『美達大和(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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無期懲役囚としてLB級刑務所で30年近く服役しながら数多くの著作を執筆してきた著者は、安倍元首相の暗殺事件とその後の報道に衝撃を受ける。
日本の再生に多大な業績を上げた名宰相をひたすら貶めるその姿勢に憤りを感じると共に、ある疑念を感じ始めたのだ。
戦後の日本人は、自国の偉大な先人たちを正当に評価していないのではないか、という疑念である。
そして、大久保利通から安倍元首相まで、誤解だらけ、あるいは陽の当たらなかった近代日本の偉人たち9人を、正当に評価する試みを世に問う。
(国に尽くした9人の先人、偉人)
安倍晋三、大久保利通、小村寿太郎、乃木希典、お鯉、高橋是清、小野寺信、樋口季一郎。
【著者プロフィール】
美達大和(みたつ・やまと)
1959年生まれ。無期懲役囚。
刑期10年以上かつ犯罪傾向の進んだ者のみが収容されるLB級刑務所で服役しながら執筆活動を行う。
ノンフィクション作品に、『人を殺すとはどういうことか』『死刑絶対肯定論』(新潮社)、『刑務所で死ぬということ』(中央公論新社)、『塀の中の残念なおとな図鑑』(主婦の友社)、『あなたが未来に選択肢を残すための「よりよい」生き方』(WAVE出版)、『罪を償うということ』(小学館)、『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法』(小学館・共著)など。
小説作品に、『マッド・ドッグ』(河出書房新社)、『塀の中の運動会』(バジリコ)などがある。
現在、livedoorとnoteの「無期懲役囚 美達大和のブックレビュー」で「歴史、偉人伝、日本人の精神性、投資、政治、その時々のトピックス、仕事についてなど各種の企画も公開中。参考になること必至、一度閲読されたし」(著者)。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス -
無期懲役囚として一生を刑務所の中で生きることを決意。 日々を読書に費やし、月に100冊以上、これまで実に80000冊を超える本を読破、世の変遷を塀の中から見つめ、多くの著書もある著者が、これから社会に出ている若者たちに伝えたいこと、残したいことを、わかりやすい言葉と特殊な立場ならではの説得力で語っていく、生き方の指南書。 学ぶこと、働くこと、お金のこと、これからの日本のこと── 「今」から一生役に立つ、輝ける人生の送り方!
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プロローグ
第一章 罪と罰について
殺人という罪に本質的な償いはない/弁護人との出会いが私を変えた
更生を期して量刑を軽くするのは誤り/一般市民が刑務所に入るということ
「一〇年、一五年はあっという間」/受刑者は内心で何を考えているか
本当の罰とは何かという模索/時間を剥奪されるということ
「天網恢恢疎にして漏らさず」という真理
第二章 運命について
運命とは変えられるものなのか/得意淡然、失意泰然という態度
自分の強運を信じていた/ヤクザ時代の修羅場/余命宣告から塀の中へ
事件と服役がなければ死んでいた/自分の力で左右できないことは考えない
自分が死刑にならなかった意味/天は自分に妥当な境遇を与えた
人生が終わるまで変えないこと/運命は常に人を試している
第三章 信仰について
日本人独特の宗教観/「神は私自身よりも私の内部にある」
自己修養のプロセスとしての信仰/高校時代に遭遇した霊的な体験
宗教は人間にとって諸刃の剣/刑務所と宗教
自分の罪は赦されたと嘯く極悪受刑者/宗教による安易な働きかけは百害あって一利なし
自分の生き方を貫徹した父への信奉/天と己は欺けない
第四章 父と子について
ヤクザが恐れた在日一世の父/親といえども子より大人とは限らない
幼少から酒場で人を見る目を養った/自分を一度も叱らなかった母
「僕が大きくなったら、父さんを殺してやるからね」
常に自分が中心で疑問もなく生きた父/父は孫にも自分の思うがままを求めた
