『トパーズノベルス、緒田涼歌(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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「僕は思ったんだよ。頑張って口説いても君はなびく気配がないし、既成事実を作ったほうが早いんじゃないかって」
アリアーヌは薬学博士クローヴィスの助手として働く才女だ。美醜を重視する国民の感覚を逆手に取り、夜会では醜い化粧で《引き立て令嬢》となり妹たちのお見合いを成功に導いている。彼女の過労を案じたクローヴィスは夜会に行かずともいいようにと結婚を申し込む。予期せぬプロポーズに迷うアリアーヌだったが、クローヴィスの想いは仕事熱心だからではなかったらしくて――天然口説き魔かと思いきや……どこから本気だったの? -
「私は、お前がいないと寂しいよ。寂しくて、悲しくて、きっともう生きてなどいけないだろう」
十三歳で捨てられてしまった元令嬢のメリッサは、それから五年「竜陛下」が治める獣人国の王城で、侍女として元気に楽しく暮らしていた。竜陛下ことであるグレンは父親のように接してくるが、人型のときの彼はあまりに美しいから、十八歳になったメリッサの乙女心は戸惑ってばかりだ。美しい人姿を持っていて、相変わらず子供扱いで構ってこられて、十八歳になった彼女は乙女としては困りどころだ。そんな彼女はしかしある夜、偶然にも竜陛下の発情期に居合わせ、彼の「つがい」になることを求められる。甘々に甘やかしてくるグレンとの時間に心地よさを覚えるメリッサだったが、二人の間にはやはり種族の壁があって……。 -
990円(税込)レーベル: トパーズノベルス出版社: アイデジタルパブリッシング
『悪役令嬢』アネットを助けてくれたのは、金と銀の双子王子様たち——どちらかを選べなんてそんなの無理!
ふたりの王子様のどちらかをなんて、わたしのキャラじゃない!——子爵令嬢アネットは、前世で遊んでいた乙女ゲーム『ラ・ブカツ!!』の記憶がない。それでも見えるパラメータ値に従うことによって幻の花を咲かせられた、けれど。アネットは悪役令嬢で、奇跡を起こしたことを認めてもらえない——救ってくれたのは『銀の王子様』だけれど、前世の影響でこの世界での居場所がないアネットを救ってくれたのは『金の王子様』なのだ。 -
「俺に任せろ。おまえは、おまえのすべては俺のものだ、俺が守ってやる。だから、怖がるな」
乙女ゲーム『ラ・ブカツ!!』の世界に悪役令嬢として転生してしまったミレイユ。破滅フラグへし折りのために主役・リディを追い落として攻略キャラ・エドワールを誘惑して結ばれなくてはいけない。破滅フラグをへし折るためだけに誘惑していたはずなのに、エドワールの圧倒的王子力に逆らえない! 甘いキスに抱擁に翻弄されエドワールに惹かれていくミレイユ。そんな中、彼の背負う闇に気づいてしまったミレイユは……。 -
『良い子で待ってろ、すぐ満たしてやる……』
大好きな翔とようやく結ばれて幸せな歌恋は謎の非通知着信に不安を感じるようになり、やがて黒服の男達に連れ去られる事件が起きる。彼らは岸本組の者達だった。岸本組組長の孫である樋口は祖父の力を使い歌恋を連れ去ったのだ。樋口に触れられ、絶体絶命の窮地を翔に救われるが!? -
「余計なことは考えるな。俺だけ見ていればいい」
雨森歌恋は、実家の洋菓子店を継ぐべく短期大学の食品学科に通う二年生だが、男性が苦手で初恋もまだだ。過去に兄を亡くした事件によってヤクザに対して恨みを抱いていたが、ある日、実家の店を訪れた客・高遠翔と出会い、惹かれ合っていく。彼がヤクザの若頭であることでくるしむが、男気と優しさに触れてやがて運命的な恋に落ち、結ばれる。高遠組の因縁の相手である岸本組とも決着をつけ、二人は幸せな未来を手に入れる -
「すみれさん。僕はずっとこうなる日を待っていました。こんな風にあなたが僕を求めてくれる日を」
ピアニストの持永栄と契約結婚をした田中すみれは、生活の中でしだいに彼への恋心を募らせていた。はじめはそれを素直に打ち明けられなかったものの、やがて二人の想いは通じ合う。一方、すみれの両親からは子作りを急かされるようになっていた。持永に相談したところ、彼は予想以上に乗り気で、貪欲に行為に及ぶようになる。そして、ピアニストとしてすみれの両親にも認められ、いよいよ彼を阻むものはなくなって……!? -
