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『大原富枝(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~9件目/全9件

  • 文豪たちが描いた日本の「名城紀行」が復刊。

    1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。

    第1巻は森敦、藤沢周平、円地文子、杉浦明平、飯沢匡、永岡慶之助、奈良本辰也、北畠八穂、杉森久英の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。

    視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。
  • 「植物学の父」とその糟糠の妻を描く。

     小学校中退ながら、ほぼ独学で植物の研究に生涯を捧げ、輝かしい業績を残した牧野富太郎と、想像を絶する生活苦にもめげず夫を支えた妻・寿衛子の生涯を、富太郎と同郷の著者が丹念に描く。
     裕福な商家に生まれた富太郎は、父母を亡くしたにもかかわらず、研究と趣味のため湯水のように金を使ったので、たちまち困窮。なおも高利貸しから借金を重ね、借金取りに追い回されるのが常態となる。そんななかでも、寿衛子は13人の子ども(成長したのは7人)を育て上げ、待合の女将として働き、富太郎の夢を叶えようとした。
     夫婦の手紙を紐解きながら、「植物学の父」とその糟糠の妻の素顔に迫った名作。
  • 少女時代にハンセン病を発病した津田治子は、終生その苦しみの中に生きた。現代では特効薬が発見されてハンセン病は治る病気となったが、彼女がその恩恵に浴するには発見が遅きに過ぎたというほかはなかった。みずからの生命に精いっぱい執着し、聖書と短歌を支えに、痛ましくも強い生涯を終えた女流歌人を描く、感動の名作。
  • 今をときめく平家の若武者・資盛との運命的な出会い。芸術に生きんとする隆信との恋。二人の恋人の間で、女として成長していく右京大夫。しかし時は移り、平家滅亡という無惨な現実が彼女を待ちうけていた。……恋に生き歌に生きた建礼門院右京大夫の生涯を、歴史の巨大な波に翻弄される女の運命として描く、力作長篇。
  • 土佐藩執政、父・野中兼山(良継)の失脚後、4歳にして一族とともに幽囚の身となった婉。男子の係累が死に絶えた40年後、赦免が訪れ、自由となったものの、そこで見たのは、再び政争の中で滅びてゆく愛する男の姿であった……。無慙な政治の中を哀しくも勁く生きた女を描き、野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞した名作「婉という女」に、関連作「正妻」「日陰の姉妹」の2篇を付し、完本とする。
  • 主人公・田沢衿子は20代後半の独身女性。母親の言動に振りまわされ苦痛を感じているが、断ち切ることができない。ある日、彼女の15階だてのアパートで、祖母を殺した少年が投身自殺した。強者に支配される少年と自分とを重ね合せ、彼女は母親から逃れるため行動をおこす。〈イエスの方舟〉を背景にして、弱者の生き方を追究、魂の漂流をいきいきと描いた、著者の代表長篇小説。
  • 462(税込)
    著者:
    大原富枝
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    一女性の39年の生涯を生母に重ねて描いた感動作

    孤児同然に育った蕗は最初の夫を戦争に奪われ、小学校長の妻となる。彼女は読み書きができなかったが働くことが好きで、働くことによって多くのものを身につけ、自分も家族をもゆたかにした。明治から大正の初め、土佐の山里に生き、39歳でこの世を去った女性・蕗の生涯。
  • 231(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    大原富枝
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昭和の八百屋お七、と呼ばれた女。その葛藤と覚悟

    女子寮が燃えた。貴代は、女学生の身で妊娠していただけで犯しもしない放火の罪で逮捕される。模範囚として過ごし、刑期満了で保釈。姉の後妻として満州へ嫁ぐ。敗戦と共に引き揚げ。5人家族を養うため、働きに出る貴代を待っていたのは“昭和の八百屋お七”の烙印だった。葛藤しながらも悪名を背負う決意をする貴代と巡り会うさまざまな男たちの物語。1962年作品。
  • 396(税込)
    著者:
    大原富枝
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    酷薄な生を描く20世紀の名作。「日陰の姉妹」併録

    父の失脚のため、母や兄弟たちと共に40年間の幽閉生活を強いられた土佐藩の家老の娘、野中婉の生涯。40年間、身内以外の誰とも出会うことがなかった婉は突然赦免され、娘時代のままの振袖姿。失われた40年を取り戻すため、学問、政治、人生、男女の愛に注がれたひたむきな眼が感動をよぶ。第13回野間賞、第14回毎日出版文化賞受賞作。幼少から40年を幽獄に過ごした婉の異母姉妹の物語「日陰の姉妹」を併録。

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