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『名梁 和泉(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 1,980(税込)
    編著:
    三津田信三
    著者:
    加門七海
    著者:
    菊地秀行
    著者:
    澤村伊智
    著者:
    霜島ケイ
    著者:
    名梁 和泉
    他1名
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    屈指の名手たちが「自分が最も怖いと思う怪談」を綴る。戦慄の怪談小説集。

    「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。悪化していく一方の父の怪我、何者かに乗っ取られ不気味な笑い声をあげる妹。そして親類たちの死。霊能者“マツシタサヤ”によって怪異は鎮められ、記録は締めくくられる。だが、この投稿を皮切りに、マツシタサヤを巡る不可解な記録が世に溢れはじめ……(澤村伊智「サヤさん」)。
     同窓会をきっかけに、故郷の実家に泊まることになった「私」。すでに実家には誰も住んでおらず、何も無い家に過ぎないはずなのに、「私」以外の何者かの気配が段々と濃くなっていく。居間にたたずむ邪悪な笑みをたたえた阿弥陀如来像、座敷の布団の中で蠢くモノ、そして――。忌まわしい記憶とともに、何かが迫ってくる(三津田信三「何も無い家」)
    ホラー界の巨星、三津田信三が、屈指のホラー小説の名手七人それぞれに相応しいテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を」と依頼して編まれた戦慄のアンソロジー。
  • 836(税込)
    著者:
    名梁 和泉
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    僕の姉は「取り替えられた」魔物なのか? 「マガイ」のおぞましい真実とは

    「ナバリ・イズミ神話大系」とも呼ぶべき独自の、魅力的な宇宙観。その新たな切り口から噴出する、新たな謎〈ミステリー〉と恐怖〈ホラー〉に戦慄せよ。
       ――綾辻行人


    僕の姉は「取り替えられた」魔物なのか? 「マガイ」のおぞましい真実とは

     「山に棲む『紛(まがい)』という魔性の獣が里の子供を攫って喰らい、己の子とすりかえる」「『紛』の子は見かけは人間だが、長ずるに従って徐々に獣の本性を表し、里に災いをもたらす」
     現代社会では迷信扱いされる民話だが、鞍臥の人たちは今でも、心のどこかで信じている。なぜなら、あたしがその「マガイの子」だからだ――。

     いまは東京で美大生をしている坂見風哩は、8年前に「お山」で従兄が惨殺された現場に立ち会っていた。従兄の死体は獣に食われたようだったが、風哩には事件時の記憶がない。腫物のように扱われる田舎を出たものの、不穏な出来事が周りで続いている。セクハラ教授とのトラブルで訪れた風変わりなスクールカウンセラーとの話で、夢に見る「マガイ」のことをついしゃべってしまい……。
     一方、まだ鞍臥に住んでいる高校生の弟・怜治は、8年前に姉を助けてくれた円藤老人が、砂原という謎の研究者と最近共にいるのが気になっている。砂原ら「聖泉協会」の人間は「お山」の「磨崖仏」を調べているというのだが……。
  • 1,650(税込)
    著者:
    名梁 和泉
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    この噴火は美しき姉妹の心の揺れの所為!? スラップスティック温泉地奇譚

    「莫迦げてるわ。わたしたちのせいで島が噴くなんて」

    火山島を望む温泉街・根倶(ねぐ)の老舗旅館に婿入りした鵜乃吉。
    妻の亜津子はつれないけれど超美人。
    番頭の召兵衛には馬鹿にされている雰囲気だが、気にしない。
    徴兵逃れのための婿入り? そんな声も気にしない。

    のべつ煙を噴き上げる本気本腰の活火山。二つの噴火口は「姉口」そして「妹口」。
    この地で小噴火は日常だけど、今日のはちょいと様子が違った。
    旅館組合連中がひそひそするのは「真耶子さんが戻ってくるから」。
    なんで義妹が戻ってくるのが噴火に関係あるんだい? 

    皆が信じている噂を知らぬは鵜乃吉ばかり。
    この島の噴火は、美しき姉妹の所為。彼女たちの心が揺れると噴火が起きる。だから、彼女たちは誰のことも愛してはいけない。
    え、心が揺れると火山が噴火してしまう特異体質? そんな馬鹿な! 
    さらに旅館に、密偵やら逃亡中のテロリストやらが潜んでいるという疑いも湧き出てきた。

    揺らぐ大地、跳梁する怪しき影、迫り来る綿羊の大群。黄泉の扉が開き、根倶の町に破滅の予兆があらわれる!?

    過去が折りたたまれた不思議な温泉旅館で、徐々に明らかになる歴史と真実とは……。
    姉妹愛と夫婦愛のスラップスティック・温泉地奇譚。
  • 836(税込)
    著者:
    名梁 和泉
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    選考委員(綾辻行人、貴志祐介、宮部みゆき)も驚嘆の第22回ホラー大賞優秀賞作品

    第22回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉受賞作が書き下ろしを加え文庫化!

    選考委員も驚嘆!
     「破天荒な大風呂敷が広げられる。総合的な筆力では今回の候補作中、一頭地を抜いていると感じた」綾辻行人
     「『悪因研』の活動が、すべて○○であったとしたら、かなり怖いサイコホラー。違った楽しみ方もさせてもらった」貴志祐介
     「邪神との闘いという王道のモチーフに果敢に挑んだ力作。読了後、確かにタイトルはこれしかないと、しみじみ納得」宮部みゆき

    ===
     東京郊外で両親と暮らす八州朋子には、大きな悩みがあった。30歳を過ぎた兄が二階の自室にこもり、家族にも姿を見せない生活が何年も続いているのだ。職場で知り合った男・加東に心惹かれる朋子だが、兄のことは話せずにいた。
     そのころ、元警察官の仰木と6人の男女たちは、考古学者・砂原が遺した予言を元に『悪因研』を名乗り〈悪因〉の探索を続けていた。〈悪因〉は人々を邪悪な存在〈悪果〉に変えて破滅をもたらす。6人は五感で〈悪果〉を識別する能力を持つ者たちだった。
     〈悪果〉を嗅ぎ分ける男・掛井は、同じショッピングモールで働く朋子への想いを募らせている。そして、掛井の仲間・卓美がある症状を発症し……。

    ===
    クトゥルー神話を思わせる魅力的な異形描写や、「世界の命運を握る存在」という大掛かりな題材。それらと不思議にも共存する、「ひきこもり」という現代社会的なテーマ。兄の存在と自分の未来に悩む女性主人公ほか登場人物の心情描写のバランスにも注目の作品。

    装画=藤田新策
    文庫化にあたり、書き下ろし短編「屋根裏」を収録。

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