『畝山智香子(実用)』の電子書籍一覧
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食品安全情報を「正しく」読み解くために
食品添加物は本当に危険?
天然モノはすべて安全?
あふれる情報に振り回されないために。
消費者として知っておきたい食品安全情報の読み方。
食をめぐるさまざまな情報から、信頼に足るものをどう見分けるか。
メチル水銀、トランス脂肪酸、メラミンなど、
実際の事例を参照しながら、残留農薬の基準値の設定の仕方やその値の意味、
発がん物質のリスク評価の方法などをくわしく解説。
食の安全情報を読み解くポイントをおさえる。
●目次 第1章 「基準値」はいかに決まるか
第2章 発がん物質のリスクの大きさをどう考えるか
第3章 食品のリスクアナリシスはどのようになされているか
第4章 食品の有効性をどう評価するか
終章 健康的な食生活を送るために―科学リテラシーを育む
※本書は、2009年11月に刊行された『ほんとうの「食の安全」を考える――ゼロリスクという幻想』(DOJIN選書)を加筆・修正し文庫化したものです。 -
●根強く残る食品添加物悪玉論
●まことしやかにささやかれる超加工食品の危険性
●オーガニックの安全神話で見過ごされる問題点
●注目を集める新しい北欧食の落とし穴
●日本で独自に発展した食品表示制度の功罪
ゼロリスク幻想を越えて改めて考える、
ほんとうの「食の安全」
巷にあふれる食をめぐるさまざまな情報。
〇〇は身体に良いらしい、
ダイエットには△△を摂るとよい、
××には発がん性がある……。
信頼に足る情報はどう見極めたらよいのか。
さらに、グローバル化が進展する世界で、
食の安全をめぐる問題も、もはや自国だけの問題に留まらなくなっている。
「すべての人に適切な情報を」届けるべく、
世界の食品安全情報をサーベイし発信し続ける著者が、
近年話題になったさまざまな問題を取り上げ、
印象やイメージに惑わされることなく、
科学的知見に基づいて適切に判断するためのポイントをわかりやすく解説する。
◆本文より
ひょっとしたらこの本を手にしているあなた自身も、
家族や友人との会話の中で添加物は避けたほうがいいよね、
といったことを伝えたことがあるかもしれません。
それに比べると食品安全委員会や厚生労働省からの
食品添加物の安全性に関するメッセージは、圧倒的に劣勢です。
間違った情報には実害があります。
そして間違った情報のほうが社会に広く浸透してしまっているとき、
消費者個人個人が間違いに気がついても対応できない、
つまり買いたい商品が売られていない、という状況に陥ります。
◆目次
第1章 終わらない食品添加物論争
一 食品添加物の安全性を測る
二 食品添加物をめぐる国際事情
三 食品添加物だから……
四 ベビーフードで考える食品添加物の有効性
第2章 気にすべきはどちらか――減塩と超加工食品
一 世界の減塩対策
二 超加工食品とは何か
第3章 オーガニックの罠
一 オーガニック卵汚染事件
二 「オーガニック卵」というもの
三 オーガニックとの付き合い方
第4章 新しい北欧食に学ぶ
一 北欧食と和食
二 NNDの落とし穴
第5章 国際基準との軋轢
一 EUへの鰹節の輸出問題
二 検査の意味は?
第6章 食品表示と食品偽装
一 日本では表示義務のないカフェイン
二 食の「安心」を脅かす食品偽装
第7章 プロバイオティクスの栄枯盛衰
一 プロバイオティクスの健康強調表示
二 期待が高まるマイクロバイオーム研究
三 トクホとプロバイオティクス
第8章 食品安全はみんなの仕事――すべての人に適切な情報を
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