『近藤史恵(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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大崎梢、近藤史恵、永嶋恵美、新津きよみ、福田和代、松村比呂美、矢崎存美、福澤徹三。短編の名手8人が「台所」をテーマに競演。「ここだけのお金の使いかた」「おいしい旅」シリーズなど、続々重版中の人気ユニットによる全編書下ろし短篇集。
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離婚して一年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある「学校」を紹介される。そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた――。忙しすぎて“生活”が後回しになっている、大人たちへの応援歌!
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役を生きる俳優の輝き、世界観を作り出す舞台装置、息を潜めた客席の雰囲気。すべてが合わさって生まれる「舞台」は、同じものは二度と生まれない特別な空間です。きらびやかで華やかな非日常を楽しむ場所であると同時に、「誰かの人生を演じてみる」「そこに自分の人生を重ねてみる」意外に身近な場所なのかもしれません。自分という「役」を演じながら日々を過ごすわたしたちにとって、毎日が自分だけの「舞台」とも言えます。ミュージカル、バレエ、ストレート・プレイ、2・5次元……さまざまな舞台をテーマに描かれた五つの物語を収録した文庫オリジナル・アンソロジー、開幕です。/【目次】ここにいるぼくら=近藤史恵/宝石さがし=笹原千波/おかえり牛魔王=白尾 悠/ダンス・デッサン=雛倉さりえ/モコさんというひと=乾 ルカ/解説=三宅香帆
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絵に封じ込められた、幽霊たちの心残りとは――心震える絵画ミステリ
老舗料理屋のひとり娘である14歳の真阿は、胸を病んでいると言われて以来、部屋にこもりがちだ。店に、有名な幽霊絵師・火狂が居候することになる。大柄で悠然とした火狂は、人には見えないものが見えるようだ。彼のもとには、絵に関する奇妙な悩みを持つ客が訪れる。犬の悪夢に怯える男、「帰りたい」という声に悩む旅人、手放しても戻ってくる絵――火狂と真阿は、その謎を解き明かしていく。静かな感動を誘う絵画ミステリ。 -
心ときめく風景や絶品料理がここに。「しあわせ」溢れる旅×グルメ小説集!
祖母と一緒に行くはずだったお伊勢参り。急なトラブルでひとりでお参りすることになった元喜は、ある男の子と出会う(「もしも神様に会えたなら」)。
幼い頃に引っ越し、生まれ故郷の記憶はまるでない。両親の思い出話を頼りに故郷をめぐる旅に出るが……(「失われた甘い時を求めて」)。
心ときめく景色や極上グルメとの出会い。旅ならではの様々な「幸せ」がたっぷり詰まった7編を収録。読めば旅に出たくなる、実力派作家7名による文庫オリジナルアンソロジー第3弾! -
下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは、変人シェフ三舟さんとスーシェフの志村さん、ソムリエールの金子さん、ギャルソンの高築くんの四人。コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、〈パ・マル〉でも、テイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり……。そんななかで、料理教室で起きた気まずい出来事、ひとり分のテイクアウトを買いにくる男子中学生の謎、自身のレストランにスタッフが定着しない理由がわからず悩む他店のシェフ、高築くんのいとこのプロポーズ計画等々、名探偵シェフのまわりには相変わらず謎や相談ごとがいっぱい。全7編を収めた待望のシリーズ第4弾。絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!/【収録作品】クスクスのきた道/未来のプラトー・ド・フロマージュ/知らないタジン/幻想のフリカッセ/間の悪いスフレ/モンドールの理由/ベラベッカという名前
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クラスメイトの稚拙な行動の理由。忘れ得ぬ在りし日の祖母の姿。他人のものばかり欲しがるあの子。いるはずのない住人の気配。甘やかに秘密を分かち合う二人の女。宿命的な死に蝕まれた村。妻と別れた男に訪れた非日常。言い訳はいらない。もう、とりつくろえない。隠された真実に気づかせてくれる珠玉の作品集。(紙書籍版と異なり、本電子版には「金色の風」は収録されておりません。あらかじめご了承下さい)
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世界のさまざまなカフェメニューを提供する、カフェ・ルーズ。円が営むカフェもコロナ禍の影響を受けていて……。日常のちいさな事件や、モヤモヤすることを珍しいお菓子が解決していく。「こんなカフェに行きたい!」の声続々のコージーミステリー第二弾。
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桜庭一樹、新連載『名探偵の有害性』スタート。乾 ルカ、近藤史恵、笹原千波、白尾 悠、雛倉さりえなど豪華執筆陣で贈る、読切特集「舞台!」。宮澤伊織、読切短編掲載ほか。/【目次】【新連載】名探偵の有害性 第1回 桜庭一樹●一世を風靡したかつての名探偵。わたしは彼の、助手だった――直木賞作家が贈る最新長編!/【特集 舞台(ステージ)!】ここにいるぼくら 近藤史恵●「キャス変」が、いかに大きな波紋を呼ぶか、ぼくはまったく気づいていなかった/宝石さがし 笹原千波●夢を諦めたデザイナーと、挫折を経験したバレエダンサー。ふたりが挑む新たなステージは――/おかえり牛魔王 白尾 悠●正しく目立つ、美しい同僚。空気を読まず、定時で颯爽と職場から消える彼女が、何より優先するものとは/ダンス・デッサン 雛倉さりえ●劇団に所属し、日々ミュージカルの舞台に立つ瀬木。