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『江戸川乱歩、1円~、2017年9月27日以前(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全198件

  • 日本の探偵小説界に大きな足跡を残した江戸川乱歩の短編三本を収録。新婚の夫が感じた疑惑、それは勘違いだったのか。女の巧妙な言い訳に男は納得するが……「接吻」。世にもそっくりな双子。しかし性格はまるで正反対。巧妙に入れ替わったのだが……「双生児」。芸人仲間からバカにされていた道化役者のロクさん。しかし一線を越えたときロクさんの復讐が始まる「踊る一寸法師」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 乱歩最後の作品を含むジュヴナイル・シリーズ完結編。学習雑誌付録とインタビューで蘇る懐かしの昭和、遠い日の思い出。

    ジュヴナイル最終回は、昭和34年~37年までの4年間に執筆された作品をお届けする。乱歩は昭和40年に亡くなったが、38年以降、小説は執筆していない。従って、乱歩の作家としての最後の作品は、今回お届けする「超人ニコラ」(昭和37年)である。これまでの作品でお馴染みのシチュエーションや要素を巧みに取り入れ、子ども向きにアレンジした奇想天外な物語だ。また、タコ型宇宙人、カニ型宇宙人が登場する「電人M」「妖星人R」も収録。これらは、人工衛星の打ち上げやガガーリンによる人類初の宇宙飛行といった出来事を背景に、宇宙への関心が一気に高まった時代ならではの作品である。さらに、昭和35年4月から1年間にわたって『小学六年生』(小学館)に連載され、謎解きの楽しさで子どもたちを湧かせた「おれは二十面相だ!!」は、連載時のまま覆刻。ミステリー中級・上級者なら、トリックのネタ元を探してみるのも一興だ。今回、特典として、この作品で臨場感溢れるイラストを描いた中村英夫氏と、当時から現在までイラストレーター(特に、メカ・イラスト)として活躍する高荷義之氏のインタビューも収録。当時の制作現場裏話もお楽しみに。

    ジュヴナイル・シリーズの完結を記念して、昭和の学習雑誌の付録の中から、おすすめのものを選んでご紹介する。敗戦から東京オリンピックへと向かう復興の歩みと人々の暮らしの変化を、ノスタルジーとともにかみしめていただきたい。
  • ある一家への復讐に燃える謎の怪人・魔術師。その一味に拉致された名探偵・明智小五郎は、魔術師の妹・文代に助けられて辛くも脱出し、魔術師の計画を阻止すべく奔走する。野菊の花弁と妖しき笛の音が誘うおそるべき連続殺人、せめぎあう名探偵と怪人、哀しき過去と忌まわしき秘密、事件の鍵を握る美しい女たち…。新章「魔術師編」を完全収録!不朽の名作を大胆なアレンジと美麗な筆致で描くシリーズ最終巻!
  • 貿易会社に勤める普通の青年・蓑浦金之助は学生時代から諸戸道雄に求愛され続けていた。諸戸は金之助の許嫁・初代に対して求婚してくる。そんな中、初代は何者かに殺されてしまい!? 初代を殺した犯人は!? そして諸戸の狙いとは――!! 江戸川乱歩の長編最高傑作、衝撃のコミカライズ!!
  • 110(税込)

    稀代の女盗賊黒蜥蜴。大富豪の娘が誘拐され身代金として伝説の宝石「エジプトの星」を要求してきた。名探偵明智小五郎は果たしてどうするのか。黒蜥蜴と名探偵の知恵くらべはどちらが勝つのか。何度も映像化、舞台化された作品。三島由紀夫も戯曲化した。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 572(税込)
    著:
    江戸川乱歩
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    日本における本格探偵小説を確立したばかりではなく、恐怖小説とでも呼ぶべき芸術小説をも創り出した乱歩の初期を代表する傑作9編を収める。特異な暗号コードによる巧妙なトリックを用いた処女作『二銭銅貨』、苦痛と快楽と惨劇を描いて著者の怪奇趣味の極限を代表する『芋虫』、他に『二癈人』『D坂の殺人事件』『心理試験』『赤い部屋』『屋根裏の散歩者』『人間椅子』『鏡地獄』。
  • 変人高校生をめぐるちょっとおかしな新連載がダブルスタート! 『あまちんは自称♂』は、史上最高にかわいい男子高校生が登場! 周囲を混乱の極みにおとしいれます♪ 『突姉っ!』は、小学生のボクの隣に住む女子高生のお話。毎日ボクを誘ってきて……!? 超攻撃的コメディー2本をお楽しみください!! 表紙・巻頭カラーは、新たな展開に衝撃の『猫ヶ原』。その他、『キノの旅』『七つの大罪 セブンデイズ』『淫らな青ちゃんは勉強ができない』など。
  • 差出人不明の脅迫状に悩まされていたH製糖株式会社取締役の川手庄太郎は、明智小五郎に比肩すると噂される法医学界の権威、宗像隆一郎博士に捜査を依頼した。内偵していた弟子が殺人の手掛かりを掴むも、死亡。川手の令嬢姉妹が次々と惨殺、当の川手も誘拐された。その全ての現場に三重渦状紋の指紋があった。解決したかに見えた事件はどんでん返しの様相に――。(「悪魔の紋章」)他一編収録。(解説 北村薫)
  • トリックに驚き、幻想に魅了される「変身」づくしのセレクション。変装した男女による舞踏会が衝撃の結末を招く「覆面の舞踏者」、怪人二十面相改め四十面相と小林少年が熾烈な変装合戦を繰り広げる「怪奇四十面相」など、乱歩の“変身願望”が具現化された小説の数々。さらには、変身についての冷静な分析と執拗な妄想が入り混じる名随筆を惜しまず収録した傑作選!
  • 『小学四年生』昭和33年4月号~『小学五年生』昭和35年3月号まで、2年間にわたる「鉄人Q」連載誌面すべてを丸ごと覆刻!

