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『小野寺史宜(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~35件目/全35件

  • 1,870(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    『まち』を愛し、
    『ひと』を書く作家(千葉在住)、
    上限五万で住めるまちをゆく!

    ★本書の内容
    ノー銀座、ノーライフ。銀座がないなら人生じゃない。

    それほどに銀座が好きで、可能なら住みたいと思っている。
    けれど。小金持ちですらない「僕」には難しい…。

    それでも東京23区に住んでみたい。と、昔から思ってきた。
    今も千葉県にある家賃5万円弱のワンルームに住んでいる。
    同じ条件なら、どこに住めるだろうか?

    その他条件は
    フロトイレ付
    管理費・共益費込み
    定期借家を含まない
    だけ。

    それ、50代がやる企画ですか?
    と言われそうだけど、実際に探して歩いてみた。
    歩いた通りに、書いてみた。
    書いたらもっと、小説を書きたくなった。

    本書はそんな、足掛け3年の記録である。
    2019年本屋大賞2位『ひと』の作家、人生初のエッセイ集に挑戦!

    ★実際に歩いたまち
    神田にたゆたう神保町、川を感じて住む小岩、静かに元気な西荻窪、あれこれ不思議な浮間舟渡、端でもにぎわう蒲田、浅草も香る田原町、隣駅の魅力に満ちた要町、まどろみ落ちつくお花茶屋、町に紛れる大森海岸、都電が愛しい東尾久三丁目、ジャズもそよぐよ中野新橋、彩り溢れる三田、台に住もうよときわ台、キュキュッとまとまる都立大学、島感強めの王子神谷、駅前キュートな下落合、何だか広いよ東大島、ふんわりやわらか世田谷、何ともほどよい新大塚、公園と生きる石神井公園、未知を知る鐘ヶ淵、散歩で渋谷へ代々木上原、銀座の風吹く月島

    ★巻末にはおまけの書き下ろし短編小説「十一月二日、正午にA2出口」付き!

    ★本作に登場する小野寺史宜の小説一覧
    『片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ』『東京放浪』『今夜』『ホケツ!』『ナオタの星』『ライフ』『まち』『ひと』『その愛の程度』『みつばの郵便屋さん』『片見里荒川コネクション』『ROCKER』『タクジョ!』『今日も町の隅で』『それ自体が奇跡』『食っちゃ寝て書いて』『ミニシアターの六人』
  • 1,650(税込)
    著:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    東京の食品会社に入社して4年目の丸山太郎は、異父きょうだいの姉・さくらの結婚式に出るため、久しぶりに帰郷することになった。平凡ながら温かい結婚式に波風が立ったのは、さくらの実父・庄造が酔った顔で現れたから――。仲は良くても遠慮と寂しさがあった異父きょうだいが、トンチンカンな「もうひとりの父」に振り回されながら絆を深めあっていく、温かな家族の物語。
  • 1,760(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    ベストセラー『ひと』 『まち』 『いえ』に続く感動の青春譚!

    わたしは母を傷つけた。たった一人の肉親を、言葉のナイフで――。
    あれから13年、後悔ばかりで大人になった。
    でも、孤独に負けずにいられたのは、母の、仲間の、「うた」 があったから。
    母がわたしを産んだ歳になった。今、わたしに、湧き出るものがある――。

    27歳の古井絹枝には、晴らすことのできない後悔があった。
    中学生の頃、地域の合唱団に所属する母に「一緒にうたおうよ」と誘われたものの、撥ねつけてしまったのだ。母が秘めていた想いも知らずに・・・・・・。
    大学時代、絹枝はバンドを組んでいた。
    ギター担当は伊勢航治郎。バンド解散後もプロを目指したが芽が出ず、だらしない日々を送っていた。
    ベース担当は堀岡知哉。バリバリ働く妻がいるが、自分はアルバイトの身で、音楽への未練も僅かにある。
    ドラムス担当は永田正道。大学卒業後、父が越えられなかった資格試験の壁に挑もうとするが・・・・・・。
    かつての仲間が、次の一歩を踏み出そうとする物語。
  • 「食う」「寝る」と、もうひとつ大切なこと。