心にはいつも亡くなった友人、理人の姿があった/モコさんというひと 乾 ルカ●二・五次元の観劇を生きがいにする真美。あるフォロワーの呟きに目が止まって……/『007/カジノ・ロワイヤル』宝塚歌劇にて舞台化記念 特別インタビュー 宝塚歌劇団 宙組トップスター 真風涼帆/【小特集 読む、味わう、絶対ハマる!〈猟区管理官ジョー・ピケット〉の世界】発砲あり C・J・ボックス 野口百合子 訳●広大な丘陵地帯でハンターの車が撃たれた。猟区管理官のジョー・ピケットが現場に向かうと……。大人気シリーズが短編で登場!/〈猟区管理官ジョー・ピケット〉シリーズの魅力 西部の大自然と心優しき正義の男 三橋 曉/ここだけの訳者あとがき 野口百合子/2023年6月刊行! 新刊『Off the Grid』紹介/【小説】明治殺人法廷 第4回 芦辺 拓●質屋一家六人殺しの現場は、あらゆる場所が内側から施錠されていた。惨劇の現場を訪れた二人を待ち受けるものは/きみのかたち 第7回 坂木 司●新学期になってからシュンが登校していない。今彼は、どこにいて、何を考えているんだろう?/特撮なんて見ない 第7回 澤村伊智●音無が主演女優として姉を連れてきたことで、湯浅組に新たな波紋を呼ぶことに……/記憶の対位法 第4回 高田大介●人種、出自、貧富、教育。さまざまな分断に抗い己のあり方を問う若者達の選択は――/ときときチャンネル#4【近所の異世界散歩してみた】 宮澤伊織●同居人の天才科学者・多田羅と動画配信を始めたさくら。なんだかんだで第4回、今回のネタは……?/【特別企画】第23回本格ミステリ大賞候補作決定!/第23回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/日本推理作家協会賞の新部門「翻訳小説賞」スタート/【ESSAY】私の小さな地図帖 その一 海へつづく道 山崎佳代子/装幀の森 第6回 アルビレオ/翻訳のはなし 第8回 仕事と締め切り 杉田七重/乱視読者の読んだり見たり 第6回 『ロリータ』と映画 若島 正/ホームズ書録 蔵書の価値に十年以上気づかなかった『怪人魔人』 北原尚彦/【COLUMN】ひみつのおやつ*取引先からいただくお土産 なみあと/私の必需品*ブックカバー 砂村かいり/【INTERVIEW 期待の新人】真紀涼介/【INTERVIEW 注目の新刊】『赤い月の香り』 千早 茜/『花に埋もれる』 彩瀬まる/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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大注目の翻訳ミステリ&真夏のホラー特集。高田大介、歴史ミステリ新連載スタート。近藤史恵、小田雅久仁、久永実木彦、雛倉さりえ読み切りほか。/【目次】【特集】今こそ見逃せない! 大注目の翻訳ミステリ/印象的な男 ピーター・スワンソン 務台夏子 訳●ランチタイムに毎日現れるクレーマーの謎/アマポーラ ルイス・アルベルト・ウレア 門野 集 訳●MWA最優秀短編賞受賞作!/2022年東京創元社の翻訳ミステリ刊行リスト/2022年上半期翻訳ミステリの動向 若林 踏/ジャナ・デリオン 〈ワニ町〉シリーズ応援イラスト 松島由林/名作ミステリ新訳プロジェクト・パーフェクトガイド/祝 翻訳ミステリー大賞および読者賞決定!/【特集】慄える・惑う・憑かれる 真夏のホラー/古池町綺譚 小田雅久仁●奇妙な町に迷い込んだ男/紹興庵 幻想文学会の思い出 南條竹則●怪奇幻想の時代を築いた人々の記録/赤虫村の怪談 大島清昭●8月刊行新作、一部先行掲載!/芦花公園『とらすの子』刊行記念鼎談!/多彩な恐怖の探求者たち――新鋭ホラー作家ガイド 朝宮運河/創元ホラー長編賞 応募規定/【新連載】/記憶の対位法 第1回 高田大介●〈多声音楽〉の誕生を巡る長編ミステリ/【小説】夫の罪と妻の罪 犯罪相談員〈2〉 石持浅海●犯罪に手を染めるか悩む者が訪れるNPO法人/きみのかたち 第3回 坂木 司●現代の小学生の探偵行/間の悪いスフレ 近藤史恵●ビストロ・パ・マルでプロポーズ/わたしたちの怪獣 久永実木彦●父が死んだ日、東京湾に怪獣が出現して……/ホロウ・ダンス 雛倉さりえ●吸血鬼狩りと吸血鬼のおだやかなふたり暮らし/刑事何森 逃女 丸山正樹●ベトナム人技能実習生が起こした事件の真相は/【ESSAY】装幀の森 第2回 アルビレオ/ぼくたちが選んだ 第4回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第4回 スウェーデン語─英語─スウェーデン語 柳沢由実子/【COLUMN】ひみつのおやつ ラムネ 八目 迷/私の必需品 オフの環境 阿泉来堂/【INTERVIEW 期待の新人】藤 つかさ/五十嵐律人/【INTERVIEW 注目の新刊】『汝、星のごとく』 凪良ゆう/『夜の道標』 芦沢 央/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/SF 渡邊利道/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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岩居久澄、二十七歳。無職。実家暮らし。
今のところ生活に不満はない。不満はないけど、不安はある。私の将来どうなるんだろう……。
そんな久澄に奇妙なバイトが舞い込んだ。祖母の代わりに芝居を見に行き、感想を伝える。ただそれだけで一回五千円もらえるという。
二つ返事で了承した久澄は、初めての経験に戸惑いながら徐々に芝居の世界にのめり込んでいく。
とても楽しい。けど、久澄には疑問があった。なぜ劇場で毎回あの老紳士に会うんだろう? -
木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島を訪れた。友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。淳平が表情豊かな島を満喫しようとした矢先、同宿者がホテルのプールで溺れ死ぬ事件が起こる。直後にはバイク事故でもう一人が……。このホテルには「なにか」がある。最後のページまで気が抜けない、不穏な空気に充ちた傑作ミステリーの新装版!