『いいえ、契約のうちです。あなたの献身的な行為は僕の作曲に深みを与えてくれます。それがどんな行為であっても』
音楽家たちが多く暮らすマンションに引っ越した田中すみれは、隣人でピアニストの持永栄の食生活を心配し、彼に食事を振る舞うようになる。あるとき、両親から持ちかけられた見合い話に悩んでいたすみれに、持永が契約結婚を提案する。自分を必要としてくれることを喜んだすみれは、それを承諾。しかし結婚生活をはじめたとたん、持永が体の関係を求めてくるようになる。すみれは彼を拒むが、内心では彼に惹かれはじめていて……!? -
「ぼんやりしてる暇はないだろ?こんな物欲しげに蜜を垂らしているんだから」
小説家、赤羽萌音は親の薦めで仕方なく行ったお見合いの相手、有名服飾メーカー課長の神田甚之助と二回目のデートで旅行に行くことに。滞在先ホテルで一週間、昼夜問わずに抱き尽くされる萌音は快楽の虜になり、勢いで彼との結婚を前提とした同棲を承諾する。それからというもの、アブノーマルなプレイに耽る萌音。しかし迫る原稿の〆切に、甚之助がある提案を出す。書き終わるまでお預け――だが、“待て”をされた身体は次第に火照っていき……!? -
「ああ、かわいいな。こっちもすっかり硬くなって……きれいな木の実みたいだ」
ホテルでコンシェルジュを目指す高坂彩奈は、旅先で日仏ハーフのドミニク藤堂と出会う。一緒にトラブルを解決し、意気投合して一夜を共にするが、本気になるのが怖くて別れてしまう。ところが出社すると、ドミニクが新任コンシェルジュとして現れる。セクハラ絡みの嫌がらせからかばい、フォローしてくれる彼に惹かれていく彩奈。二人は再び結ばれるが、ドミニクが買収目的で来日した世界的ホテルチェーンのCEOだと判明し――!? -
魅力的すぎる結愛の身体は罪だ。仕事中なのに、抑えられない。
大手スーパーのパート職員、山崎結愛は年下鬼上司の冴島奏太課長に絶賛片思い中。仕事中は少し怖いけど、テキパキと仕事をこなし、自分の意見をしっかり述べる。物おじしてしまう結愛は、彼を尊敬していた。妹の身代わりとしてお見合いに出ることになった結愛。なんとお見合い相手は、冴島課長だった。見合いの席なのに、いきなりキスされて、ホテルへ直行。そして仕事中にイケないことをする関係に……!? -
「どうか私を許さないで――君の純潔を奪い、それでもこんなに、君に溺れてしまう私を」
辺境の村に住むロザリーン・エリオネットは、ある日突然『魔女』として王都に連行される。異端審問にかけられる寸前に聖者と名高いアロイス・テーリンゲンに命を救われた。しかし安心したのも束の間、彼の邸宅に軟禁され激しく体を求められてしまう。最初は頑なだったロザリーンも次第に淫らに花開いていく。魔女と誹られた少女と、その魔女を愛してしまった聖者。二人の行く先に待つのは神罰か、それとも――。 -
『いいの? ここでやめて。我慢できなくて自分で慰める君の姿を見せてくれるというのなら、それも悪くはないけれど』
零落したソスピリ家の多額の負債を賄うため、ヴェスキア共和国ファルコ元首閣下の秘書を務めることになったジゼラは、愛人役も兼任するよう彼から直接言い渡される。女性と関わってこなかったという彼の手は、しかし積極的にジゼラの下半身へと伸びていく。ダンスの練習の際に、仕事中に。さらには船上でと繰り返される前戯。彼に犯されるのが日常と化す日々の中、ふと目にした文箱からは、生前の父と愛人との手紙が出てきて……!? -
踊り子の洵華は、皇子の李炎に見初められた。春は売らないという洵華を李炎は気に入り、神のために舞わせようとする。彼女の舞に惹かれて現れた神、二郎真君は洵華を連れ去ろうとし、李炎は彼と争う。自分を守ってくれた李炎に洵華は惹かれ、しかし重なり合うふたりの想いは、一筋縄で叶うものではなかった。隣国の皇子、子鵬。洵華を諦めない二郎真君。さまざまな男たちに翻弄されながら放浪する洵華が、最後に行きつくのは――?
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