    今回お届けする9作は、昭和32年から34年にかけて執筆された作品である。二十面相の本名と素性が明らかになる「サーカスの怪人」、秘密基地のような二十面相のアジトを軸に展開する「奇面城の秘密」など、乱歩お得意の路線を踏襲する作品に加え、同時期に書かれた低学年向けの物語も収録した。
    この頃乱歩は、複数の雑誌で連載をかけもちするほどの売れっ子で、大人から子どもまで誰もが知る人気作家であった。その一方で、低迷する探偵小説界を牽引すべく、経営不振に陥っていた探偵雑誌『宝石』の立て直しに尽力したり、探偵小説界の広告塔を自ら引き受けてメディアに登場するなど、文化人としても多忙を極めていた。結果さすがにアイディアに窮したのか、定番の要素、お馴染みのシーンも登場する。しかし、それでも作品としてのおもしろさは色あせず、むしろ、ある種の様式美とも言える仕上がりになっている。どの作品のどの場面に類似しているか、それを乱歩がどうアレンジしているか、探ってみるのも楽しい。
    そして、今回の小松教授による解説のテーマは、「少女小説としての乱歩作品」。女性の視点で作品を読み解くと、物語の背後に隠されたエロスが芳醇な香りとともに立ち上がる。

    さらに、乱歩作品のリライトを数多く手がけた氷川瓏の作品の一部も覆刻。木々高太郎に師事し、乱歩にも認められた作家の幻のジュブナイル。そのクライマックス(5回分)を、古賀亜十夫の挿絵とともに収録した。
  • 猟奇! 帝都に現れた怪人二十面相と明智小五郎&少年探偵団の苛烈な知能指数対決を描く! 『ニンジャスレイヤー』作者の最新作!!

    『ニンジャスレイヤー』の著者チーム、本兌有&杉ライカ+ブラッドレー・ボンド&フィリップ・N・モーゼズ最新作! 乱歩×スチームパンク=猟奇! 秀麗! 退廃! 蒸気と狂気と暗雲に包まれた、1920年の帝都東京! 怪人二十面相の挑戦を受けた資本主義の獅子・羽柴壮太郎は、伝説の名探偵・明智小五郎を呼び寄せた。しかし彼のもとに現れたのは明智ではなく、恐るべき美貌と眩しいばかりの知性を輝かせる妖しき天才美少年・小林芳雄であった。「僕の知能指数は平常時の明智先生の2倍です。ご存じないかもしれませんが、探偵の能力とは、カラテ段位ではなく知能指数で測るものなのです」 猟奇! 闇の近代日本を舞台に、爆発寸前のアドレナリンと知能指数が火花を散らし、七つ道具が飛び交う! 狂気に次ぐ狂気! 変装に次ぐ変装! カラテに次ぐカラテ! 帝都東京で繰り広げられる探偵と怪盗の知能指数バトル!!
  • 日本の探偵小説界に大きな足跡を残した江戸川乱歩の短編三本を収録。鏡に魅せられた男のとんでもない実験。その果てに見たものは何だったのか「鏡地獄」。真っ昼間に大勢の人を集めての人殺しの告白は果たして本当なのか「白昼夢」。夫が妻を騙すために演じた一人二役。架空の男に何と妻が恋してしまう「一人二役」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • “僕たちはもう、再び地上へ出ることはない。この世界では、きみと僕とが全人類なのだ”昭和初期、東京。美しい青年・蓑浦(みのうら)には、結婚を約束した初代という恋人がいた。ある日、初代が何者かによって殺害されてしまう。蓑浦は、学生時代に自分に好意を持っていた諸戸道雄が、嫉妬から彼女を殺したのではないかと推測する。諸戸は頭もよく容姿もいい完璧な男だったが、蓑浦にしか興味を抱かない同性愛者だった。諸戸は愛する蓑浦のため、献身的に探偵活動に協力するが……?
  • 『ワールドエンブリオ』の奇才・森山大輔、マガジンエッジに初登場! 表紙・巻頭スタートの新連載『Mourning Bride』(モーニングブライド)は、血と硝煙にまみれた誇り高き家族の物語。ファミリーの前に突然現れた乙女が誘う謎めくゲームにご期待ください。センターカラーは『魔術師編』が佳境の『乱歩アナザー』。他にアニメ化で盛り上がる『キノの旅』、重版ラッシュでますますパワフルな『淫らな青ちゃんは勉強ができない』等、大人気ラインナップ!
  • 少年探偵団の泰二君は、不審な老人を追ってある家に忍び込んだ。罠に嵌った泰二君は催眠術をかけられ帰宅。夜中に機密書類を盗み出した後、連れ去られる。事件を追跡していた三人の少年探偵団も誘拐されてしまう。捜査を始めた名探偵・明智小五郎の前に、殿村と名乗る自称名探偵が現れる。手強き犯人は、甦った変幻自在の二十面相! 恐怖の復讐劇が始まる――。(「妖怪博士」)他一編収録。 (解説 綾辻行人)
  • 猟奇のサーカスにあなたを招待する、もっとも狂わしき江戸川乱歩アンソロジー! 正体不明の骸骨男が少年探偵団に迫りくる「サーカスの怪人」、奇怪な遊園地で狂瀾の宴が繰り広げられる「地獄風景」など傑作小説の数々に加え、乱歩の“ネジレ趣味”が垣間見える随筆「浅草趣味」や「旅順開戦館」も収録。乱歩が到達した猟奇の極み、とくと堪能せよ。
  • 惹句入りで連載時のまま読むか、漢字でスラスラ読むか。
    1つの作品を2つのヴァージョンで。読んで比べる少年探偵団。