父と子のケミストリについて/加害者としての責任から息子との縁を切った
法廷で被害者遺族を怒鳴りつけた父/「長生きして、おまえの帰りを待つ」
桁外れの「親バカ」
第五章 労働について
高校を中退して就職/史上最速の出世/「資本主義の原動力は人々の羨望」
英会話教材のセールスで一二カ月連続日本一/「金貸しは金借りである」
金貸しのジレンマ/人が動くのは利益、感情、恐怖/自分の人格陶冶には無関心だった
ヤクザの世界に足を入れる/単純で退屈な作業ほど、その人間を表わす
己の糧となるように働く
第六章 金銭について
専属運転手付きの「豆紳士」/一切の金を入れなくなった父
「経済的自由」を実感する道具/金銭を遣える自分を望んでいた
己の器量に合った消費しかしない/人がお金で豹変する時/俄成金が酒場でやること
「勤労の裏づけのない富は人間を誤る」/人を変えてしまう魔力
「金銭は肥料のようなもの」
第七章 自由について
社会にいれば自由か/「積極的自由」と「消極的自由」/塀の中のスケジュールと規律
偽りの自由に甘んじている受刑者/自由・不自由の概念が消えた/自由と不自由の境界
限定された中での自由もある
エピローグ -
無期チョーエキの著者が刑務所の中で残念なおとなたち=こりないチョーエキと濃い対話を繰り広げ、残念ポイントを描き出す。
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無期チョーエキの著者が刑務所の中で残念なおとなたち=こりないチョーエキと濃い対話を繰り広げ、残念ポイントを描き出す。
「残念なおとな図鑑」であり「刑務所のチョーエキたちの観察記録」。
なぜ犯罪を犯したのか、どういう理由があったのか、繰り返し犯罪するのはなぜか。
無期チョーエキの著者が刑務所の中で残念なおとなたち=こりないチョーエキと
濃い対話を繰り広げ、残念ポイントを描き出す。
筋金入りの悪徳チョーエキ、スリルを求めて、とうそぶく非情なチョーエキ、
万事がめんどうだとチョーエキになってしまう人。
普段の社会ではみられない残念なおとなたち。
こうしたチョーエキをとおして、
「残念なおとな」にならない考え方、生き方を学びたい。
美達 大和(ミタツヤマト):1959年生まれ。無期懲役囚。刑期10年以上の受刑者が収容される「LB級刑務所」に服役中(仮釈放は放棄)。『時間は命』をモットーに、社会のために役に立つ道を模索しながらの生活。著書に『人を殺すとはどういうことか』『死刑絶対肯定論』(共に新潮社)、『ドキュメント長期刑務所』(河出書房新社)、『私はなぜ刑務所を出ないのか』(扶桑社)、『人生を変える読書』(廣済堂)、『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法』(プレジデント社)。小説では『マッド・ドッグ』(河出書房新社)、『塀の中の運動会』(バジリコ)、『牢獄の超人』(中央公論新社)、近現代史『日本と韓国・北朝鮮 未解決問題の真実』(育鵬社)がある。これまで8万冊の本を読破。現在でも毎月100冊以上は読書をしている。 -
2件の殺人を犯した無期懲役囚の獄内ルポ。
「被害者には本当に申し訳ないことをしました」「心より反省しています」「今後このような事件を犯さないようにまっとうに生きていくつもです」
これらの言葉は凶悪事件を犯した犯罪者たちの多くが、裁判などでよく口にする言葉だ。
心より反省し、更生していく者もいるが、しかし、このような言葉をどこまで信じていいのか。
2件の殺人事件を犯し、無期懲役囚となり、現在も四半世紀以上を刑務所内で過ごしている著者によれば、受刑者の多くは「仮釈放」が欲しい、少しでも刑期を短くしたいために反省した「ふり」をしているだけだと言う。
囚人同士の間では、自被害者のせいにして、自分のした行為を正当化するばかりで、強盗殺人犯も連続レイプ犯も薬物中毒者も同様だと。
一方で最近の刑務所内はテレビも映画も観られて、更生施設とは思えないほど緩いとも指摘する。
「罪と罰」とはなんなのか。
著者が見た凶悪犯罪者たちの本音と知られざる最新の監獄事情を獄中からルポする衝撃のノンフィクション。 -
日本と韓国・北朝鮮にある未解決問題を1冊に凝縮。歴史の真実を知る格好の書!