    年齢的にも仕事的にも後がない作家の横尾成吾。書くことを何よりも優先して生きてきたが、友人・弓子の思わぬ告白もあり、今後の自分の身の振り方を考えはじめる。一方、横尾の担当編集・井草菜種は、これまでヒット作を出したことがなく、焦燥感が募るばかり。やがて菜種は、自身同様に停滞中の横尾と本気で向き合い始める――。先の見えない時代に自分を信じて歩む、売れない作家と編集者。二人の人生が優しく迫る、再生の物語。
  • わかるよ、みんないろいろあるけどさ――。
    ほら、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず!

    子ども食堂を舞台に、市井の人々の生きづらさと希望を描く、読んで「美味しい」老若男女群像劇の傑作。


    営業時間は午後5時から8時まで。
    亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
    スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
    お客さまは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。

    子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい!
    うまくて泣ける、心温まる絶品群像劇!
  • 1,881(税込)
    著:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    娘が婚約者を連れてきた。
    他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。
    娘が選んだ人ならば。自分は、心が広く先進的な父親。そう思っていたはずなのに。

    神保町にある出版社、景談社で働く佐原滝郎は、娘の結婚に心が揺らぐ。
    「娘が結婚すべきではない」と感じた婚約者は、意外にも滝郎の妻には好印象。
    妻もあの婚約者のことは気に入らないと思っていたのに、一体なぜ?
    積み重ねてきた夫婦生活の中で初めて見えた、自分と妻の間にあるひずみ。
    もしかして、妻と自分はーー。
    社内の三組の夫婦の姿を見ていくうちに、滝郎はある決意を固める。
  • 1,760(税込)
    著:
    小野寺史宜
    イラスト:
    ながしまひろみ
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    自分がいやな人間だってことはもうわかってんの。わかってんのに直せないんだからダメな人間だってことも――。そう思っている片岡泉は、本人の自覚に反して出会う人に鮮やかな印象を残していく。小学生時代を知る近所の大学生も、中学の友だちも、アルバイト先の店長も、喧嘩別れした元カレも――誰もが後から、あの正直さに背中を押されていたことに気づくのだ。欠点だらけの「泉ちゃん」が巻き起こす、素晴らしき出会いの物語。
  • 寝坊で卒論を出しそこね、留年が決定した海平。片見里の実家に戻るとばあちゃんから「東京に出た同級生・中林継男を捜してくれ」と頼まれた。一方、その継男はひょんなことから「オレオレ詐欺」の片棒を担ぎかけるハメに!?同じ片見里出身ということ以外、接点のなかった継男と海平が荒川で出会った。継男はある〈ヤバい〉ことを海平に依頼する。
  • 792(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『ひと』の著者、初の短編集。

    同級生の長野くんに誘われて野球観戦に来た愛里。2人の前には大声でヤジを飛ばす男が座っていて……「梅雨明けヤジオ」。バンドでリードギターからベースになった悠太が初デートで訪れたのは“ツリー”ではなく“タワー”だった――「逆にタワー」。思いもよらない偶然を重ねて出会った駿作と那美は、その時が来るのを待つ「君を待つ」。ほか、全10編を収録。11歳から42歳、それぞれの「選択」に向き合う男女を描いた、著者初の短編集。
  • 1,815(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 双葉社

    僕は三年前に小学校の教師を辞めた。
    昼の世界から逃げ込むようにして選んだ仕事は夜勤の警備員。
    他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった。
    でも、勤務先で置引未遂を犯した10歳の少女との出会いが、立ち止まっていた僕を動かして……。
    自分を犠牲にしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか?
    本屋大賞第二位のベストセラー『ひと』の著者が贈る、ひとりで頑張ってしまう人への応援歌!
  • シリーズ8冊
    660792(税込)
    著:
    小野寺史宜
    イラスト:
    pon-marsh
    レーベル: ポプラ文庫
    出版社: ポプラ社