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シャルロットは七歳の雌のジャーマンシェパード。お利口だけれど、普段はのんきな元警察犬。彼女と一緒にいると、いろんな事件に遭遇する。向かいの家には隠されたもう一人がいる? 偶然関わることとなったドッグスクールの不穏な噂とは? それでも、シャルロットと出会えて本当に良かった。謎に惑い、犬と暮らす喜びに満ちた、極上のコージーミステリー!
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対談や短編掲載などで贈る、『短編ミステリの二百年』(小森収編)完結記念特集。気鋭・澤村伊智が贈る、長編新連載スタート! 近藤史恵、榊林銘、イザベル・フォールら読切ほか。/【目次】【特集】祝・完結!『短編ミステリの二百年』振り返り/対談 小森 収(『短編ミステリの二百年』編者)×杉江松恋(書評家)/ここだけの編集後記/『短編ミステリの二百年』全6巻編者解題/誰が配ったっけ? リング・ラードナー 直良和美 訳●『短編ミステリの二百年』ボーナストラックは、都会小説の名手による「語り」の極致/【新連載】特撮なんて見ない 第1回 澤村伊智●みんなと撮った青春映画のおかげで、わたしはここに立ってる――気鋭が贈る異色のミステリ長編、開幕!/【読切】運命女神(リトン)の指 乾石智子●小さな織物工房を営む三人の女性、その正体は……/解説/〈オーリエラントの魔道師〉年表/〈オーリエラントの魔道師〉地図/おうち 倉田タカシ●わたしがかつて暮らし、自ら出て行った家は、“人間の言葉を理解する”という猫たちの家になっていた/正義のための闘争 倉知 淳●これは重大な裏切りだ――信頼していた秘書を殺したタレント文化人の前に、死神めいた風貌の刑事が現れる/幻想のフリカッセ 近藤史恵●「メインは若鶏のフリカッセだ。これは絶対に食べてもらわないと」兄弟らしい二人はこんな会話をしていた/自殺相談 榊林 銘●いのちの相談窓口に、女子高生が電話をかけてきたが……。『あと十五秒で死ぬ』で話題の新鋭が贈る最新短編/銀が舞う 砂村かいり●家庭とパート先、現実と夢のあわいで揺れ動く心を描いた、期待の新鋭による最新短編/影たちのいたところ 松樹 凛●八月、夕暮れの浜辺で少女が出会ったのは、“影”を連れた少年だった。第12回創元SF短編賞受賞第一作/聖樹(せいじゅ)森谷明子●少年の濡れ衣を晴らすため、おなじみ秋葉図書館の司書探偵たちが立ち上がる! 秋葉シリーズ待望の最新作/星合(ほしあい)森谷明子●秋葉家の先祖が残した開かずの文箱。そこにはどんな秘密が? 少年と司書たちが、旧家の謎に挑む!/私の性自認は攻撃ヘリ イザベル・フォール 中原尚哉 訳●発表直後から大議論を呼んだヒューゴー賞候補の問題作、ついに邦訳/【ESSAY】ぼくたちが選んだ 第1回 有栖川有栖・北村 薫・宮部みゆき/翻訳のはなし 第1回 エンタメ翻訳党宣言 田口俊樹/乱視読者の読んだり見たり 第2回 ジーン・ウルフの「取り替え子」を読む 若島 正/【COLUMN】ひみつのおやつ*ポテトチップス 蝉谷めぐ実/私の必需品*今日の一本 風森章羽/【INTERVIEW 期待の新人】明神しじま/【INTERVIEW 注目の新刊】『残月記』小田雅久仁/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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お化け好きに贈るエンタテインメントマガジン!
「怪と幽」9号では「家」を特集!
「ステイホーム」が呼びかけられ、家で過ごす時間が増えました。本来なら心休まる場所である「家」でナニかが起きたら……憩いの場は一転して、恐怖の牢獄へと変貌することでしょう。
近年、松原タニシ『事故物件怪談 怖い間取り』や雨穴『変な家』がベストセラーとなり、小説では小野不由美による連作「営繕かるかや怪異譚」、澤村伊智『ししりばの家』、アンソロジー『家が呼ぶ 物件ホラー傑作選』……といった濃厚な家系(いえけい)作品が注目を集めています。引き籠りがちないまこそ、我が家の“怪と幽”を味わってみませんか?
※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。 -
最後に届けたかったものは――。 読まれるはずのなかった遺言、隠された幻の家訓、ある一族の謎めいた掟…… さまざまな形で残された”ラスト・メッセージ”を綴る、驚きと感動の物語。 各ジャンルで活躍する実力派女性作家11名による、豪華アンソロジー!
