 薬
…他
Part3第一次世界大戦から100年
(1)「デモクラシー」と「ナショナリズム」
(2)『八月の砲声』
(3)孤立したドイツ -
過去20年の日本社会では、世代間に横たわる利害対立を反映する問題が深刻となり、それは、雇用や社会保障だけでなく、家族の絆や地域コミュニティの崩壊にも影響を及ぼしている。それら世代間利害対立のメカニズムを究明し、次の世代に希望のある日本を託すための戦略を考察。経済学の視点から超少子化を是正するための総合的家族政策と、社会の底辺への滞留を防止するための社会統合政策、グローバル経済のリスクを軽減するための東アジア経済統合の進め方を提案する。/序章:グローバル経済化のリスクと世代間利害 第I部:世代間利害調整の諸課題 1章:拡大する需給ミスマッチと労働市場政策の役割 2章:雇用をめぐる世代間利害調整 3章:社会保障をめぐる世代間利害調整 4章:少子化のメカニズムと家族政策の可能性 第II部 格差の拡大と社会統合 5章:人口減少下の経済格差と非正規雇用 6章:正規・非正規雇用の格差と差別禁止政策 7章:人口減少下の社会統合と外国人政策 8章:人口減少下の産業再生と地域雇用 第III部:東アジア経済統合とその社会的側面 9章:東アジア経済統合と労働市場の展望 10章:東アジア経済統合の社会的側面の強化に向けて
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