    「つぎつぎとおこる奇怪な事件! 黄金豹とは、そもそもなにもの?」(「黄金豹」)、「真夜中にろうかを歩く美しい人形――。またまたおこる怪事件!」(「魔法人形」)。あおり文句もそのままに、連載時のかたちを再現してお届けする少年探偵団シリーズ。昭和の図書館には必ずあったポプラ社のあの本をあえて漢字化し、大人が違和感なく読めるようにしたヴァージョンも併録。戦後の少年誌の雰囲気を味わいたい人にも、奇想天外な読みものとして楽しみたい人にもおすすめの、大人のためのジュヴナイルである。
    よく知られているように、乱歩は単行本にする際、自身で作品に手を入れ、時代に合うよう修正していた。今回収録した作品でも、連載時とポプラ社版では異なる部分がかなりあり、細かいものも合わせると、変更は優に100を超える。そのうち特に重要なところや興味深い部分には、註釈を加えたり、対応する箇所をリンクで結んで確認できるようにしている。乱歩のあとを辿り、資料的な探求を試みるのもまた、大人ならではの楽しみ方であろう。
    収録作品は、「海底の魔術師」「探偵少年」など全7作。
    大人になってはじめてわかる「子どもの知らない子どもの世界」が、きっとある。

    他に付録として、『小学六年生』(小学館)に掲載された乱歩「天空の魔人」の翻案(「天空魔人」)を誌面まるごと再録。小松史生子・金城学院大学教授による、乱歩ジュヴナイルの根底にある根源的な恐怖とその対象についての考察も、ぜひ。
  • 「学べば学ぶほど私は淫らになっていく!」妄想も注目度もノンストップ爆発中の『淫らな青ちゃんは勉強ができない』が巻頭で登場!! ピンナップクオリティのちょっとセクシーなサービスセンターカラーは『制服ロビンソン』。そして、美麗表紙&カラー付きの『新約Marchen』も目が離せません。もちろん『キノの旅』『七つの大罪 セブンデイズ』『鉄鼠の檻』『猫ヶ原』など、人気作フルラインナップで盛り上がり最高潮です!!
  • 日本の探偵小説界に大きな足跡を残した江戸川乱歩の短編三本を収録。刺激を求めて集まるそのクラブに新入会してきた男の奇怪な話とは「赤い部屋」。著名な博士の夫人が列車に轢かれて死亡した。果たして真実は?「一枚の切符」。火事で死亡した美人妻。なぜ死んだのか夫の復讐はなるのか「恐ろしき錯誤」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 759(税込)
    原作:
    江戸川乱歩
    著:
    naked ape
    レーベル: ARIA
    出版社: 講談社

    大正十四年、帝都・東京。最愛の婚約者・初代の殺人事件を調べていた諸戸と蓑浦は、初代の系図帳から謎の暗号を発見する。その暗号が莫大な財産のありかを示すものであると確信した諸戸は、事件の黒幕が自身の父親である疑いを持ち、蓑浦とともに故郷の島へ帰郷する。しかし、諸戸は父親の奸計にはまり、土蔵に幽閉されてしまい…? 江戸川乱歩×naked aoe、夢の鬼才コラボで放つ愛と哀しみの探偵譚、ついに完結!
  • クリスマス・イヴに開かれた妖しい大夜会に君臨する美女、緑川夫人の腕にはトカゲの入墨が――。大阪の宝石商の岩瀬庄兵衛の元に、娘の早苗を誘拐するという予告の怪文書が届く。身辺を警護する明智小五郎に、緑川夫人が接近。彼女は変幻自在の女盗賊<黒蜥蜴>。冴え渡る頭脳戦、壮絶で切ないラストシーンが胸に迫る――。(「黒蜥蜴」)怪人二十面相が甦る名作(「少年探偵団」)の二編収録。
  • 少年の日のドキドキとワクワクをもう一度。
    惹句(じゃっく)入りで連載時のまま読む少年探偵団。懐かしのポプラ社版も漢字化して併収。

    戦後初の本格的な創作である「青銅の魔人」をはじめ、昭和24年から29年までに少年誌に連載されたジュブヴナイル6作品を当時のままお届けする。各回冒頭の前号までのあらすじや末尾の惹句はもちろん、単行本や文庫本では削除・変更された部分も読めるファン待望の構成だ。加えて、昭和の学校図書館には必ずあった懐かしのポプラ社版も、漢字表記に直し特典として収録。さらに、電子書籍の特性を生かして、変更されている部分をそれぞれリンクで結び、比較できるようにした。几帳面な乱歩は、単行本にする際に自身で手を入れ、また、版を重ねる度に時代に合うよう微調整を繰り返したという。ちょっとした言い回しや言葉の選び方1つにも、そんな乱歩の作家としてのセンスとこだわりが現れている。どこがどう変わっているのか、乱歩の気分で探ってみてはいかがだろうか。
    また、今回の作品には、連載当時の社会や世相が色濃く反映されたものも少なくない。例えば「青銅の魔人」では、戦災孤児を集めたチンピラ別働隊が結成され、「宇宙怪人」では、その頃から目撃談が増え始めた空飛ぶ円盤が登場。少年たちの、そして日本人の昭和史として読むのも、大人ならではの楽しみである。