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人生は、迷いの連続!? 短編の名手による珠玉のミステリ8編
大沢在昌/乙一/近藤史恵/篠田真由美/柴田よしき/新津きよみ/福田和代/松村比呂美
数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が、豪華ゲストを迎えて贈る、珠玉のミステリ小説集。空き部屋から真夜中に響く騒音の原因
を調べると…(「未事故物件」)。深酒で記憶が飛んでいた間に、他人の家に迷い込んでしまい…(「迷い家」)。人生で起こる「迷う」時を鮮やかに切り取った8つの物語。
【目次】
近藤史恵「未事故物件」
福田和代「迷い家」
乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
松村比呂美「置き去り」
篠田真由美「迷い鏡」
新津きよみ「女の一生」
柴田よしき「迷蝶」
大沢在昌「覆面作家」
あとがき/福田和代 -
小梅とつぐみは和菓子屋の二人姉妹。ある日、亡くなった曾祖母の魂がつぐみに乗り移ってしまい――少し不思議な感動の家族小説。
真面目な姉と自由奔放な妹。二人の姉妹に訪れる思いがけない出来事とは――北大阪で70年続く和菓子屋「凍滝」の二人姉妹、小梅とつぐみ。姉の小梅は家業を継ぐため進学せず、毎日店に出て和菓子作りに励む働き者。妹のつぐみは自由奔放。和菓子屋を「古臭い」と嫌い、大学で演劇にのめり込みながら、中東の国に留学したいと言って母とよく喧嘩をしている。そんなある日、43年前に亡くなった曾祖母の魂が、何故かつぐみの身体に乗り移ってしまう。「凍滝」の創業者だった曾祖母は、戸惑う小梅に「ある手紙をお父ちゃん(曾祖父)の浮気相手から取り戻してほしい」と頼んできた。手紙の行方を辿る中で、少しずつ明らかになる曾祖母の謎や、「凍滝」創業時の想い。姉妹は出会った人々に影響されながら、自分の将来や、家族と向き合っていく。「ビストロ・パ・マル」シリーズの近藤史恵が描く、少し不思議であたたかな傑作家族小説! -
「ミステリーズ!」の後継誌ついに創刊。コンセプトは、国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーを刊行してきた東京創元社による「総合文芸誌」。『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞W受賞の櫻田智也が贈るシリーズ最新作。第21回本格ミステリ大賞の全選評も一挙掲載。さらに、第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」ほか、充実の創刊号。/【目次】『紙魚の手帖』創刊にあたって/【創刊記念特別エッセイ】投げ込みマガジン〈紙魚の手帖〉戸川安宣/【受賞作決定!】第31回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第18回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第18回ミステリーズ!新人賞受賞作】三人書房 柳川 一●第18回ミステリーズ!新人賞受賞作。若き日の江戸川乱歩を描く、流麗な謎解き譚/【第21回本格ミステリ大賞全選評】第21回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第21回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉 [小説部門] 櫻田智也 [評論・研究部門] 飯城勇三/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞第一作】白が揺れた 櫻田智也●ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、悲劇の真相は?〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/【読切】ゼロ 加納朋子●私の元にやってきたのは、カフェオレ色の天使だった。少女と犬の絆を描く最新ミステリ!/スフレとタジン 近藤史恵●コロナ禍の影響で志村さんが講師で始めた〈パ・マル〉の料理教室。タジン鍋を使うモロッコ料理を……。/フォトジェニック 秋永真琴●カメラを構える彼女の目に、この世界は、僕は、どんなふうにうつっているんだろう? 気鋭が贈る傑作掌編。/108の妻 石川宗生●点描の妻、夢見る妻、革命家の妻、お品書きの妻……様々な「妻」をお楽しみください。/セリアス 乾石智子●ひっそりと暮らす魔道師夫婦、彼らの秘密とは……/魚泥棒は誰だ? ピーター・トレメイン 田村美佐子 訳●修道院の厨房で起きた二件の事件をフィデルマが解き明かす/【INTERVIEW 期待の新人】千田理緒『五色の殺人者』/大島清昭『影踏亭の怪談』/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/『紙魚の手帖』創刊記念読者プレゼントキャンペーン/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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お化け好きに贈るエンタテインメント・マガジン!
唯一無二のホラー漫画家・楳図かずおを特集!
「恐怖漫画」の第一人者として他の追随を許さない漫画家・楳図かずおは、一九五五年に貸本漫画家としてデビューする。
六一年に短篇「口が耳までさける時」を発表して以降、次々にホラー漫画を世に送り出し、読者の背筋を凍りつかせた。
ストイックに恐怖を追求する作風は、漫画にとどまらずジャンルを超えた表現者に多大な影響を与えている。
九五年に完結した『14歳』以降、漫画執筆を休止しているものの、色あせない楳図作品は新たな読者を惹きつけ続けているのだ。
そしてこの度、初期名作を一気に味わえるホラーシリーズ「こわい本」が角川ホラー文庫から刊行開始された。
唯一無二の恐怖世界を御堪能あれ!
強力な連載陣もお見逃しなく!
※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。 -
美味しい料理×友情――ジビエを通してつながる、ふたりの成長物語
シェフの亮は鬱屈としていた。創作ジビエ料理を考案するも、店に客が来ないのだ。そんなある日、山で遭難しかけたところを、無愛想な猟師・大高に救われる。彼の腕を見込んだ亮は、あることを思いつく……。 -
犬の切ない気持ちに
心が張り裂けそうになること必至!
愛犬との暮らしを守るため
女が取った行動は思わぬ展開に……。
名手が贈る傑作ミステリー!
