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『長瀬直久、雑誌を除く、分冊版を除く(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ポットプラントとは何か?園芸家山口まりさんは、「小さな輪の鉢植え」(学習研究社)の中で、「たくさんの情報にふりまわされて生活していると、自然の営みがあり、季節が変化していることをつい忘れてしまいます。」と述べている。
     筆者が暮らしている倉敷市(岡山県)においても、近年田んぼ(農地)が急激に宅地化されて、かつてのふるさと、田園風景は無くなってしまった。一方で住宅はコンパクトな工場生産で、一見快適な暮らしのように見えるが、周りには自然が無い。
    倉敷地域では、かつて普通に見られたアクラという名の木は正式にはクロガネモチと言い、バベは同じくウバメガシである。とにかく、どこでもいいから1ページを開いて読んでほしい。すると、アクラやバベの写真があり、木の説明がある、つまり写真で見る本で、新しい小さな鉢植えの入門書ができたのではないか?と考えている。
    盆栽や他の鉢植え或いは華道(いけばな)の作品と比較すると、品格や山水ではなく、また華道のような鑑賞のルールや文化性も残念ながら無い。山口まりさんは今、現代人が必要としているのは、「やすらぎの空間」で、それが誰でも容易に作れる植物の鉢植えであると言う。筆者はアクラのそれを「コンパニオン」と呼ぶことにした。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    市役所は市民の身近な「政治」の場です。一方、国は宇宙や国家の外交、情報通信、金融、国際貿易など公共インフラを整備する。しかし、わが国の現実としては政治行政の役割が極めてあいまいで、何ごとにつき世界や国の動きが優先で、市民の暮らしは後回しになる傾向がある。
    これは戦前からの歴史のせいであると考えるが、世界の常識はまったく異なるもので、日本国は国際社会のすう勢から大きく出遅れた。それは「民主主義」という新しい思想の理解で、市民を中心にしてものごとを考えることである。「民主主義」は、「地域主義」や「個人主義」などと同様に、戦争を引き起こさないための哲学的ツールで、戦争の前に政治行政が平和の方策を講じなければ、いずれ国家は衰退するだろう。

    戦後、その「政治」の中心思想に新しく登場したのが「自治」或いは「地域主権」という哲学思想だが、テレビや新聞のベクトルは相変わらず大(マクロ)から小(ミクロ)の視線で、序列思想がバッコしている。「自治」や「独立」の思想は、支配者と被支配者の関係で、「植民地思想」に」対する「自由」、「平等」、「基本的人権」などの新しい概念が欠けているために、その情報の意味が市民の胸に響かない。ついてはこれらを踏まえた「自治」や「自立」の本質を理解するために、この本は役に立つと思う。

    世界の平和や政治の仕組みを理解することは難しいかもしれない。実は身近な市役所の力が弱すぎることであるが、逆に言えば宇沢弘文先生の言う「社会的共通資本」つまり「社会インフラ」の予算を国が独占していることである。だからまずは、国と市町村はどのように仕事を分担しているのか?について考えて行こう。

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