『上橋菜穂子(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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病の陰で仕組まれた帝国への反乱。ヴァンとユナは再会できるのか!?
病の秘密を追う天才医師のホッサル。攫われたユナを取り戻すため旅を続けるヴァン。そのヴァンの命を狙う跡追いの女サエ。旅路を共にする三人は、帝国への反乱という世界を揺るがす大事件に巻き込まれていく。 -
世界を蝕む死病。その秘密を握るのは、血の繋がらない父子だけ――!
強大な帝国に故郷を侵略され、戦士のヴァンは奴隷として囚われていた。ある晩、ヴァンのいる岩塩鉱を謎の黒犬が襲撃し、死の病が蔓延。生き残ったのはヴァンと、幼子のユナだけ――話題の劇場アニメをコミック化! -
女用心棒・バルサは、帝に命を狙われている皇子・チャグムを連れて終わりなき逃亡の旅へ出ることに…。藤原カムイが描く至極のアジアン・ハイファンタジー、堂々の登場!!
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身に宿る精霊に懸けて…
精霊「水の守り手」の卵を身に宿すチャグム。卵の成長に伴い、大きな試練が襲いかかる。それは二つの命を懸けた戦い…! 藤原カムイが描く、アジアンハイファンタジー、ついに最終第3巻登場!! -
百年に一度、人に宿る奇跡。
帝の手から逃れるため、逃亡生活を始めた女用心棒・バルサと皇子チャグム。チャグムに宿る不思議な力が次第に紐解かれてゆく…。藤原カムイが描く、アジアンハイファンタジー、2巻登場!! -
上橋菜穂子原作、累計570万部突破の『守り人』シリーズのコミカライズ、最終巻! 綾瀬はるか主演のNHK大河ファンタジードラマの最終シーズンも11月からスタート!! 気鋭漫画家が繊細なタッチで描く上質な異世界ファンタジー!
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「守り人」シリーズ最終章、完結編。隣国との同盟のために奔走したチャグムは、ようやく祖国・新ヨゴ皇国にたどり着く。帰還したバルサ、チャグムを待っていたものとは……。
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国々の存亡をかけ、チャグムとバルサはカンバル王国へむかう。しかし、カンバル王の側近には、タルシュ帝国と内通しているものがいた。
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タルシュ帝国からの航海の途中で、行方不明となった皇子チャグムを探すため、バルサはロタ王国へむかう。一方、北の大陸には、タルシュ帝国の侵攻がせまっていた。
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舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
対岸の大国であるタルシュ帝国の勢力が増し、不安がたかまる新ヨゴ皇国。皇太子チャグムは、罠と知りながら、祖父とともに海軍を率いて、タルシュの圧力がかかるサンガル王国の救援にむかう。 -
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
腕ききの女用心棒・バルサはある日、川におちた新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグムを助ける。チャグムは、その身に得体の知れない“おそろしいモノ”を宿したため、「威信に傷がつく」ことをおそれる父、帝によって暗殺されそうになっていたのだ。
チャグムの母・二ノ妃から、チャグムを守るよう依頼を受けたバルサは、幼ななじみの薬草師・タンダの元へ身を寄せる。そして、バルサとチャグムは、タンダとその師である呪術師のトロガイから驚くべきことを告げられるのだった ── チャグムに宿ったのは、異界の水の精霊の「卵」であること、孵化まで守らないと大干ばつがおこること、そして、異界の魔物がその「卵」をねらってやってくること ── 。
帝のはなつ追っ手、さらに人の世の力をこえた危険から、バルサはチャグムを守り抜けるのか? バルサとチャグムの出会いから始まる、「守り人」シリーズの第1作。 -
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
ロタ王家に使える隠密シハナの罠にはまったバルサ。一方、アスラはみずからのふるう〈力〉を恐れつつも、心は残酷な神へと近づいていく。待ち受ける運命から、バルサはアスラを救えるのか。シリーズ第6作。 -
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
海にのぞむ隣国サンガルに招かれた、新ヨゴ皇国の皇太子チャグム。しかし、異界からの使いがあらわれたことで、王宮は不安と恐怖につつまれる。呪いと陰謀のなかで奔走するチャグムを描く、シリーズ第4作。 -
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
人の夢を必要とする異界の〈花〉。バルサの幼なじみのタンダは、その〈花〉に魂を奪われ人鬼と化してしまう。バルサはタンダをとりもどすことができるのか。大呪術師トロガイの過去も明かされる、シリーズ第3作。 -
