『エルダ・ミンガー(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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ラジオから流れてきたジェイスの歌声を耳にしてエリンは思わず涙をこぼした。5年前、二人はひと目で恋に落ちたが……。(J・ロス『シンデレラ・カウガール』)元夫の義弟ニックと再会したとたん、アニーの胸は打ち震えた。7年前に結婚式直前の彼女を誘惑した不遜な男だとわかっていても。(H・マカリスター『誘惑は真夜中に』)心に傷を抱えたウェイトレスのエイミーは、勇気を出してラジオ番組で秘密の夢を語った。まさか常連客のスティーヴが聴いているとは思わずに。(E・ミンガー『ミッドナイト・キス』)深夜に起こる熱い奇跡を、3名のベストセラー作家が描く!
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神様がくれた奇跡のような衝動に恥じらい、戸惑う
クリスマスに友人夫妻を訪問する途中で吹雪に遭い、近場のホテルに逃げ込んだイヴ。幸せで温かい家庭を見るのが辛かった彼女にとってはラッキーな天候だ。その夜、イヴはまるで魔法にかかったように出逢ったばかりの男性に惹きつけられ、誘われるままに一夜をともにしてしまう。己のなかの激しい衝動を知り、翌朝逃げ出したイヴだが、大晦日の夜、新任の同僚に笑顔で握手を求められ驚愕する。それは、まごうことなくあの夜の彼だったからだ。 -
イヴはホテルのバーで、ひとりきりのクリスマスを過ごしていた。友人宅へ向かう途中で吹雪に遭い、やむなく宿を取ったのだ。バーテンダーが彼女の前にラム酒を置いた。「あちらの方からです」目を向けると、息をのむほどすてきな男性がほほえんでいた。これは一夜だけの冒険。孤独な女に贈られた、束の間の祝福……。イヴは魔法にかかったように、誘われるまま彼と情熱をともにする。すてきな思い出を胸に、翌朝イヴは眠る彼を残して旅立った。だが大晦日、職場で開かれたパーティで、イヴは呆然とした――握手を求めてきた新たな同僚が、なんとあの夜の、 彼だったのだ!
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