愛犬エルとの生活を綴ったブログがきっかけとなり、
ようやく仕事が入り始めたモデルの草間都。
だがある夜、家に帰るとエルは……。
エルの死は都にとって、
人生の大切な伴侶の喪失であるだけでなく、
仕事の危機をも意味していた。
追い込まれる都。
だがそんな彼女の前に、ある日、
エルそっくりの犬が現れた。
いけないと知りつつ、犬を連れ帰ってしまったことから、
都は思いがけない事件に巻き込まれていく。
すべての犬を愛する人に贈るミステリー。 -
大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨。
同じ団地に住む里子が、家族内で性虐待を受けていたことを知り、衝撃を受ける。
助けられなかったという自責の念を胸に抱えたまま中学生になった友梨は、
都会的で美しい親友・真帆を守ろうとして、暴漢の男を刺してしまう。
ところが何故か、翌日警察に連れて行かれたのは、あの里子だった。
殺人事件、スクールカースト、子育て、孤独と希望、繋がり。
お互いの関係を必死に隠して大人になった3人の女たちが過ごした20年、
その入り組んだ秘密の関係の果てに彼女たちを待つものは何だったのか。
大人になった三人の人生が交差した時、衝撃の真実が見えてくる。
女たちが幼いころから直面する社会の罪、言葉で説明できないあやうい関係性、深い信頼。
ラストに用意された、ミステリファンも唸る「驚き」。
『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞した近藤史恵が描く傑作長編。
解説・内澤旬子
橋本環奈・葵わかな・吉川愛でWOWOW連続ドラマ化決定。
※この電子書籍は2017年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
『怪』と『幽』が合体! お化け好きに贈るエンタテインメントマガジン!
江戸期に活躍した初代林家正蔵が祖とされる怪談噺。そして今年、没後120年となる三遊亭圓朝による『怪談牡丹灯籠』『真景累ヶ淵』『怪談乳房榎』といった名作は、いまなお演じ継がれていると同時に、怪談文芸の傑作でもある。講談や浪曲でも怪談や幽霊/化け物を題材とする演目は大衆の心をつかみ続け、現代の創作にも深い影響を与え続けている。伝統的な怪談噺から妖怪たちが登場する滑稽噺まで――昨今にわかに注目が集まる落語・講談・浪曲といった語りの伝統芸の魅力を、「怪と幽」的な側面からフォーカスする!
京極夏彦「遠巷説百物語」がついに最終話! そのほか強力な連載陣もお見逃しなく!!
●特集
落語・講談・浪曲
伝統話芸のすゝめ
【対談】柳家喬太郎×北村薫
【インタビュー】神田松鯉
【対談】柳亭小痴楽×平山夢明
【対談】玉川奈々福×東雅夫
【インタビュー】蜃気楼龍玉
【インタビュー】柳家権之助&小太郎
【寄稿】杉江松恋
●小説 京極夏彦、有栖川有栖、近藤史恵、山白朝子、恒川光太郎、真藤順丈、澤村伊智
●漫画 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介
●論考/エッセイ/インタビュー 荒俣宏、東雅夫、加門七海、村上健司&多田克己
●グラビア シラノ、芳賀日出男、佐藤健寿、妖怪伏魔殿、怪食巡礼
●怪談実話 黒木あるじ、東亮太、深津さくら
●お化け友の会ひろば
鈴木光司×安曇潤平、お化けゲーム最新情報、「小松和彦退任記念講演会」レポート、新潟妖怪研究所、妖怪美術館、「ひどい民話を語る会」レポート
etc……
※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。 -
『怪』と『幽』が合体! お化け好きに贈るエンタテインメントマガジン!
妖怪や怪談を愛する偉大なる先達らが拓いた地平には、いまや幅広い分野から猛者が合流しつつあります。そこに新鋭やベテラン、学会や在野などといった垣根は関係ありません。第一特集では研究書からアンソロジーまで――近年に刊行された群雄割拠の注目本と執筆者を御紹介します。新時代を開拓する探究者たちの活躍に刮目を! 第二特集では、今年六月に角川文庫版の刊行がスタートした小野不由美氏によるホラー&ミステリ「ゴーストハント」シリーズの魅力をお届け。
●特集1
次代の探究者たち
【インタビュー】朝里樹
【対談】東雅夫×朝宮運河、一柳廣孝×木場貴俊
【寄稿】飯倉義之、伊藤慎吾、井上真史、今井秀和、大道晴香、木下昌美、駒ヶ嶺朋子、佐野誠子、畑中章宏、廣田龍平
【ブックガイド】式水下流
●特集2
小野不由美「ゴーストハント」入門
「ゴーストハント」全作紹介
二〇二〇年版 キャラクター人気ランキング
【寄稿】辻村深月、いなだ詩穂
●小説 京極夏彦、有栖川有栖、近藤史恵、山白朝子、恒川光太郎、真藤順丈
●漫画 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介、波津彬子
●論考/エッセイ 荒俣宏、小松和彦、東雅夫、加門七海、多田克己&村上健司
●グラビア 鈴木次郎、芳賀日出男、佐藤健寿、アマビエスイーツ、怪食巡礼
●怪談実話 松原タニシ、郷内心瞳、杉背よい
●お化け友の会ひろば
浅沼晋太郎、松原タニシ、高橋葉介、逢香、大蛇堂
※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。 -
下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルはカウンター七席、テーブル五つ。フランスで料理修業をしてきた変人シェフ三舟さんの気取らない料理が大人気。実はこのシェフ、客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに解いてくれる名探偵でもあるのです。消えたパティシエが残したことば「マカロンはマカロン」の意味するものは? 蝶ネクタイが似合う素敵な大学教師が経験した悲しい別れの秘密とは? 豚足をめぐる少年と母親の再婚相手との物語等々、胸を打つ話ばかり。メインディッシュもデセールも絶品揃い。きっとご満足いただけます。【収録作】「コウノトリが運ぶもの」/「青い果実のタルト」/「共犯のピエ・ド・コション」/「追憶のブーダン・ノワール」/「ムッシュ・パピヨンに伝言を」/「マカロンはマカロン」/「タルタルステーキの罠」/「ヴィンテージワインと友情」/解説=若林踏
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小説家の織部妙は順調にキャリアを積む一方、どこか退屈さも感じていた。そんなある日、“美人作家”として話題の新人、橋本さなぎの処女作に衝撃を受ける。しかし、文学賞のパーティで対面した橋本の完璧すぎる受け答えに、なぜか幻滅してしまう。織部の興味を惹いたのは、橋本の秘書である初芝祐という女性だった。初芝への気持ちを持て余す織部は、やがて「橋本さなぎ」の存在に違和感を抱くようになる。その小さな疑惑は開けてはならない、女同士の満たされぬ欲望の渦への入り口だった……。「第13回エキナカ書店大賞」受賞作家の最新作。
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祖母に頼まれた観劇代行のアルバイト。
とても楽しいけど不思議なことが一つあった。
なんで毎回あの老紳士に劇場で会うんだろう?