    郵便配達員・平本秋宏には年子の兄弟がいて、いまやちょっとした人気タレント。一方、秋宏は顔は兄とそっくりだが、性格はいたって地味、なるべく目立たないようにしているのだが……。「あれ、誰かに似ていない?」季節をかけぬける郵便屋さんと街の人たちが織りなす、小さな奇蹟の物語。
  • 運転手とお客さん。タクシーの車内で響き合う、一期一会の心もよう……
    人生の機微を紡ぐ名手が贈る 味わい深い人間ドラマ。新人女性タクシー運転手の物語『タクジョ!』待望の続編!

    [主な登場人物]
    ●東央タクシー東雲営業所の仲間たち
    高間夏子(26) 女性客が安心して乗れるよう、自分が運転手になると決め、四年目を迎える。
    姫野民哉(28) イケメンでお調子者。航空会社の仕事が肌に合わず転職。ドライバー歴六年。
    霜島菜由(26) 夏子の同期ドライバー。内勤業務に職種変更をしようか迷っている。
    永江哲巳(26) 夏子の同期で、採用課所属。「コロナ後」を見据え、人材発掘に尽力。
    道上剛造(56) ベテラン運転手。強面の風貌から元スジ者と噂されるが、実はほろ苦い過去が…

    ●道央タクシー
    川名水音(38) 夏子の元同僚。再婚後に転居した札幌で、ふたたびタクシー運転手に。
  • 運転が好き、ひとも好き。タクジョ・夏子、今日も快走!

    高間夏子は四大卒の新人タクシードライバー。女性客が安心してタクシーに乗れるよう、自分が運転手になると決めてこの道に進んだ。女性運転手の比率はわずか3%。無賃乗車や強盗など不安要素も尽きないが、個性あふれる先輩や同期に励まされ、家族に支えられて、夏子は誠心誠意、仕事に恋に(!?)立ち向かう。温かくて爽快な青春お仕事小説の傑作!

    内田 剛氏(ブックジャーナリスト)激賞!「小野寺作品は決して裏切らない」
  • 1,815(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    湾岸に住む4人の主人公たちの交錯するある夏の3日間。

    学校では成績優秀な反面、夜な夜なひったくりを行っている中学生・望。望の小学生の時の同級生で夜は自転車泥棒に暴行を働いている弓矢とその異母兄・充也。就職活動前に事故にあったことで就職できなくなってしまったフリーターの根岸。
    ある晩根岸が充也の元彼女を刺殺、時同じくして弓矢は暴行した自転車泥棒から反撃にあう。
    弓矢の暴行シーンに居合わせた充也と望はどんな行動に出るのか……。
    湾岸に立つマンション「湊レジデンス」を舞台に錯綜する"衝動"と"本性"を辛辣な視線で描いた群像劇。
  • 1,760(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    出版社: 集英社

    同じ電車の同じ車両に、たまたま乗り合わせた見しらぬ男女たちがつなぐ、幸せのふしぎスイッチ。第一話「青戸条哉(あおと・じょうや)の奇跡 竜を放つ」――満員の朝の快速電車。ぼくは過去最凶の腹痛に耐えていた。もうダメだと思い、その場にしゃがもうとした瞬間、隣に立つ同い年くらいの女性が、ぼくよりもわずかに早く、しゃがみこんだ。第二話「大野柑奈(おおの・かんな)の奇跡 情を放つ」――大学時代、わたしは小劇団にのめり込んだが、結局就活をして、食品会社へ。通勤途中、具合が悪くて社内で声をかけた女性の様子が気になり、駅を一つ戻ってホームに降りると、そこには意外な先客が――。小さいけれど確かに人生を左右する(かもしれない)7つのミラクルを描く、連作短編小説!
  • シリーズ3冊
    1,650(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    店を開くも失敗、交通事故死した調理師だった父。女手ひとつ、学食で働きながら東京の私大に進ませてくれた母。―その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜屋で、買おうとしていた最後のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。
  • 1,584(税込)
    著:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    スクリーンは奇跡を映す。観客の人生にも。