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
数十年ぶりに生まれ故郷のカンバル王国にもどったバルサは、幼い自分を救い、育てた義父のジグロが、卑劣な反逆者にされていたことを知る。ジグロの汚名をすすごうとする中で、バルサは己の過去と向き合うことになる。
守り人シリーズ第二弾。 -
舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。
バルサが人買いから助けた美少女アスラは、ロタ王国をゆるがす、ある特別な〈力〉を秘めていた。その〈力〉をもとめ、王家の隠密たちが動きだす…。せまりくる追っ手から、アスラを連れバルサは逃げる。シリーズ第5作。 -
母が指笛を吹いた時、彼女の運命が始まった――! エリンは、獣ノ医術師である母・ソヨンと暮らす好奇心おう盛な十歳の少女。だがある日、母が世話している戦闘用の獣・闘蛇(とうだ)が全て死んでしまった! 母はその責任を問われ、裁きにかけられることになるが――。「精霊の守り人」などで知られる上橋菜穂子の原作を、武本糸会がコミカライズ! 手触りと、温かみのある極上ファンタジーがここに!!
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累計430万部超の異世界ファンタジーがついに漫画化! 2016年3月『精霊の守り人』が綾瀬はるか主演でNHK大河ファンタジードラマ化も決定。大好評のコミカライズ版第2巻。女用心棒バルサの冒険が新たなページを刻む!
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本屋大賞、国際アンデルセン賞受賞作家の代表作、累計370万部超の異世界ファンタジーがついにコミック化! 2016年春「守り人シリーズ」が綾瀬はるか主演でNHK大河ファンタジー、ドラマ化スタート!! 女用心棒バルサの冒険が新たなページを刻む!
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遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。
時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。
『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』の著者による新たなる代表作の誕生です! -
「飢えの雲、天を覆い、地は枯れ果て、人の口に入るものなし」――かつて皇祖が口にしたというその言葉が現実のものとなり、次々と災いの連鎖が起きていくなかで、アイシャは、仲間たちとともに、必死に飢餓を回避しようとするのだが……。
オアレ稲の呼び声、それに応えて飛来するもの。異郷から風が吹くとき、アイシャたちの運命は大きく動きはじめる。
圧倒的な世界観と文章で我々に迫る物語は完結へ! -
世界的な物語作家と聖路加の気鋭の漢方医が打ち合う、生命を巡る白熱のラリー!
『精霊の守り人』から医学の未来まで、知的好奇心を刺戟する圧倒的な面白さ。
最愛の母の肺がん判明をきっかけに出会った作家と医者。
二人の話は、身体のシステム、性(セックス)、科学・非科学、自然災害、宗教、音楽、絵画、AI、直感……、
漫画から古典、最新の論文にいたるまで縦横無尽に広がっていき、物語の創作の源泉もひもとかれていく。
かつてないほど刺激的な思考体験ができる究極の一冊。
なんのために生まれ、なんのために生き、なんのために死ぬのか。
人は、答えが出ないとわかっている問いを、果てしなく問い続けるような脳を与えられて、生まれてきたのでしょうか。――上橋菜穂子
なんのための生なのか、という問いは、いささか弱音のようにも聞こえるのですが、この弱音こそが、優れた物語の書き手である上橋さんの「創作の源泉」であるように私には見えてくるのです。-――津田篤太郎
コロナ禍にみまわれた2020年、文庫化にあたって、新章「未曽有の難局にどう向き合うか」(津田篤太郎)、「地球に宿る」(上橋菜穂子)を追加。
【著者略歴】
上橋菜穂子
1962年東京生まれ。立教大学文学部卒業。文学博士。川村学園女子大学特任教授。89年『精霊の木』で作家デビュー。
著書に『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』『獣の奏者』『鹿の王』など。
野間児童文芸賞、路傍の石文学賞、本屋大賞、日本医療小説大賞など数多くの賞に輝き、
2014年には児童文学のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞する。
津田篤太郎
1976年京都生まれ。京都大学医学部卒業。医学博士。
聖路加国際病院リウマチ膠原病センター副医長、日本医科大学付属病院東洋医学科非常勤講師、北里大学東洋医学総合研究所客員研究員。
西洋医学と東洋医学の両方を取り入れた診療を実践している。
著書に『未来の漢方』(共著)、『病名がつかない「からだの不調」とどうつき合うか』『漢方水先案内』がある。
※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
許せ、ユナ。ヴァンは愛する娘に別れを告げて――!?