岩居久澄、二十七歳。無職。実家暮らし。
今のところ生活に不満はない。不満はないけど、不安はある。私の将来どうなるんだろう……。
そんな久澄に奇妙なバイトが舞い込んだ。
祖母の代わりに芝居を見に行き、感想を伝える。ただそれだけで一回五千円もらえるという。
二つ返事で了承した久澄は、初めての経験に戸惑いながら徐々に芝居の世界にのめり込んでいく。
とても楽しい。けど、久澄には疑問があった。
なぜ劇場で毎回あの老紳士に会うんだろう? -
お化け好きに贈るエンタテインメントマガジン!
「怪と幽」4号では、時代を超えて読み継がれる名作から一部の世代に多大な影響を与えた奇書まで——子どもたち、そしてかつて子どもだった人々に贈るこわ〜い本を特集。
●特集
こわ〜い本 ぼくらはお化けと育った
【グラビア】「せなけいこ流おばけの作り方」
【インタビュー】常光徹 「『学校の怪談』と子どもたちの三十年を振り返る」
【対談】佐野史郎×有栖川有栖 「子どもたちに恐怖を」
【アンケート】「私のトラウマ本」 押切蓮介、乙一、加門七海、貴志祐介、小松和彦、近藤史恵、佐藤健寿、真藤順丈、高橋葉介、多田克己、恒川光太郎、東雅夫、平山夢明、松村進吉、宮部みゆき、村上健司、夢枕獏、綿矢りさ
【寄稿】黒坂真由子 「せなけいこのおばけ哲学」
【レポート】「令和の子供たちに訊く! こわ〜い本」
【寄稿】黒史郎 「少年少女雑誌はオカルト記事の宝庫」
【競作】澤村伊智 「赤い学生服の女子」 、芦沢央 「冬に真実は伝えない」
●特別企画
国際日本文化センター所長御退任記念ロングインタビュー
小松和彦の軌跡
●小説 京極夏彦/近藤史恵/山白朝子/恒川光太郎/真藤順丈
●漫画 諸星大二郎/高橋葉介/押切蓮介/波津彬子
●論考・エッセイ 荒俣宏/東雅夫/加門七海/多田克己、村上健司
●グラビア 七原しえ/芳賀日出男/佐藤健寿/怪食巡礼
●怪談実話 朱雀門出/丸山ゴンザレス/田辺青蛙
※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。 -
氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うように。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい""連作短編集。
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『怪』と『幽』が合体! お化け好きに贈るエンタテインメントマガジン!
「怪と幽」第3号は、妖怪ブームに沸く台湾を特集。
●特集 妖怪天国 台湾
【インタビュー】何敬堯「台湾の妖怪と、妖怪ムーブメント」
【紀行】村上健司「旅行のついでに立ち寄りたい 台湾の妖怪伝説地」
【インタビュー】瀟湘神、NL、小波「臺北地方異聞工作室とは?」
【怪談実話】瀟湘神「山の中に潜む恐怖 現代台湾魔神仔実話」
【寄稿】伊藤龍平「台湾と日本の「妖怪」、くらべてみれば…… 概念の伝播、付与されるアイデンティティ」
【寄稿】林巧「アジアのなかの台湾のお化け」
【復刻】日影丈吉「騒ぐ屍体」
【寄稿】東雅夫「華麗島に魅せられた文豪たち」
【インタビュー】曲辰「台湾における妖怪/怪談文芸事情」
【紀行】「日本と台湾の妖怪文化を繋ぐ 溪頭松林町妖怪村レポート」
【エッセイ】池澤春菜、伊藤潤二、椎名誠、東山彰良「妖しき華麗島」
●小説
京極夏彦、有栖川有栖、近藤史恵、乙一
●漫画
諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介
●論考/エッセイ
荒俣宏、小松和彦、東雅夫、多田克己&村上健司、加門七海(新連載)
●グラビア
しきみ、芳賀日出男、佐藤健寿、台湾妖怪紳士録、国際日本文化研究センター新所蔵画図、怪食巡礼
●怪談実話
三輪チサ、吉田悠軌、小田イ輔
●お化け友の会ひろば
インタビュー 安達寛高 映画『シライサン』
インタビュー ホセ・サナルディ『南米妖怪図鑑』
対談 諸星大二郎×佐藤健寿『世界伝奇行』
寄稿 本城達也『昭和・平成オカルト研究読本』
レポート 宮本幸枝「不思議な宿」
etc…… -
冒険、ミステリー、人間ドラマ、恋愛……。
11人の人気女性作家が同じテーマに挑む短編小説集!
