セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
コアミックス作品コイン50%還元
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『竹内靖雄(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~9件目/全9件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    市場活動をルールの下での競争というゲームとして統一的に考察。古代以来の反市場思想を歴史的・批判的に分析した問題作。各務賞受賞。

    【目次より】
    まえがき
    1 経済と市場
    1 稀少性の出現 2 余分なものとしての経済 3 稀少性への挑戦 4 稀少性に対処するための社会システム 5 競争 6 市場 7 市場をめぐる経済思想
    2 交換・貨幣・市場ゲーム
    1 交換 2 交易と市場の起源 3 交換ゲーム 4 交換に先立つもの 5 交換の正義 6 貨幣 機能主義的アプローチ 7 貨幣 経済人類学的アプローチ 8 貨幣 情報システム論的アプローチ  9 貨幣と市場ゲーム
    3 反市場思想および経済的自由主義のプロトタイプ
    1 アリストテレスの正義論 2 利得は不正であるという説 3 マネー・ゲームは不自然であるという説 4 利子の否定 5 司馬遷の経済的自由主義 6 国家独占をめぐる問題
    4 市場ゲームと正義
    1 トマス・アクイナスの正義論 2 「交換の正義」再論  3 「公正価格」 4 中世の商業 5 商業利潤の根拠 6 利子をめぐる議論 7 「分配の正義」 8 ゲームの 「公正」 と初期条件の問題
    5 「搾取」と「剰余」
    1 市場ゲーム と利得 2 マルクス的「搾取」の概念 3 「剰余」の概念 4 「剰余」としての人間 5 交換システムにおける「剰余」 6 マネー・ゲームと「利潤」
    6 「見えざる手」 の世界と 「ユートピア」
    1 『蜂の寓話』 のパラドックス 2 自生的な社会的秩序  3 「見えざる手」 4 自然的秩序形成のメカニズムと「共感」 5 「見えざる手」の失敗 6 「市場の失敗」 7 反市場社会としての「ユートピア」
    7 市場と国家
    1 国家とその経済的役割  2 プラトンの「国家」 3 市場ゲームの抑制者としての国家 4「富国強兵ゲーム」 のプレーヤーとしての国家 5 経済的自由主義と国家 6 再分配ゲームの仲介者としての国家 7  国家による市場の制御
    8 資本主義というゲーム
    1 「マネー・ゲーム」としての「資本主義」 2 「資本主義」は不公正なゲームか 3 「搾取」についての再論  4 「反資本主義」のモデル 5 「社会主義」という名の「国家独占資本主義」 6 資本主義の否定がもたらす「国家の失敗」 7 非資本主義的市場経済としての「市場社会主義」の可能性 8 資本主義の「精神」
    9 経済思想のドラマ
    1 古代・中世の反市場の思想 2 「重商主義革命」と「アダム・スミス革命」 3 正統・異端・無神論 4 「ケインズ革命」以後 5 主要なパラダイムの比較 6 市場の擁護と資本主義の擁護
    参考文献
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    竹内 靖雄
    1935~ 2011年。経済学者。成蹊大学名誉教授。東京大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。専門は、経済思想史、経済倫理学。
    著書に、『マルクスの経済学』『経済学の認識』『経済学とイデオロギー』『競争はなぜ必要か』『日本型市場社会の知恵』『父性なき国家・日本の活路』『経済倫理学のすすめ』『市場の経済思想』(東京海上各務記念財団最優秀図書賞受賞)『正義と嫉妬の経済学』(山本七平賞受賞)『迷信の見えざる手』『国家と神の資本論』『イソップ寓話の経済倫理学』『世界名作の経済倫理学』『ミステリの経済倫理学』『経済思想の巨人たち』『「日本」の終わり』『諺で解く日本人の行動学』『「脱」宗教のすすめ』『チームの研究』『国家という迷信』『得する生き方 損する生き方』『衰亡の経済学』『法と正義の経済学』『あなたも「リーダー」になりなさい』『戦争とゲーム理論の戦略思考』など、
    訳書に、D・ジョナス、D・クライン『幼稚化の時代1・2』G・ハーディン『サバイバル・ストラテジー』などがある。
  • いま、あえて「戦後」を問う! 日本の可能性を探る問題の書、ここに成る!

    いま、あえて「戦後」を問う! 憲法論争、教育の混乱、安保をめぐる対立……。日本人にとって戦後とは何であったか? 左右両翼の知識人の不毛な議論に終止符を打ち、いま明らかにする日本の実像――。35年の歩みを総決算し、日本の可能性を探る問題の書、ここに成る!
  • 鶏口となるとも牛後となるなかれ。サラリーマンで居続ける安定志向は脱して、自分のチームを持つリーダーになることをめざして生きよ。

    組織の「リーダー」になるということは、各個人にとってもう絵空事ではなくなった。会社という、これまで日本社会を活性化しつづけた組織は、現在完全に崩壊し、時代は小さくて機動力のあるチーム的な組織・企業を求めるようになってきた。そして、サラリーマンとして大きな企業のもとで生きていくことが格上であり、安定した生活を得られるという発想は通用しなくなり、その需要も確実に減りつづけている。それでは、今後需要が増える仕事とは何か。それが、小さなチームを動かす「リーダー」という仕事である。本書は、これまで政治・経済を動かしてきた歴史的リーダーの存在に目を向け、その変遷の分析から、時代が求める現代日本のリーダー像について言及、一方で、現代の社会構造分析により、その需要と供給にアンバランスがみられ、サラリーマンのこれからの生き方として、もっとも需要が増える生き方こそ「リーダー」になることであるという提示をする。
  • 510(税込)
    著:
    渡部昇一
    解説:
    竹内靖雄
    レーベル: PHP文庫
    出版社: PHP研究所