    小松史生子・金城学院大学教授の解説は、チンピラ別働隊に注目。少年探偵団の下部組織としての彼等のあり方から、児童文学の空白領域に切り込む。他に、小学館の学習雑誌に掲載された乱歩作品のダイジェスト版も当時のまま再録した。
  • 今号は日本中をあっと言わせる新連載がダブルで登場!! 表紙・巻頭でスタートは、不朽の名作の初コミカライズ『キノの旅』(原作:時雨沢恵一 キャラクター原案:黒星紅白 漫画:シオミヤイルカ)。あの名場面が漫画でよみがえる! センターカラーでは、累計800万部『百鬼夜行シリーズ』最大の怪事件に京極堂が挑む『鉄鼠の檻』(原作:京極夏彦 漫画:志水アキ)が発進!京極夏彦×志水アキSP対談も!! 『淫らな青ちゃんは勉強ができない』もカラー付きでドキドキ♪
  • “ロマノフ王家の宝冠をかざりし大金剛石六個を無償にてゆずりうける決心をした”という旨の予告状が、実業家・羽柴壮太郎氏のもとに届く。送り主は近ごろ新聞を賑わせていた怪人「二十面相」だった! 外遊中の明智に代わり、小林少年がその機転で撃退し、盗まれずにすんだ。しかし予告状は次々と届く―。(「怪人二十面相」)少年探偵団が活躍し、日本中の少年少女たちを熱狂させた二編を収録。
  • 触れてはいけない少年たちとは―――!? 新連載攻勢第2弾は、少年誌初登場の奈々巻かなこが描くアジアン・ファンタジー『楽園の羊は泣きかたを知らない』。連載2回目の『七つの大罪 セブンデイズ ~盗賊と聖少女~』、『百年のワルキューレ』も話題集中で快走中! 表紙&センターカラー『新約Marchen』の美麗なビジュアルにも大注目です。『猫ヶ原』、『淫らな青ちゃんは勉強ができない』、『誓約のフロントライン』など、人気作もてんこ盛り!
  • 神谷芳雄の恋人でカフェに勤める弘子が、巨大な両眼と敏捷に動く猫属の舌をもつ男・恩田に攫われた。アジトに乗り込んだ神谷は監禁され、壁の隙間から彼女が陵辱され死に到るのを目撃する。それから一年後、江川蘭子という歌姫の恋人ができた。彼女も幾度も狙われ、神谷は明智に助けを乞うが、惨殺されてしまう。ついに魔の手は文代夫人に――。焦燥する名探偵、絶体絶命の愛の物語。(解説 桜木紫乃)
  • 3月号は、大ヒット御礼!さらちよみ「マーメイド・ボーイズ」が表紙で登場! そのほか人気連載「四月一日さんには僕がたりない」、「遙かなる時空の中で6」や、コミックス第2巻が2/7に発売の「ヤギくんとメイさん」など、話題作が盛りだくさん!舞台「初恋モンスター」キャストインタビューも見逃せない!寒い冬もARIAがあればテンションup★
  • 2017年も少年マガジンエッジは攻め続けます!! 新春新連載攻勢のトップは累計2000万部突破の大ヒットファンタジー初の公式スピンオフ・ストーリー『七つの大罪 セブンデイズ~盗賊と聖少女~』が表紙・巻頭で登場!! 原作の世界観を小菊路よう氏が鮮やかに再現しています。続いてロマンシング・ファンタジー『百年のワルキューレ』(三月薫)も壮大なスケールでスタート。『淫らな青ちゃんは勉強ができない』等連載も安定の充実ぶりです。
  • 「ねえ先生……最後に一つだけ……。先生……僕と――」名探偵・明智小五郎と美貌の少年怪盗・黒蜥蜴。どちらかが死ななければ終われない遊戯に終焉の幕が下りる。そして、また新たな事件が――。第1章<黒蜥蜴編>のクライマックスとあわせて、乱歩初期の傑作短編<心理試験編>も収録。明智小五郎シリーズの妖艶なるコミカライズシリーズ、衝撃の第2巻。
  • 塩原温泉で未亡人の倭文子を巡り、三谷という美青年と中年紳士・岡田の間で決闘が行われた。負けた岡田が去った後、二人の前を左手右足が義手義足、鼻が欠け、唇のない男がうろつき始める。東京に戻ると息子の茂が誘拐され、彼女も行方不明に。さらに疑わしい人物の自宅から、死体三体が埋められた裸女群の彫刻像が――。次々と襲い掛かる奇怪で残忍な事件に明智小五郎の名推理が冴えわたる!(解説 麻耶雄嵩)
  • 戦中の異色作2本と海野十三、森下雨村の幻の作品(未刊行)を含む周辺作家のジュヴナイルを収録。ここでしか読めない特典満載!

    全20巻の折り返しにあたる第11巻は、本編より特典の方が多いイレギュラーな構成でお届けする。今回の軸は、戦中に書かれた異色の2作品である。「新宝島」は、昭和15年から翌年にかけて『少年倶楽部』に連載された冒険小説だ。もう1作は、旧作がすべて絶版となり本名での執筆が難しくなった乱歩が、昭和17年から「小松龍之介」名義で連載した「智恵の一太郎」シリーズ。こちらは時局に配慮して、不穏な事件の起きない科学謎解き小説となっている。ともに戦中という時代背景もあって、他の作品とは少し趣を異にするのでここに集約した。そして今回の特典は、乱歩と親交のあった同時代の探偵作家が小学館の学習雑誌に残した作品。このうち森下雨村の「水上透少年シリーズ」(昭和9年)と海野十三による短篇小説(昭和15年)は、これまで一度も刊行されたことがない幻の作品である。また、甲賀三郎の名作「真紅の鱗形」(昭和5年)では、後の単行本で「江口」とされているある主要登場人物の名前が、実は初出時には、途中で「江連(えつれ)」に変わっていることが明らかになった。「江連」とは、何者か。甲賀が仕掛けた謎に、ミステリ評論界の名探偵が80年の時を超えて挑む。

