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『原口泉(実用)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 990(税込)
    著者:
    原口泉
    レーベル: ――
    出版社: 三栄

    ■見どころ:西郷隆盛はなぜ決起し、いかに散ったのか──

    ■見どころ:
    西郷隆盛はなぜ決起し、いかに散ったのか──

    ■目次:
    序章 西南戦争前夜
     西郷隆盛の下野 遣韓論を巡り、袂を分かった薩摩の両雄
     私学校の創設 暴発寸前の不平分子を指導・統御する
     士族の反乱 政府の近代化政策に不平士族の怒り爆発!
     COLUMN 1 勝敗を分けた兵力・物量
    第一章 熊本城攻防戦
     火薬庫襲撃事件 政府の挑発に激昂する私学校党
     西郷隆盛の決起 避けられなかった挙兵、英雄、ついに立つ
     党薩諸隊の参戦 西郷隆盛の挙兵に呼応し立ち上がった不平士族
     熊本城攻防戦1 城下へ侵攻する薩摩軍、防戦につとめる政府軍
     熊本城攻防戦2 鎮台の堅い守りに阻まれる薩摩軍
     熊本城攻防戦3 苛烈を極めた段山攻防戦
     熊本城攻防戦4 薩摩軍の奇策により湖水に浮かんだ熊本城
     熊本城攻防戦5 決死の突囲隊、薩摩軍の攻囲を突破す
     COLUMN 2 政府軍の進軍を支えた電信
    第二章 田原坂の死闘
     向坂の戦い 政府軍の敗北、奪われた連隊旗
     木葉の戦い 勢いに乗る薩摩軍、乃木連隊、連日の敗北
     高瀬の戦い 三次に渡る激戦の末、政府軍が高瀬を占領
     山鹿の戦い 山鹿・南関方面の戦局を左右した誤報
     吉次峠の戦い 政府軍の南下を要衝で迎え撃つ薩摩軍
     田原坂の戦い1 熾烈を極めた死闘、血に染まった田原坂
     田原坂の戦い2 薩摩軍を脅かした警視抜刀隊の白刃突撃
     田原坂の戦い3 繰り返された横平山争奪戦
     田原坂の戦い4 政府軍の第五次総攻撃、死屍累々の攻防戦続く
     田原坂の戦い5 十七日間に及ぶ激戦の末、田原坂、ついに陥落
     鍋田の戦い 田原坂の敗戦により、薩摩軍、山鹿を放棄
     COLUMN 3 西郷隆盛が池辺吉十郎に宛てた手紙
    第三章 追い詰められる薩摩軍
     氷川の戦い 薩摩軍の後背をつくべく、衝背軍が八代へ進攻
     木留の戦い 政府軍の南下を阻む薩摩軍の必死の抵抗
     小川の戦い 勢い増す衝背軍に劣勢強いられる薩摩軍
     松橋の戦い 次々と失われていく薩摩軍の拠点
     鳥栖の戦い 薩摩軍、政府軍に一矢報いる
     宇土の戦い 北方はるかに見晴るかす熊本城の白壁に沸く歓声
     八代の戦い 衝背軍の北上を防ぐべく企図された八代侵攻
     荻迫の戦い 熊本城への連絡を阻む薩摩軍の必死の抵抗
     COLUMN 4 従軍記者が報じた西南戦争
    第四章 西南戦争の終焉
     御船の戦い 熊本城突囲隊、衝背軍本営に到達
     熊本城の解放 衝背軍の熊本入城、ついに迎えた歓喜の時
     城東大会戦 わずか一日で幕を閉じた関ヶ原以来の会戦
     人吉の戦い 峻険なる要害に拠るも一か月で撤退した薩摩軍
     政府軍の鹿児島占領 政府軍の鹿児島上陸、拠点を失った薩摩軍
     大口の戦い 政府軍を苦しめた雷撃隊の善戦
     竹田の戦い 政府軍を足止めにした野村奇兵隊の奮闘
     三田井の戦い 池上隊、政府軍の延岡進出を阻む
     都城の戦い 人吉陥落に続き、惨敗を喫した薩摩軍
     高鍋の戦い かつての勢いを失い、薩摩軍、敗走を重ねる
     美々津の戦い 西郷隆盛の激励むなしく薩摩軍、さらに後退
     延岡の戦い 市街戦を避けた野村忍介の心意気
     和田越の戦い 陣頭で戦況を見つめた西郷隆盛の決意
     可愛岳の戦い 政府軍の重囲を突破した薩摩軍の逃避行
     鹿児島奪還戦 死地を経た薩摩軍、七か月ぶりに帰還
     城山の戦い 日本最後の内戦、ここに終結す
     COLUMN 5 博愛社の設立
    第五章 西南戦争の「その後」
     戦犯者の処分 国事叛徒に下された政府軍の判決
     「賊軍」の名誉回復 人々の心に生き続けた西郷隆盛
    西南戦争関連年表
    主な参考文献
    奥付
  • 「維新の三傑」でありながら、西南戦争を引き起こした賊軍の首魁。にもかかわらず、国民の間では圧倒的な人気を誇る。武士にして思想家、軍略家にして温情の人、農本主義者にして詩人でもあった。西郷隆盛ほど捉えにくい人物はいない。だからこそ、さまざまな西郷論が語られ続けてきた。その変遷はまた、時代を映す鏡でもある。同時代人の証言から、小説における描かれ方までを総ざらいする。
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    原口泉
    出版社: KADOKAWA

