『那識あきら(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。
本書では「交差点」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。
【掲載エピソードの一部】
「人生の地図」
人生に疲れ果て、ホームの端に立っていた俺は青年に腕を引かれ…
「青信号の46秒」
原宿で服を買い、美容室で髪を明るく。もう、今までの私とはお別れだ。
「楽園リミット」
家にはいつも、犬がいた。犬を連れてきたのは、唯一の家族である父だった。
「幕の向こうに綺羅星はある
熱血とかキラキラしたものには無縁だった人生。もう大学二年生の秋を迎える。
「最後の交差点」
松葉杖をついて、交差点で信号を待っていた飛路。しかし、渡ることはできない。
【執筆陣】
朝来みゆか 青信号の46秒
浅海ユウ ひまわりの君
一色美雨季 金魚供養
国沢裕 つないだ手
杉背よい 記憶が交差するところ
天ヶ森雀 楽園リミット
鳴海澪 親指の迷信
猫屋ちゃき 幕の向こうに綺羅星はある
ひらび久美 最後の交差点
溝口智子 人生の地図
南潔 推し活スルースキル
矢凪 三丁目のおむすびや -
大学一回生の塚原鈴音は、毎年大学祭でキャンパス全体を使って行われるスタンプラリーの担当となった。学内の七不思議巡りを提案したものの、いざ調べてみると不思議は五つしか出てこない。そこで、先輩に紹介された雑学に詳しいという二回生の平坂を訪ね、六つ目の不思議の情報を得るが、やはり一つ足りない。あきらめきれない鈴音は、子どもの頃に一度だけ会った「憧れのお兄ちゃん」を彷彿とさせるイケメンの平坂と、彼が所属するクラフト系サークル「工作研究部」の個性的なメンバーたちの助けを得て、かつて七つ目の不思議があったことを突き止めたのだが…。大学の七不思議を巡る、恋愛ミステリー。
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あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける珠玉の短編。
あなた好みのストーリーがきっと見つかるはず。
本書では「会社」であっったことにまつわるエピソードを掲載しました。
「働く」ということについて、共感できるお話がきっとあります。
<掲載エピソードの一部>
「ある日、暗闇がおとずれ」
暗いところが苦手な神崎は、ある日、上司の岩原と一緒にエレベーターに閉じ込められてしまった。パニックになる神崎を落ち着かせるために、世間話をする岩原。話は、岩原の過去の話になり……。
「俺は安藤課長を怒らせたい! 」
上司との言い争いが原因で開発から営業に異動になった小嶋。新しい上司の安藤は穏やかで喋るのも動作もゆっくり。異動に不満がいっぱいの小嶋は、温厚な上司の化けの皮を剥そうと画策するが……。
「おうちの卒業証書」
不動産会社に努める間島は、老婦人から「持ち家を売ってほしい」と依頼される。状態もよく、大事に住んでいたことがわかるためすぐに売れるだろうと請け合うが、婦人はなぜか浮かない顔で……。 -
舞台は神戸の造船所。開発課4年目の川村理奈には厄介なジンクスがあった――今まで気になった人は、必ず既婚者、もしくは彼女持ちというもの。そのおかげで恋愛経験はゼロ。
ある日、上司から取引先の財閥系企業・山本重工と合同で、海中での建築作業用ロボットの開発をすること、そしてプロジェクトのメンバーに抜擢されたことを知らされる。
上司とともに山本重工に赴いたところ、ジンクスの元となった高校時代の同級生・高嶋珊慈と再会――!?
爽やかお仕事小説!
◎目次
序章 桜吹雪と呪い
第一章 初顔合わせ
第二章 八年前のこと
第三章 合同プロジェクト始動
第四章 スパイクローラー
第五章 釘と歯車
第六章 供試体破損
第七章 デッドアングル
第八章 勇気のありか
第九章 対決
終章 桜吹雪の呪い
◎著者
那識あきら(なしきあきら)
翻訳ミステリと古典SFで育つ。学生時代から同人誌を中心に創作活動を行い、現在はWEBにて小説を発表、一部はアメリカの出版社によって英訳されている。
著書に『うつしゆめ』(徳間文庫)、『Dawn of the Mapmaker』(Cross Infinite World)がある。
◎カバーイラスト
hiko(ひこ) -
大里造船工場の技術畑で働く川村理奈はいわゆるリケジョ。好意を抱いた相手には決まって彼女がいるか、告白前に彼女ができるというパターンが続き、25歳になっても恋愛経験ゼロ。本人は、それは高校時代のある出来事が原因で“大魔王”に呪いをかけられたからだと思っていた。そんなある日、大手企業、山本重工との共同事業のメンバーに抜擢される。だがよりによって、山本重工のメンバーの中に、呪いをかけた大魔王・高嶋珊慈がいた! 仕事をきっかけに、急接近するふたり。しかし、高校時代より更に格好良くなった珊慈には「女をとっかえひっかえ」の噂が。おまけに機密事項漏洩事件疑惑が……。大魔王との7年ぶりの再会によって、高校時代の初恋が再び動き出す!?
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卒業を間近に控えた、楢坂高校3年のホノカの胸中は複雑だった。思いがけない自身のドジがきっかけで付き合うこととなった、同級生で弓道部のヒタカが東京の大学に進学してしまうからだ……。弓道に夢中のヒタカに、その寂しさを伝えられず、意地を張ってひとり悶々としていたホノカ。しかし、早咲きの桜の枝を拾った日から、彼女の周辺で不可思議な現象が起こるようになり…。甘酸っぱい学園ロマンスの影にちらつく、もうひとつの悲しい恋。ひたひたと、ホノカに迫り来る狂気と情念の正体とは? 薄紅色が舞い散る美しい幻想奇譚。
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楢坂高校を卒業して3年半。柏木陸は関西随一の国立大生という肩書きと、人から羨望されるほどの美しい外見を利用して、刹那的な生活を送っていた。ただ、彼は常にどこか冷めていて、他人とは一線を引いた付き合いをしている。四回生となったある夏の日、陸は一人雨の中、愛車を走らせていたが、道に迷った上に、カーナビが故障。仕方なく山中で見つけた洋館を訪れると、そこには陸と同年代の美しい女性がいた。常に他者との関係で主導権を握ってきた陸だったが、彼女の不思議な魅力に翻弄され、苛立ちつつもやがて…。陸の心を見透かし惑わす彼女はいったい何者なのか? 夏の陽炎のように美しくも儚い一夜の出会いを描いた、幻惑のラブストーリー。
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図書館で司書として働く高嶋和海は、一人の来館者が気になっていた。すらりとした長身に、知的な眼鏡、いつも閉館間際にやってきて、同じ書架の前に佇む男性、森元拓司。恋とも言えない淡いトキメキを感じていた彼と、ふとしたことがきっかけで話をするようになる。しかしその夜、和海はひったくりに遭遇。以来、彼女の周りでは不可思議な出来事が続き…。『撞着する積木』『うつしゆめ』で、多くの読者を魅了した美しい文章で綴られる、ミステリータッチの恋愛ストーリー!
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