誰しも、自分だけの隠しごとを心の奥底に秘めているもの――。
実力と人気を兼ね備えた11人の女性作家たちがSNS上で語り合い、「隠す」をテーマに挑んだエンターテインメントの傑作!
『アンソロジー 捨てる』に続く「アミの会(仮)」が送る、注目シリーズ第2弾。
多彩な物語すべてに、共通の「なにか」が隠されています。
(答えが掲載されている「あとがき」は、最後にお読みください)
これが、本物の短編小説集。
※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
お化け好きに贈るエンタテインメントマガジン第2号は、雑誌「ムー」とコラボ!
特集 ムーと怪と幽
【インタビュー】片岡愛之助
【鼎談】並木伸一郎×佐藤健寿×三上丈晴
【対談】黒史郎×吉田悠軌
【寄稿】稲生平太郎、大道晴香、朝里樹
【紀行】玉置標本
【ブックガイド】朝宮運河
特別企画「めでたい元号 ふしぎな改元」
【寄稿】久禮旦雄
連載
【小説】京極夏彦、有栖川有栖、恒川光太郎、近藤史恵、乙一、澤村伊智
【漫画】諸星大二郎、高橋葉介、波津彬子、押切蓮介
【論考・エッセイ】荒俣宏、小松和彦、東雅夫、多田克己、村上健司
【グラビア】ホームラン・拳、芳賀日出男、佐藤健寿、UFO写真傑作選、怪食巡礼
【怪談実話】丸山政也、高田公太、神 薫
【研究会レポート】国際日本文化研究センター、東アジア恠異学会、怪異怪談研究会、異類の会、怪談文芸研究会
【インタビュー&寄稿】スケラッコ、高橋直子、角銅博之、木下昌美、山中由里子、藤川洋一 ほか
※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。 -
シャルロットは6歳の雌のジャーマンシェパード。警察犬を早くに引退し、2年前、浩輔・真澄夫婦のところへやってきた。ある日、2人が自宅に帰ってみると、リビングが荒らされており、シャルロットがいない! いったい何が起こったのか。(表題作) いたずら好きでちょっと臆病な元警察犬と新米飼い主の周りで起きる様々な“事件”――。心が温かくなる傑作ミステリー。
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あの男が戻ってきた。三度の優勝を誇ったもののドーピングで全てを失った、ドミトリー・メネンコが。ざわめきの中、ツール・ド・フランスが開幕。墜ちた英雄を含む集団が動き始める。メネンコの真意。選手を狙う影。密約。暗雲を切り裂くように白石誓(ちかう)は力を込めペダルを踏む。彼は若きエースを勝利に導くことができるのか。ゴールまで一気に駆け抜ける興奮と感動の長篇エンタテインメント。(解説・川西蘭)
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クリーンに謎を解くキリコが目的地も告げず家を出た――!? キリコはミニのフレアにハイヒールで、軽快に掃除をしながら事件を解決する名探偵だ。英会話学校の事務員・翔子の元に、受講生の男性から婚姻届が届いた直後、男性の身に悲劇が……(「深夜の歌姫」)。読めば元気がわいてくる、大好評シリーズ、最終話では、ふだん活動的なキリコ自身が部屋に閉じこもった末に突然旅に出てしまい――!?
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すべてのお化け好きに贈る、エンターテインメント・マガジンがここに誕生!
妖怪マガジン「怪」と怪談専門誌「幽」が劇的に合体。待望の新連載「遠巷説百物語」をはじめ、豪華執筆陣による強力連載が目白押し! いざ、お化け好きの新天地へ!
妖怪マガジン「怪」と怪談専門誌「幽」が劇的に合体し、ここに新雑誌「怪と幽」が誕生する。
待望の新連載「遠巷説百物語」をはじめ、豪華執筆陣による強力連載が目白押し!
いざ、お化け好きの新天地へ!
特集1 妖怪と、怪談と
対談 京極夏彦×東雅夫
インタビュー 荒俣宏
小説競作 榎田ユウリ、朱野帰子、内藤了、宇佐美まこと
特集2 巷説百物語Reboot!!
「巷説百物語」シリーズ全作品紹介&キャラクター相関図
※電子化に伴い、一部省略されたページがございますが、ご了承ください。 -
謎解きの鍵は、ゴミ箱の中に!? 大介と結婚し派遣で清掃の仕事をしているキリコ。オフィス清掃をしていたある夜、シュレッダーのゴミの量が妙に少ないことに気付くが……(「悪い芽」)。おしゃれでキュートで、お掃除が大好きなキリコが事件を解決する大人気ミステリー〈清掃人探偵〉シリーズ第2弾。最終話ではキリコが突然消えて……!? 読めば元気がわいてくる4つの物語。
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「世の中はお掃除と一緒だよ。汚れたらきれいにすればいい」――懸命に働くすべての人に読んでほしい! おしゃれでキュートで、お掃除が大好きな女の子・キリコが、怪事件や悩み事をクリーンに解決する大人気ミステリー〈清掃人探偵〉シリーズ第1 弾。新入社員・梶本大介のデスクから書類が相次いで消える。フロアの清掃を担当しているキリコは持ち前の洞察力を発揮し……(「オペレータールームの怪」)。シリーズ誕生20周年を記念して、新版で登場! 新装版のための著者あとがきを巻末に収録。
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25年前、カメラマンの祖父とモデルを務めた祖母が心中した。高校生の光介がそこに感じた違和感とは。切なくてさわやかなミステリー。
どちらかがどちらかを殺した?――。夏休みのある日、海辺の小さな町の高校生・光介の家に、母の姉・芹とその娘の双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。光介は芹から、二十五年前の祖父母の死が、実は無理心中事件であったと聞かされる。カメラマンであった祖父とそのモデルを務めていた祖母。二人の間に何が起こったのか。切ない真相に辿り着いたとき、少年はひとつ大人になる。『昨日の海は』を改題。 -
親の遺品、夫や姑、目の前の現実……。
あなたには、捨てたいモノ、ありますか?