    <特典>小酒井不木の少年科学探偵シリーズ3作(覆刻/初出は、大正末期)や、大下宇陀児「魔法少年」(昭和11年)も収録。新たな視点で“いけすかない少年探偵たち”を斬る小松教授の解説をはじめ、論考も充実。
  • 2月号は車谷晴子の新連載「保坂先生の愛のむち」が巻頭カラーで登場! そのほか超人気作「あんさんぶるスターズ!」、表紙で登場の「遙かなる時空の中で6」、コミックス第7巻が1/6に発売の「架刑のアリス」、第3巻が1/6に発売の「インフェルノ」など話題作が続々!バラエティ豊かなラインナップで年末年始を楽しく過ごそう♪
  • 少年マガジンエッジ1月号は、日本一おバカな兄弟が、おめでたく表紙・巻頭で登場! 団地発オトナ行き、アイと笑いの青春ご兄弟バラエティ『日々野兄弟』(秀良子)は、キレッキレです!! 『制服ロビンソン』とのコラボ記念特別漫画『めがみめぐり』(箕星太朗)、スタイリッシュ・バナナアクション『バナナはアソコに入りますか?』(山忠)、ペフレって、何!?…『蜂谷先生が狙ってる!』(椎名晴美)等、チャレンジングな作品が勢揃い!!
  • 東京に謎のインド人が出没。闇に消える黒い魔物の正体とは。それは奪われた宝石の復讐のためなのか。小林少年率いる少年探偵団の活躍。怪人二十面相と明智小五郎との知恵比べは果たして勝つのはどちらか。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 日本の探偵小説界に大きな足跡を残した江戸川乱歩の短編三本を収録。気弱な男が若い事務員に告白したいがとても勇気が無い。男がとった行動は……「算盤が恋を語る話」。たけしくんの家の近くにふしぎな人が住んでいました。いろいろな魔法が使えます。しかし本当は二十面相だったのです。名探偵明智小五郎との対決「ふしぎな人」。変態性癖の郷田の趣味は天井裏から他人の生活を覗いてまわることでした。ある夜天井裏から毒を垂らし男を殺してしまいます。奇想天外な殺人方法に誰しも自殺を疑わない。完全犯罪を成し遂げたかと思ったとき、明智小五郎が登場する。「屋根裏の散歩者」※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 古い洋館に住む奇怪な老人、蛭田博士とは何者?囚われになった少年探偵たちは果たして無事に救出できるのか。怪人二十面相と名探偵明智小五郎との手に汗にぎる戦い。執念深く復讐をしようとする怪人二十面相の策略とは?※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • ソフト帽を目深にかぶり、外套の襟を立て、月夜に煌めく黄金の顔。ゆがんだ口元には一筋の血。東京・上野に大怪盗・黄金仮面が出没し、「志摩の女王」という宝石をまんまと盗み出す。早くもその正体に気づいた明智小五郎は、怪盗一味に次々と命を狙われることに――。ついに標的は国宝の玉虫の厨子。事件現場に残されたA・Lの文字の謎とは? 華麗なる強敵と対峙する、驚嘆すべき名勝負!
  • 1月号は野切耀子の新連載「蓮住荘のさんかく」が表紙&巻頭カラーで登場! そのほか人気爆発の「あんさんぶるスターズ!」、コミックス第6巻発売中の「嘘つきボーイフレンド」、コミックス第3巻が12/7に発売の「遙かなる時空の中で6」、舞台化ビジュアル続報発表の「初恋モンスター」など、豊富なラインナップで2017年へのスタートダッシュはバッチリ!!
  • 辻村深月が選び抜いた巨匠の妖しい美の結晶

    大乱歩没後50年を記念する傑作選第3弾は、猟奇の美に焦点を当てる。
    恋する美女に嘲笑された孤独な男の妄執を綿密に描く「蟲」。
    四肢を失って帰還した軍人と妻の関係を描いた名作「芋虫」。
    さらに「盲獣」「鏡地獄」「押絵と旅する男」など全9編を収録。

    【目次】
    「白昼夢」
    「鏡地獄」
    「芋虫」
    「人でなしの恋」
    「蟲」
    「押絵と旅する男」
    「防空壕」
    「目羅博士の不思議な犯罪」
    「盲獣」
    随筆「残虐への郷愁」
    随想「レンズ嗜好症」
    随筆「妖蟲」

    監修・新保博久
  • 湊かなえの選ぶ「ミステリ作家」乱歩の相貌

    避暑先の旅館でレンズ越しに目撃した殺人をめぐり、
    謎めいた結末を迎える中編「湖畔亭事件」を中心に、
    人工美と遊戯性の極致「赤い部屋」、名作「心理試験」他を収録。
    ミステリ作家・乱歩に焦点を当てる乱歩没後50年記念アンソロジー。

    【目次】
    「湖畔亭事件」
    「何者」
    「石榴」
    「心理試験」
    「赤い部屋」
    「人間椅子」
    「木馬は廻る」
    随筆「迷路の魅力」
    随筆「兇器としての氷」
    随筆「プロバビリティーの犯罪」

    監修・新保博久
  • 巨匠の妖しき名作を桜庭一樹が厳選!

    日本推理小説の巨匠・江戸川乱歩が没して50年。
    名作に光を当てるアンソロジー第1弾はデビュー作「二銭銅貨」、
    明智小五郎初登場の「D坂の殺人事件」、大正期の退屈と倦怠を
    犯罪に描いた「屋根裏の散歩者」、絢爛と恐怖の箱庭世界「パノラマ島綺譚」……。
    初期傑作にして異形の問題作「陰獣」を中心に、傑作七編と二つの随筆を厳選。

    直木賞作家・桜庭一樹が案内する、妖しくも美しい巨匠乱歩の新世界。

    【目次】
    「二銭銅貨」
    「一枚の切符」
    「D坂の殺人事件」
    「屋根裏の散歩者」
    「一人二役」
    「パノラマ島綺譚」
    「陰獣」
    随筆「恋と神様」
    随筆「幻影の城主」

    監修・新保博久
  • 大人はみんな少年だった! 漢字で読めるジュブナイル第1弾は、「少年探偵団」シリーズ。戦前の4作を連載時のスタイルで。

    乱歩と言えば、エログロと本格推理。そして、昭和の子どもたちを魅了した「少年探偵団」であろう。今回からいよいよ、その少年探偵団をはじめとするジュブナイル(少年少女向けの小説)を執筆年代順にお届けする。第1回は、昭和11(1936)年から昭和15(1940)年にかけて、『少年倶楽部』に連載された少年探偵団シリーズ最初の4作である。通常ジュブナイルは、対象年齢に応じて漢字の使用が制限される。少年探偵団シリーズも、これまで出版された本では平仮名が多用されており、大人が読むには少々難があった。が、なんと初出時の誌面では、概ね当時の大人の雑誌と同じ水準で漢字が使われていたのである。ただし、当時は大人の雑誌もそうであったが、漢字すべてにルビがふられていた(総ルビ)。そこで今回、大人にとっては少々うるさいルビを最小限にした上で、全文を初出のまま収録することとした。毎号末尾に添えられた惹句(あおり文句)も旧仮名遣いで掲載し、連載時の雰囲気を電子書籍で可能な限り再現している。さらに、小学館の学習雑誌に掲載されたダイジェスト版を復刻。ミステリーと冒険に彩られた輝かしい少年の日々に立ち返って楽しんでいただきたい。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他
  • 759(税込)
    原作:
    江戸川乱歩
    著:
    naked ape
    レーベル: ARIA
    出版社: 講談社

