『学問、新井文彦(実用、新書)』の電子書籍一覧
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食べちゃだめ、触っちゃだめ……
森に息づくキュートでフシギな魔物
かわいい姿に毒を秘める、魅力あふれる毒きのこを43種掲載した写真集です。
きのこは熱狂的な人気を集める生きもので、写真集やガイドブックもたくさんありますが、
「毒きのこ」だけに焦点を当てた本は多くありません。
本書では、森にひそむ毒きのこのかわいらしい姿を写真で紹介しつつ、
ナゾだらけの生態について解説してゆきます。
また、コラムでは「芸術の中の毒きのこ」「毒きのこ事件簿」「中毒を起こさないために」などの雑学も紹介。
毒きのこの魅力が余すところなく楽しめる一冊です!
●致死量はほんの3グラム、真っ赤なカエンタケ
●『今昔物語集』に登場する光る毒きのこ、ツキヨタケ
●きのこは植物より動物に近い!?
●最強の「殺しの天使」ドクツルタケ
●宮沢賢治、小林一茶が描いた毒きのこ
●皇帝ネロの義理の父は毒きのこで暗殺された ……etc. -
謎の生きもの粘菌の入門書!
粘菌(変形菌)という生きものをご存知ですか?
この生きものは、動きまわって微生物などを捕食するアメーバ動物的状態を経て、きのこのように子実体を形成し、胞子で繁殖するなど、その一生の間に、あるときは動物的性質を、あるときは菌類的性質を持つ、動物でも、植物でも、菌類でもない不思議な生物です。
また粘菌は、知の巨人・南方熊楠が生涯を通じて研究した対象として知られていますが、他にも宮崎駿の漫画『風の谷のナウシカ』中に、物語の核となる生物としても登場しています。
最近では、北海道大学の中垣俊之教授らのグループによる粘菌研究が、イグノーベル賞を2度も受賞して大きな話題になりました。
そんな粘菌の魅力は、何と言っても、子実体の美しさ、かわいらしさです。赤、白、黄色、金属的光沢すらある金色や銀色など、色彩は多様、アイスバー型、まち針型、まんじゅう型、プレッツェル型など形もさまざま。一度見たら、強烈な印象が残るに違いありません。
また、アメーバが大きくなったような変形体も本当に興味深い存在。単細胞生物にもかかわらず知性の片鱗を見せるというのですから、多くの研究者を惹きつけてやまないのも納得です。
本書は、主に初心者に向けて、そんな粘菌の基本的な生態を解説するとともに、北海道や東北各地で撮影された本邦初公開の写真をカラーで多数掲載しました。
粘菌の姿や生態はもちろん、原始の姿を今に残す森の美しさも楽しめます。
いざ、どきどきわくわく間違いなしの、粘菌ワールドへ。
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