『文芸・小説、レイチェル・クレイマー・ブッセル』の電子書籍一覧
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濡れているね。いい感じだ。
さあ、今から尻を叩く。もう後戻りできないよ。
「100ドル? 本気で言ってるの?」私はお酒にむせそうになりながら言った。
バーで飲んでいた私に、見ず知らずの男が声をかけてきたのだ。
うちに来てくれたら――そしてセックスしたら――100ドルあげるよ、と。
憤慨して答えに窮していると、後ろから低く柔らかい声がした。「1000ドルではどうかな」
そう言ったのは、ダンディでセクシーで、見るからに裕福そうな男性だった。
もう、ふたりともやめて、と言うかわりに私は冗談を返した。「2時間で5万ドルよ」
するとダンディは革の小切手帳を取り出すと、さらさらと数字を書き込んだのだ。
えっ? どうしよう……。いったい彼はわたしに何をしようというの……?
“お金で買われた女”として、彼の意のままに身体を嬲られる――
そんなシチュエーションに自分がどれだけ興奮するか、私はまだ気づいてもいなかった。
*本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『5万ドルで買われた乙女~イケメン紳士はまさかのドS~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。 -
ここは高級レストランの厨房──
絶叫はだめ。指を噛んで堪えなくちゃ。
私はジェイクのガールフレンドだけれど、彼の“所有物”でもある。
クローゼットは彼好みのぴらぴらした面積の小さい服で埋め尽くされ、
下着をつけずに外出して、お巡りさんの前で後ろを向いて屈まさせられたり、
パーティでいやらしそうなおじさんを挑発させられたりするの。
ジェイクは、ほかの男が私に欲情するのを見るのが大好きだから……。
ある夜、私たちはジェイクの友人が経営する高級レストランに行った。
ところが、まだ料理が運ばれてもいないうちにジェイクに仕事の電話がかかってきて、
私は置いてきぼりに。仕方なくひとりで美味しい料理をいただいたのだけれど、
携帯もお財布も持っていないことを思い出したのは、すっかり平らげてしまったあと!
慌てて謝る私に、要求された“支払い”は――。
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