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『今慈ムジナ(ライトノベル、新文芸)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • モブ臭半端ないただの門番が実は…最強!?
    勘違いが勘違いを呼ぶ無自覚無双!

    「ようこそ、王都グレンディーアへ!」
    王都グレンディーアでお決まりのセリフを言うこの門番は……あまりにもモブだった。
    ある日、門番はある冒険者たちを注意するが逆に仕事をクビになり、国を出て行くしかなかった門番を名残惜しむ者はいなかった。
    しかし、本人も誰も知らなかった。
    彼が王都の下水道で超凶悪モンスターを狩りつづけ、最強になっていたことに。
    そうとも知らない門番は、仕事探しの旅にでる。
    可愛い弟子ができたり、人からは頼られたりと、身の丈に合わない(と思っている)出来事ばかりで門番は面食らう。
    勘違いが勘違いが呼んでいき、門番は無自覚のまま活躍していく。
    「俺、ただの門番なんだけどなあ……」
  • 平成最後の夏、最後の幻想がはじまる。

    一つの時代が終わろうとしている。
    高度に発達した文明社会は路地裏の暗闇さえも駆逐し、この世界に幻想の居場所はなくなった。かつて人々が怖れた怪異は、誰しもがネットで正体不明を暴けるものとなった。
    そんな幻想の余地がなくなった現代社会で、十代の少年少女を中心に不可思議な現象が起きる。
    ――乖異。
    己が妄執こそが真の現実だと主張する、突如顕れた新たな病魔。現実から乖離し、現実とは異なる理で世界をねじ曲げる現象。乖異によって引き起こされるは、「死者のいない」猟奇事件。導かれるように集ったのは、過去に囚われた三人。
    絶えた怪異を殺す少女・神座椿姫。
    空想を終わらせる男・左右流。
    そして、世界に残された最後の幻想である少年・夏野幽。
    一連の事件に「真祖の吸血鬼」の存在を見いだした彼らは、それぞれの理由を胸に乖異とかかわっていくことになる……。
    終わる平成。最後の夏。最後の幻想。
    旧時代と新時代の狭間に問う、新感覚伝奇小説がここに。

    ※「ガ報」付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 未来からの娘、来る。え? 一人じゃない?

    気になるクラスの女の子、安達藍に話しかけることもできず、特別なことなど何もない高校生活。

    でもある日、自室に発生したワームホールから、未来から来た僕の娘が現れる!?
    「わたしは安達七彩。大女優、安達藍の娘です」
    未来から娘が来たこと。そして奥さんが、あの安達!?
    混乱する僕をよそに、七彩は安達と僕をくっつけるために奔走する。

    そのお陰か、安達とも少し親しくなり未来への希望が見えた、ある日の夕方。
    七彩と公園を歩いていると……
    「あたしとママがいながら一体どういうわけ!?」
    また突如現れたワームホールから、別の娘が現れた!!

    僕が未来で浮気しているかもしれないということはさておき、もう一つの運命の相手に出会いに行くことに。
    まさか、これが未来での浮気につながるんじゃ……?

    ――運命の相手が二人!? 
    今、未来の娘も参加した、時空や恋がみだれるラブコメディが開幕する!!

    ※「ガ報」付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 理外の畜生を狂気で制すダークヒーロー譚!

    狂気と理性の男、狩野京児。狂気を貪り、理性で猛る――己の命さえもゲームの天秤にかけ、獣のようにヴァンパイアを狩る日々にいた。

    その夜も「千里眼」と呼ばれるヴァンパイアを嬲り、断末魔の叫びを堪能していたが……死に際の千里眼が「数日のうちに、お前は大切なものを失う」と京児へ予言する。
    ――翌日、京児に潜入調査の命令が下される。ユーベン側のヴァンパイア「鯨井慧」との共同調査だった。
    慧が語るには「とあるもの」が《ダークウェブ》を通じて、販売されているらしい。銃器、ドラッグ、殺人依頼、食肉用人間の手足に紛れ……「遺灰物(クレメイン)」が取引されていた。流通元を探るため、廃墟になった街へ向かう京児と慧。
    そこで待ち受けていたのは獰猛で狡猾なヴァンパイア――ではなく、人間の悪意が蔓延るブラックマーケット。シリアルキラー同士を殺し合わせる「殺人闘技場(ファイト・クラブ)」だった!

    法では裁けぬ畜生を、狂気を狂気で、悪を悪で制するダークヒーロー活劇!

    ※「ガ報」付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • これからは私があなたのおかーさんです♪

    「私は寮生みんなの母親です。だから、優斗さんも気兼ねなく『おかーさん』と呼んでくださいね♪」

    不思議な学生寮に住むことになった天涯孤独の高校生・四ノ宮優斗は、中学生にしか見えない寮母の九段下あるてにそう告げられる。しかし、現代社会を生きる男子高校生が、年下の女の子に「はぁい、おかーさん! バブバブー! オギャオギャ!」なんて天地がひっくり返っても言えるわけがない。
    それは、親戚中をたらい回しにされた過去から自立をモットーにして生きる優斗にとってはなおのことだ。だが、そんな彼の気持ちとは裏腹に、あるての甘やかし攻撃は留まるところを知らない。

    「おかーさんが耳かきしてあげます!」
    「おかーさんが添い寝してあげましょう♪」
    「おかーさんの胸で甘えてくださいね?」

    なんだこの安心感は……? これがおかーさんに甘えるということなのか……?
    ……いや! でも! 絶対に! 年下の女の子に甘えたりなんてしないんだからねっ!!!
    第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞『ふあゆ』の今慈ムジナがたどり着いた新境地! 甘やかしたがり年下寮母と自立したがり高校生が織りなす、新感覚バブコメここに爆誕!!

    ※「ガ報」付き!

    ※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 649(税込)
    著:
    今慈ムジナ
    イラスト:
    しづ
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    本当の自分を探す、新時代の黄昏怪異譚。

    心因性相貌誤認症――
    他人の顔を誤認識してしまう病を抱えた少年・龍胆ツクシ。曖昧な世界を生きる彼だが、犬頭の祖父、ガゼル頭の幼馴染、絵画頭のクラス委員長、貝類頭の後輩に囲まれながら、平和な日々を送っていた。

    ひょんなことから、ツクシは連続猟奇殺人事件の現場を目撃してしまう。そこに佇んでいたのは、ハシビロコウ頭の怪人。もちろん警察に通報するのだが、彼の証言が信用されるはずがなかった。自身の役立たずぶりを改めて実感しながらも、彼は「自分にできることはなにか」を考え始める。

    そんなとき、夕焼け色をした怪異の少女が目の前に現れる。ツクシが久しぶりに認識した自分以外の顔は、記憶の中のとある少女と瓜二つのものだった。奇妙に思いつつも、懐かしいその顔に、彼はつい気を許してしまう。

    「ジブンタチはジブンになりたいのー、なのでジブンを教えてください!」

    本当の自分を探すという怪異の少女との出会いをきっかけに、彼の世界は徐々に変化していく――。

    ゲスト審査員に渡 航を迎えた、第10回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。気鋭のクリエイター・しづがイラストを担当。
    自我と認識の問題を巡る、新時代の黄昏怪異譚がここに。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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