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『文春文庫、門井慶喜(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~8件目/全8件

  • 1,001(税込)
    著:
    門井慶喜
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    日本銀行本店や東京駅など、近代日本を象徴する建物を矢継ぎ早に設計した、
    明治を代表する建築家・辰野金吾。

    下級武士から身を立てるべく学問に励み、洋行して列強諸国と日本の差に焦り、
    帰国後はなんと恩師ジョサイア・コンドルを蹴落として
    日銀の建築を横取りする……!

    周囲を振り回しながらも、この維新期ならではの超人・金吾は熱い志で
    近代日本の顔を次々を作り上げていく。

    日銀の地下にある意外な仕掛け、東京駅の周辺にかつて広がっていた海の
    蘊蓄など、誰もが見慣れた建築物の向こうに秘められたドラマを知ることもできる。

    ベストセラー『家康、江戸を建てる』の著者が
    「江戸を壊して東京を建てた」辰野金吾を描く、大きく楽しい一代記!

    ※この電子書籍は2020年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 「世話のやける弟」がいつしか時代の英雄になってしまった――。
    坂本龍馬の妻・おりょうの目を通して描かれる、幕末の名場面!

    幕末の京都で出会った「世話のやける弟」のような男・坂本龍馬と結婚したおりょうは、夫を呼び捨てにし、酒を浴びるほど飲み、勝海舟にも食ってかかる「妻らしからぬ」振る舞いで周囲をへきえきさせる。
    ついには龍馬の周囲から、「龍馬のために離婚してください」とまで迫られる始末。

    しかしおりょうは、寺田屋で間一髪龍馬の命を救い、日本で初のハネムーンを敢行。
    薩摩へ、軍艦に乗って長崎へ、馬関へ――。

    激動の世の中を楽しげに泳ぐうち、いつしか薩長同盟・版籍奉還の立て役者として時代の英雄になってゆく夫。
    そして、龍馬亡きあとの20年を彼女はどう生きたのか。

    型にはまらない生き生きとした夫婦の姿、意地っ張りで責任感が強く、龍馬に惚れながらも自立した魂が輝く「門井版おりょう」。
    現代の女性に響く物語!

    解説・小日向えり(歴女)

    ※この電子書籍は2016年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • オール讀物推理小説新人賞を受賞した幻のデビュー作「キッドナッパーズ」と書籍未収録作品で編んだオリジナル短篇集!

    「大声をだすな」
    宅配便を装って侵入してきた男は、健次郎の腹にナイフを突きつけてきた。
    平凡な日常に突如押し入ってきた犯罪者は声が甲高く、背が低く、野球帽をかぶった……小学生と見まがわんばかりの中学生!?
    少年は「これは誘拐だ」と断じた。だが被害者は健次郎ではなく犯人であるはずの少年自身だという。

    摩訶不思議な誘拐事件は二転三転し、ラストで意外な結末が待っていた!
    オール讀物推理小説新人賞受賞の表題作ほかを6篇収録。

    解説・宇田川拓也

    【オール讀物推理小説新人賞「選評」から】
    「これこそ逆転に次ぐ逆転の連続で、着地がどうなるのかまったく予想できなかった。」(高橋克彦委員)
    「何とか読者を面白がらせ、驚かせようとする創意工夫が、今回の作品に結実した」(宮部みゆき委員)

    【収録作品】
    キッドナッパーズ
    目刺し
    架空の風景
    十字架ジュース
    ごとんがたん
    べつばら
    おなじ本でも
  • 永遠のヒーロー「鬼平」再来! 人気作家7名が、伝説の男に新たなる命を吹き込みます。

    池波正太郎が長谷川平蔵を主人にした短篇小説「浅草・御厨河岸」を書いたのは、昭和42(1967)年のこと。
    オール讀物12月号に掲載されたその短篇は大きな反響を呼び、「鬼平犯科帳」としての連載が始まりました。
    「鬼平」誕生50周年を迎えた2017年。この記念すべき年に、7人の作家が「鬼平」へ新たな命を吹き込みます。

    逢坂剛は「逢坂・平蔵シリーズ」の特別版、上田秀人は武家という官僚社会で生きる平蔵の立場を、諸田玲子は妖盗・葵小僧と鬼平の再対決、風野真知雄は人気シリーズ「耳袋秘帖」鬼平版。
    門井慶喜が木村忠吾の食欲の夏を描けば、土橋章宏は平蔵と料理人の味対決、梶よう子は史実の長谷川平蔵に迫ります。これらの短篇に加え、池波正太郎が自らベスト5に選んだ鬼平作品の中から「瓶割り小僧」を特別収録。

    各作品に池波正太郎のカット画を使用した、豪華な競作短編集をお楽しみください。
  • シリーズ3冊
    642897(税込)
    著:
    門井慶喜
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    人気の美術ミステリー、シリーズ第3弾!
    舌に感じる味覚で美術品の真贋を見分ける美術コンサルタントの神永美有と美大の准教授・佐々木昭友、佐々木の元教え子で芸術家の卵・イヴォンヌのトリオが大活躍。
    函館戦争で戦死した先祖を悼んで榎本武揚から贈られた、隕石を鍛えなおして作られたというサーベル。刀身の成分を調べてみると、隕石に含まれていたはずのニッケルが検出されず、偽の流星刀と断定された。だが、サーベルを前にした神永の舌はこの刀の意外な部分に甘みを感知していた(「流星刀、五稜郭にあり」)。
    佐々木が密かに思いを寄せていた教え子・琴乃が結婚。いやいやながら結婚式に出席した佐々木の前で、琴乃は嫁ぎ先の家宝、支倉常長が持ち帰ったというローマ法王の肖像画を偽物と断じた。真贋の判定を託された佐々木は?(「B級偉人」)。
    そのほか、志賀島の金印と同時代の「銀印」が京都から出土した。果たして本物か?(「銀印も出土した」)。北海道の農家から見つかったモザイク画は、本当にカエサルの時代のものなのか?(「モザイクで、やーらしい」)。ペリーが日本に持ち込み、将軍に披露したという蒸気機関車の模型は本物か。鍵を握るのはスケッチブックに残された「sen.T」の署名(「汽車とアスパラガス」)。神永が味覚で美術本の真贋を見極めるきっかけが明かされる青春記(「春のもみじ秋のさくら」)。
  • 723(税込)
    著:
    門井慶喜
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    人は、おのれの血にどこまで縛られるのか? 高名な日本画家の家系に生まれながら、ペットの肖像画家に身をやつす時島一雅は、かつてない犬種を開発中というブリーダーの男に出資を申し出る。血の呪縛に悩みながら血の操作に手を貸す矛盾。純白の支配する邪悪な世界への憧憬。制御不能の感情が、一雅を窮地へと追い込んでいく――。ホラーサスペンスであり動物パニック小説であり芸術小説でもある、門井慶喜の意欲作! 『血統(ペディグリー)』を改題。
  • 人気作家が目一杯楽しむ、建築ゆるゆる散歩。人気作家ならではの壮大な想像力と楽しい薀蓄が満載。読むうちに、大阪、東京、台湾へ、近代建築を今すぐ見に出掛けたくなる!
  • コンシェルジュは名探偵!? 名コンビ九鬼&麻奈登場「盗まれた仏像を取り返せ」「アメリカ大使の暗殺計画を阻止せよ」。どんな難問もホテルポラリス京都のコンシェルジュがズバリ解決。

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