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『文芸・小説、小野一光』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 性暴力の記憶、毒親、貧困、セックスレス――それぞれの「限界」を抱えて、身体を売る女性たち。過去の傷を薄めるため……。「してくれる」相手が欲しい……。そこには、お金だけではない何かを求める思いがある。ノンフィクションライター・小野一光が聞いた、彼女たちの事情とは。著者が20年以上にわたる風俗取材で出会った風俗嬢たちのライフヒストリーを通して、現代社会で女性たちが抱えている「生と性」の現実を浮き彫りにするノンフィクション。
  • 1,650(税込)
    著:
    小野一光
    レーベル: ――
    出版社: 太田出版

    東日本大震災からわずか一週間後に営業を再開させた風俗店があった。

    被災地の風俗嬢を五年にわたり取材した渾身のノンフィクション。

    【本文より】

    チャコさん(仮名)が相手にした客のほとんどが、地震と津波の被害に遭っていたという。

    「家を流されたり、仕事を失ったり。それでこれから関東に出稼ぎに行くという人もいました。あと、家族を亡くしたという人もいましたね」

    「えっ、そんな状況で風俗に?」

    思わず声に出していた。だが彼女は表情を変えずに続ける。

    「そんな場合じゃないことは、本人もわかっていたと思いますよ。ただ、その人は『どうしていいかわからない。人肌に触れないと正気でいられない』って話してました」
  • 主犯・角田美代子の“家族乗っ取り""はなぜ起きたのか。

    2012年12月12日、兵庫県警本部の留置施設内で、ひとりの女が自殺した。
    女の名は角田美代子。尼崎連続変死事件の主犯である。美代子と同居する集団、いわゆる“角田ファミリー""が逮捕され、これまでの非道な犯行が次々と明らかになってきていた矢先のことだった。
    主犯の自殺によって記憶の彼方に葬り去られようとしているこの事件の裏側には何があるのか? 尼崎を中心とした徹底取材をもとに、驚愕の真相を白日の下に曝す。
    百田尚樹氏をして「ホラー小説も逃げ出すくらいに気味の悪い本だった! 」と言わしめた問題作!

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