    税金が高いと国家は滅びる! 極端な累進課税をとる日本も例外ではない。官僚主導型「配給」の思想に捉われた日本の税制を鋭く問い直す。

    税金の高い国家は必ず衰退する!極端な累進課税をとる日本の税制は、このままでいいはずがない。「一律一割税」を実現させることで「国民の富」を実現し、その上にこそ「真の文化」を創造することができるのである。古今東西の歴史を通して、「富」と「税金」の問題を真正面から徹底考察した力作評論。
  • 世界の名作33篇をとりあげ、作者と登場人物の思考・行動を分析。結婚戦略から死に方までユニークな教訓を引き出す新しい文学の読み方。

    本書では、西洋文学を中心とした名作33編の、作者・登場人物の思想と行動を経済倫理学というユニークな視点で分析。女性の結婚戦略、男性にとっての最善の死に方から、神の存在への対処の仕方まで、徹底したリアリズムにつらぬかれた教訓を導き出す。日頃文学とは無縁な人も存分に堪能できる、甘口のヒューマニズムに慣れきった頭への格好の刺激剤。
  • 日本経済を体力なからしめている日本型社会主義を改め、日本および日本人が健全な経済プレーヤーになるためには何が必要かを説く。

    日本はこの10年、老化による「複合慢性病」で長期入院を続けているようなものである。今後、老化と衰亡の傾向を逆転することは難しいだろうが、老化を遅らせ「豊かな老後」を長く楽しむことなら可能である。そのためにはどうしたらよいか。本書は「日本型社会主義との訣別なくして活路なし」と説く。ただ社会主義を卒業しても、それがただちに繁栄を約束する資本主義をもたらすわけではないことは覚悟しなければならない。まずは政府に面倒を見てもらおうとする「お上症候群」は脱するべきだろう。また、個人が自由に自分の責任で生きるために邪魔になるものは壊れてしまったほうがよい。たとえ日本が赤字で倒産状態に陥っても、個人は総倒れにはならない。「国破れて」も個人は破れない。老化社会の時代は平静に衰亡の姿と向き合って自分の生き方を考えることが賢明である。「国家につながれた奴隷になるか、自由に生きる個人であるか」の選択を読者に迫る良書。
  • 「集団主義」「横並び行動」「会社主義」などの“日本らしさ”の背後に、利益を追求し不利益を避ける日本人の行動原理を読み解いた意欲作。

    「集団主義」「横並び行動」「会社主義」……日本人ならではの特徴といわれ、欧米人からしばしば「理解できない」「変わっている」と指摘されるこうした傾向は、なぜ生まれたのか?本書は、それを日本文化の異質性やユニークさとして片付けず、背後にひそむ合理的な行動原理の結果とみる。それは決して、日本人にしかわからない特殊な論理ではなく、「自分の利益を追求し、不利益を避ける」という人間の普遍的な行動原理に基いている。日本人が日本人同士で生活していく上では、これも一つの「正解」なのである。文章に「文法」があるように、人間の社会的行動も何らかの規則に従っている。筆者はそれを「行動文法(ソシオグラマー)」と名づけ、個人の考え方から日本社会全体まで、さまざまな事例を挙げて明晰な解説を試みている。日本と日本人の本質に迫った傑作評論であり、21世紀を間近に控えた今、改めて考え直すべき多くの問題を提起した一冊である。
  • 人間が個人として自立し、競争して生きる上での大切な知恵を、イソップをはじめとする寓話の世界を読み解くことで導き出した教訓集。

    ウサギとカメの競争の話などで有名なイソップ寓話集。つい子どもの読み物と考えがちだが、その教えるところは、厳しい競争社会を行き抜くための叡智の宝庫である。 ヘビは邪悪で、ロバは愚か、キツネは狡猾、サルは賢いようでいて知恵が浅い??こうして性格づけられた動物たちは、その言動を通じて様々な愚行の典型を示す。そこに描かれるのは、賢いものが勝ち残り、愚かなものが敗退するという徹底した弱肉強食の世界であり、他者の善意に甘えたり、悪い性質がよくなったりする「幻想」は一切排除されている。 このような寓話の数々を、感情レベルで理解せずに、損得の「勘定」に還元して考察する「経済倫理学」の立場から読み解いたのが本書である。人間は感情に即して生きる一方、利益を求めて不利益を避け、正義を成就して不正を避けようと行動している。そんな人間社会の現実の中を、他者と競い合って生きていく上で、本書はまたとない知恵袋となろう。
  • 宗教は衰退産業であり、将来自然消滅する??徹底した市場主義の立場から資本主義社会における人間と宗教のあり方を論じた異色評論。

    宗教にトラブルがつきものなのはなぜか? 法律で取り締まる必要はあるか?数多い宗教書のなかで、宗教にまったく関係のない人間が書いた著書は少ない。本書は、経済学者である著者が、消費者という視点から聖書やコーランを読み解いた異色の宗教論。徹底した市場主義の立場から、「宗教はサービス産業であり、かつ現代では衰退産業である」と捉え、現在の問題を見事に言い当て、そのあり方と対策を辛辣かつユーモラスに問う。「宗教の需要はどこからくるか?」「どんな宗教が生き残るか?」「なぜ死後の世界を説くのか」「信じるものはだまされる」「人間は神をつくる動物である」「脳は迷信的に思考する」など、世界史における宗教の犯罪歴から、新興宗教のカラクリまで、赤裸々に宗教の姿を描き出す。<反>ではなく<脱>宗教、つまり宗教を「卒業」するために、真実の宗教を学ぶための一冊。各章をまとめたQ&Aや、「宗教に関するテスト」などユニークな試みも魅力。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。