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GWコイン大還元祭

『斉藤 賢爾(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 国が推進する電子マネー。企業が覇権争いを繰り広げるキャッシュレスサービス。近年世間を騒がせた仮想通貨。浸透し始めたブロックチェーン。2019年、フィンテックという言葉のもとに、あらゆる場面の根幹にある「お金」のあり方が変わり始めた。インターネットと社会の関係を長年研究してきた著者は、この先「貨幣経済が衰退する可能性は高く、その未来にニューエコノミーが立ち上がる」と主張する。そこでは従来の貨幣文化のみならず、人類が構築してきた専門性や労働、さらに国家までも解体される対象になりうるという。お金が消えるのと同時に消滅する職業や学問とは? 「お金」が消滅した先でも変わらず価値を持つものとは? その先で私たちは何を歓びに生きるのか? この本を手に、混沌たる世界を進め!
  • 貨幣経済が終わるとき、企業も人も何を土台にビジネスをするのか、いま話題のブロックチェーンから展望する

    「貨幣経済が衰退する」──電子マネーやビットコインといったデジタルな通貨に置き換わるという話ではありません。「マネー」そのものが衰退するのです。読者のみなさんはそんなことはあり得ない、と思うかもしれません。しかし、貨幣は人と人との信用のうえに成り立っています。言わば、貨幣は信用の「代用品」です。もし代用品にすぎない貨幣のもつ力が失われていけば、信用が本来のかたちで息を吹き返してきます。そして、著者はそんな日が到来するのも、それほど遠くないと考えているのです。
     では、どうして貨幣の力が弱まるのでしょうか。さらに、貨幣の力が弱まり、信用が本来の姿を現すときには、いったい、どんな社会・技術が現れるというのでしょうか。
     本書は、インターネットと社会の研究者である著者が、ビットコインの中核技術であるブロックチェーンの仕組みを俎上に載せて、「信用」の問題を考察し、実際に起こるかもしれない近未来の社会や技術の変化を予見する一冊です。デジタル通貨への期待が過熱するなか、冷静に技術的課題と向き合い、新時代の経済システム像を展望します。
    【目次】
    プロローグ――貨幣経済は衰退しました
    第1章 ブロックチェーンって何だ?
     注目されるブロックチェーン
     ブロックチェーンとブラウン管は似ている?
     「証明」の手段としての新聞――すべてはタイムズ紙の見出しから始まった
     ビットコインの「問い」と「補題」 ほか
    第2章「信用」の歴史――口約束から契約へ、契約からコードへ
     心の理論
     原始の約束
     全体主義的農耕の始まり
     職業人という名の奴隷 ほか
    第3章「信用」と「裏切り」――ビザンチン将軍問題をめぐって
     ビザンチン将軍問題の背景
     ビザンチン将軍問題とはどんな問題か
     ビザンチン将軍問題を解く ─ 司令、攻撃やめるってよ ほか
    第4章 ブロックチェーンの可能性と不可能性
     応用可能性が花開いた
     続々と行われる実証実験――醒める狂騒
    人類史に残る新しい会社の出現
     地球規模オペレーティングシステム ほか
    第5章「信用」の新世紀 ─ 社会はどこに向かっていくのか
     「貨幣経済は衰退しました」のリアリティ
     貨幣と会計の変化
     「貨幣」と「専門分化」と「国家」が三つ巴で衰退する
     限界費用ゼロかつ専門未分化社会の衝撃 ほか
    エピローグ――フレンズ
  • お金が変われば社会が変わる! デジタル通貨の研究者がビットコインの仕組みからその課題までを解説

    2013年のMt.Gox社の経営破綻により、メディアをにぎわせた「ビットコイン」。しかし、Mt.Gox社は交換所のひとつであり、ビットコインのシステムが破綻したわけではありません。その後は懐疑と期待が入り交じったまま、デジタル通貨のひとつとして、ビットコインの存在感は増しています。では国民通貨がもつ合理性を超えて、ビットコインは我々によりよい社会をもたたらすのでしょうか。その議論は、ビットコインの仕組みをきちんと知ることから始まります。本書は、ビットコインの仕組みを詳しく解説し、その技術的特徴、設計思想を読み解きながら、ビットコインが抱える課題を浮き彫りにするとともに、未来の通貨はどうあるべきか、デジタル通貨の社会的役割を考えます。ビットコインの技術を理解し、その先にあるデジタル通貨の可能性やリスクについて議論するために、必要となる視点を提供します。
    【目次】
    はじめに
    第1章 ヒ?ットコインの仕組み
    1.1 ヒ?ットコインの全体像と技術の特徴
    1.2 フ?ロックチェインとマイニンク?
    1.3 取引とコイン
    1.4 ヒ?ットコインネットワーク
    1.5 この章のまとめ
    第2章 ヒ?ットコイン狂想曲―あの騒動は何た?ったのか
    2.1 2013 年はヒ?ットコインにとって節目の年
    2.2 Mt.Gox 社の経営破綻を振り返る
    2.3 サトシ・ナカモトは誰なのか
    2.4 この章のまとめ
    第3章 ヒ?ットコインの光と影
    3.1 ヒ?ットコインは社会の何を変えるか
    3.2 国民通貨との比較
    3.3 乖離する目的と設計
    3.4 ヒ?ットコインのリスク
    3.5 ヒ?ットコインとヒ?サ?ンチン将軍問題
    3.6 ヒ?ットコインとインターネット
    3.7 この章のまとめ
    第4章 テ?シ?タル通貨て?創る未来
    4.1 アルトコイン
    4.2 自動化される世界
    4.3 人間不在にならないテ?シ?タル通貨
    4.4 この章のまとめ
    おわりに ―デジタル市民社会のためのツールへ

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