ついに出会った、ヴァンとホッサル。
病にかかって、治る人と治らない人がいるのはなぜなのか――たずねるヴァン。
その疑問に答える中で、ホッサルは伝説の病〈黒狼熱〉と飛鹿に関係があると気づく。
そのころオーファンたちは、故郷を取り戻すため、ある計画を企だてていた!?
愛する人たちを守るため、自分にしかできないことがある。
ユナへ別れを告げたヴァンは、ある決断をする――!!
命と人の壮大な冒険小説、完結!【小学上級から ★★★】 -
壮大なスケールで紡がれる 『鹿の王』最新作がはやくも文庫化!
真那の姪を診るために恋人のミラルと清心教医術の発 祥の地・安房那領を訪れた天才医術師・ホッサル。しかし思いがけぬ成り行きから、東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれてしまい……!? -
さらわれたユナが出会ったのは――ホッサル!?
ユナを追うヴァンは、謎の女サエにであう。
彼女に導かれるようにたどり着いたのは、〈火馬の民〉の集落。
かれらは東乎瑠帝国に故郷をうばわれた苦しみから、
反乱を企てていた!
そのころ、さらわれたはずのユナは、
伝説の病「黒狼熱」の治療法を探す天才医術師ホッサルたちと出会っていて!?
サエの任務、〈火馬の民〉の思わく、ミラルの発病――そんな中で、
ユナとヴァンは、無事に再会できるのか!?【小学上級から ★★★】 -
つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たちと再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。
シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。
ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。
草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。
「守り人」シリーズ10巻完結のあと、『流れ行くもの』(守り人短篇集)『炎路を行く者』(作品集)を番外編として発表。この『風と行く者』は外伝3作目にして大長編となる。 -
伝説の病「黒狼熱」がひろがるなか、ユナがさらわれてしまい!?
アカファ王と王幡候のもとで行われた鷹狩りの場に、
ふしぎな黒い犬があらわれ、人々をおそってきた。
かまれた人たちは、古オタワル王国を滅ぼしたという
伝説の病「黒狼熱(ミッツアル)」にかかってしまう。
ホッサルは治療のため、薬を注射しようとするが
東乎瑠(ツオル)の人々は、それをいやがっていて!?
一方、〈濡れ羽〉を持つ使者のことばに従い、
〈ヨミダの森〉にむかったヴァンだったが、
そこでユナがさらわれてしまって!?
本屋大賞を受賞した名作、第二弾! 【小学上級から ★★★】 -
アニメ化企画進行中! ヴァンとユナの壮大な冒険が、いまはじまる――!
東乎瑠帝国にとらわれ、岩塩鉱で奴隷となったヴァン。
ところがふしぎな黒犬におそわれ、
謎の病気が流行してしまう。
ひとり病気から生き残ったヴァンは、
逃げる途中、幼い少女をひろい、
ユナと名づけて育てることに。
一方、若き天才医術師ホッサルは、
その病気が、伝説の病「黒狼熱」だと考え、
治す方法を見つけるため、ヴァンを探そうとするけれど!?
第12回本屋大賞を受賞した壮大な冒険小説が、
角川つばさ文庫に登場!【小学上級から ★★★】 -
最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた遠き民の血筋、リョザ神王国の王祖ジェと闘蛇との思いがけないつながり、そして、母ソヨンの死に秘められていた強い思い……。みずからも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とはべつの道を歩みはじめるのだった。
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王獣(おうじゅう)を操る術をみつけてしまったエリンに、いつの頃からか、その力を政治的に利用しようとする陰謀の手がしのびよる。闘蛇(とうだ)を操ることを大罪だといって世を去った母の言葉の真意は? そして、人と獣との間にかけられた橋が導く絶望と希望とは? けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる、エリンの物語、いよいよ最終巻!