    銀座のミニシアターで、二年前に亡くなった末永静男監督の追悼上映が行われている。二十一年前に公開された『夜、街の隙間』、上映は一週間だけ。最終日前日、午後四時五十分の回。観客は六人だった。
    この映画館で働いていた三輪善乃は、公開当時にチケット売場の窓口にいた。山下春子にとっては、大学の同級生と成り行きで観に行った作品だ。自主映画を撮っていた安尾昇治は、末永のデビュー作でその才能を目の当たりにし、道を諦めた過去がある。沢田英和は、この作品に元恋人との苦い思い出があった。誕生日デートのはずだった川越小夏は、一人でスクリーンを眺めている。映画監督を目指す本木洋央は、生物学上の父親が撮った作品を観に来ていた……。
    観客たちの人生と、『夜、街の隙間』のストーリーを行き来しながら、出会いとすれ違い、別れを繰り返す日々の中にある奇跡を鮮やかに描く。
    『ひと』の著者が銀座という街とミニシアター、そして映画への愛をも描き切った渾身の人生讃歌。
  • 748(税込)
    著:
    小野寺史宜
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    嫌なことがあったなら、良いことだってきっとある。

    見知らぬ人との予期せぬ「つながり」が、あたたかな奇跡を紡ぎ出す!
    本屋大賞第二位『ひと』の小野寺史宜が紡ぐ、傑作群像劇。
  • うまくて、泣ける。
    子ども食堂を取り巻くひとたちの生きづらさと希望を描く、老若男女群像劇。

    「この本は私にホッとする明かりを灯してくれました。子ども食堂は人の数だけ人生があり、その人生がつながっていく場所。分断を迫られている今、ぜひこの本を読んでもらいたいです。私はもう続編を期待しています」――はるな愛

    午後5時開店、午後8時閉店。
    亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
    スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
    お客さんは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、
    娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。
    みんないろいろあるけれど、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず。

    やさしくって、おいしくって、心にしみる。
    子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい。
  • その夜、親友が湖で命を落とした。二十二年前に高校で組んだバンドのメンバーが集まった宴での出来事だった。生徒会長の信明、副会長だった昌子、元バスケ部の壮介、吹奏楽部の君香。彼らは当時、スターのように輝いて見えた。歳月を行き来しつつ語られる、恋、別れ、喪失。そして秘密。人生を歩む道程であなたが味わう喜怒哀楽、そのすべてがここにある。作家としての成熟を表す、記念碑的長篇小説。(解説・澤田康彦)
  • 1,760(税込)
    著:
    小野寺史宜
    イラスト:
    カシワイ
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    結婚を控えた地下鉄の運転士、酔って駅のホームに立つDV男、仕事を辞め恋人も失った無職の若者……狙いをつけた人間の行動に絶妙なタイミングで介入し、運命の調整をはかる天使と悪魔。関りがないように見えていた登場人物たちを背後で接近させ、より合わせ、人間たちが気づいていないもうひとつのドラマを浮かび上がらせていく――。怖いのにちょっと笑ってしまう運命の舞台裏、天使と悪魔がつむぐ「ふつうの人たち」の物語。
  • 1,705(税込)
    著:
    小野寺史宜
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    プロボクサー、タクシードライバー、交番の警察官、高校教師。その夜、四人の男女は、人生の境界線上に立った。あの日のあなたと同じように。選択の瞬間、夜に潜む魔物が、そっと背中を押す。選んだのは、善? それとも悪? 人間の強さと弱さを繊細な視線でとらえ、忘れられない物語に昇華させた著者会心の書き下ろし長編。
  • 748(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    教官も人生(コース)で迷うことがある!?

