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『鳩丸堂、雑誌を除く(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~1件目/全1件

  • 935(税込)
    著:
    凪瀬夜霧
    イラスト:
    鳩丸堂
    レーベル: Alt-Blue Novels
    出版社: 七彩社

    正しさとは何か――
    王太子アーノルドは、その答えを見いだせずにいた。

    腐敗した王宮、民の疲弊、父王の暴政。
    不出来な王子という嘲笑に押し潰され、誰にも心を明かせない日々。
    ――誰でもいい。この答えを、教えてくれ!

    そんな悲鳴に応えたのは、貧民街の小さな教会で祈りを捧げる青年神父ノアだった。
    白銀の髪と湖のように澄んだ瞳を持つノアは、アーノルドの手を優しく取り、静かに告げた。
    「貴方は、何も間違っていない」
    神の使者のようなその言葉は、アーノルドにとって初めての救いだった。

    清廉で穏やかなノアに触れるたび、胸の奥が疼き始める。
    やがてそれは抑えきれない恋情となり、神の教義で固く禁じられた同性の愛へと踏み込んでしまう。
    「親愛」「敬愛」と自分を騙しても、もはや無駄だった。
    想いが膨らむほど心は病み、体も限界を迎える。
    再び彼を救ったのは、やはりノアだった。
    懺悔室の薄暗がりで震える声で想いを告白したアーノルドに、ノアは静かに己の心を伝える。
    二人は神が決して許さない禁断の愛へと、深く落ちていく。

    愛し合う甘い幸福と、背く罪の狭間。
    それでも時折、ノアの瞳に影が差す。
    疑問を抱いたアーノルドは、宰相から「悪魔憑きの王女」の話を聞く。
    白銀の髪とアクアマリンの瞳を持つ王女は、存在ごと王国から抹消されたかのように痕跡を残さず消えていた。
    公にされていた王族の死が、誰かの意図的な闇だったとしたら——

    この愛は呪いか、運命か。
    ノアは何を隠しているのか。
    真実が暴かれたとき、二人の愛はドロ沼の悲劇へと堕ちていく。
    地位も名誉も、未来も失うだろう。
    それでもアーノルドは、ノアのためにすべてを捨てられるのか。
    背徳、禁忌、断罪——そして愛。
    血と祈りが絡み合う二人が選ぶ道は、王国の未来すら変えてしまう決断となる。
    王太子×神父。
    禁断と背徳のダークファンタジーBL。
    ※この物語はハッピーエンドです。

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