『草野たき(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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家族の事情をきっかけに、志していたエリート中学の受験を諦めた中学2年生・海斗は、5歳児の弟・総也の面倒をみる毎日を過ごしている。未来への希望をもたず、心を開く友人もおらず、ひたすらイクメンライフに没頭し毎日を消化していた海斗だったが、あるとき保育園時代の幼馴染5人と嫌々ながら同窓会をすることに。総也をタテに、平穏な日々を守ろうとする海斗だったが……。滑稽で愛おしい14歳たちの迷走と成長を描く物語。
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それは、恋とは違う。
もっと神聖な気持ちだ。
私は神様を慕うように、ライトに夢中になったのだ。
だから、いつも、近くにいたかった。
誰よりも、そばにいて、もっと心を通わせたかった。
高校生になった今でも、あんなに誰かに夢中になることは、もう、二度とないだろうと思っている。
私にとってライトは、今でもそういう特別な存在だ。【菜摘】
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あの瞬間、僕の味方は、ライトだけだと思った。
この関係を絶対に大事にするんだと、切実に思ったことを僕は今でもよく覚えている。 【リク】
(本文より)
ライトは神様。ライトは天使。人間のふりをしているだけで本当は……。リクと菜摘はそれれのぞ心の中を瞬時に見抜いたライトに強烈に惹かれ友達になりたいと願う。そして、学校では互いに知らん顔、でも放課後はライトの家で集まる3人の秘密の友情関係が始まる。
1 リクの野望
2 菜摘の衝撃
3 リクの歓喜
4 菜摘の幸福
5 リクの絶望
6 菜摘の努力
7 リクの憂鬱
8 菜摘の後悔
9 リクの熟考
10菜摘の困惑
11 リクの暴露
12 菜摘の本心
13 リクの最悪
14 菜摘の変化
15 十七歳のリク
16 十七歳の菜摘 -
同級生の女子たちにもすんなりとなじめずに批判的な目で見てしまう。自分は自分と思いつつ、友達ともつながっていたい。昼休みにみんなの歌の伴奏をすることで存在感を持っていたが、ある日転校生がやってきた。彼はとても上手にピアノを弾くのを偶然見てしまった陽菜は自分の立場がなくなるのではと不安でしょうがない。初恋の切ない気持ちを描く。
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再び過去の世界へタイムスリップ!
『エレベーターは秘密のとびら』続編。リセ、再びタイムスリップ!過去で知る予想外のこととは?ピュアな初恋の結末に胸キュン間違いなしのハートフル・ファンタジー! -
あかりには、由香と桃子というふたりの「悪友」がいる。お互いに干渉しない、ドライで気軽な関係。だから、家族の悩みも恋の悩みもぜったいにいわない。だが、それは、小学校生活最後の思い出づくりで、チアダンスをするときめたときから、すこしずつ摩擦をおこし・・・。この友情、爆発寸前!? 人気YA作家が描く、過剰で繊細な女の子のリアル。
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「医者になれ」という父の遺言を守ってきた中3の明良。周囲の期待に応えるため、内心をひたすら隠してきて生きてきた。改めて自分と向かわなければならない時、何かが壊れ、その先に見えたものとは――? 瑞々しくもあたたかい極上の青春小説!
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「私が死ぬのはあなたのせい」気づかないうちに傷つけ、傷つけられて。でも、もう、自分を隠せない、だませない! ――「佳苗に会いたがっている」と担任の先生に頼まれ、不登校の春名に会うことになった佳苗。ところが、春名は、佳苗に復讐したいと言い出す。理由がわからない佳苗は、戸惑うばかり。しかもそれ以降、友人の絵里や周囲との関係もうまくいかなくなってしまう。真の友情の姿を、丁寧な心理描写を駆使して綴った感動作。
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女子3人、それぞれが抱える心の痛み。泣きたいくらいつらいのに、どうして泣けないんだろう? ――親友との関係に思い悩む、中学2年生の香緒(かお)。研究に熱中することで、なにかを忘れようとする、香緒のいとこで大学院生の知里(ちり)。一緒に住んでいた二人のもとに、知里の過去を知る、るう子が転がりこんでくる。奇妙な共同生活を送る中で、明らかになる三者三様の苦悩の正体とは? 第40回講談社児童文学新人賞受賞作品。
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かけがえのない居場所。そこが突然なくなるなんて……。YA(ヤングアダルト)の新たな旗手・草野たきが描く傑作長編! ――お気楽なソフトボール部のキャプテン、カズ。クールな高橋。坂本竜馬フリークの真樹。ちょっとエッチな田辺さんに、運動神経ゼロの矢部さん。愉快な仲間たちとの部活のかたわら、直斗との恋も絶好調。だけど、ハチミツのように甘かった中学生ライフが一変。真面目な1年生が入部して、立場がなくなってしまう。
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律子が一つ年上の幼なじみで、誰もがうらやむ彼氏、琢己とつきあうようになってちょうど一年になる。そんなある日、琢己の口から、小学生の時に引っ越して行ってしまったもう一人の幼なじみ、圭が琢己と同じ高校に通っていることを知らされる。圭の彼女と一緒に皆で久しぶりに会おうという琢己の提案に素直に喜ぶ律子だったが……。
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アンケート用紙に本音なんて書かない。それでも見えてくる、ややこしくて、ばからしくて、せつない、中3の胸に宿る思い。中学3年生の登場人物たちそれぞれが、学校や塾のアンケートに答えていくことで、自分のほんとうの気持ちに気づいていく。青春小説。
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