韓国と北朝鮮と我が国の間には絶えず「問題」が横たわっている。韓国との間に存在する徴用工・慰安婦・竹島「問題」。そして北朝鮮との間には核・拉致「問題」。本書は、韓国・北朝鮮と日本との間に残った懸案を基礎から学ぶための本。無期囚として服役中の作家が家族の体験も踏まえて考察する異色作! -
哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期懲役囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。
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自らの父親をモデルに無期懲役囚が放つ衝撃の小説デビュー作!菊山尚泰は1924年、韓国の貧しい農家に生まれ、18歳の時に日本に来た。その腕力だけで頂点に立った一人の男の一生。
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本書では、1冊の本と出会うことで、気力・勇気・知恵を得て、
自分を肯定できる、あるいは再発見できる書を、
また精神のあり方や生き方に変化が起こるような、
刺激を与えてくれる書を選んでみました。
また、私自身があれだけ本を読みながら、なぜ愚かなことをしたのか、
その変わらなかった部分や倫理を超えてしまった原因はどこにあるのか、
加えて本を読むことで変わった面と変わらなかった面についても考察してみたのです。
人はいくらでも変わり得るのです。本人さえ諦めていなければ。
それまでの己の精神に新たな風をはらんで、
違う世界を覗くことも不可能ではありません。
本書はそんな本との出会いをしてほしいという、
期待と確信を込めた1冊になりました。
(「まえがき」より抜粋)
無期懲役囚として、
刑期10年以上の者が収容される「LB級刑務所」に服役している著者の読書記録。
獄中で数万冊を読破する「本の虫」の著者が、
読書を通じてたどりついた答えは、
「本で人は変われる」ということ。
本書では、生きるために必要な概念や知識が得られる本を、
意欲や情熱が呼び覚まされる本を紹介。
ビジネスや人間関係を好転させる読書とは、
人生を豊かにする読書とは何か。
全編を通じて、私たちに「どう生きるか」を訴える。
忘れてしまった感動や失いつつある情熱を取り戻し、
自らの可能性を見出すための本を、42冊紹介。
自分だけの珠玉の1冊を、ぜひ本書から見つけてください。 -
知的すぎる無期懲役囚から教わった、99.99%の人がやらない成功法則。
受験も、仕事も、人生も生まれつきの才能で結果は決まらない。
いじめられ、自信をなくした少女が力強く歩み出すちょっと不思議な真実のストーリー。
──私の先生は、刑務所にいるんだ。
きょうも手紙が届いたよ。
絶対、医学部に受かってみせるから。
2人を殺めて服役中の無期懲役囚は、並外れた高IQの持ち主だった。
いじめられて自信をなくした女子高生と運命的に出会い、文通がはじまる。
彼が彼女に教えた勉強法は、当たり前すぎて誰もが軽視するやり方だった。
実話をもとにしたノウハウの書。
【目次より抜粋】
◆はじめに:私はなぜ、無期懲役囚と文通をはじめたのか[友美]
◆第1章:人が美しく、羽化するために。
イジメにあって、自信をなくしました。
必ず変われます。私が保証します。
きっと偏差値20台です……。
苦手なことは、初歩に戻りましょう。
勉強は何のためにするのですか?
成功の秘訣は、地味なことです。
減ることなく、消えることもない財産。
第2章 頭のよさとは、何だろう?
勉強しても、1日で74%も忘れるんですね。
記憶力はカンタンに上がります。
頭がよい人の条件。
もっと自分を出したいです。
人に合わせる必要はありません。
ケンカの仕方を教えてください。
時間の使い方を見直しませんか。
ケンカは物理学です。
私、焦っています。
先のことを考えないで。
第3章 死刑でも構わないと思いました。
人を殺すだけの理由があったのですね。
本は無理して読まないで。
殺人事件のこと、話します。
私、医学部を目指します。
先生が、あきらめなさいって……。
高校でしたいことがありません……。
伸びる人と伸びない人の違いがわかりますか?
体と精神を鍛えに行くのですよ。
人間、狂ったら恐ろしいですね。
1人の人間の中に、善も悪も潜みます。
第4章 99.99%の人は、自分に甘いです。
合格圏内に入りました。
自分を疑わないで!
私は、どんな人間に見えますか?
無事、第1志望に合格しました。
すぐに集中が切れてしまいます。
順調なのは、初歩のうちだけです。
サボるのは、自分への裏切りです。
私、落ちるでしょうか。
毎日、試されています。
友達のために、ウソをつきました。
誰かをかばうウソはOKです。
根拠のない自信が湧いてきました。
驚き、安心しています。
◆おわりに
伝えたかったのは、人生が頭の良し悪しでは 決まらないということです[美達] -
抑圧と異質の空間での喜怒哀楽と悔悟の思い。ユーモアがそれを継ぐ癒しとなる。無期懲役囚が描く迫力全開のノンストップ・ノベル。
主人公の光岡は妻子ある平凡なサラリーマン。魔がさして使用した「覚醒剤」のおかげで逮捕され、さらに送られた先が「LB刑務所」という「長期・再犯刑務所」。 その中で罪と向き合い、家族を思い、自分の人生をあらためて歩む決意をするまでの群像活劇。刑務所内にいる著者にしか書けない、リアル小説!
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