『道具小路(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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人間の体内にはしなぷすが形成するもうひとつの世界があった!?
人間の体内にはしなぷすが形成するもうひとつの世界があった!? ここは内気なへっぽこ女子高生、林檎ちゃんの体の中。白血球部署で働くいろりは、母体の林檎ちゃんが健康で文化的な最低限度の生活を送るため、日夜奮闘している。中間テスト、インフルエンザ、初めての恋…次々と迫り来る難敵に、しなぷす達は打ち勝つことができるのか!? 第7回草思社・文芸社W出版賞特別賞受賞作。 -
この痛みは、誰にも言えないはずだった。
「私、雷に打たれたいんだよね」
僕の隣で、千歳さんがそう呟いた。
いつも制服の下にハイネックのシャツを着ている風変わりなクラスメイト。
彼女に頼み込まれてこの夏、雷を“落とす”ための避雷針作りを手伝わされることに。何でもなかったはずの僕の日常が、彼女によって少しずつ彩られていく。
きっと、千歳さんは何かを隠している。
それでも千歳さんと一緒にいたくて、ずっとこんな日が続けばいいのにと思っていた。
彼女の“ひび割れ”にも気づけないまま……。
トゥーファイブクリエイターアワード《小説部門賞》受賞作。
ゆっくりと進む恋と痛み。少年と少女が“心”を見つけるひと夏の物語。 -
たぬきの神社に生まれ、たぬきに囲まれて生きてきた静。これ以上たぬきに人生の邪魔をされたくないと、就職で地元を離れて京都へ。
ところがやっぱり縁を切ることはできず、静はたぬきの依頼で、きつねが営む着物修繕店に潜入することに。そしてそこは、「神様専用」のお店だった――。 -
この紅い石は、京都を護る心臓―-。そして、私の心、あなたの心
30歳を目前にして夫から別れを切り出された旭日。呆然とする旭日の前に現れたのは、恋に悩む日本男児な剣道少年・佐竹と不思議な紅い石、そして烏帽子姿のおじさん安倍晴明だった――。京都を巡る、恋と冒険の物語 -
もう一度、会いたい人はいませんか。
バーを営む伊吹は、八年前のクリスマスに妻を亡くした。もう一度妻に会いたいと願う伊吹の前に現れたのは、「吾輩」と名乗る一匹の黒猫。黒猫は、客を感動させる酒をつくったら死んだ者を呼び寄せてやると言い――。 -
ようこそ奥深きお茶の世界へ――「お茶の道のりは、果てなくありますよ」
藤堂は緑茶専門店「お茶の燎」で店主の燎と不思議な和装男・市松と出逢う。その後小梳神社の蔵に入り込んでしまうのだが……扉を開けると、そこは緑茶生い茂る廻廊!? その奥に現れたのは仏頂面の店主の燎で――? -
手に入れたのは、魔法のドロップ。駄菓子屋の主は……魔女?
夏休み前日。駄菓子屋凸凹堂で手に入れたドロップには不思議な力が宿っていた。それから町は騒動続き。さらに凸凹堂の主も姿を消して――? これもドロップのせいなの? ドロップと私の秘密を巡る、ひと夏の冒険。 -
ベテランサンタと見習いサンタの、やさしい春夏秋冬デイズ
『サンタ日本支部キタグニ』に勤務する石蕗のもとに、見習いサンタの少女・春菊がやってきた。ある出来事から「弟子はとらん」と断固拒否する石蕗だったが、空回りしながらもめげない彼女に振り回されるうちに……?
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