『未須本有生(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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中等練習機“MT-4”の武装化改修に挑む防衛省と航空技術者たちの物語
「オーバースペック」は、航空自衛隊の中等練習機“MT-4”の武装化改修に挑む防衛省と民間企業の航空技術者たちの物語です。MT-4のモデルは、航空自衛隊の展示飛行チーム「ブルーインパルス」で使用している川崎T-4練習機。音速飛行が可能な機体形状、優れた機動力、機上酸素発生装置の搭載など、1980年代開発の練習機としては十分すぎる性能と装備を備えている。元・航空技術者である著者は「なぜT-4はこれほど過剰な性能を持っているのか?」「なぜ日本はその優秀なT-4をさらに磨き上げて使わないのか?」という疑問を抱き、本作を書き上げました。 -
「航空機の事故には必ずウラがある」
社運を賭けてビジネスジェットの開発に挑むプロフェッショナルたちの挑戦を描く航空ミステリーの傑作!
航空機メーカー四星工業の技術者・沢本は、元同僚の倉崎の「航空機事故には必ず、発表できないウラがある」という言葉を重く受け止めていた。
かつてのオスプレイの墜落事故なども含めて、過去の事故原因は、いつも謎のままだ――という。
このとき、四星工業は社運をかけて、同社初となる民間航空機の開発に乗り出していた。
ところが四星工業の稼ぎ頭である戦闘機部門の実験中に機体が墜落し、パイロット一人が死亡。
すぐさま事故原因が発表されたが、規事業は暗礁に乗り上げてしまう。
航空機事故の裏側に隠された「真実」に、沢本が迫る。
彼女は四星工業の窮地を救えるのか。
四星工業航空機の設計者である著者が、「航空機事故の原因」というタブーに挑んだ傑作ミステリー。 -
事件を解決するのは、「特殊な専門性」を持つ七人の素人探偵たち!
「推定脅威」で松本清張賞を受賞した著者が放つ“新感覚・本格ミステリー”。
現代における「謎」は複雑すぎて、天才探偵が、たった一人で解決できる時代ではない!
理系作家が新たに提案するのは、「特殊な専門性」を持つ七人の素人探偵たちが、「理不尽すぎる謎」を解き明かす「新感覚の本格ミステリー」だ!
ミステリー作家の高沢のりおの周囲には、「謎」に満ちた事件が起きる。
小説家高沢は、自宅で何者かに殴られ、血を流して仰向けに倒れていた。
相談があるといって呼び出されていたデザイナーの倉崎や、ワイン評論家の鷺宮、編集者の小野寺らが、「美人の罠に陥った」小説家殴打事件の謎を解く。ほかにも、映像作家が仕組んだ五桁の暗号。警察官僚が挑む「消えた熱帯魚」の秘密。
酒に弱い美女を感涙させるスペシャルなワインセレクト法。
バラを愛する大御所作家に怒られた編集者のピンチ脱出法など。
キャラクターの魅力もさることながら、それぞれの短篇には、知れば必ず人に話したくなる「うんちく」が満載。
日常に潜んだ、理不尽な謎を解き明かすミステリー短篇を六篇収録。
『大相撲殺人事件』の小森健太朗氏も推薦!
「登場する作家・高沢のりおって、俺だよね!? この名探偵ものへの大胆な挑戦状を受けて立つ!」 -
地味部署社員たちの夢と意地を乗せて、新型戦闘機が飛び立つ!
『推定脅威』に続く松本清張賞受賞第一作の航空サスペンス
中堅の航空機メーカー、四星工業の女性技術者・沢本由佳は、社の主力製品である戦闘機「TF-1」を担当しながらも、自分の仕事に行き詰まりを感じていた。
業務は順調だが、仕事は煩雑なルーチンワークのみ。
もと技術者の恋人・倉崎から自分の焦燥感の理由を、「技術者の醍醐味は、新しい製品を開発することだから」と指摘され、沢本は社内で新規開発の機会を探り始める。
TF-1の過去の資料を調べた沢本は、かつて社の先達たちが目指し、挫折した計画を元にTF-1のリヴィジョン(改修開発)を提案する。
だが、計画の実現には防衛省との折衝や巨額の防衛予算の獲得など課題が山積。
社内の不正やライバル企業からの妨害も発覚する中、新型機は無事に大空へと飛び立つことができるのか!?
戦闘機設計の裏側にうずまく、民・官の思惑とは?
経験者にしか書けない、これまでなかったほどのリアルな航空サスペンス小説。
解説・吉野仁 -
エンジンメーカーで超音速エンジンプロジェクトが始動。本庄たち開発チームの奮闘で、国産初のアフターバーナーエンジンは最終の燃焼試験を迎えた。だが、試験終了直前に爆発が生じ、若手技術者が死亡。本庄は左遷され、プロジェクトは中止となる。チームは爆発原因を突き止めようと独自の調査を……。数々の妨害工作を叡智で乗り越え、エンジン完成のため死力を尽くす誇り高き技術者たちの熱き闘い。
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最強の無人機を開発せよ!
新設した防衛装備庁の肝入りで作られることになった高性能ドローン。
大手メーカー三社が関わり、完成間近までこぎつけたのだが――。
防衛庁vs大企業vsベンチャー。果たして最後に笑うのは誰だ?
大ヒット作『推定脅威』の著者による、渾身の最新作!
「自衛隊が武器として使わなくても、相手がそうとは限らない――」
マルチコプタードローンについて、防衛省の試験研究が始まった。
メーカー側に提示された目標スペックはシビアなものだったが、フリーランスのデザイナー倉崎が、画期的なアイデアを思いつく。
「すべてがリアルすぎる」との声、多数。
最強のものづくりエンターテインメント! -
2014年松本清張賞受賞作誰よりも戦闘機を知る著者が描く、理系ミステリーの決定版!自衛隊戦闘機「TF-1」が、スクランブル飛行中に墜落した。この異様な事故を受け、防衛省は機体を製造する浜松の航空機メーカー、四星工業にその検証を依頼する。四星工業では入社三年目の技術者、沢本由佳が上司の永田とともに業務にあたっていた。シミュレーションの結果、事故はパイロットの単純な誤操作によるものだと判断されたが、永田は沢本が言った何気ない一言が気になり、すでに会社を辞めてデザイナーをしている同期の倉崎に話を持ちかける。スクランブル発進した自衛隊機は、なぜ不可解な事故を起こしたのか?背後に浮かび上がるのは、「TF-1」設計時に官(防衛省)と民(航空機メーカー)がそれぞれ抱え込んでいた闇だった。
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