    豊士の教習車には今日もさまざまな人が乗り込む。カレシに飲酒運転をさせまいと教習所に通う佳世。就職先で免許が必要な大学四年の七八。孫娘の幼稚園送迎のため69歳で免許取得を目指すしの。彼ら教習生に対し紳士的に接することを心掛ける豊士。だが、それどころではなかった。17歳の娘が妊娠したというのだ。若い男女の教習生は、ついつい娘とその相手に見えてしまう。加えて現カノジョ・万由とは徐々に疎遠に。元妻・美鈴との再会がそれを加速させる!?どうなる、ロック中年・豊士!!
  • 百貨店で働く貢と綾は結婚三年目。貢は婦人服売り場、綾は紳士服売り場で働いており、社内結婚だった。

    貢はもともと百貨店のサッカー部に所属していたが、廃部に。しばらくサッカーとは無縁の日々を過ごしていたが、ある時社会人サッカーチームの強豪「カピターレ東京」からスカウトを受ける。
    綾の反対にあいながらも、入団を決意する貢。
    仕事よりも試合を優先しがちな貢に、上司も不満を募らせていく中、綾ともすれ違いはじめ――。

    一方、綾は売り場に訪れた天野という男と映画や食事に行く関係に。貢よりも趣味が合う天野が徐々に気になり始める綾だが――。

    結婚三年目にして初めて訪れる大きな危機を、2人は乗り越えられるのか!?
  • 46歳の下田保幸は、プロのジャズクラリネット奏者。演奏に全てを捧げた若い日の情熱は潮が引くように褪せ、いまは音楽教室講師の僅かな収入で過ごす。そんな暮らしがギタリストの青年・音矢との出会いで動き出す。どうしても困ったら下田を頼るよう、亡き母に言われたという音矢の名字は佐久間。下田が昔愛した女性と同じだった……。人生の折返し点で迷う大人たちの心をはげます感動作。(解説・北上次郎)
  • 726(税込)
    著:
    小野寺史宜
    イラスト:
    木内 達朗
    レーベル: ポプラ文庫
    出版社: ポプラ社

    太郎は異父きょうだいの姉・さくらの結婚式に出るため、久しぶりに故郷に帰った。平凡ながら温かい結婚式、無事に終わるかと思ったところに「珍客」があらわれ、ちょっとした騒動に。小さな漁港の街・静岡由比と、東京のアパートを行き来しながら繰り広げられるこの物語は、離れて暮らす家族の物語だ。かつていちばん身近にいた人は、あの時なにを思っていたのか……。それぞれの新たな旅立ちを描く、胸熱くなる青春小説。
  • 2019年本屋大賞2位『ひと』で話題の著者が贈る、死に別れた妻の本当の姿を探す物語。

    突然、交通事故で妻が死んだ。
    わずかな繋がりを求め、妻の携帯電話のロックを解こうと「0000」から打ち込みはじめる俊英。
    しかし、ついに解いて目にしたのは、事故当日に妻と“8”という男が交わしたメールだった。