    世代を超え、「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことを明らかにする。

    「西郷家の人びと」を丁寧に追うことで、西郷隆盛一人ではなく、世代を超えて群生する西郷家の人材・人的資源の「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことが見て取れる――。


    1 西郷隆盛と西郷家の人びとに流れる血
           ――祖先、曾祖父母、祖父母、父母、おじおば

    2 隆盛といっしょに育った兄弟たち
           ――西郷吉兵衛の子、四男三女

    3 西郷隆盛の三人の妻と兄弟の妻たち
           ――隆盛兄弟を支え、子を育てた女たち

    4 西郷家の人びとが遺した子どもたち
           ――西郷隆盛の子どもらと甥・姪たち

    5 孫たちにも有為な人物が
           ――教育者から実業家まで多彩な西郷家の血  

    6 曾孫・玄孫にも脈々と流れる西郷家の血
           ――世代を超えて伝わる西郷家の人びと

    7 華麗なる親族・縁者たち
           ――幕末から明治を彩る重要人物が目白押し  

    8 終章
           ――果報者と呼びたい西郷(せご)どん
  • 1,100(税込)
    著:
    原口泉
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    薩摩藩の下級武士の家に生まれた西郷隆盛が、江戸城無血開城を成し遂げ、幕末維新の中心的役割を果たすに至った経緯を、大河ドラマの時代考証者がわかりやすく解説。農本主義と人材教育により、西郷が目指そうとしていたもう一つの近代日本の姿に迫る。
  • どうやって歳入の40倍以上の借金を解消させたのか!?

    NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当者した歴史研究家が、これまで光が当たらなかった、薩摩藩を復興させた家老たちを再検証。薩摩藩がなぜ幕末に力をもてたかを検証する。

    ■どうやって歳入の40倍以上の借金を解消させたのか!?
    薩摩藩と聞くと、大きな藩で経済的に余裕があったのではないかと思う人も多いかもしれません。

    しかし、それは正しくありません。薩摩藩もかつては破産寸前だったのです。
    「島津の退き口」とも呼ばれた壮絶な退却劇を演じ、徳川家康にも一目置かせた島津家の薩摩藩ですが、江戸時代中期には、薩摩藩も他の多くの藩同様に経済的には困窮してしまっていたのです。

    そもそも薩摩藩の石高は数字上72万石ですが、痩せた国土のため、実質的には32万石程度に過ぎず、借金は歳入の40倍以上に膨れ上がっていました。
    もはや金を貸してくれる商人はおらず、家臣たちへの給料は1年以上も滞り、薩摩屋敷は雑草が生え放題だったのです。

    幕府からつぎつぎと命じられる無理難題、多額の借金。
    これらの問題に、自らの命と名誉を投げ打って立ち向かった3人の家老たちに焦点を当てます。

    西郷隆盛や島津斉彬らが世に出る下地をつくった「名も無き家老たちのプロジェクトX」があったのです。

    ■目次
    第1章 藩の命運は「家老」にあり
    第2章 体を張って組織に尽くす――「宝暦治水」の指揮官・平田靭負
    第3章 私情を捨て、憎まれ役に徹す――倒産した財政の大改革・調所広郷
    第4章 組織を動かし時代を動かす――薩長同盟・大政奉還を主導・小松帯刀

    ■著者略歴
    原口泉
    東京大学文学部国史学科、同大大学院修士課程修了(文学修士)。1979年鹿児島大学法文学部に赴任。1998年より教授。琉球大学非常勤講師、放送大学客員教授を歴任。
    専門は日本近世・近代史。特に、沖縄・北海道・韓国・中国等、東アジア諸地域とのつながりの中で、薩摩藩の歴史研究に取り組む、日本各地から東南アジア、欧米で講演。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」「琉球の風」「篤姫」の時代考証を担当。

    2017年12月20日 2版……誤字を修正しました。

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