『谷部金次郎、0~10冊(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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麦入りご飯、サンマの塩焼き、お浸し、漬物――昭和天皇が食した9月の献立例。旬の食材とその使いまわし、つつましやかで伝統的な日本の家庭料理が食養生に! 天皇家の食卓には日本人の「食」の理想形がある!!
●17歳で宮内庁の大膳課付第一係に奉職し、「天皇の料理番」として知られた秋山徳蔵主厨長に仕え、26年間、昭和天皇皇后両陛下のお食事を作らせていただきました。(中略)そこには、私たちが今の時代にこそ学ばなければならない「食」があるのです。日々の食事はきわめてつつましいものでしたが、時季にあった旬の食材を選び、心を込めて調理してきました。儀式料理のほうは、皇室ならではの、料理人冥利に尽きるといえる食材選び、調理法、盛りつけ、器についても学びました。「食」の原点、元祖スローフードともいえる天皇家の料理をたどりながら、87歳までお元気でご公務に励まれた昭和天皇のご長寿の秘密に迫ることができたらと、考えております。
●昭和天皇のお食事メモ
●御所言葉!?「かべ」は豆腐
●「食」のみなもとは宮中に
●漬物で塩分量を調整
●身土不二の考え方
●おせち料理は時間をかけて
●「中秋の名月はまだか」
●御料牧場の食材
●「葛湯が飲みたい」
●聖上は芋料理がお好き -
著者はTBSドラマ「天皇の料理番」でも話題の秋山徳蔵氏の弟子である、谷部金次郎氏です。
自身も天皇家の台所で天皇皇后両陛下のお食事を26年間お作りし、陛下の健康と長寿を支えました。
宮内庁に伝わる料理の精神「一物全体食」「身土不二」をもとに、普段使いできる97の和のレシピにしました。
「陛下はどんなものを召し上がっているの?」
「お毒見役はいるの?」などの疑問に答える、
知られざる宮中生活にまつわるコラムも満載です。
●第1章 野菜
揚げじゃがいもの更紗あんかけ/大根の普茶煮/肉じゃが
●第2章 卵、豆腐、乾物
宮中風茶碗蒸し/擬製豆腐/大根と昆布の煮もの
●第3章 肉
アスパラ牛ロース巻きの鍋照り焼き/豚ロースの味噌漬け焼き
●第4章 魚介
鯛の柚子蒸し/秋刀魚とごぼうの梅煮/海老団子のすまし汁
●第5章 寿司、ご飯、丼
鰻の棒寿司/帆立としょうがの炊き込みご飯/萩おこわ
* 宮内庁大膳課のこぼれ話 *
・陛下の普段のお食事はどんなもの?
・普段使いの食器と「おすべり」
・皇室専用の御料牧場
・「宮内庁御用達」と献上品
・大膳課に伝わる料理のこころ
ほか
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