『小池和男(実用)』の電子書籍一覧
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●強い企業がやっていることは業種、国籍に関係なく共通だ!
日本企業は長期的観点から経営をしているのが「強み」だとかつては言われていました。
だが、ここでいう「強み」をまだ充分にはもっていません。他の先行国よりもすこし多く保有し
ているにすぎません。ただ、もったいないことに、その折角の長所を捨てるべきだ、という議
論が通念として蔓延しています。しかもその方向の「改革」が、他の先行国をイメージして
進みつつあります。その懸念からこの本は書かれました。
真の競争力とは長期をかけないと築けません。その競争力こそが雇用を確保し、人々
のくらしを支えます。研究開発投資ひとつをとっても、みるべき成果は10年はかかります。
ところがいま世の掛け声は、株主重視です。企業の業績をみるにしても四半期ごと
です。世の流れは短期化をつよめ拡大します。それでは真の競争力はできそうにありま
せん。 この動きによってもっとも破壊されるのは、人材です。職場で工夫し、さらに企業
の経営方針についても発言する人材こそが、長期の競争力をつくっているのです。そう
した人材を形成するには、時間がかかるのです。本当に強い企業は、長期の競争を勝
ち抜くシステムづくりを実行しています。
本書は、労働経済学の大家が、セブン-イレブン、トヨタ自動車、ゴールドマンサックス
などの勝者のシステムを徹底的に分析し、共通点は長期的観点からの人材育成にある
ことを解明するもの。経営が短期志向になるのを回避するための企業統治改革も具体
的に提示した、日本企業再生のヒントが得られる1冊です。 -
日本の賃金をめぐる議論では、事実に基づかない通説、俗説が跋扈している。歴史をひもときながら、それら通説の誤りを明らかにする。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「知的熟練」と「長期の競争」に重きを置く著者独自の一貫した論理が、多くの統計・資料をベースに、展開される。ロングセラーテキストを、最新テーマを織り込み全面改訂。【主な内容】序 説 さまざまな労働者グループ第1章 知的熟練第2章 大企業労働者のキャリア第3章 大卒ホワイトカラーの人材開発第4章 報酬Pay-年功賃金か第5章 長期雇用と解雇第6章 現代の理論第7章 中小企業労働者第8章 女性労働者第9章 高年労働者とフリーター第10章 海外の日本企業第11章 働く場での労働組合第12章 マクロの労働経済第13章 基礎理論と段階論
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。海外日本企業における中堅層の育成・活用は、どのように行われているのか。それは収益を向上させているのか。米・欧・タイの現地工場でのていねいな聞きとり調査によって解明する。【主な内容】第1章 問題と方法第2章 統計による国際比較、戦前の事例第3章 海外日本企業についての研究―自動車産業を中心に第4章 生産技術者と製造技術者―日本の職場で第5章 アメリカの日本企業―NUMMI第6章 イギリスの日本企業―トヨタ英工場第7章 タイの日本企業―トヨタ・タイ工場第8章 結論と含意
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