    大正十四年、帝都・東京。最愛の婚約者・初代に続いて、友人の深山木までも殺され、復讐に燃える美青年・蓑浦金之助。しかし、二つの事件の真犯人と目される少年まで殺されてしまい、途方に暮れる蓑浦だったが、蓑浦に想いを寄せる天才医学研究者・諸戸道雄は、その天才的な頭脳を駆使して、殺人事件の背後に隠された闇をあぶり出していく…。江戸川乱歩×naked ape、夢の鬼才コラボで放つ愛と哀しみの探偵譚、第2巻!
  • マガジンエッジ12月号は、pixivコミックでも大注目の『淫らな青ちゃんは勉強ができない』が、表紙・巻頭でどど~んと登場! けしからん妄想が全開中です!! 武井宏之先生渾身の力作『猫ヶ原』、原作小説も大ヒットの『都会のトム&ソーヤ』、話題の青春オムニバス『僕らは自分のことばかり』も連載・コミックスともに大人気! 『アキバタリアン』他、電子だけで読める作品も好評掲載しています。
  • 大宝石商・玉村家周辺に次々と届く殺人予告。第一の犠牲者は玉村善太郎の弟。そして令嬢・妙子と長男・一郎も狙われるが間一髪で助かった。しかし、次男・二郎の恋人は公衆の面前で猟奇的に惨殺されてしまう。一方、湖畔のホテルで休暇を楽しんでいた明智は、波越警部に呼ばれ戻った東京駅で誘拐されたが、文代の機転により、なんとか脱出。玉村家への復讐に燃える殺人鬼を追う――。屈指の傑作長編。
  • 12月号は大人気「あんさんぶるスターズ!」が表紙で登場!巻頭カラー新連載は、小嶋ララ子最新作「犬鷲百桃はゆるがない」! そのほか硝音あや「蝶々事件」、待望のコミックス第1巻が11/11に発売の「王子が私をあきらめない」、コミックス第2巻が11/7発売の「孤島の鬼」など、超充実のラインナップで芸術の秋を彩ります♪
  • 大人気『新約Marchen』が表紙のマガジンエッジ11月号! 巻頭は禁忌を破った少年達の魔法ファンタジー『グリモワールの庭』。サプライズ読み切りは、人気ゲームと『猫ヶ原』がコラボした『のぶニャがの野望』。サイバーオカルトファンタジー『魔王インストール』、スタイリッシュな甘党ギャングアクション『シュガードッグ』、地獄の主従の日常系ダークファンタジー『Bの食卓』はカラーで登場。『アキバタリアン』等、電子版のみ掲載作も!
  • ミステリーからスリラー、時代小説まで、乱歩の「発端篇」をもとに、総勢12名の作家が書き継いだ連作小説5編を一挙収録。

    昭和25年から35年。日本が敗戦の混乱から抜け出し、復興の波に乗って新たな時代に漕ぎ出そうとしていた頃、乱歩もまた、作家として新たな模索を始めていた。この頃の作品は、デビュー当時の本格推理ものや「エログロ」と言われた一連の作品とは一線を画し、どこか洒脱でモダンな雰囲気がある。犯罪ギリギリのジョークで人を煙に巻く夫婦を、彼等に振り回される男の視点で軽快に描く「ペテン師と空気男」。断崖の上で交わされる男女の会話が意外なオチにたどり着く「断崖」。渡辺剣次のストーリーをもとに執筆した、ある意味“乱歩らしくない”傑作「十字路」など、この時期に書かれた大人向け作品を8編収録。乱歩のアナザーサイドを楽しんでいただきたい。また、今回は、この時期に乱歩が関わった連作小説を一気に5作収録。乱歩が書いた発端篇をもとに複数の作家が書き継いで行くもので、ミステリーや時代小説などジャンルは多岐に渡る。名作はもちろん迷作、問題作もあって玉石混淆であるが、それもまた楽しんでいただければ幸いである。インタビューは、アンソロジストの東雅夫氏。幻想文学としての乱歩を知ることで、これまた乱歩の別の側面が見えてくるはずである。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他
  • 発端を乱歩が、解決編を山田風太郎が書いた連作小説を一挙掲載。ミステリーの面白さ満載の電子オリジナル編集。

    明智小五郎シリーズ最終回は、乱歩が愛したミステリーの醍醐味をたっぷり味わえる充実のラインナップでお送りする。意外な犯人、動機の不在、アリバイ崩しと精緻な推理。そしてもちろん、乱歩ならではの娯楽性とストーリーテリングの妙。推理小説の面白さを存分に味わえる6編に加えて、乱歩、角田喜久雄、山田風太郎の3人がリレー形式で書いた連作推理小説「悪霊物語」を全編収録。乱歩によるミステリアスでエロティックな「発端編」を、角田喜久雄がどう広げ、山田風太郎がいかに落とし込んだか。
    そして、ミステリーとあらば、解説は新保博久氏をおいてほかにない。今ではあまり馴染みのない連作小説だが、人気作家の作品を少しずつ楽しめる楽しさもあって、乱歩の周辺では一時期ちょっとしたブームになったという。しかし、デキは玉石混淆。そんな話題作、問題作の楽しみ方を、軽妙な言い回しでご紹介いただく。
    さらに、小松史生子教授の明智論もついに完結。これまで4回のシリーズであぶり出された明智の別の顔、真の姿やいかに!