9人の人気女性作家が、それぞれの持ち味を存分に発揮しながら「捨てる」を題材に豪華競作!
女性作家ならではの視点で、人の心の襞をすくいとり丁寧に紡がれた9篇は、いずれも傑作ぞろい。
ミステリー、ファンタジー、恋愛、ホラー……。さまざまな女たちの想いが交錯する、珠玉の短編小説アンソロジーをお楽しみください。 -
変わり者の整体師合田力は、“身体の声を聞く”能力に長けている。助手を務める屈託のない美人姉妹も、一皮剥くと何がしかの依存症に罹っていた。新婚七カ月目の墨田茜を初めて看たとき、力は底知れぬ暗い影を感じた。彼を驚愕させたその影とは? やがて不安が現実に茜を襲うとき、力は決死の救出作戦に出た! 蔓延する現代病理をミステリアスに描く傑作、誕生。
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“人はなぜ、最も大切な人をいちばん傷つけてしまうのだろう?”これ以上、妹を傷つけたくないと過去から逃れるように東京に来た江藤恵(めぐむ)は、いずみと名乗る謎めいた少女と出会う。「殺されるかもしれない」とすがってくる少女にいつしか妹の面影を重ね……。愛し合い傷つけ合う若者の心に染みいる異色のミステリー。
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「童話の眠れる茨姫は、王子様のキスによって百年の呪いが解け、幸福になった。もしそれが、ストーカーのキスだったら?」対人関係に臆病で頑なに心を閉ざす梨花子は、ストーカーの影に怯えていた。だが、心と身体を癒す整体師合田力に出会ったのをきっかけに、初めて自分の意志で立ち上がる! 若者たちに贈る繊細で限りなく優しい異色のサイコ・ミステリー。
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「少し離れた小島に、遠浅のきれいな海岸があるからね」夏休みに二泊三日の海水浴に出かけた十七歳の少女五人。無人島に渡った彼女らは、砂浜の美しさに酔いしれるあまり帰りの船に乗り遅れ、その島で一晩過ごすことに。ところが、島にはもう一人、男が潜んでいた! ―理不尽な体験を通し、少女から大人に変わる瞬間を瑞々しい感性で描く傑作ミステリー。
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三十歳を目前にした真美は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚れし、憧れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり……。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。
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人気アイドル、謎の自殺──。彼女の親友・蓮美(れみ)は呆然とするが、その死を悼む間もなく激動の渦に巻き込まれる。自殺の原因が、蓮美のいじめだと彼女のブログに残されていたのだ。まったく身に覚えがないのに、マネージャーにもファンにも信じてもらえない。全てを失った蓮美は、己の無実を証明しようと立ち上がる。友人の死の真相に辿りついた少女の目に映るものは……衝撃のミステリー。
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梨園の御曹司の妻・美咲が本当に愛した男は、誰だったのか――。
不審な火事が原因で意識不明となった歌舞伎役者の妻・美咲。その背後には二人の俳優の確執と、秘められた愛憎劇が――。梨園の名探偵・今泉文吾が活躍する切ない恋愛ミステリ。 -
「1冊まるっと猫まんが」の「月刊 ねこだのみ」第2号目は、なんと、大人気・岩本ナオ先生の描きおろし『100年生きた猫』、そして新星☆美里あづさ先生の描きおろし新連載『ぴいぼっち』、そして描きおろし人気連載の石坂啓先生の『猫化化ケ猫化』の2回め。あったかファンタジックストーリーの山田こもも先生、ほんわかキュートラブストーリーの星野正美先生、時代ロマンの傑作、神坂智子先生の長編も掲載。サスペンスあり、ためになる漫画あり、ほろりときちゃう漫画あり、ショートも充実して、ねこたち盛りだくさんです。読み物や新企画『ねこ検定』も楽しいぞ!※デジタル版には紙版に含まれないコンテンツがございます。予めご了承ください。
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下町のフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」へようこそ。当店では、舌もとろける極上の料理はもちろん、心温まるホームドラマミステリーをご用意して、みなさまのご来店をお待ち申し上げております。当店自慢のヴァン・ショー(ホットワイン)を片手に、心ゆくまで三舟シェフの料理と切れ味鋭い推理をお楽しみくださいませ。
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下町の小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」へようこそ!!飾り気のないアットホームなお店ながら、腕を振るうシェフの三舟さんの料理は、高級レストランにも引けを取らないと大評判!!そんな雰囲気と味を求めて、多くのお客様がいらしっしゃいますが…レストランという場所柄、料理に関わる、ちょっと不思議な謎や事件があったりします。ふだんは無口で無愛想な三舟シェフですが、お客様のなにげない言葉からその謎や事件を鮮やかに解決しちゃうんです!!この店の一番の謎は…もしかして三舟さん!?
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ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。
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脚本家として順調に生活する鈴音(36歳)が、高校時代の友達・水絵に突然呼び出された。子連れの水絵は離婚し、リストラに遭ったことを打ち明け、再就職先を決めるために一週間だけ泊めてほしいと泣きつく。鈴音は戸惑いつつも承諾し、共同生活を始めるが……。人は相手の願いをどこまで受け入れるべきなのか? 揺れ動く心理を描いた傑作サスペンス。
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