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はるか東方の隊商都市群の領有権をめぐって、騎馬の民ラーザとの戦いは激しさを増していく。エリンは、息子ジェシと過ごす時間を大切に思いながらも、 王獣たちの訓練を続けるのだった。王獣が天に舞い、闘蛇が地をおおい、<災い>がついにその正体を現すとき、物語はおおいなる結末をむかえる。大長編ファンタジーシリーズ堂々の完結巻!
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10歳の少女・エリンは、母親との二人暮らし。母のソヨンは、凶暴な生き物である「闘蛇」の世話をしているが、ある日、その「闘蛇」が、いっせいに死んでしまう。その罪に問われて捕らえられるソヨン。けっして人に馴れない、また馴らしてはいけない獣とともに生きる運命をせおった、エリンの壮大な物語。大型ファンタジー、堂々の幕開け!(解説:石崎洋司)
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祝!アンデルセン賞作家賞受賞「自然や生き物に対する優しさと深い尊敬の念に満ちた」累計200万部突破の壮大なファンタジー!!傷ついた王獣の子・リランを救おうとしていたエリンは、ある夜、竪琴の夢を見る。
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祝!アンデルセン賞作家賞受賞「自然や生き物に対する優しさと深い尊敬の念に満ちた」累計200万部突破の壮大なファンタジー!!
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作家になりたくて、でも、甘ったれの幸せな「夢見る夢子さん」のままじゃ作家には絶対なれないと思っていた10代。自分で自分の背中を蹴っ飛ばし、外の世界に触れ、文化人類学の道を志した20代。そして、その先に待ち受けていた「作家として生きつづける」という新たな登り坂……。壮大な物語世界を生んだ作家の道程が問いかける、「読むこと」「書くこと」「生きること」とは。
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<降臨の野(タハイ・アゼ)>での奇跡から11年後――。ある闘蛇村(とうだそん)で突然<牙(きば)>の大量死がおこり、エリンはその原因をつきとめるよう命じられる。母との遠い記憶をたどりながら、<牙>の死の真相を探るうちに、エリンは、知られざる闘蛇の生態、そして歴史の闇に埋もれていた驚くべき事実に行きあたるのだった。母となったエリンの新しい旅が始まる!
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エリンは、王獣保護場で、ジェシとのかけがえのない時間を過ごしながら、王獣の生態を探究し、王獣部隊を育成するための訓練をくりかえしていた。王獣たちを解きはなち、家族とおだやかにくらしたいと願う、エリンの思いはかなうのか。
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2015年本屋大賞&第4回日本医療小説大賞W受賞! 上橋菜穂子の生命を巡る傑作長編が、合本版となって登場!
強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てることにする。一方、謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサルは、遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故蘇ったのか―。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り…!?
たったふたりだけ生き残った父子と、命を救うために奔走する医師。生命をめぐる壮大な冒険が、いまはじまる―!
※本電子書籍は「鹿の王 1」「鹿の王 2」「鹿の王 3」「鹿の王 4」を1冊にまとめた合本版です。巻末に電子版オリジナルイラストが収録されています。 -
九州の祖母山に伝わる、蛇神と娘の婚姻伝説「多弥太伝説」をもとにした、日本古代を舞台にした壮大なファンタジー。1992年、上橋菜穂子が日本児童文学者協会新人賞を受賞した記念すべき作品。
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NHK「SWITCHインタビュー 達人達」を書籍化! 日本で2人目の国際アンデルセン賞受賞作家・上橋菜穂子は、同賞受賞時に「さまざまなファンタジーの世界を作り出す類いまれなる才能を持ち合わせ、彼女の作品は優しさと、自然や知性ある生き物への大きな敬意を持ち合わせている」と評された。その作品の魅力に、「野生動物のお医者さん」として、つねに野生動物の厳しい現実に向きあってきた齊藤慶輔が迫る。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。