    付録:インタビュー、コラム&フォト他

    【ご注意】※この作品は一部カラー写真が含まれます。
  • 名探偵の冒険は、ここから始まる!乱歩がその作家生活のごく初期に描いた、若き日の明智小五郎。

    大正14年に書かれた『D坂の殺人事件』。ここに初めて素人探偵気取りの若き高等遊民として登場するのが、乱歩作品を代表するキャラクターであり、日本で最も有名な探偵の一人、明智小五郎である。初回は、彼が活躍する作品の中からごく初期の10作を、執筆年代順に並べてお届けする。後に変装の名手となり、時に超人的な活躍を見せるヒーロー・明智とはひと味違った、若き日の名探偵の姿をお楽しみいただきたい。また、掲載誌の編集長であった横溝正史の意向で後半大きく作風が変わり、その部分が別のタイトル『白蜥蜴』となった『猟奇の果』については、昭和21年に乱歩が改めて執筆した『もうひとつの結末』も収録。心理戦の面白さで読ませる『心理試験』や怪奇・幻想小説『一寸法師』など、バラエティに富んだラインナップで、まさに乱歩ワールドの入門編ともいうべき内容となっている。他に『黒手組』『幽霊』『屋根裏の散歩者』『蜘蛛男』『何者』を収録。
    さらに、初回配信記念として、乱歩の『人間豹』を歌舞伎にアレンジして上演した歌舞伎役者・市川染五郎の特別インタビューを収録。現代のトリックスターが語る乱歩とその作品世界の魅力もまた、一編の物語である。

    付録:インタビューとコラム&フォト&自筆年譜

    【ご注意】※この作品は一部カラー写真が含まれます。
  • 悪いヤツほど美しい。「登場人物イケメン・ランキング」をはじめ、涙香版「幽霊塔」(一部)他、電子でしか読めない特典満載!

    少年の頃、乱歩は、「幽霊塔」という小説に夢中になる。それは、イギリスの女性作家の作品を黒岩涙香が翻案したものであった。それから30年の時を経て、乱歩自らこの作品を翻案したものが、ここに収録する「幽霊塔」である。今回、特典として、涙香による「幽霊塔」の冒頭部分と、原作(アリス・M・ウィリアムスン)の最初の1シーンを翻訳して掲載した。乱歩の作品との違いを楽しんでもらいたい。また、東京大空襲の3ヶ月前に完結した「偉大なる夢」では、アメリカ大統領・ルーズベルトが醜悪で卑劣な男として登場。秀逸なトリックはもちろん、あの時代の空気も感じられる作品である。そして今回、スペシャルとしてお届けするのは、「乱歩作品登場人物イケメン・ランキング」。当全集の、笑いと毒を織り交ぜた鋭い解説でお馴染み、小松史生子・金城学院大学教授が、ヒーローもヒールもバッサ、バッサと切りまくる。他に、乱歩が発端篇を書いた連作探偵小説「黒い虹」を全文掲載。当時の人気作家が書き継いだ物語を、最後の甲賀三郎が解決に落とし込むのだが、相当苦労したようで、本文に入る前に、言い訳のような解説を延々と書いている。これがまた愉快で一読の価値あり。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他
  • 夢の儚さも、人の心の邪悪な影も、欲望の罪深い悦びも、知ってしまった今こそ読み返したい。大人のための、とっておきの乱歩。

    圧倒的な筆力で描き出された総天然色の一大スペクタクル・ロマン「パノラマ島奇談」、乱歩作品のイメージを決定付けた「孤島の鬼」、禁断のエロスと巧みな仕掛けで傑作の誉れ高い「陰獣」など、昭和の初めに書かれた読み応え十分な長篇を軸にお届けする。発表時から既に伏せ字だらけであったという、あの永遠の問題作「芋虫」をはじめ、珠玉の短篇も加えた充実のラインナップで大人のための乱歩ワールドをお楽しみいただきたい。
    同時に、耽綺社名義で発表された「飛機睥睨(空中紳士)」や、乱歩の才能をいち早く見出した小酒井不木と共に練り上げた「屍を」といった、この時期に描かれた合作も収録。また、小品ながらファンの多い「押絵と旅する男」については、本作を愛してやまない立教大学大衆文化研究センター学術調査員・落合教幸氏がその魅力と奥深さをレクチャーする。さらに、乱歩作品を創作落語にした柳家喬太郎と三遊亭白鳥のスペシャル対談も収録。古典・創作、自由自在の人気落語家二人が語る、乱歩作品と創作落語の秘密は、濃く深く、まさに大人が唸る芸談となっている。
    第6巻は、己の欲望と業に対峙し、それを楽しむ大人のための一冊である。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他

    ※この作品は一部カラー写真が含まれます。
  • 明智をぶった切る前代未聞の爆笑解説と、あの名文を書いたあの先生の、笑えて学べるインタビュー。電子でしか読めない特典満載。

    三島由紀夫の戯曲でもお馴染みの「黒蜥蜴」。ミステリーなのかSFなのか、一種独特の味わいを持つ「人間豹」。「大暗室」では、明智不在の東京が未曾有の危機に陥り、「悪魔の紋章」では、謎の3つの渦巻きが人々を恐怖のどん底に引きずり込む。シリーズもいよいよ佳境に入り、明智小五郎もますますその人としての陰影を濃くしていく。
    今回、小松史生子・金城大学教授の解説は、明智のみならず彼を取り巻く妖しい女性たちにも切り込んでいる。これに爆笑するか、あるいは、ドキッとさせられるか。読者の恋愛観が試されるかも知れない。
    インタビューは、乱歩作品を落語にした創作落語シリーズの仕掛け人であり、乱歩の蔵書のうちの古典籍(江戸時代の和本)の評価・整理にあたった渡辺憲司・自由学園最高学部長(立教大学・名誉教授)。元・立教新座高校の校長であり、東日本大震災直後にSNSで話題となった「卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。」の作者でもある。大の落語ファンだけに、その語りは軽妙で小気味良く、まるで一席の落語のようである。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他

    【ご注意】※この作品は一部カラー写真が含まれます。
  • 麗しき華は、血の匂い。エロスとタナトスの間(あはひ)に咲く背徳の美学。ようこそ、Sin(道徳上の罪)とcrime(法律上の罪)の花園へ。

