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GWコイン大還元祭

『吉田菊次郎(実用)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 甘くておいしい「スイートポテト」。いつ頃誕生したのか知っていますか? その原型ができあがったのは明治時代。文明開化で一気に流れ込んだ洋風の文化はお菓子にもしっかり影響を与え、和の素材サツマイモを使って洋風の技術を取り入れて出来上がったのが「スイートポテト」でした。
    永遠のテーマ「あなたはきのこ派? たけのこ派?」でおなじみの「きのこの山」と「たけのこの里」。「きのこの山」誕生のきっかけは既に発売されていた「アポロ」の製造ラインを有効活用しようとした試作品でした。チョコスナックの時代を切り開き大ヒットした両者も90年代後半になると売り上げに陰りがみえはじめましたが、ライバル関係をあおった「きのこの山・たけのこの里総選挙」キャンペーンで意図的に注目をあつめ人気の回復に成功しました。
    明治時代の洋菓子との出会いからスナック菓子、駄菓子やアイス類にマリトッツォといった現代のスイーツを網羅し、お菓子の誕生ストーリーや時代背景をつづります。私たちが歩んできた日本の文化史としても楽しめる一冊。
    2023年、50周年を迎える名店「ブールミッシュ」。創業者の吉田菊次郎は戦後の製菓業界の第一線を走り抜けてきました。お菓子の生き字引ともいえる著者が、明治から現代までに流行してきたお菓子を紹介します。初めておこづかいで買った駄菓子、教室で友人と食べたスナック、どの世代の読者にもエモいお菓子がここにはあります。

    【本書の内容】
    第I部 戦 前
    1 明 治──世界への仲間入り
    2 大 正──大企業の確立期
    3 終戦へ(昭和前期)──お菓子産業受難の時代

    第II部 昭 和
    4 昭和20年代──子供たちの夢を叶えるお菓子たち
    5 昭和30年代──お菓子の持つハピネスを求めて
    6 昭和40年代──若手パティシエ飛翔・スイーツ界に新風
    7 昭和50年代──フランス菓子一辺倒からの脱却
    8 昭和の終焉──スイーツのジャンルを次々網羅

    第III部 現 代
    9 1990年代──スイーツ文化の国際化&次々登場の流行菓
    10 2000年代──スイーツ界も安心安全
    11 2010年代──お菓子もフォトジェニックに!
    12 今のお菓子たち
  • たかがお菓子というなかれ。甘さのかげに歴史あり。愛とロマン、政治に宗教、文化の結晶としての世界のスイーツ101の誕生秘話!

    すっかり日本でもおなじみとなったマカロン。原形は数あるお菓子の中でも大変古典的な部類に数えられます。
    宗教の時代ともいわれる中世ヨーロッパ、その流れを引いた近世で政略結婚を含めた各国の交流が進んだ背景のもと、マカロンの旅も始まりました。まずイタリアのフィレンツェの名家メディチ家のカトリーヌ姫が嫁ぐ時に帯同した製菓職人の手によってフランスにもたらされました。それを機にフランス各地で作られるようになり、それぞれの地で銘菓として評価されていきます。17世紀~18世紀には各地の修道院でつくられるマカロンが有名となり、それを求めて時の皇太子ご夫妻が修道院を訪れたこともありました。――政略結婚によって他国へ伝わったマカロン、参拝記念として配られたレープクーヘン、名称をめぐって裁判にまで発展したザッハートルテ、また大航海時代、ポルトガルによってはるばる日本までやってきたカステーラ……。南蛮菓子からヨーロッパ・アメリカへ渡り、またアジアへ戻るお菓子にまつわる物語。ヨーロッパとアジアをつなぐトルコのロクムやちょっと切ない誕生経緯のハワイアン・バター餅など新たに9話を追加しました。製菓業界の第一人者がお届けする世界をめぐるお菓子101話。
    (原本・吉田菊次郎『万国お菓子物語』、晶文社、1998年。文庫化にあたって新たに9話追加しました。)


    本書で取り上げるお菓子
    南蛮菓子
    カステーラ
    ボーロ
    コンペイトウ
    ビスカウト

    世界のお菓子
    マカロン
    チョコレート
    シュトレン
    ザッハートルテ
    ポルボロン
    プディング
    スペキュラース
    悪魔のお菓子と天使のお菓子
    月餅

    日本のお菓子
    ショートケーキ
    饅頭
    お汁粉
    どら焼き
    外郎
    ちんすうこう

    ほか
  • アペリティフとは、飲み物とおつまみで友人たちとおしゃべりを楽しむこと。
    美食家で暮らしを楽しみ、人と人との交わりを大切にする現代のフランス人にとって、日々の生活に欠かせない習慣になっています。
    「アペロしない?」が仲間を誘うときの定番フレーズ。
    仕事終わりや週末のひとときに、自宅やカフェや公園などで、気の置けない人たちと軽い食事をしながら交流しています。

    フランス政府は、毎年6月の第一木曜日を「アペリティフの日」と定め、世界中でイベントを開催。
    日本でも「アペリティフ365」と題して、代官山をはじめとして日本全国でアペリティフの習慣の促進、普及を目指したイベントが開催されています。

    本書は、日本で初めてのアペロレシピ本。
    クレープ、キッシュ、ベジネーズ、パピヨット、ポップオーバー、サンドイッチ、ラングドシャ、マカロン、タルトタタン、マドレーヌなど、ひと口サイズのおつまみとドリンクのレシピ約120品を紹介しています。
    各レシピには、著者ならではの料理の歴史や背景、文化などのミニ情報付き。
    アペロに欠かせないお酒とチーズを解説したミニ事典も付いています。

    ホームパーティを楽しむ人から、自宅サロンで料理やお菓子の教室を主宰する方まで、人をもてなし機会のある人におすすめの一冊です。
  • 素材の組み合わせで新たな発見を!

    スイーツ作りは、長年にわたって培われてきたものだけあって、さまざまな決めごとや常識と称する暗黙の了解がたくさんあります。
    確かに実際に作っていると、なるほどと思えることが少なくありません。

    たとえば素材とお酒の組み合わせでは、ベリー類にはキルシュが合い、マロンやレーズンにはラムが合うといったセオリーがあります。
    これらは、おそらく先人がいろいろ試した結果に生まれたコンビネーションなのでしょう。
    言われてみると、なるほどそこはかとないハーモニーを感じます。

    しかし、こうした決めごとや暗黙の了解を越えたところにも、新たな発見があります。
    それをことさら強く認識したのは、本当の困ったとき、あるいは自らをとことん追い込んだときでした。
    逆にいうと、追い込まなければ未知のテイストにはなかなか出合いないのかもしれません。

    本書では、果実をはじめ、野菜、穀物、魚介類、飲料、はては時空を越えた世界にまでボーダーレスに遊ぶことができました。
    特定の場合をさておき、スイーツ作りはとても自由なのです。
    読者の皆さまも、ときには肩の力を抜いて、フリーダムにスイーツの世界に羽根を広げてみてはいかがでしょう。(「はじめに」より抜粋)

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