    <19時前に着けると思います。待っててね、エミリン>
    <エミリンは待ってます。お茶でも飲んで待ってます>

    “8”とは誰か? 妻とはどういう関係だったのだろうか。
    妻の姉や友人に会い、彼女の足跡を辿るうち、怒りや哀しみとは別の感情が頭をもたげ――。

    残された夫は再起できるのか。感動が胸を満たす物語。


    313ページのたったひと言に、あなたはきっと涙する。
  • 759(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    サッカー部引退を間近に控えた高校三年生の宮島大地は一度も公式戦に出場したことがない。だが、母を亡くしてから同居している絹子伯母さんには「レギュラー」と嘘をついていた。最後の大会が終わったら進路を決めなければならない。悩む大地に十二年前に家を出た実父から突然、連絡があり……。家族、仲間、将来――迷いながら自分だけのポジションを探し出す物語。
  • 748(税込)
    著者:
    小野寺史宜
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    元女優の母、元叔父さんの父、反抗期の妹、そしてヒッチコック好きのぼく。訳ありそうに見えるけれど、ぼくら安井家は平穏で普通のはずだった。それなのにある夜、母が突然、ぼくらの知らない男の人を看とると宣言した瞬間、歯車が狂い始める。母の恩人だというその人に、ぼくは会いに行く決意をしたけれど……。揺れ動く家族と少年の心を瑞々しく描ききる、成長の物語。
  • 結婚して、離婚して、新しい人に恋をして、それでも「家族」は続いていく。2019年本屋大賞2位『ひと』で話題の俊英がおくる、新しい家族の物語。川遊びの最中、小学生の娘・菜月が友人の娘と溺れるのを見て、とっさに助けに飛び込んだ守彦。必死の想いで引きあげた腕の中には、菜月ではなく友人の娘がいた。「お父さんは菜月をたすけてくれなかったもん」その言葉を最後に、口をきいてくれなくなった血の繋がらない娘。七歳年上の妻ともすれ違いはじめ―――。困り果て、とりあえずの間と家を出る守彦だが、会社の後輩や、川遊びに来ていたシングルマザーとの何気ない会話の中で、娘と妻への本当の気持ちに気づかされていく。いつもあと一歩が踏み出せない、不器用な守彦の出す答えが心にしみる、新しい家族の物語。
  • 1,760(税込)
    著:
    小野寺史宜
    イラスト:
    木内 達朗
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    アルバイトを掛け持ちしながら独り暮らしを続けてきた井川幹太27歳。気楽なアパート暮らしのはずが、引っ越してきた「戸田さん」と望まぬ付き合いがはじまる。夫婦喧嘩から育児まで、あけっぴろげな隣人から頼りにされていく幹太。やがて幹太は自分のなかで押し殺してきたひとつの「願い」に気づいていく――。誰にも頼らず、ひとりで生きられればいいと思っていた青年が、新たな一歩を踏み出すまでを描いた胸熱くなる青春小説。
  • 会社を辞めてシナリオ作家を目指す小倉直丈は、新人賞に応募し続けるが落選ばかり。そんな折、プロ野球選手として活躍する小学校時代の級友から、奇妙な仕事を頼まれる。蟹座のB型、おなじ星のもとに生まれながら圧倒的な差がついてしまった同級生の「頼みごと」、それはある身近な人物の「尾行」だった――。20年ぶりに再会した級友が、それぞれの場所でもがきながら新たな希望を見出していく、胸がいっぱいになる青春小説!
  • (『牛丼愛』改題)子持ちの主婦パート・恵は年下バイトとの浮気に溺れ、仕事もサボりがち。生真面目な働きぶりで店長の信頼も厚いおデブな女子大生・日和は、恵の身勝手な言動に業を煮やし、逆襲を試みるが──。従業員間のトラブル、客との交流、店長の恋……牛丼屋で交錯するちょっとワケあり人間模様をあたたかな筆致で描きだす。注目度ナンバーワン作家が贈る異色の連作群像劇! 解説・藤田香織さんも激賞!「小野寺作品の主人公たちは、どんなに激しい喜怒哀楽の感情も、やがて普通の毎日に溶かし込んで生きていく。そのいってしまえば地味な強かさを読むといつも、心の凹みかけていた部分が、パコンと戻るような気になる」
  • 路上を転がるボール、追う息子、叫ぶ父……。最愛の息子・考也を交通事故で亡くしたプロサッカーチームのベテランGK灰沢考人。事故後、自責の念から自暴自棄になった灰沢は家庭を壊し、チームのレギュラーの座も失う。一方、事故を苦にし自ら命を絶った亡き父の願いを胸に、若き砂田佳之也もプロ選手への道を歩み出す。サッカー小説を超える感動の物語。『転がる空に雨は降らない』改題。
  • 徳弥は父の急逝で若くして住職となった合コン好きの不良坊主。彼の元に、小六のとき一瞬だけ同級生だったフリーターの一時が訪ねてきた。父の遺骨を引き取るためだ。再会した二人は、かつてのマドンナ・美和の自殺にある男が絡んでいたことを知り、仕返しを企てるが……。爽快でちょっと泣ける男の純情物語。(『片見里なまぐさグッジョブ』を改題)

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