    人間の五感(「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」)のうち、あなたが最も欲望をかき立てられるのは何であろうか。『盲獣』は、触れることのエロスとそれに溺れた人間の狂気を描いた作品である。また、大江蘭堂なる探偵作家が美貌の未亡人に翻弄される『恐怖王』も、背徳の香りと血の匂いに彩られた一作だ。さらに、乱歩が敬愛する作家・黒岩涙香の翻案小説をベースに、墓場から蘇って執念の鬼となった男の復讐劇を描いた『白髪鬼』。『パノラマ島奇談』(第6回配信)でお馴染みの、一人の男によって建設された妄想テーマパークを舞台に、絢爛豪華な殺人カーニバルが繰り広げられる『地獄風景』。美女の体を切り刻み、死体をマネキンにしてショーウインドウに飾る猟奇殺人鬼を描いた『妖虫』など、エロティックな場面、グロテスクな描写が満載なのに美しく、理知的な雰囲気が漂う中・長篇を軸にお届けする。そして今回特別に、乱歩とその同時代の作家たち(横溝正史、夢野久作など)による連作小説『江川蘭子』と『殺人迷路』、耽綺社同人による幻の合作脚本『ジャズ結婚曲』も、可能な限り初出に忠実な形で全篇掲載。当時の作品を丸ごと楽しんでいただきたい。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他
  • 初期の本格短篇と戦慄のホラー、レンズ好きの乱歩ならではミステリー。これぞ乱歩!の傑作集・第一弾。「五階の窓」も全篇収録!

    乱歩が第一回を執筆した「五階の窓」は、雑誌『新青年』誌上で6人の作家によって書き継がれた連作探偵小説である。連載当時、犯人捜しの懸賞とともに解決篇にあたる小説を広く募り、1等には50円の賞金が贈られるという当時としてはなかなか豪勢な企画が展開されていた。今回、乱歩による導入部のみならず、他の5人の作家が執筆した部分も含めて全篇を一挙に収録するとともに、当時の懸賞告知や一等に選ばれた小説、執筆者の所感や総評も含めて再録。作品そのものの面白さとともに、当時の探偵雑誌の雰囲気を丸ごと楽しんでいただきたい。また、乱歩のデビュー作にして代表作のひとつとも言える「二銭銅貨」や、発想の奇抜さと巧みな語りで、これもまた代表作としてあげられることの多い「人間椅子」、未完のまま一旦連載を終了したものの後に加筆して完成させた異色のホラー「闇に蠢く」など、乱歩入門編とも言えるほどバラエティに富んだ29作品をまとめてお届けする。小松教授の解説は、「恐ろしき哉、春」と題して探偵小説の「季語」について。乱歩と同時代を生きた詩人・萩原朔太郎と重ねて語られる「春」の真の姿は、ゾクッとするほど刺激的である。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他

    【ご注意】※この作品は一部カラー写真が含まれます。
  • 明智小五郎、恋に落ちる!さらに、少年ファンにはお馴染みのあのキャラクターが初登場。華麗なる怪盗・黄金仮面の正体やいかに!

    常に冷静沈着なヒーロー・明智小五郎の別の一面が見られる「魔術師」「黄金仮面」「吸血鬼」の3作を収録。今回お届けする作品は、すべて昭和5年から6年にかけて執筆されている。昭和初期のこの頃は、映画や演劇、絵画など欧米の新しい文化が人々の暮らしと感性を変えていった時代であり、また、コメディや漫才、浪曲や講談などの演芸が花開いた時期でもあった。そんな時代の雰囲気がわかる写真や、世相を表す出来事をまとめた「オリジナル年譜」も掲載。作品をより深く味わい、楽しんでいただける展開になっている。インタビューは、7年の歳月を費やして蔵に眠る乱歩の探偵賞小説蔵書を調査した、ミステリ評論家の新保博久氏。乱歩の愛した蔵と創作の秘密、そして先頃逝去された平井隆太郎・元立教大学名誉教授(乱歩の長男)との思い出など、ファンならずとも気になる話満載である。また、金城学院大学の小松史生子先生による“女子的乱歩解説”2回目は、爆笑のヒーロー論「明智小五郎の哄笑」。軽やかなユーモアに包まれた深い洞察と鋭い視点で、明智小五郎の真実に迫る。

    付録:インタビュー、コラム&フォト他

    【ご注意】※この作品は一部カラー写真が含まれます。
  • 猟奇趣味のある青木愛之助は、秋の招魂祭で賑わう靖国神社で、友人の品川四郎そっくりのスリを見かけ興味を引かれる。品川とともに、その幽霊男を追ううちに、自分そして妻の芳江にまで魔の手が伸びてくる。幽霊男は女の生首を弄ぶ様な悪魔趣味的でとても危険な男だった――。しかし事件は思わぬ展開に。幽霊男の背後に白蝙蝠団という犯罪組織が――。後篇はこの国家的陰謀組織に挑む明智の冒険譚。
  • 11月号は大人気作家・硝音あやがARIAに帰還!オトメイト×RED×ARIAの大型メディアミックス企画新連載「蝶々事件」が表紙・巻頭カラーで登場!そのほか、待望のコミックス第1巻が10/7に発売の「あのなつ。」、コミックス第1巻が好評発売中の「美少年探偵団」など、超充実のラインナップ!秋の夜長はARIAにおまかせ★
  • ほぼフルラインナップで贈る創刊1周年記念号は、大ボリューム! 大人気TVアニメシリーズ『K』の華麗なスピンオフ『アイドルK』がお祝い特別掲載!! また、世話を焼かずにいられない男子をゆるーく描く『ましろくん 世話焼き系男子の日常』が、いきなり2本立てで連載スタート! 『猫ヶ原』は新章突入!! 『誓約のフロントライン』もドラマチックに盛り上がってます。 他に『新約Marchen』、『グリモワールの庭』など、全作品パワーアップ!!
  • 101(税込)
    著者:
    江戸川乱歩
    イラスト:
    羽桜あきと
    レーベル: はざくら電書

    貧しい大学生・蕗屋清一郎(ふきやせいしろう)は、親友である齋藤勇(さいとういさむ)が下宿している家主の老婆が大金を隠し持っている事を耳にした。学費の工面の為に己の時間が取られるを嫌っていた蕗屋は、老い先短い老婆より秀才で未来ある自分がその大金を得るべきと、老婆を殺害しその大金を奪う計画を企てるがー・・・?

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