『文芸・小説、オリヴィア・ロンドン』の電子書籍一覧
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「今、ぼくにフェラチオしたくてたまらないでしょう?」
キャリアウーマンのデルタは、仕事と他人のために尽くすことで欲望を昇華しているが、
ときには盛りのついた中年女の本能むきだしで、出会い系サイトで不毛な男漁りをする。
だがその日、待ち合わせの喫茶店に現れたコナーは、夢に出てきてほしいと願うようなハンサムな大学院生だった。
「あなたみたいにセクシーな人……初めて会いました」
彼がテーブルの下でデルタのスカートの中にてのひらを押しつけ、じわじわと股間に近づけてくる――卑猥な言葉とともに。
デルタはとめどなく湧き上がる渇望を感じて、彼にむしゃぶりつきたくなった。
二人はタクシーを拾い、コナーのアパートメントへ。
来客をもてなそうとキッチンに向かいかけた彼を、デルタが引き留める。
「飲み物はいらないわ。いるのはあなただけ」
ツイードのズボンのファスナーを下ろし、彼のものを両手でなでさすると、喉の奥へ深々と受け入れ……。 -
朝一番にボスの硬くそそり立ったモノを丹念に処理する──
奉仕こそ、わたしの人生最大の悦び。
エレナはすばらしい美人だが、お金も学歴も向上心もなく、特に欲もなく、
三度の食事よりフェラチオが好きという以外、取り柄のない女だった。
サンフランシスコのヒッピー街の古いアパートに住み、バイトを転々としている。
あるときエレナは、デクラン・ダナヒューという作家の雑用係に雇われた。
知識層の男性は苦手だったが、デクランはハンサムで気さくで優しく、
エレナはひと目で強く惹かれた。いつか絶対、彼と溶けるまでファックしたい。
物書きに性欲があるかどうかなんて、まったくわからないけど……。
彼女をあくまで従業員として扱うデクランのそばで、エレナはいつも濡れていた。
ついに我慢できなくなったある夜、「おつかれ、また明日」と笑顔で言うデクランに、
エレナはしずかに歩み寄ると、彼のファスナーをおろした。
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