『名郷直樹(実用)』の電子書籍一覧
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本書は、普段の診察で人と生を相手にする医師が、誰にでも訪れる死を始点に定め、医学と自身の臨床を見つめ直す「自省録」だ。
――どこまでも健康、どこまでも長寿を重視するのは無力というより不可能である。ある時期に限って実現できるに過ぎない。どこまでもというのは不可能だ。死を避けることはできない。死を避けるのは不可能だが、避けなければ少なくとも無力ではない。死んでいく中で、何かできることがあるはずだ。自分自身の無力感も、人が死んでしまうから無力なのではなく、死ぬことを避けようとするから無力なのである。[本文より] -
今の日本は「過剰医療」が問題になっています。医者にかかる必要のない人まで医者にかかり、薬の処方を受けています。それは、日本には病気に対する多くの「独自基準」があり、世界基準と一致していないことが大きな一因だと考えられます。また、風邪をひいたり腹痛を起こせばすぐに医者にかかり、血圧が高いと言っては心配になって病院に駆け込む日本人の資質にも問題があるでしょう。本書では、「根拠に基づいた医療」をはじめとした医療に関するお話と、正しい薬の知識と選び方、さらには日本医療のあるべき姿について言及していきます。頭痛がするけど薬を飲むべきか医者に行くべきか、風邪を引いたようだが医者に行くべきか様子を見るべきかなどの、症状や状況に合わせて、取るべき対処法をお答えいたします!
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「医学は進歩したが,医者は進歩していない!」気鋭の家庭医が現代医療に鋭く切り込み、わが国の医療の現実を明らかにします。最新研究のエビデンスでこれまでの常識が覆る。日刊ゲンダイ好評連載の書籍化。
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最先端の医学研究に詳しい名郷医師が、20年余にわたるEBM(根拠に基づいた医療)の実践の中でわかったこと。それは医療のかなりの部分がエビデンスが明確でないままに行われているという驚きの実態である。
すでに研究で明らかになっている「効果が疑わしい」あるいは「すべきではない」という治療が、いまも医療の現場にまかり通っているのはなぜなのか。
かつては常識でもいまや非常識と化し、意味がないばかりか、逆に病状を悪化させる可能性すらある医療のリスクを丁寧に説明。
新しい時代の治療のあり方を解説する。
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